メモのページ - チラシの裏メモ 3枚目

通信技術や気になった事を黙々とメモし続ける

FreeBSD 9.3から10.4へアップグレード

既にEOLな9.3にアップグレード後、カーネルパニックが頻繁に発生するようになった為、10.4(これもEOL)にアップグレードした際のメモ。
アップグレードの結果、カーネルパニックは発生しなくなった。
下記3.以降の内容はうろ覚えだが、数回pkg upgradeを実行したら正常にFluxboxが起動出来るようになった。

・当方の環境
機器: HP2133
(RAM: 1GB、HDD: SATA 160GB、CPU:VIA C7-M ULV 1.2GB)
OS: FreeBSD 9.3
Window Manager: Fluxbox

1. 以下のコマンドを打ち、10.4へのアップグレードを開始。

sudo freebsd-update upgrade -r 10.4-RELEASE

途中で does this look reasonable (y/N)? と聞かれる。yキーを叩きアップグレードを進める。
その後、自動で10,633個ものパッチがダウンロード、インストールされる。
自分の環境では約20分程で完了。
freebsd-update installの実行を促されたら、sudo付きで実行する。
最後にrebootの実行を促され、rebootをsudo付きで実行し、アップグレード自体はこれで完了。

再起動完了後、再度freebsd-update installコマンドを打ち、
「No updates are available to install」が出力される事を確認する。

2. 以下のコマンドを打ち、アップグレードが完了した事を確認。

% freebsd-version
10.4-RELEASE-p13

3. 早速、startxコマンドを打ちFluxboxを起動させようとすると...
以下のログを吐き、Fluxboxが起動しない。

shared object "libcrypto.so.6" not found

以下のコマンドを打ち、repository catalogueのアップデートとインストール済みのパッケージのアップグレードを実施。

sudo pkg update
sudo pkg upgrade

4. 再度、startxコマンドを打ちFluxboxの起動を試みるが、以下のログを吐きFluxboxが起動しない。

shared object "libarchive.so.5" not found

pkg updateコマンドとpkg upgradeコマンドを-fオプション付きで再度打ち、repository catalogueのアップデートとインストール済みのパッケージのアップグレードを実施。

5. またまたstartxコマンドを打ちFluxboxの起動を試みるが、以下のログを吐きFluxboxが起動しない。

shared object "libXmuu.so.1" not found

pkg updateコマンドとpkg upgradeコマンドを-fオプション付きで再度打ち、repository catalogueのアップデートとインストール済みのパッケージのアップグレードを実施。

6. startxコマンドを打ちFluxboxの起動を試みたら...今度は正常に起動出来た。

...暫くの間10.4で運用した後、今度は11.2にアップグレードする予定。