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幾時代かがありまして 引用誤用盗用当用日記 RSSフィード

2012-07-16

[]『ナチュリラ別冊 冷えとりガールのスタイルブック』(主婦と生活社、2010/2012-6)?★

(服)ケガって偶然と思いきや、必然なんですね。冷えとりの「毒出し」は、熱が出たり、湿しんが出たり、下痢をしたりというように、症状で出る場合もあるけれど、ケガで出ることもある。これは、体験しはじめないと、なかなかわかりづらいですが……。(p.91)

巻末近くにあった、進藤幸恵と服部みれいとの対談。

『幸せになる医術 これが本当の「冷えとり」の手引き書』にも書いたことだが、あまりにも奇跡のような事例を並べられると引いてしまうんだよね。ましてや、怪我、ってさ……。


2010-01-04

[]2009年に読んだ本のベスト10

はじめて本のベスト10を選んでみた。映画と違って2009年に発表になった作品から選ぶというわけにはいかないので(そんなに沢山は読めないので)、あくまで私が2009年に読んだ本の中からである。2009年の読書数(便宜上書籍単位で数えている)は100冊。マンガが32冊含まれているので一般書籍は68冊。

ベスト10は映画と同じように、その時の気持ちを重視して、直後にメモしていた★による評価によって機械的に選んだ(そうでもしないといつまでも悩み続けることになるんで)。

1 わたしを離さないで(カズオ・イシグロ、訳:土屋政雄

2 まほろ駅前多田便利軒三浦しをん

3 イッツ・オンリー・トーク(絲山秋子

4 村田エフェンディ滞土録(梨木香歩

5 漂流物(車谷長吉

6 対岸の彼女角田光代

7 夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦

8 サクリファイス近藤史恵

9 WATCHMEN ウォッチメンアラン・ムーアデイブ・ギボンズ、訳:石川裕人秋友克也、沖恭一郎、海法紀光

10 父の文章教室花村萬月

1は★★★★☆。2から10までは★★★★で、10からあふれてしまったのは、次の『ニート』(絲山秋子)と『私が語りはじめた彼は』(三浦しをん)。

つでながら★★★☆は『翼はいつまでも』(川上健一)、『ぐるりのこと』(梨木香歩)、『漱石の夏休み』(高島俊男)、『私の男』桜庭一樹)、『猫を抱いて象と泳ぐ』(小川洋子)、『ポストライムの舟』(津村記久子)、『君のためなら千回でも』(カーレド・ホッセイニ、訳:佐藤耕士)。

★★★は『パイロットフィッシュ』(大崎善生)、『邂逅の森』(熊谷達也)、『空中ブランコ』(奥田英朗)、『償い』(矢口敦子)『スコーレNo.4』(宮下奈都)、『家守綺譚』(梨木香歩)、『黄色い目の魚』(佐藤多佳子)、『八日目の蝉』(角田光代)、『貴婦人Aの蘇生』(小川洋子)、『イン・ザ・プール』(奥田英朗)、『鹽壺の匙』(車谷長吉)、『打ちのめされるようなすごい本』(米原万里)、『太宰治全集』8巻(太宰治)、『女盗賊プーラン』(プーラン・デヴィ、訳:武者圭子)、『日々の暮し方』(別役実)、『重力ピエロ』(伊坂幸太郎)。


いつもと違う内容になっているが、このブログは私の読書メモでもあるので、こんなのもいいかな、と。

もっとも読んだ本のほとんどは、家人が図書館から借りてきたものを便乗読みした(今年もこれは変わりそうもない。上記の中で自分から読んだ本は6冊しかない)主体性のない選択であって、映画をタダ券で消化しているのと似た、まったくあきれかえってしまうやり方であることをお断りしておく(だから何なのさ、ですが)。

2008-11-27

[]裁判員候補者名簿に登録された方には、この封筒が届きます。

来年の5月21日にはじまるという裁判員制度の新聞全面広告(24日)にあった文面。「登録された方」と言われても、登録した覚えなどないのに、と「登録されてしまった方」は思うんじゃないかな。って、そういう意味じゃないですね。はい。日本語ってややこしい。

興味としては多いにあるんだが、やだな、裁判員になるのは。

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2008-11-21

[]今年六月に父が永眠いたしましたため

新年のご挨拶を申し上げるべきところ

喪中につきご遠慮させていただきます

今年もはや、年賀状を用意する時期(商売的に。私自身はたいてい年明けに書くことが多い)となった。ということは喪中葉書の時期でもある。

引用は、H社という紙製品会社の喪中葉書の見本帳にある定型文の1つだが、今年もらった見本帳にもまだこれが載っていた。H社と取引するようになってそろそろ10年くらいにはなると思うのだが、それ以来毎年、これを見る度に、落ち着かない気分になる。

そもそも私は喪中葉書というやつが嫌いで、出したことがない。こんな文章のは論外にしても、「ご挨拶をご遠慮申し上げ」ちゃっといて(社会的常識もないので、こういう文も嫌いなのだ)、自分はくどくどと挨拶してるのが多いんだもの。いや、もちろんお目出度い挨拶はせんでくれってことなんだろうけど。

というかさー、いいじゃん。おめでとー、で。年も明けることだし。11月や12月のことだと、そう単純ではないかもしれないが、でも喪中葉書なんて、対外的なものなんだから。

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2008-10-14

[]鬼若とは武蔵坊弁慶が寺の稚児であった時の幼名。比叡山の古池に棲み、通りかかる者に害をなすという巨大な物体を三枚続の画面いっぱいに描く国芳のワイドスクリーン型の図としては早い時期の作。鬼若の括り袴や乳母・飛鳥の着物の紫、鯉の眼球の黄など褪色しやすい色が非常によく保たれている。

江戸東京博物館『ボストン美術館浮世絵名品展』の歌川国芳「(鬼若丸の鯉退治)」の説明文

12日に江戸東京博物館行ってきた。本物の浮世絵は北斎のものをまとめて見たことがあるくらいだったので、「初期から幕末までの華麗なる浮世絵の歴史を概観」できるこの展覧会には、感激しまくりだった。すごいよ、浮世絵!

http://yko-tksw.hp.infoseek.co.jp/kaigatohaiku/kuniyoshi/u-110.jpg

鬼若丸の鯉退治 歌川国芳(1797-1861)弘化2年(1845)頃 大判錦絵三枚続 この画像は、『ボストン美術館浮世絵名品展』に展示されていたものとは印象が少し違って見えるのだが、参考ということで。

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