ここ20年間ほどは、同じ形の手帳を使っています。
B-5版でけっこう大きいのですが、使い勝手から言って、これが一番。
この手帳に、予定に関することはすべて書き込んでいきます。
必要なコピーもペタペタ貼っていくので、年末近くになると、相当重い手帳になります。

若い頃の内容を見ると「よくまあこれだけ予定を入れているなあ」と感心してしまいます。
ちなみに15年ほど前の手帳を覗いてみたら、売上も人員も経費も今の倍の規模でした。
いつも何かに追いかけられているような毎日だったように思います。

『超手帳法』(野口悠紀雄講談社・1,300円)を読みました。
この手の本は、内容が幼稚なことが多いのですが、この本はものすごく中身が充実していました。
「仕事をバンバンこなしていくには、どうしていくのか」の哲学の部分と、戦略と戦術が書かれています。

野口悠紀雄さんや渡部昇一先生や鍵山秀三郎先生など、それぞれタイプは違うのですが、共通していることは「仕事人間」であること。
何だかんだといっても、結局この世は仕事人間が支えているのです。
仕事を楽しんでいるのか、嫌々ながらやっているのかでは、天国と地獄の差です。
仕事を楽しんでやっていくのが、真の仕事人間だと思っています。