市倉定先生が「社長はとにかく外へ出なければいけない。会社には週に1回出るだけでよい」とよくおっしゃっていました。
ちなみに、赤字会社の社長は月に1回しか会社に出てきてはいけないそうです。
会社にばかりいる社長のことを「穴熊社長」といい、時代の流れを読むことが出来ない社長不適格の大きな要因として挙げておられました。
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卑近な例で考えます。
90年バブルの崩壊で、私も不動産業者の例に漏れず、散々苦しみました。
もし仮に、バブルの発生と崩壊が事前に分かっていたとしたら、大儲けしたはずです。
少なくとも大損はしなかったでしょう。
バブルの発生も、また崩壊も、その兆しが必ずあったはずです。
それに気がつくか見落とすかで、天国と地獄が分かれます。
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その兆しを知るには、やはり3つしか方法がないと思うのです。
一つは本を読む(新聞や雑誌も含まれるかもしれません)。
もう一つは外へ出る。
実際、私の知っている優秀な不動産の仲間は、いろんなところへ出かけて勉強しています。
そして最後は熟考する。
沈思黙考もインスピレーションも、その中に含まれます。
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ここ数年はあまりに忙しくて、外に出かけるということが、ほとんどありませんでした。
ネットワーク88の勉強会で、月に一度東京に出かけていますが、これなども勉強にかこつけて、むりやり東京へ自分を送り出す意味合いもあります。
これからは、もっともっといろんなところへ、ブラブラと出かけたいと思うのです。