「知」を「冨」に変える

お盆休みを1週間ほど取っていました。
薄々予想はしていたのですが、時間がこれほど早く過ぎていくとは「げに恐ろしき」現象であります。
お盆休みはどこにも出かけず、家で知的作業に没頭していました。
計画していたことは大体達成できたように思います。

1か月ぐらいの休みがあっても、全く飽きずにいられる自信がつきました。
本も30冊ぐらいは読んだので、まあまあです。
「プロジェクトN」(新しい本の出版)のための原稿書きに時間を割かなければいけなかったのですが、もし読書三昧でよいのであれば、もう20冊ぐらいは読めていたような気がします。

私はずっと仕事人間できたのですが、ここにきて仕事の質が変わってきました。
知的なものを追求しながら、そこから富を生み出すことを目指しています。
その一つは既存の業務の効率化です。
売上げは一定でも、もっと省力化やコストダウンが図れるはずです。

ありがたいことに、今は売上げが安定しています。
逆に言えば急激な売上げ増は見込みにくいということでもあるのですが、パフォーマンスを下げずにコストダウンに成功すれば、それだけ利益が増えるということになります。

知を富に変えるもう一つの手法は「インベストメント」。
つまり投資です。
私は生涯を通じて投資は不動産と株に限定しようと思っています。
その2つだけなら何とかやって行けそうですが、それ以上に手を広げると、時間的能力的に不可能です。
「投資」というと胡散臭いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、成熟社会には必ず必要になってくるものだと思うのです。

どれぐらい必要かと言えば、ちょうど「英語」くらいではないでしょうか。
普通の日本人にとっては、日常生活で英語が必要なことはほとんどないのですが、英語をマスターすると急に世界が開けてきます。
投資の知識を得ると、やはり人生が開けてくるのです。

私は不動産の世界に40年近くドップリと浸かっているので、一応不動産のプロだと自認しています。
しかし株については全くの素人でした。
株の本を読むと書いてあることなのですが、勉強も何もせず株式投資を始めると、やはり失敗する確率が極めて高いのです(自分でも体験済みです)。
しかし勉強すればするほど失敗の確率が低くなっていきます。
ちょっと本気で「投資」を勉強してみようと思っているのです。