会食でアイデアをゲットする

たまに妻が旅行に行き、ビートと2人だけになることがあります。
そういう時は夜の散歩も私が連れていきます(普段は朝の散歩は私、夕方の散歩は妻)。
ウェブレッスンと夕食をすませたら、その日の読書はギブアップし、ビートと一緒に散歩に出ます。

毎朝の散歩コースとは違う道を行くので、ビートもいつもより興奮しています。
私も普段行く機会の少ない場所を通るので、新しい発見や街の変化を探知することができます。
男1人で夜の街を当てもなく歩いていると不審がられますが「犬連れ」だとO.K.です。

ビートと一緒だと、どこまででも歩いて行ける気がするから不思議です。
実際、ハッと気がついたら2時間近く歩いていたということは“しょっちゅう”です。
散歩から帰ると読書をすっ飛ばして、シャワーを浴び、ビールを飲んで寝てしまうパターンが多いのです。

話題が変わります。
最近は異業種交流会や同業者の会合に出かけることがめっきり少なくなりました。
若い頃は20くらいの会に入っており、ほとんど毎日外で食事をしていました。
そういうことをしていてプラスになったかと言えば、投下時間や投下費用に対し、得られたものは少なかったように思います。

たまに性根のよくない人と接したりすると、逆に悪い影響を受けたりします。
100億円もの会社のお金をカジノでなくしてしまい、逮捕された上場会社の経営者がいました。
収監される前に本まで出して、その顛末を書いていたので、私も興味半分で買って読みました。

2代目の経営者たちの中には「不良仲間」と言ってもいいような、つながり方をしている人たちもいることを知りました。
そんな仲間たちが実名で書かれていたのですが、その中には既に会社を倒産させた人もいます(当然でしょ)。

最近は会合に出ない代わりに、「これと思える」人を食事にお誘いし、いろんなことを教えてもらうことにしています。
たいてい私の方が年上なので、私からお誘いし、食事をご馳走してもおかしくないのです。
これもまた年を重ねるメリットの一つです。

本の著者や、セミナーの講師で「スゴイ!」と思える人がいたら、フィーを支払ってでも経営相談に乗ってもらいます。
この場合「費用対効率」や「時間対効率」は抜群です。
一度、実に大したことがない経営コンサルタントを(間違って)食事に誘ってしまったことがあるのですが、失敗はそれぐらいです。