第１回阪神カップ（ＧⅡ）予想
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引退したテレグノシスで感じたのだが一度勝ち方を忘れた馬が復活する事はケガなどで長期休養した馬を除くとかなり大変であるという事。例えば．．．．．．．．．．
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2006年12月17日（日）15:45発走
第１回阪神カップ（ＧⅡ）
今年から行なわれる阪神カップ。ＧⅡの中でも賞金が高い事を売りにしている様子。どうせなら思い切ってＧⅠにすればいいのに．．．．．それよりも阪神カップってネーミングがかなりかっこ悪い気がする。タイガースを応援するレースなのか？
では早速予想を．．．．．今回勝負になると思う馬は８頭。オリジナル指数順に最終評価をして行きます。
⑱オレ？ハマッテルゼ！
大外枠、マイルチャンピオンシップを使わないローテーション、馬自身が終わっている可能性がある事の３つが不安要素。大外枠に関してはこの馬の戦法が前でレースをするタイプなので、ゲートが上手く出れれば克服は可能だが、不安は消せない。ローテーションは陣営がマイル戦では足りないと判断して、優勝賞金が高いこのＧⅡを選んだとすれば問題無し．．．．．３番目の終わっている可能性なんだが．．．．．否定出来ないんだよなぁ。近２走がそれを物語っている気もする。まぁ敗因が馬体が減りすぎていた事とすれば今回馬体を戻せば充分勝負になる。実績は上だし、１４００ｍも向いている。ここで無ければ終わりでもイイだろうね。
そうなると枠番、大外枠だけが問題だな。今回が関東の競馬場ならまだしも、関西のコースで関東のヨシトミ先生が鞍乗の上位人気の馬をキッチリと乗る事を義務付けられた関西の騎手が楽に乗らせるとは思えない。しかも隣りの枠は単勝最低人気の外人騎手。何するか全く読めない。
まぁ展開で考えるとヨシトミ先生が先行する為に、スタート後に思いのほか脚を使ってしまい、最後は坂でタレる姿が有力だな。頑張って２着、３着までか？
⑩フサイチリシャール
サスガに人気が落ちてきた。フサイチ軍団というだけで馬券は売れるので、余計に人気先行になり易いからね。まぁ良血馬が多い事も理由だろうケドね。
で、この馬に関しては近２走のダートで結構期待されたのだが案外な成績に終わった。ただこの２走は正直無視してもいい気がする。前走のダート２１００ｍは距離が厳しい、前々走のダート１６００ｍは中途半端に抑えずぎたと思う。で、今回は乗りなれた祐一に手綱が戻る。ヨカッタ頃のイメージで乗れれば今の阪神は合うとは思う。問題は馬自身に走る気持ちが戻っているかどうか？ここ２走の特に武蔵野Ｓでは馬に全く走る気が無かったと思う。今回は．．．．．ヒモ止まり。
⑦プリサイスマシーン
評価はフサイチリシャールとほとんど差が無い。枠も悪く無いし、脚質的にも問題無し。過去の阪神競馬場では２着１回だけであまり良績を残しているとは言えないが、今回は距離が１４００ｍでこの馬向きと思えるので、かなり前向きな軸馬候補。
⑬マイネルスケルツィ
前走が結構頑張ったんだよね。右回りは問題無し、鞍乗も豊クンならマイナスにはならない。マイナス材料は初距離と外枠。ただし枠番は隣の馬が前で戦わないタイプの馬なので、ゲートを上手く出られれば、フサイチリシャールの隣につけて、前目でレースを進められる可能性はある。そうすれば外枠は克服可能。あとは１４００ｍという距離だが、やはり初距離なんでマイナスとしたいので、ヒモ馬止まり。
①ステキシンスケクン
スプリンターズＳで◎をつけて、恥ずかしい思いをした馬。今回バッサリと．．．．．出来ないなぁ。単騎逃げはこの馬の可能性がかなり高いし、内枠は有利だし、走り方から見れば阪神コースは向いているハズ。しかも鞍乗は空気を読めないルメール。記念すべき第１回阪神カップの優勝は日本人騎手に勝たせたい主催者の隠れた意向もありそうなんだが、実は優勝騎手になりやすいのはコイツみたいなタイプ。問題はヤル気の無い大逃を打ってレースをグチャグチャするのは勘弁して欲しい。エリザベス女王杯みたいにね。まぁ条件的には軸馬候補。
⑧コスモシンドラー
この馬はチカラは間違いなく重賞級なハズ。絶対に憶えておいた方がイイ馬。ただし今回は阪神というコースがこの馬に向いていない可能性の方が高い。鞍乗の幸四郎も今の阪神では不安材料のひとつでしかないし．．．．．実力的には軸馬候補なんだが、今回はあっても２着、３着まで。
⑯シンボリグラン
レース前のイメージでは本命候補だったのだが、データ上のランクは結構低かった。理由を調べたら特筆すべき事が無い事が指数が上がらなかったようだ。まぁデータを信じても２着、３着まで。
⑪アサクサデンエン
前走があまりにもショッパイレースだった。急遽乗り替わりになった勝春は信じられないくらいにショッパイ騎乗をしてくれた。道中は前に馬をおかない中段の位置で２着になったスイフトカレントの前を気分よく走っていた。しかし最終コーナーを廻る時は悲しいくらいに馬を外にブン廻してくれた。誰かが指示を出しているんじゃねーのか？って真剣に思ったくらい。あれだけ外に廻して、しかも絶対にヨレる事がわかっている五十嵐のコスモバルクの後ろにつけた。当然のようにバルクに寄られて、後ろから来たスイープトウショウにも外から寄られて．．．．．本当に悲しいくらいにヘタクソだった。ただ今回は鞍乗は藤田番長に戻る。当然デンエンにとってはプラスである。番長は阪神マイルは乗れているのもプラス。勝ち負けハッキリしている左回りに比べて安定したチカラをだせる左回りの阪神もこの馬向き、距離の１４００ｍも今のこの馬にはベスト。
ではこの馬の最大の問題は．．．．．１年半以上勝利が無い事。馬が終わっている可能性が高い。
引退したテレグノシスで感じたのだが一度勝ち方を忘れた馬が復活する事はケガなどで長期休養した馬を除くとかなり大変であるという事。例えば海外のレースで勝つなどの環境を変えたり、芝→ダートへ路線変更したり、距離を変えてみたりなどと馬に対して何らかの刺激があれば変わる可能性もあるのだが、同じような距離を走り続けさせるとなかなか復活しにくい。
ただし馬券を買う側は基本的にはレース結果というファクターでしか馬券を買えないのである。これが大問題！未来は見えないからネ。しかし競馬予想は未来に起こる事を予想するのである。ここが難しいところ。だから競馬予想は同じ間違いを繰り返すのである！！！！！！！！
って、凄く長くなったが、結果的に何が言いたいのかと今のこの馬は軸馬には出来ないという事で、ヒモ馬としても２着、３着止まりであるという事が言いたかっただけです。
軸馬候補として残ったのは⑦プリサイスマシーンと①ステキシンスケクンの２頭。ふむ．．．．．展開が有利なシンスケクンか？松岡騎手のケガにより急遽乗り替わりになった安藤サンのプリサイスマシーンか？甲乙付け辛いのだが印を無理矢理つけるとすれば◎⑦プリサイスマシーン、○①ステキシンスケクンになるかなぁ。最終的な決断理由は必ず逃げなくてはならない馬とそれなりに先行すれば良いという馬との作戦の違いだな。ルメールはテキの指示もあるはずだから、必ず逃げなくてはならないだろうからね。逆に安藤サンは乗り替わりだし、ある程度気楽に乗れるのも良いからね。今回はこの⑦⇔①で勝負したい。３連単で買うならヒモ馬候補を全て３着付け。もしくは３連複①⑦２頭軸。
では第１回阪神カップの優勝は．．．．．クリストフ・ルメー．．．．．ではなく、安藤勝己騎手騎乗のプリサイスマシーンです！という表彰式を見る事にしよう！（空気が読めないルメールが最近キライなんだけどね。）
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今回の買い目
第１回阪神カップ（ＧⅡ）
◎⑦プリサイスマシーン
○①ステキシンスケクン
３着ヒモ候補
△⑧コスモシンドラー
△⑩フサイチリシャール
△⑪アサクサデンエン
△⑬マイネルスケルツィ
△⑯シンボリグラン
△⑱オレ？ハマッテルゼ！
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一応、中山も．．．．．
第23回フェアリーステークス（ＧⅢ）
芝・右・外 1200m サラ系2歳 オープン
◎⑮クーヴェルチュール
○④シベリアンクラシカ
▲⑦カノヤザクラ
△⑧デュークラヴィング
基本的には⑮は固いと思う。鞍乗も後藤ならどうにかなるでしょ。ここを勝てば次走の鞍乗は典チャンか？⑦も前走のヘッポコ騎手が乗り変わったは間違いなくプラス。ただ２才牝馬だけに安定して走れるとも限らないので、一応馬単の裏表でも馬券は買う。楽しみなのは④と⑧の一発。
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