Visual Studio Code で Ruby を何とかして書けるようにする

Visual Studio Code を触り始めたのでメモ
https://www.visualstudio.com/ja-jp/products/code-vs.aspx

extension をインストール

デフォルトでは Ruby の設定が入っていないので extension をインストールします。

https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=rebornix.Ruby

ext install ruby

Chocolatey で Ruby を入手

最近流行りの Windows パッケージ管理ツール Chocolatey がインストールされていることを前提に進めます。

Chocolatey で Ruby 本体と後で必要になる DevKit を入れます。

> cinst ruby ruby2.devkit

DevKit の設定

Visual Studio CodeRuby の利用設定をする時に ruby-debug-ide という gem パッケージが必要となるのですが、このパッケージはネイティブコードを含むのでインストールするためにはビルドが必要となります。
そのビルドを Windows 上でできるようにするためのツールが DevKit です。

Ruby 本体と DevKit は C:\tools にインストールされます。
この本体と DevKit を連携させるための設定を行わないと、 ruby-debug-ide を gem install したときにビルドが失敗するのでコマンドプロンプトで設定を行います。

> cd C:\tools\DevKit2
> ruby dk.rb init

init すると config.yml が生成されるのでメモ帳で編集します。

> notepad.exe config.yml

内容に以下の行を追加し、Ruby 本体がどこにあるのかを config に指定してください。

- C:/tools/ruby23

config.yml の編集が終わったら連携設定をします。エラーが出なければ設定完了です。

> ruby dk.rb install

gem パッケージのインストール

> gem install ruby-debug-ide debase


ひとまずこれで動くはず。

2016/06/12 追記
設定してみたけれども autocomplete がまだ実装されておらず、まだまだ発展途上といったところ。
DevKit の設定を入れて頑張ってにも関わらず、rdebug がサーバーが LISTEN できず動かなくて泣きそう。

.vscode/settings.json に記述するとコードの保存時に lint が働いて波線で警告してくれる。

{
    "ruby.lint": {
        "reek": false,
        "rubocop": true,
        "ruby": true, //Runs ruby -wc
        "fasterer": false,
        "debride": false,
        "ruby-lint": true
    }
}

パッケージは別途自分で入れておく。

> gem install rubocop ruby-lint