陽気なギャングが地球を回す

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

出版社 / 著者からの内容紹介
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!

内容(「BOOK」データベースより)
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。

これでたぶん、アンソロジーを除くと文庫になった伊坂幸太郎の作品は全部読んだはず。
個人的には、最近文庫化になった、伊坂作品をあまり楽しむことが出来なかったので、伊坂さんの小説はぼくには、あまり合わないんじゃないかとは思い始めていたので、この作品を読むのをためらっていたんだけど、今月にこの作品の続編が出るので、とりあえず1作目だけでも試しに読んでみようと思い切ることが出来た。
そして読んでみたら、読み初めから物語に引き込まれて、ほとんど一気に読んでしまった。
最近、あまり小説1冊を一気に読めなかったので、久しぶりに物語に引き込まれるような楽しさを味わえた。