緑の家 下

緑の家(下) (岩波文庫)

緑の家(下) (岩波文庫)

内容紹介
インディオを手下に従えて他部族の略奪を繰り返す日本人、アマゾン奥地の村の尼僧院で暮らすインディオの少女、砂の降りしきる町に流れ着き、娼館「緑の家」を建てる盲目のハープ弾き……。広大なペルー・アマゾンを舞台に、さまざまな人間たちの姿と現実を浮かび上がらせる、物語の壮大な交響楽。現代ラテンアメリカ文学の傑作。(全2冊)

上巻を読み終えてから下巻を読み終えるまでに1月もかかってしまった。その間にバルガス・リョサノーベル賞を受賞したりして、基本的に天邪鬼だからその時点で読み始めていないとこんな長さの作品は読み始めるのかなり遅れていただろうって言うのがあるので、ある程度読み進めていてよかった。久しぶりに文学作品を読み終えたけど、文学作品は文学作品で面白いよなあ、と改めて思った。でも、こういったものは1冊読み終えるのに時間がかかるから、少ししか読めないけど。『メイスン&ディクスン』も購入してからまだ1ページも読み進めていないので、早く読まなきゃな。