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deku_decさんの読書メーター
 

2012-12-21 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) フルメタル・パニック

ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) フルメタル・パニック

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内容(「BOOK」データベースより)

大きな犠牲を出しながら、ついに飛び立ったフル装備の“レーバテイン”と相良宗介。強力な敵の迎撃部隊を突破し、かなめが待つメリダ島最深部へ着実に近づいていた。だが、新兵器を装備したレナードが駈る“ベリアル”が出現。切り札の“妖精の羽”も破壊されピンチに陥る。一方、核ミサイルの発射を防ぐため、宗介たちとは別行動をとるマオとクルーゾーも、絶望的な状況に陥っていた。全面核戦争による世界滅亡のカウントダウンが始まる中、彼らに起死回生の秘策はあるのか!?そして宗介とかなめが交わした、あの日の約束は永遠に成就しないのか!?SFミリタリーアクションの金字塔ついに完結。


 これで、本編の感想を書くのは終わり。案外早かったな、と全然と終わらないという意識が強かったので、そう思ったが、今年中に書き終わらないかもなあ、と冗談交じりにいっていて、実際に書き終わったのが10月だから全然早くはないな(苦笑)。

 『君を追いかけて一年間』(P13)あら、そんなに時間が経過していたのか。いや、組織がほとんど壊滅的になってから、こうして相手を邪魔しに来れるまでに一年でふたたびそこまで戻してきたのは驚異的だが。宗介が長広舌をふるい、もう迷わず、躊躇わないことを宣言したのは、安心したわ。最終決戦のさなかでまだ迷っているのでは、活躍できなそうだからね。

『あたしたちが求めてるのは、もっと優しくて繊細な世界。ただそれだけなの。癒しと調和と透明感があって、それでいて鮮やかな――』(P18)ウィスパードがいないだけの時間軸に戻すだけなのに、やけに大げさな表現で、ちょっと失笑がこぼれる、だからこそ宗介が「だまれ」とあっさり切って捨てたのは爽快感すら覚えるよ。

『ブラック・テクノロジーは50年、100年先の未来人からもたらされたものではない。いまこのときから一八年前に送られた。何度も何度も、数え切れないほど、この一八年間が繰り返された挙句に、ここまで発達してきたのだと推測される。』(P97)ループ物(という名称でいいのかわからんが)の要素まであったのか、このシリーズの設定には。

 マデューカスが手榴弾をはじき返したシーン、めちゃくちゃ格好良くて、すごい好きなシーンだ。

 おお、クルツ復活、クルツ復活!ぎりぎりで来て戦線復帰なんてまるでヒーローのようだ、ありがちな比喩だが、あいにく語彙が乏しいので他の言葉が思い浮かばんのだ。

 ボーダも生きておったか。

 エピローグで宗介がごくあっさりと米軍基地から脱出してきたのには笑った。

 シリーズ本編はこれで読み終えたが、やっぱり名作なぞと呼ばれるだけあって面白かった。

2012-11-24 ずっと、スタンド・バイ・ミー 上 フルメタル・パニック

ずっと、スタンド・バイ・ミー 上 フルメタル・パニック

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内容(「BOOK」データベースより)

ソ連の秘密都市“ヤムスク11”で明らかになったのは、この世界が『時間災害』によって生まれた歪んだ世界だという衝撃の事実。だが、宗介にとってもっと重大な事態が起こっていた。さまざまな苦難の末に再会したかなめに異変が起きていたのだ。宗介に向け銃を発砲したかなめは、歪んだ世界を元に戻すべく宿敵であるはずのレナードと共に姿を消してしまう。二人の行方は追う宗介たち“ミスリル”の生き残りメンバー。最後の決戦の地は皮肉にもかつての古巣メリダ島。全面核戦争による世界滅亡のカウントダウンが始まる中、最後のミッションがスタートする!SFアクションの金字塔ついにクライマックス。

 あいかわらず、感想を書くのが進まないが、終わりが見えてきたな。というか、発売してから2年と建ってないのに新装版が出ているみたいね。(追記)と、思っていたらKindle版だった恥ずかしい、「(新装版)」なんて付いているから悪いと思いまーす(責任転嫁)。

 アマルガム、最初は高潔な理想を持っていたが時を経るたび、既得権益を守ることが主体に。というか、人類の未来云々という高潔で抽象的な理念だけで何かしら益がないと、早晩腐敗することは結成されたときから目に見えていたように思う。まあ、天才たちであっても、そんな高潔な理念と自分たちが実際に動かせるということに酔っていたということかな、逆に天才だからこそそんな個々の能力と良心頼りな組織にしたのかもしれないけど、案外実務家が混じっていたほうがよい結果になったかもね。ま、結果論での感想だといわれればそうだけど。

 宗介、アルが設定を迷って口に出した瞬間から次々に変えようとするのに、呆れてたような目のイラスト、今まであまり見たことのないような表情だけどいいね。

 自分ら(ウィスパード)は、歴史改変したあとの世界に現在の意識や記憶を持ち込めるのか、レナードは母に売られ(妹を助けるため、生贄にされ)かけたという事実を忘れたい、それ以前に戻りたいというセンチメンタルな理由もあるかとおもったが、それは全く無いということか。それなら多少は(本当に多少は)、同情しないでもなかったのだが、もう同情の余地なし。いや、もし、たとえ母がそのような状況のときに裏切った、それは移行した後でも変わらない(同じ状況になったら、そうするだろうと解っていても)、でもその世界軸の事実として、そのようなことはなかったとなっているなら、自分も気にしないし許そうなどといういじましい気持ちならいいけど。

 そして、いよいよ最後の決戦へ!

 クルツ、実は生きていたのか!良かった、普通こうして死んだ人が実は生存していたという展開は醒めることが多いんですけど、前巻から大分間が開いているし、それにクルツには死んでほしくないという気持ちも強く持っていたので、純粋に嬉しい。

2012-10-30 せまるニック・オブ・タイム フルメタル・パニック

せまるニック・オブ・タイム フルメタル・パニック

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内容(「BOOK」データベースより)

宗介の操縦する新型AS“レーバテイン”の活躍により、ニケーロでの戦闘に勝利した“デ・ダナン”のクルーたちは、各地に散らばる“ミスリル”のメンバーを救出し戦力回復に努めていた―それと並行して、テッサはとある情報の入手を急がせる。“アマルガム”の脅威が去らぬ危機的状況のなかにあって、彼女がそこまで執着するその内容とは?いま、現代の技術水準をはるかに超える“ブラック・テクノロジー”をもたらした“ウィスパード”の真実が明らかにされる!!彼らが誕生した秘密を探るうちに浮かび上がる“世界を変えてしまった事件”の封印された記憶…宗介たちが“はじまりの地”で最大の謎にせまる。

 クルツとマオ、くっついたか。ついに〜なのか、思いがけずなのかはそっちの関係に格別な関心を持ってみていたわけでもないから(連続でポンポンと読んでいたというのもあり)わからんけど。

 現実と厳格が交錯したシーン、これはわけわかんね。なんかSF的な戦いだなあ、まあ、ロボット(あれ、中に人が乗っていたらロボットと違うんだったっけ?)出ている時点でSFなのかもしれないが、戦闘シーン以外でSF的な要素が前面に出ていることは稀だからちょっと今までのこのシリーズのイメージと違って驚いた。

 かなめ、レモンにつっこまれて、自分が何も考えずに行動したことに気がついて、憂愁な雰囲気でいたのが、ようやく普段のかなめに戻ってきたね。

 レナード、宗介もイメージ変わったと感じているようだが、キザであるよりこんな感じの方がいいね、まあ、立場的(敵キャラだから)に到底好きに離れんけどなww

 「本来の世界」なんていうものに拘泥して、新たに死者の生産をしている、元に戻そうとする行為で、自分が「本来の歴史」に戻そうとしているのに、「本来の歴史」ではありえない死者を生産していると言うのが皮肉だ。と思ったら、現在を抹消して本来の歴史に上書きされるのね。まあ、それなら、ありかな?ただ、そのあいだに例えば「本来の歴史」にはない子供が生まれたとしたら、そういう人たちを全員殺すと言うことになるから、絶対反対。本来の歴史軸があるんなら、あるでいいけど、もう分岐してしまったものを、本来の歴史で上書きするのは、現在生きているひとの十何年かをすべて抹消、殺しきることだからね。上書きできるってことは別のどこかで「本来の歴史」もある(現在の世界とは関わりなく、別の存在として現実に存在している)ってことだから、あるということを確信しているなら現在の世界を上書きしなくても、たんなる自分の体験を消したいという自己否定か、それともそのことを確かめたいと言うマッドサイエンティストの所業でしかないと思ってしまうが。ま、カリーニンが裏切ったのは、妻と再び会いたいとかそんなところだろ、と想定し理解できたが。

 マオとクルツ、あれはフラグだったのか……。

2012-10-10 つどうメイク・マイ・デイ フルメタル・パニック

つどうメイク・マイ・デイ フルメタル・パニック

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内容(「BOOK」データベースより)

大切な人、心を許せる仲間、帰るべき場所―相良宗介はすべてを失った。“ミスリル”壊滅後も、執拗な追跡を続けるテロ組織“アマルガム”。その魔手はテッサをはじめ、重傷の宗介にも伸びようとしていた。一方、幽閉中のかなめの心に、ある決意が芽生えはじめる。レモンたちの協力を得てかなめ奪還に向かった宗介は、奇しくもテッサたちとの再会を果たす。かなめに導かれるようにつどう“ミスリル”のメンバーだったが、敵の圧倒的な戦力と、正体を現した裏切り者に苦戦を強いられるのだった。ついに、新型AS ARX‐8“レーバテイン”が登場!!反撃開始だ!!かかってこい。

 この巻の感想を書いたら、長編で感想を書いていないのはあと3つ。8月中は無理だが9月のはじめくらいで書き終えられそうかな。というか、なんかずっとちまちまと書いていたから、当分終わらないという印象ばっかりあったので、あと3冊分だという事実に今気がついてハッとした。まあ、とりあえず確実に年内には書き終えられることがわかってよかった(笑)。

 71ページのかなめのイラスト、物憂い表情できれいだ。というか、かなめが美人だということをこれを見てはじめて実感した(笑)。

 ありゃ、クラマ死んでいなかったのかい。まあ、重症で動けなさそうだからどうでもいいが。

 コートニーって、あの色々フリーダムなテッサファン(?)のお偉いさん連の一人だということはわかるが、誰だっけ?(あの人らの固体識別できとらんから)そして、宗介の気絶までの流れwww

 アル復活!アル復活!アル復活!さすがに敵との機体の能力差が違いすぎるから、絶望的に感じる状態だったから、アルの復帰は素直に嬉しいし、アルがパワーアップして復帰したときは純粋に興奮したよ。

 レイス!ここで再登場とは意外だった。

 強化されたアル、チート的強さだなと思ったが、アマルガムの連中の使っているのも同程度、あるいはそれ以上のものが少なくとも4体(レナードが使っていたのと、今回3体の新種ASがたぶん)ほどあるのだということがわかるから、まだまだ今後を楽観することは決してできないなあ。

2012-09-30 極北からの声 フルメタル・パニック サイドアームズ2

極北からの声 フルメタル・パニック サイドアームズ2

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内容(「BOOK」データベースより)

“彼”と最初に出会ったのは、凍てつく大地のさらに北、大海のただ中だった。おそらく、彼との関係にも偶然以上のなにかが潜んでいるはずだ―。13年前。極寒の海で、壮大なる物語は始まった。“ミスリル”の傭兵・相良宗介と、彼の上官であり父親代わりであったカリーニンとの運命的な出会いが描かれる!宗介のルーツ、日本人であるばずの彼が、なぜアフガンゲリラとなったのか?今まで謎に包まれてきた物語が、明らかになる(「極北からの声」)。“相良宗介”“ミスリル”“ささやかれた者”―『フルメタ』の核となるエピソードを収録。戦うことを畏れる純真な幼子だった、あの日の宗介に会える。

 「極北」とか「デ・ダナン」みたいに、若者以外のシリアスなサイドエピソードを読めるのがいいね。正直普段のコメディに大きく酔っている短編よりも、こうした短編の方がずっと好きだな。

「極北からの声」

カリーニンがたまたま幼児時代の宗介を救助したエピソードでの第一声が「肯定だ。助けにきた。」というのは宗介っぽいしゃべりかただな。ここに宗介がそうした雰囲気の言葉を好む源泉があったりしてたら面白いな。というか、救出されたときボン太の人形を持っていたりして、そんな頃からボン太との縁(?)があったのねw。しかし、子どもの頃の宗介はなかなかに愛らしい。

 カリーニンのガウルンに対する印象の『西側的なものの考え方をする一方で、彼は物質文明やヒューマニズムというものに対して、ある種の軽蔑と嫌悪を抱いているようだった。』(P56)というのは、「オリエンタリズム」(絶賛挫折中)でもなんかそのような矛盾(西洋的考えを批判しながら西洋の考えがベースとして批判をしていると言う点)があるとかなんとか聞いたことあるような。

「<トゥアハー・デ・ダナン>号の誕生」

 マデューカス、帽子を前後さかさまにする動作、無意識だったのかい。気合入れるためとかのスイッチとしてやっているのかと思っていたよ。

 セイラー、登場するとは思わなかったので少し笑っちゃうw

 そういえばミスリルの資金はどこからどういった目的で供出されているのか不思議だ。説明あったかもしれないがすっかり忘れている。だって普通成立しないじゃん、こんな正義の味方風の組織。

「大喰らいのコムラード」

 これは普段のノリの短編。千鳥たちに足元に気をつけろと注意しているが、そんな部屋の中で、トラを飼っているのは、トラにとっても危ないなあ。

2012-09-29 燃えるワン・マン・フォース フルメタル・パニック

燃えるワン・マン・フォース フルメタル・パニック

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内容(「BOOK」データベースより)

いつもそばにいた彼女を失った。共に戦った仲間ももういない。相良宗介はただひとり、東南アジアの街ナムサクを訪れた。この街でAS同士の闇闘技会が開催されるという。宗介はバトルに参加するため、弱小チーム『クロスボウ』の操縦士を志願した。整備士兼オーナーのナミや、気のいいフランス人ルポライター、レモンたちとの思いがけない穏やかな時間。だが、平穏の中でも、宗介の闘志は消えはしなかった。あの場所へ。硝煙渦巻く戦場へ、再び宗介は向かう!「大切なものを奪われた。だから俺は絶対に取り戻す」思いを胸に―。今、反撃の狼煙が上がる。


 あいもかわらずに、フルメタの感想はたまにしか書けないな。

 宗介、とりあえず、敵から追討されずに海外の知人の元へいけたのはよかった、肝心の知人は死んでいたけどww。まあ、前巻が敵勢力が一気に攻勢をかけてきて、ミスリルが窮地に陥ったところで終わったから、どうなるかと思っていたが、おもったよりも相良が平常運転で安心したよ。

 アマルガム、不気味でよくわからん組織だったが、トップがいないので意見の一致に時間がかかるが、トップがやられて壊滅とかそういうことにもならない(そもそもいない)組織だということがわかり、とりあえずなにも敵組織について情報がないところから脱却できたのはよかった。

 ナミ、この巻のみでの退場は意外すぎたわ。一緒に行動はしなくても何かの折に今後何階か登場してくるようなキャラクターだと思っていたのに。

『平気で自分を足蹴にするが』(P267)宗介のかなめ評の足蹴ということばはちょっと笑ったw

 前巻がフラストレーション溜まる展開だったから、ASで無双して一気にクラマまで倒す展開は爽快。だが、宗介、怪我がやばそうだが大丈夫か心配だ。