コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

阿嘉松 不堂 キャラ設定


『基本情報』
名前:阿嘉松 不堂(アカマツ フドウ)
異名:〈武芸百般〉
出身:ユースティア
所属:ナイツロード本部 剣課(セイバー・クラン)・訓練科

 『生体情報』
種族:人間
性別:男性
年齢:41歳
生年月日:10月23日
身長:173.7cm
体重:71.6kg

 

 『性格』
 ☆好きなもの
美味いもの、酒、美人、散歩
 ☆嫌いなもの
機械(壊滅的音痴)、魔法系の技術全般(適性皆無)、書類仕事、ワサビ

 

 ☆概要
 ナイツロードで教官として働く男性。紅蓮色の着物を着流しにしたラフな格好を好む。

 

 常に気だるげな態度を崩さず、口車で相手を煙に巻くことが得意な、飄々とした人柄の持ち主。
 その振る舞いからいわゆる昼行灯のような人物に見られがちだが、内に秘める彼なりの「信念」がゆえか、教官としての仕事ぶりは真面目。軽薄げな言動の裏に窺い知れるその実力の高さもあって、「普段の言動はともかく教官としては信頼できる」という評価に落ち着いている。

 

 教官としての役回りは、主に武器の扱いに関する講習や、戦場における立ち回りに関するあれこれが中心。
 自身が最も得物とする太刀を用いた剣術を筆頭に、近距離から遠距離までありとあらゆる武具の扱いに精通しており、いずれも達人級の腕前を持つことから、一部では「武芸百般」の通り名で知られている。
 また、人生の半分以上を戦場で過ごして来たその経験から、確かな戦術眼や鋭い直感を兼ね備えており、その内にはカタログスペック以上の実力を秘めている。

 

 酒と美食と女を尊ぶ、色男の典型のような趣向の持ち主。
 特に女性の好みにはうるさく、本人曰く「中身の美しい女性にこそ価値がある」とのこと。
「自分の全てを受け入れてくれる、アビスのように広く深い器量を持つ女性」が好みだと豪語しているが、戦果についてはお察しの通りの様子。


 『経歴』
 ☆略歴

 

異暦61年
 アズマの名もなき人里で生まれる。
 彼が生まれた里には「戦場で討たれて死ぬことこそが最高の誉」とする風習があったのだが、「自身の死を賛美する」というその習わしに対して疑問を抱きながら育った。

 

異暦76年(15歳頃)
 戦場に出ることを許される年齢である15歳の誕生日に、VICEの一党が里を襲撃する。
 虐殺の最中、里の風習にならって強者に挑んでは粗雑に命を散らしていく人々を見たVICEの構成員が「気味が悪い」と吐き捨てるのを聞いたことで、長らく抱いていた疑念が確信に変化。
 無為に命を捨てる戦いには参加せず、最低限の追っ手を倒しながら壊滅する里を出奔した彼は、永らえた命の使い道を模索するため、世界を知る旅に出る。

 

 以降、彼は流れの傭兵としてさまざまな戦場に立ち、行く先々で様々な武術を体得しながら流浪の旅を続ける。

 

異暦83年(22歳頃)
 旅の中で、「ユースティアの傭兵集団がVICEの一派を打倒した」という風の噂を聴きつけ、新たな仕事先としてくだんの傭兵集団、ことナイツロードへの入団を決意する。
 知名度を傘に着ようとした有象無象が押し寄せていたことでまとめて門前払いをくらいかける…というトラブルはあったものの、紆余曲折の末無事に入団。槍課(ランス・クラン)へと配属された。

 

異歴98年(37歳頃)
 長きにわたって戦場で生き抜いてきたその豊富な戦闘経験と様々な武術への精通ぶりから、訓練教官への転向を打診される。
 教職への不適性を理由に一度は断るが、程なくして起きたとある一件から考えを改め、「自分の技が若い誰かを生かす力になるのなら」という結論のもと、教官となることを決意。訓練課へ異動となった。

 

異暦102年
 現在。

 

 『交友関係』
☆イルヴァース・テオドランド 
(©︎うまそうすきしどんす 様)
 ナイツロードの幹部〈ナイツオブラウンズ(KoR)〉の一人であり、直属の上司。
 自身の技が到底及ばぬ剣術の達人であり、同時に自身とは別ベクトルの戦闘のプロフェッショナルであることに尊敬の念を寄せている。同時に、剣狂いとも形容できるほどの剣に対する愛着には呆れ混じりの目を向けている。
 立場が立場なため仕事以外で関わることは少ないが、お互いに酒が好きな性分であるため、時々プライベートで飲み交わすこともある。

 

☆龍真  詳細設定
(©︎window_smash 様)
 訓練課に所属する同僚。同時に、かつて槍課に所属していた頃の同僚でもある。
 訓練教官として共同で仕事をこなすことも多く、部下の訓練メニューなどの相談をしたり、互いに違う目線から教え子の評価を行ったりなど、良きビジネスパートナーとして良好な関係を築いている。
 見た目に反して結構な齢を重ねているらしいが、立ち振る舞いがあまりにも若々しいので話半分程度にしか信じていない。

 

☆ジョニー・ベルペッパー
(©︎うまそうすきしどんす 様)
 訓練課に所属する同僚。
 お互いの性格の不一致や仕事に対するスタンスの違いもあってあまり絡みは多くないが、身体的ハンデを背負いつつも(戦闘教官を含めて)そつなく仕事をこなす要領の良さを密かに尊敬している。

 

シリウス・ライト 詳細設定
(©︎磁石 様)
 訓練課に所属する同僚。
 専攻する分野の違いやお互いの性分もあってあまり交流は多くないが、同僚としての関係性は人並みに良好。

 

☆トレック・アットルース
(©︎うまそうすきしどんす 様)
 かつての教え子の一人。訓練兵時代の彼に稽古をつけたことがある。
 ずば抜けた才覚を持っていた彼に期待を寄せていたようで、ある日の任務で帰らぬ人となった際には少なからずショックを受けていた。

 

☆⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎(**** ***)
(©︎コネクト)
 ※現在作成中
 
 

 『保有能力』
能力名:我流武術

種別:オリジン
 ☆効果

 ありとあらゆる武具を操る程度の能力。

 フドウの象徴たる技能であり、銃や機械武装といった近代兵器や魔道具以外のほぼすべての武器に精通している。

 


 『装備』


名前:無銘刀(ムメイトウ)
種別:太刀
長さ:96.2cm
重量:1.1kg
材質:玉鋼


 ☆効果
 フドウのメインウェポンとなる太刀。アズマより伝来したもので、KRで広く普及するカタナブレード系の武装とは異なり、抜刀術に適した反りのある刀身を特徴とする。
 切れ味に重きを置いた量産品で、摩耗による破損に備えて同じ形状のものが複数本ストックされているほか、訓練用に刃を潰したものも存在する。

 

名前:擲鎖(ナゲウチクサリ)
種別:分銅鎖
重さ:130cm
重量:800g


 ☆効果
 鎖の両端に分銅(重り)が取り付けられた鎖型の武器。
 両端の分銅を振るって相手を打ち据えたり、投擲によって相手を一時的に拘束するなど、刀では賄えない戦術を可能とする。

 

名前:その他様々な武器
種別:種類により変動
長さ:種類により変動
重量:種類により変動
材質:種類により変動(基本的には一般的な素材)


 ☆効果
 サブウェポンとなる多種多様な武器群。
 両刃剣、長槍、戦槌、盾、弓といった基本的なものから、鎌や手甲鉤といった代わり種、果ては鉄扇や鋼糸のようなマイナー武器まで余すことなく備えている。
 多くはKR製の量産品を使っているが、ものによってはKRでも取り扱っていないことが少なくないため、そういったものは必要に応じて外から仕入れたりオーダーメイドするなどで入手している。

 

 なお、フドウが使えないため、魔動具や銃などの近代兵器はいっさい取り揃えていない。

 


 『戦闘能力』


 ☆精神 A
齢を重ねた分の経験は積み重ねており、何処にあろうと己を見失うことはしない。

 ☆技術 S
異名が示す通り、あらゆる武具を達人と同等に使いこなすだけの知識と器用さを併せ持つ。

 ☆体力 A-
最近はあまり戦場に出なくなったせいかやや衰えている節があるが、それでも半日程度なら息すら乱さず戦い抜くことが可能。

 

 ☆総評 A+

デルタ(ユースティア)

※2023/11/29追記…

「交友関係」に『アルダ』『レルムヴァート』『チュチュリー』の項目を追加しました。

 

 



 

『基本情報』
名前:デルタ・アリーシア(Delta Alleysia)
異名:機巧剣士(マシンナリィブレイバー)
出身:異界〈アリルフェイト〉
所属:ナイツロード本部・銃(カノン)クラン

 『生体情報』
種族:人間
性別:男性
年齢:17歳
生年月日:4月19日
身長:167.4cm
体重:57.8kg


 『性格』
 ☆好きなもの
機械に関する物事全般、男の浪漫、甘いもの
 ☆嫌いなもの
物を粗末に扱う人、酸い食べ物
 ☆概要
 異世界〈アリルフェイト〉からユースティアへと迷い込んできた少年。
 行方しれずとなった幼馴染を探すため、傭兵としてユースティア各地で活動している。
 
 三度の飯より趣味の機械いじりをこよなく愛する、いわゆるメカオタ。
 設計開発から実戦運用まで幅広く手がけており、本人も人並み以上に戦闘をこなせることから、技術開発専門の鎚課(ハンマー・クラン)ではなく、機械技術による戦闘に特化した銃課(カノン・クラン)に所属している。

 

 趣味に打ち込める平穏で静かな環境を愛する、穏やかな性格の持ち主。
 一方で心の奥には熱いものを秘めており、いざという時には敢然と脅威に立ち向かえる芯の強さも持ち合わせている。

 


 『経歴』
 ☆略歴
異暦101年(16歳頃)
 リーベルタース北部の廃墟地域に出現。
 転移の際に共にゲートに飲み込まれ、異空間ではぐれてしまった幼馴染の少女を探し出すべく、異邦の地を放浪し始める。

 

 数日後、放浪を続けていたところを突如現れたVICEの構成員たちから襲撃を受ける。
 応戦していたところに、別の任務で現地を訪れていたナイツロードの傭兵が乱入。援護を受けてVICE構成員を撃退したのち、自身を助けてくれた傭兵に自身の身の上を伝えたところ、彼からユースティアという世界についての知見を得る。

 

 傭兵から教わった知識を総括し、「世界各地で活動するナイツロードの一員となれば、幼馴染の捜索がやりやすくなる」と考えたデルタは、ナイツロードへの入団を決意。
 数ヶ月後、どうにか入段試験をパスしたデルタは、異歴101年度の新入団員としてナイツロードへ参入した。

 

異暦102年

 現在。

 半年ほどの訓練期間を修了し、正式な傭兵として、大切な幼馴染を探すための戦いに身を投じることとなった。

 


 『交友関係』
☆ファルネア・オーリオール
 幼少の頃からの間柄である幼馴染の少女。
 行方不明となった彼女を探し出すことが、現在のデルタの最優先目標。それらしき目撃証言がいくつか上がっているため、少なくともどこかで生きてはいるらしいが……。

 

☆エレク・ペアルトス (©︎うまそうすきしどんす 様)
 VICEに襲われていたところを助けてくれた人物で、ユースティアという世界についての知識を教えてくれた恩人。
 彼を通じてナイツロードの存在を知った事で、デルタは傭兵の道を志すことになった。

 

☆フィリアス・ミューレイド (©︎ ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ 様)
 KR入団試験の際、実技試験の試験官を務めていた女性。
 模擬戦では能力を縛って剣術のみで戦っていたにも関わらず終始押され気味だったことから、デルタにとっては当面の「越えるべき目標」として認識している。

 

ジジ(ジーナ)(©︎window 様)
 盾課(シールド・クラン)に所属する友人。本来の姿と人間形態で名前を使い分けているが、デルタは基本的に「ジーナ(さん)」呼びで統一している。
 デルタと同じく「ユースティアの外からやってきた人物」であると同時に、「ゲートが原因で親しい人(人々)と生き別れてしまった」という境遇の持ち主。似通った境遇に置かれている者同士、お互いにある種のシンパシーを感じている様子。
 持ち前の性格が故か凄まじく顔が広く、下手な書課(ブック・クラン)のメンバーよりも情報通。そのため、行方しれずの幼馴染に関する情報を募ってもらっているのだが、今のところ成果は芳しくないという。

 

サナ(©︎window 様)
 ナイツロード・テリナ支部に所属する、銃課(カノン・クラン)の同僚。
 所属が違うため普段の交流は少ないが、通信の話し相手になったり、サナが本部へ出向してきた際のついででつるむことがある。
 上記のジーナと同様「ユースティアの外からやってきた人間である」という共通点があるほか、メカオタ仲間ということで機械にまつわる話題で話が弾むこともしばしば。
 また、メカニックの手が足りない時は臨時で彼女の装備を修理したり、あらゆる武器を得物とする彼女のために時たま自作の武器類を貸し出したりなど、メカ絡みで関わりを持つこともある。

 

☆アルダ(©︎泡沫 様) new!

 剣課(セイバー・クラン)の特務分隊を率いる若き分隊長。

 所属違い、かつお互いに1人を好む性分であるため、訓練や任務以外での交流は多くないが、若くして一個部隊を任される実力者であることや、デルタが目標とするフィリアスに匹敵する才覚と技量を有する戦士であることから、熟達の先輩傭兵として尊敬の念を寄せている。

 


☆レルムヴァート(©︎Y.o.U. 様) new!

 剣課(セイバー・クラン)に所属する同僚。

 近い時期に入隊した数少ない同期、かつ性格面も近しいものがあったためか早期に打ち解けた。

 時折訓練や任務に同道することもある他、甘いもの好き同士ということで(レルムの知り合いも込みで)甘いものを食べに行くことも。

 


☆チュチュリー(©︎window_smash 様) new!

書課(ブック・クラン)に所属する同僚。

幼馴染を探す一環で知り合った仲で、彼女の兄である凄腕の情報屋に行方を探してもらう代わりに、報酬代わりとして書課用の機材を作成したりしている。

幼馴染に関する情報がほとんど入ってこないため、実態としては限りなくタダ働きに近いのだが、デルタとしては特に気に留めた様子はない(というかその事実に気づいていない節がある)。

 


 『保有能力』
能力名:機械工学技術の才能
種別:先天的才能(オリジン)
 ☆効果
「機械技術に関連するもの」として区分されるあらゆる知識や技術の全てを望むままに体得・運用することができる、天賦の才能。能力系統としては〈オリジン〉に分類される。
 ただし、会得した知識や技術を実際に活用するためには、実行に必要な機材や設備、人員や資源といった必須要項を全てクリアしなければならず、デルタ一人が身一つで作り出せるものは決して多くない。

 ☆総評  S

 


 『装備』



名前:ルクスキャリバー
種別:長剣/機械剣
長さ:90cm
重量:1.5kg
材質:一般的な金属や電子部品
 ☆効果
 H粒子を原料にエネルギーを精製する「ヘレディウムリアクター」を内蔵した長剣。
 精製したエネルギーを刀身に纏わせることで、斬撃威力の強化や射程距離の延伸、衝撃波の投射などが行える。

 

名前:アームデフレクター
種別:腕輪
長さ:20cm(全長)
重量:0.6kg
材質:一般的な金属や電子部品
 ☆効果
 ヘレディウムリアクターを搭載した大ぶりな腕輪型の兵装。両腕に一基ずつ装備する。
 特殊な力場の発生装置が組み込まれており、放出したエネルギーを自在に偏向させることで、エネルギー弾やエネルギーシールドなどを発振することが可能。
 また、偏向力場はルクスキャリバー側から発されたエネルギーにも影響させられるため、両者のエネルギーを掛け合わせることでさらに強力な攻撃を放つこともできる。

 

名前:エリアルシューズ
種別:靴
長さ:26.5cm(靴底サイズ)
重量:320g(片足)
材質:一般的な素材や電子部品
 ☆効果
 エネルギーの無線供給システムを内蔵した靴型の装備。
 底面に小型の推進器が組み込まれており、他の武器のリアクターから供給されたエネルギーを噴射して推進力とすることで、大ジャンプやごく短時間のホバリングなど、機動力を大幅に増強する。

 

名前:その他自作武装
種別:種類により変動
長さ:種類により変動
重量:種類により変動
材質:一般的な素材や電子部品
 ☆効果
 実益を兼ねる趣味の一環で作られた、多種多様な自作のアイテムたち。携帯端末から身の丈ほどの携行火器まで、そのバリエーションは多岐にわたる。
 基本的にその辺の量産品と大差ない性能のものが大半で、前述した主武装郡が壊されでもしない限りお呼びがかかることはないが、どれも大切にメンテナンスされている。

 デルタ本人に話を通せば自由に借用が可能で、友人たちや銃クランのメンバーがたまに使ったり使わなかったりしている。
 荒事を生業とする職場なため、破損や紛失はある程度仕方ないと考えているが、それでもできればなるべく大切に扱ってあげてほしい……とは、デルタ本人の談。

 


 『戦闘能力』
 ☆精神 B
 かつて住んでいた世界でもいろいろ経験していたため、人並み以上には頑強。

 ただし、現在は常日頃から行動を共にしていた幼馴染の存在を欠いているためかやや不安定さが増している。
 ☆技術 A-
 自身の手がけた武装を駆使することでその技量をフルに発揮することが可能。逆に言えば、専用の武器を使えない局面ではやや弱体化する。
 ☆体力 B-
 傭兵として過不足ない程度の体力は持ち合わせているが、基本的にインドア派なので周囲に比べるとややひ弱。
 ☆総評 
LV:B

 

 

*********

 

 

 というわけでこんにちはー、コネクトにございます。

 いつも通りだけど突然の更新失礼いたしましたw

 

 今回こちらに投稿しましたるは、今のコネクトの原点たるシェアードワールド企画「ナイツロード」における我がオリキャラ、ことデルタ君の詳細な設定記事となっております。

 

 そもそもナイツロードとは何ぞや、と申しますと、こちらはかつて「うごくメモ帳」にて開催されていた、棒人間企画を母体とするシェアードワールド企画となります。

 主催であるうまそうすきしどんす氏をはじめとする有志の方々が考案した世界観をユーザー間で共有し、他の作者様のオリキャラと自作のオリキャラを絡ませて棒バトを作ったり漫画を描いたりする企画でした。拠点であったうごメモは惜しくもサービスを終えてしまいましたが、現在でも複数名のユーザー様がナイツロードの世界観を下敷きとする創作を継続しているのが特徴です。

 

 作者であるコネクトもかつて参加していた経験を持ち、その時に作られたのがかの黒歴史こと小説版ナイツロードになります。

 当作品を執筆したのは数えること12年前なのですが、その当時から精力的に活動していた数名が今も在籍しているということを考えると、非常に息の長い企画にございます。

 

 そんなナイツロードなのですが、コネクトが黒歴史を執筆し終えてからしばらくののち、大幅な世界観の削進が行われておりました。

 今回投稿したこの記事は、そんな新しくなった世界観に則った、いわばアップデート版のようなものとなっております。

 

 現行設定に則ってブラッシュアップを行いましたが、現ナイツロードの世界、ことユースティアにおいても、デルタの立ち位置は基本的に変わらず「発明品で戦う無能力者」となります。

 一方、大きく変わる点としては、デルタの幼馴染にして公私両面におけるパートナーであるファルネア行方不明という形で不在になっており、ユースティアにおけるデルタは「行方不明の幼馴染を探し出すこと」を目的としているのが最大の相違点です。大雑把な設定は決まっているため、いつかどこかでプロットだけでも投稿できればなー、と思う次第にございます。本編書け?ごもっともです。

 

 というわけで、ナイツロード版のデルタ君の設定資料でした。

 いつかファルネア版も作らないとなー、と思いつつ、今回は終わりとさせていただきます。

 

 それでは。

マシンナリィ・ブレイバー

 


「――回路接続良し、伝導装置良し。魔動炉への接続問題なし……よしと」

 青空の元に広がる草原を貫く街道、その傍ら。
 路肩に鎮座していた大きな「機械」の中を探っていた一人の少年が、そう呟いて顔を上げる。
 機械の中に篭っていた熱で浮き出た汗を拭い、額に張り付いたアイスブルーの前髪を軽く払いのけながら、少年は満足げな表情を浮かべた。

「どうかしら。私の車は直りそう?」

 そんな少年の様子を見て、ほど近くの木陰に立っていた人影――日傘を差した老齢の女性が、不安げな顔で問いかける。
 振り返った少年は、自身の黒い瞳にその姿を収めると、しっかりと頷き返してみせた。

「はい、応急処置は終わりましたよ。ひとまず動くようにはなってるはずです」
「あら、本当? 随分早いわねぇ」
「これでも、機械いじりは得意なんです。どうぞ、試してみてください」

 少年の言葉に促されるまま、老齢の女性は機械――自動車のドアを開け、運転席へと乗り込む。
 不安と期待が半分ずつ混じった顔のまま、始動キーを捻ると――やや甲高い始動音が周囲に反響。いくばくかののち、自動車の動力炉が唸りを上げて始動しはじめた。

「まぁ、本当に動いたわ!」

 と感動の声をあげる女性に、少年は軽く補足を入れる。

「動くようにはしましたけど、非正規の部品はどんな悪影響を出すかわからないので、あまり長い間そのままにしないようにしてください。街に着いたら、どこか専門の工房で改めてメンテナンスしてもらうのがいいと思います」
「そうなの? じゃあ、そうさせてもらうわ。他ならぬ貴方のアドバイスなら、ちゃんと聞いておかないとね」

 そう言って笑う女性は、シートに背を預けながら、心底ホッとしたような表情を見せた。

「本当に、助かったわぁ。〈魔動車〉の中身なんて門外漢だから、動かなくなっちゃった時はどうしようかと思ったけど……貴方が通りがかってくれたのはとても幸運だったわ」
「いえ、ただの自己満足ですから。お気になさらず」

 老齢の女性が改まって感謝の言葉を伝えると、少年は苦笑と共に謙遜する。

「それでも、助かったわ。もう一人の子にも、感謝を伝えておいてちょうだいな。えぇと……」

 そこで、名を名乗っていなかったことを思い出した少年は、懐から樹脂製のカードを取り出し、女性に見せる。

「僕は〈デルタ・アリーシア〉で、向こうに行った女の子は〈ファルネア・オーリオール〉です。二人で|旅衛士《ドリフター》をやってます」
「あら、旅衛士さんだったのね。もしかして、お仕事の邪魔しちゃったかしら?」
「いえ、もともとこの辺が目的地だったので。それに、ファル……さっきの女の子が周りの偵察をしてくれているので、何かあったら知らせてくれると――」

 そう口走った矢先、デルタと名乗った青髪の少年の上着のポケットから、電子音声が鳴り響く。
 すぐさま懐から手のひらサイズの機械――通信用の端末を取り出したデルタは、端末を起動し、マイクへ向けて呼びかけた。

「ファル? どうしたの?」

 空中に投影された〈sound only〉の映像の向こうからは、涼やかなソプラノの少女の声が響いて来る。

《デルタ、ごめんなさい! 〈オーガ〉に気付かれて戦ってたんだけど、そっちに逃げられた!》
「オーガが? わかった、こっちは任せて。合流はできそう?」
《うん、今向かってる。でも、離れたところまで来ちゃったから、少し時間はかかると思う》
「そっか、了解。なら、オーガはこっちで対処しておくよ」
《ありがと。私もすぐに行くね》

 そんなごく短いやり取りを終えたデルタは、通信端末を懐にしまうと、周囲に視線を配る。
 数刻前までとは打って変わって、どこか剣呑な雰囲気を纏ったデルタに、車に乗った女性がおずおずと問いかけた。

「何かあったの?」
「あ、はい。さっきの子から、〈魔獣〉がこっちに向かってるって報告があったんです」
「まぁ、魔獣が?!」

 不安げな表情を見せる女性の言葉とほぼ同時に、遠くから咆哮が響き渡ってくる。
 弾かれるようにそちらを向いたデルタの視界には、大きな人型の影――目測だけでもデルタの倍ほどはあろう巨大な影が、デルタたちのいる方向を向いて突撃してくるのが映り込んだ。

「こっちに来る……お婆さん、できるだけ早めにここを離れてください」
「そ、そうするつもりだけど……貴方は、どうするの?」

 憔悴した様子の女性にそう問われて、デルタは小さく笑いかける。

「大丈夫です。もともと、僕らがここにやってきた目的は、あのオーガだったので」

 その言葉と共に、デルタはズボンの左ポケットから、先ほどの通信端末と似通った意匠を持つ、別の端末を取り出す。
 端末に備わっていた物理ボタンの一つを押下したのち、デルタは何も握っていない空の右手を真正面へ構える。同時に、端末の側面に組み込まれていたトリガーを、ガチリと引き絞ると――

 空気を震わせる独特な音と共に、真正面に構えたデルタの右手に、一振りの「剣」が出現した。

「まぁ! 今、どこからそれを?」
「〈|携帯物資倉庫《マテリアルキャリア》〉の機能の応用です。携帯物資倉庫の容量を削って武装の携帯に特化させたもので、セレクターと内蔵した武器をダイレクトに紐付けすることによって、より直感的な武装の選択と換装ができるようにしてあるんです。まだ設計は煮詰めきれてなくて、もっと小型化できる余地はあるんですけど、望んだ武装を瞬間的に取り出せるってコンセプトは、僕なりにけっこうお気に入りの……」

 どこか得意げに語って聞かせるデルタだったが、ややあって今はそんなことをしている場合ではないと思い直し、出現した剣を構え直す。

「ともかく、あの魔獣は任せてください。こう見えて、僕も――〈旅衛士〉の一員ですから!」

 力強く宣言すると共に、デルタは地を蹴り、弾丸の如く飛び出していった。

 

 

〈アリルフェイト〉。そこは、〈|魔力《まりょく》〉と呼ばれる超自然的エネルギーを軸にした機械技術により、文明が急激な発達を遂げた世界。
 魔力を動力とする機械〈|魔動機《まどうき》〉はアリルフェイトにおける人々の暮らしに深く根付き、魔力と魔動機は今や生活に欠かせない存在となっていた。

 その一方で、急激な文明の発展の裏には、価値観の相違に端をなす人同士の争いや、〈|魔獣《まじゅう》〉と呼ばれる新たな自然の脅威など、光明を見ない問題も数多く存在していた。
 世界の法を統治する機関にも対処しきれない数多くの問題を解決すべく、各権力者は知恵を出し合い、「地域を超えて助け合える民間の治安維持機構」を設立するに至る。
 市井の人々と、各地の治安を守るため、世界をまたにかける、旅する|衛《まも》り手たち。彼らはいつしか、人々から〈|旅衛士《ドリフター》〉と呼ばれるようになっていった。


 この物語は、とある旅衛士が、己が大切なものを守るために、世界を脅かす「鋼の巨悪」と戦った軌跡を綴った――

〈|機械仕掛けの英雄《マシンナリィ・ブレイバー》〉の物語である。

 

 

*********

 

 

 というわけでこんにちはー、コネクトにございます。

 

 さて、開口一発目ではございますが、前回の記事で「もう完成してるよ!」とか宣いながら、投稿まで三週間弱というクソ長い期間が開いてしまったことをお詫びさせていただきます。

 実際のところ、完成していた、という言葉に偽りはなかったのですが、持ち前の面倒臭がりが災いして細かい誤字脱字の推敲を終わらせるのが遅れに遅れてしまった、というのが実態です。お待ちいただいた皆様には、改めて謝罪させていただきます。

 

 何はともあれ、今回の記事から我が看板キャラクターの片割れであるデルタ君を主役とする小説作品マシンナリィ・ブレイバー」が始動と相成りました!!

 初回となる今回は、主役であるデルタがどういう人物なのかを描くとともに、彼が生きる〈アリルフェイト〉という世界に関する大雑把な説明回として執筆しました。世界観に関するより詳しい設定は保管庫の項目に譲りますが、「剣と魔法と機械と魔獣のある世界」と把握してもらえればだいたいあってます。

 

 また、かつて執筆したBlue Bright Bladeでは主人公であるデルタの故郷から物語がスタートしましたが、本作では来歴設定の改訂に伴い、デルタ(とパートナーのファルネア)はすでに旅の身の上としてスタートしております。

 彼らに宛がわれた来歴にはちょくちょくストーリーとして綴り始めるのに最適なポイントがあるため、「どのキャラとどういう絡め方をしてお話を進めようかな」と色々考えたのですが、今回はプロローグに相当するお話なので、シンプルに主役であるデルタにフォーカスして、ヒロインであるファルネアにもちょい役出演に留めてもらいました。今回出てこなかった主要キャラクターには、おいおいスポットを当てていく予定にございます。各キャラの来歴にまで触れるかは不明です。

 

 ……なお、今回は勇み足で更新しましたが、次話更新の予定は未定です

 大雑把なプロットは用意してあるため、なるべく早い目に書こうとは思っておりますが、今のところ別で執筆している新作小説に注力しておりますので、合間合間に書き進める都合上(中の人の気分によりますが)しばらく間は開く予定です。あらかじめご了承くださいませ。

 

 というわけで、色々と余計な但し書きはつきましたが、ここにオリジナル小説「マシンナリィ・ブレイバー」の始動を宣言させていただきます!

 前作の打ち切りから数えて6年越しの再始動……キャラ設定的にもストーリー的にも今度こそ決定版にしようと思っておりますので、何卒応援いただければ嬉しいです!

 

 それでは、今回はこの辺で。

【オリキャラ】オリキャラ小説に関するお知らせ的な何か。

 どうもみなさまこんにちはー、コネクトにございます。

 強烈な暑さが続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。一歩対策を間違えれば命に関わるレベルの酷暑ですので、読者諸氏におかれましては、充分に健康に気を付けてくださいませ。

 かくいうコネクトも(外仕事よりは充分楽な部類ですが)クソ暑い職場で働いておりますので、とかく水なりポカリなりをガンガン摂取して凌ぐ日々を送っておりますw

 

 

 さて、本日珍しくブログを更新した理由にございますが、ざっくり申しますと「オリキャラ主役の小説を書き始めるめどが立った」ので、そのお知らせとタイトルの発表を行おうと思った次第にございます。

オリキャラ一号くん。

 本ブログを昔から読んでくださっている方であれば、作者ことコネクトのオリキャラ第一号であるデルタ君(上記写真の子)の存在はご存知かと思われます。知らない方はこちらを見てください。

 

 実は、当ブログを開設した当初……もっと言うならデルタ君生誕の地であるうごくメモ帳DSi時代のやつ)で創作をやっていた頃から、「デルタを主役にしたオリジナルストーリー」というものは色々と作ってきておりました。

 DSiで作成した原初のお話である「SwordStory」を皮切りに、「δStory」だの「Triangle Story」だの名前を変え、最終的に「Blue Bright Blade―蒼の煌刃―」などという名前に変わりつつ、その時々で考え付いたストーリーを打ち出していたのですが、最終的にはそのどれもが頓挫、ようするに打ち切りの憂き目にあってきた歴史があります。

 理由の大半はプロットの見通しの甘さとかお話の転がし方をまとめきれなかったこととか、あるいは新しく増えたキャラクターの設定が組み込めずにお話が破たんしてしまったりとかいろいろあったのですが、ともかくそう言った理由で、デルタが誕生してから十四年余りを経てなお、彼を主役としたお話は完結を見ずに終わっていったのです。

 

 そんな悲しい末路を辿り続けたデルタの物語ですが、このたびとうとう新たなる光明を見出したことによって新たなるプロットが完成しましたので、クソ長い前置きになりましたが、ここに「デルタを主役とした新たな物語」の始動を宣言させていただきます!!

 

 

 新たに生まれ変わるデルタのお話のタイトルは〈マシンナリィ・ブレイバー〉。

 意訳すれば「機械仕掛けの英雄」といったニュアンスとなり、言わずもがなデルタの現行設定を踏まえたタイトルとなっております。

 内容もシンプルに原点へ回帰して、「大いなる野望を企む悪とそれに立ち向かうデルタ」という構図になる予定……なのですが、実のところ現在のプロットだと黒幕とデルタはそこまで強く関わりを持つ予定は無かったりします。

 デルタと因縁を結ぶ敵はいかなる存在となるのか、それは本編をお楽しみにしていただけると幸いです。この後ややバレする予定だけど

 

 また、新たに生まれ変わる物語には、かつての物語には存在しなかった「デルタの幼馴染」も関わってきます。

 正直本筋を辿るだけならばそこまで重要な存在ではないのですが、彼女にも要所で活躍してもらう所存です。ゆくゆくはデルタの戦う理由の一つにもなってもらう予定なので、本編での活躍にご期待くださいませ。

 

 その他、後々の話となりますが、本作品のプロローグとなるデルタを主役に据えた掌編小説(実はもう完成はしてる)を当ブログに投稿する予定です。

 本編との関わりは薄いですが、デルタという少年の人となりを何となくでも把握できるようなお話として執筆しましたので、投稿の暁にはぜひとも読んでいただければ嬉しいです。

 

大昔に描いたコンセプトアート。作成した当時とは設定が違うため、絵の内容にやや相違があるのはご愛敬。

 というわけで、デルタ主役の新しい小説を予定しているよ、というお話でした。

 ぶっちゃけた話、いつごろから始動できるのか、そもそも完結できるのかという状態ではありますが、いつの日かデルタ君の物語を綴れるように自らの退路を断っておく努力する所存にございますので、何卒応援いただければ嬉しいです!

 

 最後に、記事の末尾に本作へ登場する予定の人物に関する設定を記載して〆とさせていただこうと思いますので、興味ある方は目を通してくださいませ。

 

 それでは。

 

 

 

 

 オマケ…マシンナリィ・ブレイバーの主要人物(予定)

 

◇デルタ・アリーシア

 この物語の主人公。民間治安維持組織に所属する〈旅衛士(ドリフター)〉として世界を旅する少年で、自身で設計・製作した戦闘用の魔動機(魔力で動く機械)を得物としている。

 三度の飯より機械いじりが好きなメカオタ。趣味に打ち込める穏やかな環境をこよなく愛する穏やかな性格だが、いざという時には敢然と立ち向かえる勇敢さを秘めている。

 

◇ファルネア・オーリオール

 デルタと一緒に旅をする幼馴染の少女。デルタと同じく民間治安維持機構に所属する旅衛士であり、光子を操る特殊能力〈光輝燦然(ライトブリンガー)〉を行使する。

 物静かで自己主張が苦手な大人しい性格。デルタとは十余年の付き合いからなる強い絆で結ばれており、全幅の信頼と同時に強い想いを寄せている。

 

◇レイ・セーバロック

 腕利きの旅衛士として世界を旅する女性。流麗な剣術と炎の特殊能力〈華焔輪舞(プロミネンスロンド)〉を武器とする。

 サバサバとした男勝りな性格。過去の一件でデルタたちとは少なくない付き合いがあり、デルタの剣術の師匠でもある。

 

◇ナギト・マイガ

 腕利きの旅衛士として世界を旅する青年。柄の両端に刃を備える特異な形状の大鎌を得物とする。

 横柄な言動に情の厚さを秘めた、一昔前の不良のような性格。ガラは悪いが至って善良な人物で、デルタたちに旅衛士としてのイロハを教えた師匠でもある。

 

 

◇盾爪の男

 とある依頼の最中、デルタの前に現れた謎の男。巨大な盾と鋭いクローを組み合わせた特異な武器を携えることからこの名で呼ばれるようになった。

 相対する標的の負の表情を何よりも好むという、非常に残忍な性格。何者かの命令に従って各地に姿を現しているが、その目的は不明。

 

◇???

 盾爪の男を従える者として存在を示唆されている「何者か」。

 その素性や目的は一切が不明。

買い変えました(九ヶ月ぶり二度目)

 こんにちはー、コネクトにございます。

 あっという間に今年の半分が終わろうとしていますね。コネクトももうそろそろいい歳にさしかかったせいか、年々日々の過ぎていく速度が速くなってきたような、そんな気がする毎日ですw

 

 

 さて、読者の皆様は今から数えること9ヶ月前に更新したブログの内容を覚えておりますでしょうか。

 詳細は該当記事に譲るとしまして、本日はくだんの記事とちょっぴり関係あるお話です。

 

 

 端的に申し上げますと、またまたスマホが新しくなりました

 

 前回記事の前に使っていたiPhone6は軽く7~8年は使っていたのに対し、今回はまさかの1年経たないうちの更新となりました。

 諸般の事情あってのことですが、もう少し長く使ってからの更新でもよかったのではなかろうか……と、更新した当人も思ったり思わなかったりしておりますw

 

 今回コネクトが新しく手にすることになりましたのは、iPhoneSEの第二世代型

〈iPhoneSE〉という物がどういう機種なのかというのを知らない方のためにご説明しますと、こちらはiPhone系列の中でも特に低価格さコンパクトさをウリにしたモデルだそうです。

 特にサイズ面に関しては謳い文句に間違いなしで、サイズ比で言うならば前回まで使っていたiPhone8と寸分変わらぬサイズ感。年々巨大化を遂げるiPhoneが肌に合わない、という方も少なからずいらっしゃる(かくいうコネクトもその一人です)と思いますが、このSEはそう言った方に向けた商品となっている……と、機種ごとの解説が乗っている記事には書いてありましたw

 

 ただ、サイズ感は変わらずとも、そのスペックは世代相応に進化したもの。

 位置づけで言うと11と12の間にあたるので、8の性能をもってしてなお重たかったゲームなんかもスイスイサクサクと動いてくれます。

 少しだけプレイ経験のあった「崩壊スターレイル」を試しに入れ直してみたのですが、8時代は重すぎて一苦労だった部分もめちゃくちゃ快適に動くレベルでスペックアップしておりましたw

 

 なにより見違えたのはストレージ容量。

 前回の8は6時代と変わらない64GB仕様のもので、それゆえ容量面で苦心すること盛ったのですが、なんと今回は最大容量である256GBをチョイス。

圧倒的ではないか。

 その結果、今までいっぱいいっぱいだったはずの使用済み容量が可愛らしく見えてしまうレベルの膨大過ぎる空き容量が爆誕してしまいましたw

もう1段階小さい奴でもよかったな…?」と思わなくもないですが、容量には安心感があるに越したことはないので、ひとまずはガンガン使い倒す方向で行こうと思いますw

 

 そんなわけで、スマホがまたまた新しくなったよ、という報告でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、ここからは前回同様に与太話を。

 

 コネクトという人間は何を隠そう、昔からスマホゲームというジャンルが苦手な人物でした。

 デイリーめんどくさいやることが単調レベル上げが苦手だから長続きしない……と理由はいろいろあるのですが、そんなコネクトが唯一、プレイ開始から今日にいたるまでずっとプレイし続けているゲームが存在しているのです。

自キャラが反映されるタイトル画面。

 その名は〈エレクトリアコード〉。

 大雑把に内容を説明するなら、自身のパートナーとなる少女(型の小型ロボット)に様々な武装を着せ、様々な相手と戦わせて勝ち進んでいく……というゲームになっております。

 

 戦わせる、と書いてますが、このゲーム中で実際に戦うのはプレイヤーではなく、パートナーである「エレクトリア」自身。

 というのも、本作の戦闘は「自分が育てたAIを戦わせる」というもので、実際のゲーム中ではカスタマイズしたパートナーが全て自動で戦闘を行う、俗に戦闘AI育成シミュレーションとでもいうべきゲーム性が大きな特徴です。

 

パートナーが画面上に座すホーム画面。



 そんなエレコドの特筆するべき特徴はなによりも、個人によって製作されたインディーゲームでありながら、企業性のタイトルとも真正面から張り合えるレベルのコンテンツ量を誇ることでしょう。

装備編集画面と、AI思考の編集画面。

 ゲーム中には着せ替え可能なたくさんの装備品が登場するのですが、10か所の部位に分類される装備品全てを合わせれば、その総数は恐らく4ケタを軽く超えるほど。しかもその全てが独自のパラメータを持ち、場合によっては固有のスキルなども備えているので、これらを組み合わせることで、生み出せる武装パターンはまさしく無限。

 さらに、エレクトリア自身のAI思考にも距離指定やスキルの構成などで手を加えることができるので、正真正銘「自分だけのエレクトリア」をコーディネートすることが可能なのです。

 

 高い自由度は戦闘系コンテンツのみならず、上記した装備類を用いたコーディネートの自由度も圧巻の一言。

メイン装備〈ラディアントウィング〉。

 剣と銃に翼を携えた戦乙女風の装いや、

決戦用装備〈ブラストパンツァー〉。

全身を重装甲で固めて少女らしさ皆無のガチタン仕様など、

射撃戦用装備〈スティールイーグル〉。

 さらにはロボットアニメの主人公メカめいたヒロイックな装備まで、生み出せるコーディネートは思いのまま。

 

 そのうえ、実装されている装備はメカ系のみならず非常に多岐にわたるため、

ファンタジー風装備〈スカーレットフェンサー〉。

  女勇者のようなコーディネートや、

サキュバス風装備〈イーヴィルウィング〉。

 ちょっぴり過激な小悪魔風の衣装まで。

 写真の通り、よりどりみどりなコーディネートが楽しめるのも、エレコドの醍醐味の一つと言えるでしょう。

 

 

 ゲーム性の話に戻りますが、このゲームは個人製作でありながら非常に奥深い戦略性を内包したゲームです。

 

 昨今のソシャゲと言えばだいたいSSRキャラ!レベル上げ!!PaytoWin!!!みたいなイメージ(個人の偏見です)がありますが、このゲームにはそう言った要素はほとんどなし。

 ゲームプレイを通して装備を収集し、経験値のつぎ込み方に応じてエレクトリアが習得するスキルが変動し、それらを組み合わせて新たなライバルに挑んでいく………。

 ゲーム内の要素はそのほとんどがゲームのプレイによって完結するという、いわゆる家庭用ゲームのような作りになっているため、昨今のソシャゲに苦手意識を持っている自分のようなユーザーでも楽しく遊べるゲームとなっているのです。

 

 かくいう自分は1月の下旬ごろから遊んでいる(エレコド紹介用の記事を書こうとしたこともあったのですが、気づけばこんな時期まで放置しておりましたw)のですが、本記事執筆時点まで起動しなかった日はなんとゼロ

 アレルギーすら感じさせるくらいにはソシャゲが苦手な自分としては偉業といっても過言ではないくらいには長続きしているゲームで、今一番熱中していると言っても過言ではないくらいにはハマっているゲームでもありますw

 

 自分だけのパートナーを育成し、その戦いぶりを見守る、一風変わったシミュレーションゲームである〈エレクトリアコード〉。

 IOSでもAndroidでも配信しておりますので、興味のある方は是非ダウンロードして遊んでみてください!

 

 それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 余談も余談ですが、Twitterではじめました宣言をしたところ、たくさんのユーザー様に反応を頂いてしまい、自分史上最多のいいね数を記録する事態になりました

 これを見ている未プレイの皆様がエレコドを始められましたら、今度は自分も歓待する側に回る所存ですので、首を洗って待っていてくださいませ(殴