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2010-04-29

[]イラン人レズビアンKiana Firouzさんを救うための署名にご協力を! イラン人レズビアンKiana Firouzさんを救うための署名にご協力を!を含むブックマーク イラン人レズビアンKiana Firouzさんを救うための署名にご協力を!のブックマークコメント

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2010.05.01追記

以下の文面(主に日本語)は転載・転送大歓迎です。オンライン署名を集める以外に有効と思われる方法をご存知のかたは、コメント欄でもメールでもかまいませんのでぜひご連絡ください。

▼急いでいるかたへ

イラン人レズビアンのKiana Firouzさんが英国での難民申請を却下され、イランに強制送還されそうになっています。イランに戻ったら死刑になるのは確実です。彼女の強制送還をやめさせるための署名にご協力ください。まずは以下の声明をお読みになってから、署名サイトへGO! お名前とメールアドレスを記入するだけでOKです。


To save Kiana Firouz’s life by stopping her deport from UK

英国からの国外追放を阻止してKiana Firouzの命を救うために


Dear Friends

Kiana Firouz, is an Iranian Lesbian whose application for asylum has been turned down by the home office. Her appeal against home office’s decision was dismissed by the adjudicator with baseless grounds. Notwithstanding Home office officially accepted the fact that she is a lesbian within the refusal letter. Please sign the following petition to save her life before it’s too late


イラン人レズビアンのKiana Firouzは、内務省から難民申請を却下されました。内務省の決定に対する彼女の訴えは裁判官によって根拠のない理由から取り下げられました。にもかかわらず内務省は公式には彼女がレズビアンであるという事実を拒絶の通知のなかで認めています。手遅れになる前に、彼女の命を救うため、以下の署名にサインしてください。


Homosexuality in Iran, treated according to the Islamic law, is a sin in the eyes of God and a crime for society. In Islam generally homosexuality is among the worst possible sins you can imagine” (PB).The punishment for lesbianism involving persons who are mature, of sound mind, and consenting, is 100 lashes. If the act is repeated three times and punishment is enforced each time, the death sentence will apply on the fourth occasion. (Articles 127, 129, 130) The ways of proving lesbianism in court are the same as for male homosexuality. (Article 128)


イランにおいて同性愛は、イスラム法によって扱われますが、神の目からすると罪であり、社会的には犯罪です。イスラムでは、同性愛はおおむね想像しうるなかでもっとも悪い罪に含まれます。精神状態のまともな成人女性が同意のもとに同性愛行為を行えば、むち打ち100回の懲罰を受けます。3回目までは同じ懲罰が科されますが、4回目には死刑となります(条文127、129、130)。法廷においてレズビアンであることを証明するには、ゲイ男性であることを証明するのと同じ方法をとります。

Sincerely,

「レズビアンであることを証明するには、ゲイ男性であることを証明するのと同じ方法をとります」というのが、いったいどういう方法か気になるのですが、その前にどうぞ署名をお願いします。



▼もうちょっと時間のあるかたへ

Kiana Firouzさんの件は、LESBIAN CINEMA PARADISEこちらの記事から知りました。Kianaさんはイランのレズビアン活動家であり、ドキュメンタリー映像作家でもあります。彼女の制作した“Cul de Sac(行き止まり)”という作品がまもなく英国で公開されます。予告編はこちら(はてなで動画検索しても出てきませんでした。YouTube検索ではトップに出てくるのに!)。

Iranian Railroad for Queer Refugeesに、彼女に関する記事がありましたので、拙訳にてご紹介します。

Save Kiana Firouz's life by stopping her deport from the UK (April 21, 10)

Kiana Firouz, an Iranian Lesbian, born in 1983 in Tehran-Iran, supported and advocated for the homosexual movement in Iran without considering the dangers that accompanied such a cause. To create awareness she took to making a documentary that showcased the lives of homosexuals in Iran. Unfortunately, some of the documentaries footage fell into the hands of the Iranian Intelligence Services who in turn placed her under surveillance. Unsure of her security in Iran, Firouz managed to leave the country for the UK where she would be able to continue her work and also study.


Kiana Firouzは1983年にテヘランで生まれたイラン人のレズビアンで、イランにおける同性愛ムーブメントを支えつつ提唱してきたが、このような訴訟が随伴する危険を顧みなかった。気づきを生み出すために彼女はイランの同性愛者の生活を紹介するドキュメンタリー映像をつくってきた。不運なことに、作品のなかのいくつかは彼女を監視下に置くイラン情報局の手中に落ちている。イランにおける彼女の安全性に自信がないため、Firouzは自分の仕事と勉強をつづけるためにイギリスへ行こうとした。


Kiana Firouz has sought asylum in the U.K but her application was turned down by the Home Office, despite accepting the fact that she is a lesbian. She accordingly submitted her appeal which was dismissed incredibly by the adjudicator. According to her solicitor’s point of view there is a little chance to grant a permission to appeal against the adjudicator’s decision. It means that she will face with deportation soon.


Kiana Firouzはイギリスに保護を求めたが、内務省は彼女がレズビアンであるという事実を認めたにもかからわず、彼女の申請は却下された。そういったわけで彼女は嘆願書を提出したが、信じられないことにそれは裁判官によって棄却された。彼女の弁護士の視点によると、裁判官の判決に対する訴えに許可を与えるチャンスはほとんどない。つまり、彼女はまもなく強制送還されるという意味だ。


Kiana Firouz still remains in the UK, however her case has been denied by the Home Office. She, nonetheless, is receiving support regarding her situation. She also continues to advocate for the rights of homosexuals in Iran by participating in documentaries. Recently Firouz acted in a documentary about her life and the struggles she faced in Iran.


Kiana Firouzはまだイギリスにとどまっているが、彼女の案件は内務省によって拒絶された。彼女は、にもかかわらず、彼女の境遇を重視する人々からサポートを受けている。また彼女はドキュメンタリー制作に参与することでイランの同性愛者たちの権利擁護をつづけている。最近のFirouzは、彼女の人生とイランで直面した葛藤に関するドキュメンタリー映画に出演した。


Kiana Firouz stated on an interview (HERE) that: “In my opinion, the film potentially falls into the genre of docudrama. It was important to me as an Iranian lesbian to play a role like this. I believe the best way to enlighten people is to raise public awareness through free media, and film is the most powerful medium that can share the difficulties that all Iranian lesbians are experiencing. I strongly believe this film will touch everyone.”


Kiana Firouzはインタビューでこう話している。「私の意見ですが、映画はドキュメンタリードラマのジャンルに陥る可能性があります。イラン人レズビアンがこのような役を演じることは私にとって重要でした。ひとびとを啓発するもっともよい方法は、自由なメディアを通じて社会の気づきを高めることだと信じていますし、なかでも映画は、すべてのイラン人レズビアンが経験している困難を共有できる、もっともパワフルなメディアです。この映画はすべてのひとたちの心に触れると強く信じています」


She asked all Iranian queer supporters to help her. "I have recently played a role in a feature film called “Cul de Sac” which is mainly based on my real life story. The movie is scheduled to be screened in May 2010. The trailer of the movie had been published on You Tube since December 2009. It was watched by more than ten thousand viewers just in the first four days. The film’ news was covered by the international Media world wide specifically by the opposition those are under severe surveillance of the Iranian authority. The movie contains sexual scenes which itself would be subject to death punishment if I return to Iran. Now, the only hope remains for me is LGBT’s supporters."


彼女はイラン全国のクィアサポーターに助けを求めています。「私は最近、主に私の実人生に基づいた“Cul de Sac” (行き止まり)という映画に出演しました。この映画は2010年5月に上映される予定です。2009年12月からYou Tubeに予告編がアップされました。最初の4日間で10万人以上のひとたちが観ています。この映画のニュースは国際的なメディアによって世界的に広まっています、特にイラン当局の厳格な監視下にある反対勢力によって。映画には性的なシーンがあり、もし私がイランに戻ったら死刑に処される証拠となります。いまや私に残された唯一の希望はLGBTサポーターたちだけです」

読んだら署名サイトへGO!です。

志苑志苑 2010/04/30 19:17 送還されるとしたらそれはいつですか?

deltagdeltag 2010/04/30 20:28 わたしがこれまで調べた限りでは期限はわかりませんでした。調べかたが悪いのかもしれません。もしよかったら志苑さんがお調べになって、期限がわかったら教えていただけませんか? わたしも引き続き調査しますが。

通りすがり通りすがり 2010/05/01 01:54 >送還
自分も調べてみたけど解らなかった。
出所は↓のサイトっぽいけどもう2週間以上前の話なんですね。コレ。
http://madikazemi.blogspot.com/2010/04/iranian-lesbian-makes-her-appeal.html

shamenashamena 2010/05/01 06:53 イギリス政府から保護申請を拒否された理由がよく分かりません。

deltagdeltag 2010/05/01 09:44 >通りすがりさん
そのリンク先英文を訳したのが、デルタG本文にリンク貼った下記の記事です。
http://lgbt.blog56.fc2.com/blog-entry-161.html


>イギリス政府から保護申請を拒否された理由がよく分かりません。
わたしもよくわかりません。が、通りすがりさんの貼ってくださったリンク先の最後に連絡先メアドが記載されているので、そちらにメールで質問すればわかるかもしれません。

mao_mk68mao_mk68 2010/05/01 13:40 さきほど署名してきました。
この記事を読んで最初どうすればいいのか、わからなかったのですが、はっきりしている事は、母国に送還されれば死刑に処されるため、この人の命を救うのが先決である事はわかりましたので、こういう時は限りなくたくさんの手をつないでその総数の力の倍数で行くのが一番だろうと思いました。私が署名した時点で6079名の署名しか集まっておらず、このままでは彼女はイランに送還され死刑に処されてしまうでしょう。知り得て害をなすなとはヒポクラテスの言葉です。これは命の問題だと思うのです。
アムネスティに申し立てて、彼女にたくさんの手紙を書いて貰うという古典的な手もあります。出来る事はあるはずです。

deltagdeltag 2010/05/01 13:59 >mao_mk68さん
ありがとうございます。いま、アムネスティ・インターナショナル日本宛にメールしました。

aquaaqua 2010/05/01 14:33 初めまして。署名してきました。
漢字表記の本名とメールアドレスを書きましたが、これで大丈夫でしょうか?
オンラインの署名は初めてでしたし、人の命がかかっている事なので心配です。署名の後に来たメールは英語で内容がよく分からなかったのですが、これはそのままにしておいて大丈夫ですか?

deltagdeltag 2010/05/01 14:45 >aquaさん
お名前はローマ字表記のほうが親切だったかもしれません。。。
署名の後に送られてくる英語のメールは、署名に使用したメールアドレスが現状使用されているものかどうかをチェックすることも兼ねていると思います。
署名のオーナーに直接コメントしたい場合、連絡をとりたい場合の相手のメールアドレスも記載されています。ほかにもいろいろ長々とつづきますが、このメールに返信をしなくてもOKです。

aquaaqua 2010/05/01 15:09 >>お名前はローマ字表記のほうが親切だったかもしれません。。。
そうですか。。しまった。。

メールはそのままで大丈夫なのですね。ありがとうございました。

trontron 2010/05/01 23:34 理由もわからない。期限もわからない。
そんな根拠が薄弱で署名集めをしても無意味かつ無責任です。

deltagdeltag 2010/05/02 00:41 現在問い合わせ中ですのでしばらくお待ちください。
詳細わかり次第、続報出します。

themercurylampthemercurylamp 2010/05/02 01:03 >tronさん
何故「無意味かつ無責任」なのか分かりません。

natnat 2010/05/02 06:40 トラックバックありがとうございました。
イギリスがLGBTの亡命申請を却下する理由については、うちの別の記事(LGBT亡命)で触れておきました。
それから、イランの法廷で同性愛の証拠に使われるもの、については私も気になったので調べてうちの元の記事の注釈に書いておきました(ココにまた転記するのが面倒なので、すみません)。
強制送還というのは、前もって連絡があって行われるものではありません(前もって連絡があれば当事者は逃げることができるわけだし)。強制送還という決定が降りて、イギリスのヤールスウッドという女性専用の収容所に送られて、何年もそのままだったり、何ヶ月も後にそこから救出されたりというケースもあるようです。

deltagdeltag 2010/05/02 13:07 >natさん
>イギリスがLGBTの亡命申請を却下する理由
その理由の詳細はもともと公開されないことになっています。却下理由については、内務省当局の無知というのもたぶんにあると思いますが、2005年から国際テロ対策として英国の難民の受け入れが難しくなってきている、という事情もあります。

>イランの法廷で同性愛の証拠に使われるもの
そうでしたそうでした。3年前にPegah Emambakhshさんのケースで知ったはずなのに、すっかり失念していました。ありがとうございます。

Pegahさんケースのときは、すでに強制送還の期限が決まっていましたが、申請却下は2005年、送還の期限は2007年9月頭でした。

関連記事から察するに、Firouzさんは難民申請を却下された段階で、まだ強制送還が決定したわけではないようですね。しかし、いつ何時決定がくだされるかと思うと、Firouzさんの心中は察して余りあると思います。

natnat 2010/05/03 07:23 難民の受け入れはどこの国も慎重ですよね。
これもまた、最近出された報告でうちの方にも書いたんですが、イギリスでは一般の亡命申請の却下が73%なのに対して、LGBTの場合は98−99%だそうです。
“Reasons for Refusal Letter”(却下理由書)というのが内務省から申請者には通達されるようで、Discretionの点で却下される(同性愛者であることを隠していれば国に帰っても安全だから亡命させるにあたらない)場合が上の同じ調査では過半数以上だったそうです。イギリスだけではなくて、他のEU諸国でも同じような理由でのLGBT亡命拒否が起きているようで、これは国連難民高等弁務官事務所のガイドラインに反していると問題になっているようです。

deltagdeltag 2010/05/03 10:39 >natさん
たびたび情報ありがとうございます。
UK Lesbian & Gay Immigration Groupの地道な活動には頭がさがります。Pegahさんや2008年のMehdi Kazemiさんのケースでも、最初は同じ理由で難民申請が却下されました。ペガーさんのケースでは当時、これはイミグレの問題であるとする意見もありましたが、こうして地道な調査によって有意な差があることがわかると、やはり英国側が性的指向を軽視しているのは明らかですね。その他の亡命申請を却下する場合にも、「政治信条や宗教心を隠しておけば本国でも安全だ」と通達するのでしょうかね。

mametamameta 2010/05/03 21:50 情報ありがとうございます。ツイッターで呼びかけしたところ、ミュージシャンの曽我部恵一さんがネットラジオで紹介してくださったりと情報が広まりつつあります。
ペガーさん時と同様、大使館に申し入れするというのも手だなと思っています。とりあえず情報を集めつつ、連休明けにイギリス大使館に電話で問い合わせなどしてみます。

deltagdeltag 2010/05/04 09:04 >ペガーさん時と同様、大使館に申し入れする
それは当然Firouzさんおよび支援グループと連絡がとれていて、先方の要望を受けてのことですよね?