終わりのクロニクル 1

終わりのクロニクル 1 上 - 川上稔終わりのクロニクル 1 下 - 川上稔
この世には10の異世界がある。
それぞれに特徴を持ち、もっともプラス要因が多い世界が生き残る、
はずだった。だが、残ったのはマイナス要因しかない世界「Low-G」。
やがて時は経ち、マイナス要素に滅びそうになる。これを防ぐには、
プラス要因である各異世界の力を解放するしかない。
はじめの交渉相手は1st-G。文字が力をもつ世界。
果たして交渉は成り立つのか?


しっかし分厚い本だ。しかも上下巻。にもかかわらず、一気に読める
ぐらい面白い。
ラストに戦闘シーンを持ってくるのはライトのベルとしてしかたない
ことなのかもしれないけど、交渉のやり取りが意外性あって面白い。
交渉ごとのみで話が進んでくれてもいいぐらい。
笑いも多いので、電車で読むのは危険。
今まで厚さで敬遠してしまったことを後悔しました。
だけど、まだまだ話は続くので(10世界あるんだから当然)、
これからの展開が楽しみだ。


次作の感想: 終わりのクロニクル 2


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