闇の司祭 グイン・サーガ 29


闇の司祭 グイン・サーガ 29 - 栗本薫
グイン一行とユラニアの大公との交渉が始まる。
そこへ出てきたのがユラニアの三公女。通称三醜女。
その圧倒的なまでの存在感は見るものに嫌悪感を与える。
グイン優位にあたっていた交渉に、三公女の次女ネリイは強制的に話を終わらせ・・・。


しかしものすごい表現だな。三醜女なんて。
その三人の女性を表現するのにカナリのページを費やしていましたが、これまたひどい書きようで(笑)。
ここまで体格と性格を悪く書けたら気持ちいいかもしれない。
ラストでグインとグラチウスのやりとりがあったものの、さほど物語の進展は見られず。
次作に期待しましょう。
前々作である「光の公女」の対となるシリーズ第29巻。