ウェスタディアの双星 3 世を忍ぶ将軍漫遊記の章

「お前には関係ないことだ。黙っていなさい」
「どうして関係ないの?わたしだってブロンジーノ家の人間よ?ラタントの住民だわ!関係なくなんかない!」
「お前には、女としての普通の幸せを―」
「海賊に占領されたラタントに、どんな幸せがあるって言うの?わたしの幸せはただひとつ。ラタントで暮らすみんなが笑顔でいることよ!みんなを守りたいの!ご先祖さまがしてきたように。お父さまやお兄さまが今しているように!」

こういう女性好きだなあ。願わくば、バドエルと……。次巻にでもぜひ。個人的にはルシリアとチェザーリ物語も書いてほしいんだけどなあ。 → 感想