簡単なものでもかまいませんので自己紹介をお願いします。
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・運営者からのお願い ・EverGreen BBS
・でみあんてな ・ブックマークされた記事
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・ジェンダー入門(Matzmt Maskeeさん作成)
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2011-03-18 震災復興の国債引き受けや公債発行について書かれた記事へのリンク

今回の東北地方を中心とした大規模な地震や津波、さらには原子力発電所の問題で多くの人々が苦難に直面しています。まだ大きな余震も起きており事態がいったん落ち着くのがいつなのか見えてきていない状況です。わたしの職場でも親類が被災した方がおられます。
避難しておられる方々が1日も早く家族揃って落ち着いた居場所を得られること、そして復興へと向かわれることを祈っております。
まだ事態が落ち着かないうちにお金の話で恐縮なのですが、破壊された都市の修復や避難している方々への住まいや物資の提供などには費用がかかります。
増税でなどという声もありますが、元々デフレと円高による不況で税収が激減している上にさらなる円高が襲い掛かり、風評被害まで予想されているところに増税というのは得策とは思えません。
そこで民間の活力を奪うことなく国が復興のために力を発揮する方策として復興国債を発行し、それを日本銀行が引き受けるという提言がいくつか出てきており、政府のほうでも検討する動きがあるようです。これは規模ややり方によってはデフレの脱却にも寄与する一石二鳥の案ではないか、ということでそうした提言や記事へのリンクを張ってみました。以下どうぞ。
- 今こそ「20兆円規模の日銀国債引き受けによる救助・復興支援」を! (山本幸三さん) http://htn.to/H82e8c
●学術的な方面から
- 経済による二次災害を最小限に!―― 50兆円規模の東日本大震災特別公債を(飯田泰之さん) http://bit.ly/hcNTip
- 「非常時」に即応した対処策への転換を!――「人災」を避ける努力をせよ(片岡剛士さん) http://bit.ly/hBy8ze
- 外国に購入してもらう前に日銀が国債引き受けを(長谷川幸洋さん) http://bit.ly/h74cYy
- 復興国債100兆円も可能 日本再生のチャンスに変えよ(田村秀男さん) http://bit.ly/gisuy8
- 【東日本大震災】10兆円規模「復興国債」発行へ 全額日銀が引き受け http://bit.ly/h6lNOq
●震災の被害の経済的な影響について触れた論説
- 東日本巨大地震の経済的影響をどう考えるか(片岡剛士さん) http://bit.ly/gha2VX
- 日本の地震・津波のマクロ経済的影響 by Ilan Noy(okemosさんによる翻訳) http://bit.ly/gGQzm9
- 日本(「日本の地震・津波のマクロ経済的影響」の追記) by James Hamilton(ayakkaさんによる翻訳) http://bit.ly/gMd8ky
2010-08-14
■[本]完全雇用マニュアル入門編:松尾匡著「不況は人災です!―みんなで元気になる経済学・入門」
不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門(双書Zero)
- 作者: 松尾匡
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 235回
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この本についてはTwitterで読書の実況中継しますと言いながらなかなかできなかったので、ブログのほうでまとめて書くことにします。書評とか感想すらうまいこと書けませんので本の紹介ということで。
以前Twitterで完全雇用マニュアルはないのか?という話題が出ていたのですが、大勢の人にとってまさにこの本がその入門編になると思います。入門編以降にあたる書籍も巻末で紹介されている親切設計です。著者の松尾匡さんは気鋭のマルクス経済学者で経済学の入門書を何冊も手がけている方です。
実況中継のログから拾って整理しただけなので1章ごとの紹介という長々したものになります。とはいえ詳しい話は省略してありますので、本屋さんで買ったり図書館で借りたりして、読んで確認してみてください。ありがたいことにサポート用のブログも立ち上げられています。
http://d.hatena.ne.jp/desert_boat/
<第1章>
第1章では、犯罪少年の数、女性のクラミジア感染、男性の自殺、夫婦の離婚率、NPOへの寄付金の景気との関係について触れられています。景気が良くなったって企業が得するだけじゃないかといった意見に対して、不況というのはいろんな人たちに悪影響を及ぼすのだから、不況というのは良くないことなんだよ、これを退治しないといけないんだよ、というメッセージがあるように思いました。
これは当たり前に思えるのですが、不況は仕方がないとか、景気対策をやるととにかく良くないことがあるので反対、という意見はあちこちで見られますし、知らず知らずのうちにそうした意見が気になってしまう人も多いと思います。
<第2章>
第2章では小泉政権についてよくある誤解に触れてあります。最初に小泉政権が目指した構造改革による経済成長と、不況に対応して失業を減らすための経済成長は別物ですよというお話。
小泉さんたちがやろうとしたのは、本来「完全雇用」の状態のときに、そこからさらに経済を成長させようとするもので、いわば経済の天井を成長させるもの。しかしあの時はそもそも完全雇用どころか既に失業の多い不景気の状態。やるタイミングがおかしかったということですね。
もうひとつの経済成長、というのは、経済そのものは天井まで行かずに低迷することもあり、そういう時に失業がたくさん出てしまうといけないので、失業をなくして天井まで持っていくためのもの。これは下手をすると一家離散とか人命に関わったりしますのでこれら二つの経済成長はどちらも重要ですよね。
<第3章>
2002年に日本の雇用者数がガタ落ちしてしまって、2001年のレベルに戻ったのは2005年でした。で、その回復の背景には何が?というのが第3章の内容です。
ここで実質利子率の説明が出てきます。名目利子率から予想インフレ率をひいたもので、これが低くなれば借金が返しやすくなるので企業が設備投資しやすくなったり住宅ローンを組みやすくなったりします。デフレだとこれが高くなってしまうので設備投資やローンを組むのは不利になりますね。
そして2003年ごろからの景気回復には予想インフレ率が上がり設備投資がさかんになっていき、景気回復につながったと書かれています。なんでそんなことが起きたのか。
予想インフレ率が上がった影にはまず、日銀が量的緩和を行ったことが挙げられています。さらにアメリカの景気が良くなるに連れ日本の純輸出が増えたこと、そして巨大な為替介入も行われていたことが挙げられています。
ところが量的緩和をやっていたころはまだ物価はデフレのまま、円安にもならず、でした。しかし大事なのは日銀の行動を見た人々がデフレが止まってインフレになっていくと予想するようになったことです。これで景気の回復が続いてデフレを脱却していれば良かったのですが、というところで第4章に続く。
<第4章>
第4章では2002年以降の景気の回復についての解説があります。2007年まで景気の回復が続いたとされていますが、失業率で見ると最も低い時で3.5%。1998年の景気悪化直前の数字に戻しただけという指摘がいきなりされています。
そして1998年以降正社員は減り続け非正社員が増え続けて、1人当たり雇用者報酬は基本的に下がる一方。この10年雇われて働く人の所得はどの階層を取っても目立って増えていないそうです。これでは景気回復が実感できるはずもありませんね。
私の住む富山県ではこの10年の間に派遣会社の看板を見ることが随分増え、小さな商店やスーパーが姿を消し、大きな商業施設まで不採算で撤退したりしています。非正規雇用の増加については経団連など財界がこのような流れを要望し、自民党政権がそれに応えて規制緩和してきたことも本の中では指摘されています。
それでも弱い勢いながら景気回復の傾向にあったのですが、なんと2006年から2007年にかけて日銀は一連の引き締め策を実行します。この急激な引き締めにより市場の予想はデフレに転落していき、企業の設備投資は落ち込み経常利益の伸び率も落ちていきました。リーマンショックの前の話です。そこへさらにリーマンショックの追い打ちがかかったため、日本の景気は一気に谷底に突き落とされたように悪化しました。
本の中で紹介されたデータによると2008年10月から2009年9月までの1年間で23万人以上の非正規労働者が雇い止めになり、完全失業率は2009年7月に5.7%という過去最悪を記録。完全失業者数は横浜市の人口に匹敵する359万人に上ったそうです。つい先日昨年大学を卒業した人たちの就職率が60.8%だったという驚くべきデータも発表されましたね。ほんとに大変なことです。
<第5章>
第5章からは、ではどうすればいいのかという話題に入っていきます。インフレ予想が人々の間に根付くように日銀がインフレ目標を定めて大胆に金融緩和を行ない、同時に日銀が無から作ったお金で政府が支出を拡大して総需要を増やす(いわゆるリフレ政策)、ということをやればいいのですが、これまで実際にとられてきたのはどうも違う政策です。なぜそうなのか?
小泉さんたちがやった経済の「天井」を伸ばす政策については「新しい古典派」と呼ばれる学派の理論に基づいているそうです。1980年以降はこの「新しい古典派」の理論に基づいた経済政策が世界中で行われるようになったということです。
ちなみにそれ以前は「ケインズ派=ケインジアン」の理論に基づいた政策が行われていましたが、ケインジアンの政策では1970年代に先進国で起こったスタグフレーション(インフレを伴う不況)にうまく対処できず、それを批判する形で「新しい古典派」が台頭してきたそうです。
ところがその後日本が1990年代に直面したデフレ不況の問題の研究がきっかけで「新しいケインズ理論」が登場してきました。「新しい古典派」の手法を取り入れていることが特徴で、良く名前を聞くマクロ経済学の教科書の著者であるクルーグマン、スティグリッツ、マンキューといった人たちはいずれも広い意味で新しいケインズ派の人たちだそうで、時代が変わったんですね。
ここで気になるのはそうした新しい理論が政策に取り入れられるのはいつか、ということです。イギリスなどでは既に「新しいケインズ理論」の成果を取り入れた政策が取られていますが、最もその必要性が高いと思われる日本では・・・
で、ここで面白い話が出てきます。日本の左派と経済政策との関係です。松尾さんによれば日本の左派には以下のような特徴があるそうです。
- 日本ではマルクス経済学が新しい古典派を敵視していただけでなく、その手法をも敵視していた
- 「業突く張りの独占資本がもうけを追求したせいで、弱者の暮らしが犠牲にされる」というインフレ観があった
- ケインズ的な景気対策には「金権保守派による土建公共事業」というイメージがある
- 20世紀的な巨大企業=悪玉観は社会主義国家が崩壊してもそのまま
- 近年マルクス主義に代わる思想としてエコロジー思想が採用されたため経済成長にはマイナスイメージがある
- ベトナム戦争とその後のアメリカ一極支配の構図による反米意識
さて、このような人達の前で「インフレ目標を定めて景気をよくしよう」という話をしたら、しかも新しい古典派の手法を使っていて、アメリカのクルーグマンとかいう奴が言い出したと来た日には・・・ orz
かくしてたいへん嘆かわしい事態になってしまうわけですね。
本当に働きたくても働き口がなくて、明日の暮らしにも困っている人たちからすれば、まったく救いのない構図だったと言えます。こんな構図はもういいかげん終わりにしないといけません。
とこの章は締めくくられています。いやほんとどうしたらこの構図が終わるのか正直見当もつきません。ともあれ松尾さんの本を一人でも多くの人に手にとってもらいたいと思います。
<第6章>
さて、ここでは
新しい古典派や新自由主義的な政策に反対した人たちは、もともと「左派」と呼ばれる人たちのはずでしたけど、この立場にとって、そもそも何が大事なことだったのでしょうか。
と始まり、欧州の左派の主張を紹介しています。
まず欧州社会党、社会主義インターナショナル、欧州左翼党といった団体がはっきりと完全雇用を目指していることが紹介されています。団体によっては中央銀行の金融政策の優先順位を完全雇用に向けさせることまで踏み込んでいるんですね。
金融政策が雇用に関係することを理解していないとそんな話は出てこないのですが、当然理解しているわけですね。日本でも先日連合の会長さんが日銀法を改正して雇用の最大化にコミットさせる必要があるといった趣旨のことを述べられてニュースになっていました。
その次には日本の左派政党の主張が対比されていますが、社民党は金融緩和すると国民に痛みを与えることになるのでけしからんそうです。共産党も金融緩和に猛反対しています。えーと、いったい何がしたいんでしょうね。
これは何か誤解があるのではないかということで
が説明されています。なんで?ほんと?と思った方はぜひ本の中の丁寧な解説を読んでみてください。この章は金融緩和政策Q&Aといった趣になっていまして、円キャリートレード、中国発デフレ論、金融緩和でバブルになるのでは?といった話題についても触れられています。
<第7章>
ここではケインズの流動性選好の話やマルクスの物神崇拝の話が出てきます。流動性選好はデフレやその克服策の鍵になってくる重要な概念です。ぜひ本でチェックしてみてください。
リフレ政策は実質賃金を下げることが目的ではないのですが、リフレ政策が実行されて景気回復が起きる際には、設備投資の回復などが先になるでしょうから賃金の上昇は遅れることが予想されます。それもあって財政政策で給付金とセットで、といった議論もされるのですね。
ここで松尾さんはなんと十分な金融緩和と共に最低賃金を段階的に上げていくことを提案しています。これで景気対策をすると同時に産業間のバランスの調整にもつながると松尾さんは主張しています。それどころか
目下のようなひどいデフレ不況の中では、おカネが出回らずにためこまれるので、景気回復に必要な一パーセントぐらいのささやかなインフレ予想を作るだけでも、大変な量のおカネを出さなければならないでしょう。でも逆に考えれば、こんなうまいチャンスはないのです。国会が決断しさえすれば、無から作ったおカネで誰も損することなく、少子化対策にも、医療費にも、介護保険財政にも、障害者福祉にも、戦後補償にも、温暖化対策にも、何でもお望みのものにつぎ込めるのです。
なんかもう、かなりラディカルです(汗。日銀の国債買い取りや政府紙幣による財政政策の話でこうくるとは思いませんでした。そう主張する松尾さんの心意気はすっきりしています。
一方に飢えやケア不足などに苦しむ人たちがいて、もう一方に働きたいのに働けずにいる人がいるならば、働きたい人にはみな働いてもらって財やサービスの生産を増やし、満たされていないニーズを満たす―、これは何か悪いことですか。経済停滞に対して、「今の時代、こんなものだ」と受け入れて、何か清廉でエコロジカルでいいというようなイメージを持つことは、働く者の立場とも社会的弱者の立場とも相容れないものだと思います。
<そしてあとがきを読み終えて>
この本の中では自民党政権と財界が反労働者的な政策を行ってきたことと、日銀の引き締め志向が批判されていますが、同時に本来これらを批判すべき人たち―左派や市民派や労働組合関係などなど―が、彼らの責任をきちんと追求せずにきてしまったこと、同時に本当に捨ててはならないものを忘れてしまっているような気がすると松尾さんは書いています。
そしてこのままではさらなる停滞と失業が進み、犯罪や家族の崩壊や教育の荒廃が進み、これを強権で解決しようという勢力が支持を集めることを松尾さんは懸念しています。
不況になると排外主義的な勢力が人気を集める、といった指摘をする方もいらっしゃいますね。
戦前に停滞と失業を味わった人たちは、高橋是清らの政策によって恐慌自体は脱したものの、結局その後高橋是清らを殺害し、諸外国へ侵略の手を広げ、広島・長崎への原爆投下と敗戦への道を突き進むことになりました。国外にも国内にも莫大な犠牲を生むことになったのです。こうした過ちを繰り返さないためにも私たちは今、どうすればいいのでしょうか。
最後に、あとがきでの松尾さんのメッセージを紹介しておきます。
だから読者のみなさんには、今こそ、好況はいい、不況は悪いという当たり前のことを、はばかることなくおっしゃっていただきたいと思います。おカネの価値や国家財政のために人間があるのではなく、目の前の生身の人間こそが目的なんだ。働きたい者が誰でもまっとうに働けて、安心して暮らしていけるためにこそ、経済というものはあるんだ。そういう当たり前のことを、声を大にしておっしゃっていただきたいと思っています。
そうです。好況はいい。不況は悪いんです。しかも人災なんです。人災だということは、人智によって取り組む余地が大いにあるということなんです。ここにこそ希望があるのだと思います。
2009-11-16
■[経済]最近の某所でのお話から
一体何と戦っているのか
308: ドラエモン 2009/11/15(Sun) 12:18 ID:8PBCrTYrKPVh [ va4qsJNk0c ]
>>307
1)デフレ容認的心理
2)マクロ政策への無理解
3)清貧の思想
4)社会的ダーウィニズム
6)そしてなにより日本の経済学者w
某所の某ハッシュタグの話とも絡みそうなお話
361: 名無しさんの冒険 2009/11/14(Sat) 00:09 ID:CLiO+utuL2w1
金融系の連中がマクロに関する話をすると馬鹿にしか見えない件について
どゆこと?あれらは全部偽者でちゃんとした人たちがどこかにいるの?
362: 名無しさんの冒険 2009/11/14(Sat) 08:04 ID:nG62rr1N8kq4
>>361
そうなんだよな。いっつも思うけどあれは不思議だ。
ひょっとして政治的立ち回りってやつと同じようなもんか?
なので正直者はいつもバカを見るという話。w
363: 名無しさんの冒険 2009/11/14(Sat) 11:50 ID:mGmcb4QkMpJs
わざと嘘をついているわけではない。
364: ドラエモン 2009/11/14(Sat) 12:23 ID:8PBCrTYrKPVh [ va4qsJNk0c ]
外資系証券のフロントに勤めていると、給料が普通じゃないのでつい「俺は常人とは違う」という
確信を抱いちゃうのよ(笑)30そこらで2千万とか3千万がゴロゴロ、多い奴は億なんているわけで。
365: 名無しさんの冒険 2009/11/15(Sun) 00:40 ID:KD2uHIozkS0P
それはまあ金融係に限らず、ある程度の社会的地位を持ってて、かつ自分の専門知識で何ができ、何ができないかを理解していない人にはありがちなことでは
会社の経営がうまいとか、哲学思想をよく知ってるとか、インターネットに詳しいとか、小説が売れてるというのは、マクロ経済に適切な意見を出せる根拠にはならないのに
とりあえず浅く広くでいいのだろうから色々知見を広め、られればいいけどなかなか。そのジャンルの話を見聞きする時の基本的な判断のポイント、というのがつかめているといいんでしょうね。というのは先日の某シンポジウムにつながるお話。
潜在成長率について
17: bewaad 2009/11/16(Mon) 02:34 ID:qt29F/ByBd0X [ e4JrYuoZ66 ]
>>6
>>9
何でそういう陰謀論にはまっちゃうのかなぁ。
そんなに世論・政策が彼/女らの思い通りになるなら、
たとえば「均衡財政主義」の総本山である財務省の思惑に反して、
これだけの国債残高が積み上がっているわけないでしょうに。
最近の勝間さん関連の議論をあれこれ見るに、
リフレ政策に反対する者の最有力の根拠は、潜在成長率が低いとの見方だと思ってます。
ゼロ名目金利制約下におけるデットデフレみたいな話はあるにせよ、
現在の平均的な成長率がおおむね潜在成長率に達しているならば、
金融政策にできることは相当程度限られているというのは、それほどヘンな理解ではないでしょう。
で、バブルだのスタグフレだのを懸念する声というのは、
暗黙のうちに潜在成長率が1%近傍だ、
すなわち現状はほぼ自然成長を達成しているとの前提に立っているように見えます。
それ以上の成長をディマンドサイドで追及するのはおかしいんじゃない、
との多くの見方は、理屈としてはここで批判されるほど経済学的感覚が欠如したものではないでしょう。
このわたくしの見方が正しければ、日銀批判の普及に有益なのは潜在成長率はもっと高いとの言説ですが、
他方、日銀批判の代表として世間的に認知されているのは「上げ潮派」ですが、
「上げ潮派」は、「構造改革」を説くために日銀同様に潜在成長率は低いと主張しているわけで、
知的に誠実であれば、潜在成長率が低いなら「上げ潮派」よりも日銀が正しいと思うことでしょう。
陰謀説を言うなら、潜在成長率が低いといい、自らの評価を下げることで日銀の相対的評価を結果的に上げている、
18: 名無しさんの冒険 2009/11/16(Mon) 02:52 ID:FeCC3qy0Rzuj
上げ潮派なんて政治的に死んでるのにどうでもいいだろW
いまさら何いってんだ?
19: 名無しさんの冒険 2009/11/16(Mon) 03:31 ID:X2sBANYuemNh
そもそも、
・潜在成長率が低い→すでにそれは達成しているから無駄な需要刺激はしない(日銀)
・潜在成長率が低い→それを上げていくための(ミクロ)政策をとるべきだ(上げ潮)
となるから、潜在成長率が低いのを認めるならどちらも別に変なことは言ってないことになる気が。
20: 名無しさんの冒険 2009/11/16(Mon) 07:07 ID:nG62rr1N8kq4
>潜在成長率が低い→それを上げていくための(ミクロ)政策をとるべきだ(上げ潮)
ここに上げ潮の矛盾が露呈してるような気がする。喫緊に景気回復に
必要なのはマクロ政策で、たしかにそれも主張はしていたようだが、
なぜか構造改革で潜在成長あげてという言説を常に優先してきたよう
に見える。あと上げ潮が死んだと言うのは早すぎるんじゃね?
ヨッシーグループなんかの主張見てるとどうもそれっぽい。
彼らがリフレになりきれるのかどうかってことだけど・・。
21: ドラエモン 2009/11/16(Mon) 08:08 ID:8PBCrTYrKPVh [ va4qsJNk0c ]
潜在成長率とか自然失業率なんてものを自分が知っているとか、まして人為的に引き上げることが
■[経済]最近の某所でのお話から
一体何と戦っているのか
308: ドラエモン 2009/11/15(Sun) 12:18 ID:8PBCrTYrKPVh [ va4qsJNk0c ]
>>307
1)デフレ容認的心理
2)マクロ政策への無理解
3)清貧の思想
4)社会的ダーウィニズム
6)そしてなにより日本の経済学者w
某所の某ハッシュタグの話とも絡みそうなお話
361: 名無しさんの冒険 2009/11/14(Sat) 00:09 ID:CLiO+utuL2w1
金融系の連中がマクロに関する話をすると馬鹿にしか見えない件について
どゆこと?あれらは全部偽者でちゃんとした人たちがどこかにいるの?
362: 名無しさんの冒険 2009/11/14(Sat) 08:04 ID:nG62rr1N8kq4
>>361
そうなんだよな。いっつも思うけどあれは不思議だ。
ひょっとして政治的立ち回りってやつと同じようなもんか?
なので正直者はいつもバカを見るという話。w
363: 名無しさんの冒険 2009/11/14(Sat) 11:50 ID:mGmcb4QkMpJs
わざと嘘をついているわけではない。
364: ドラエモン 2009/11/14(Sat) 12:23 ID:8PBCrTYrKPVh [ va4qsJNk0c ]
外資系証券のフロントに勤めていると、給料が普通じゃないのでつい「俺は常人とは違う」という
確信を抱いちゃうのよ(笑)30そこらで2千万とか3千万がゴロゴロ、多い奴は億なんているわけで。
365: 名無しさんの冒険 2009/11/15(Sun) 00:40 ID:KD2uHIozkS0P
それはまあ金融係に限らず、ある程度の社会的地位を持ってて、かつ自分の専門知識で何ができ、何ができないかを理解していない人にはありがちなことでは
会社の経営がうまいとか、哲学思想をよく知ってるとか、インターネットに詳しいとか、小説が売れてるというのは、マクロ経済に適切な意見を出せる根拠にはならないのに
とりあえず浅く広くでいいのだろうから色々知見を広め、られればいいけどなかなか。そのジャンルの話を見聞きする時の基本的な判断のポイント、というのがつかめているといいんでしょうね。というのは先日の某シンポジウムにつながるお話。
潜在成長率について
17: bewaad 2009/11/16(Mon) 02:34 ID:qt29F/ByBd0X [ e4JrYuoZ66 ]
>>6
>>9
何でそういう陰謀論にはまっちゃうのかなぁ。
そんなに世論・政策が彼/女らの思い通りになるなら、
たとえば「均衡財政主義」の総本山である財務省の思惑に反して、
これだけの国債残高が積み上がっているわけないでしょうに。
最近の勝間さん関連の議論をあれこれ見るに、
リフレ政策に反対する者の最有力の根拠は、潜在成長率が低いとの見方だと思ってます。
ゼロ名目金利制約下におけるデットデフレみたいな話はあるにせよ、
現在の平均的な成長率がおおむね潜在成長率に達しているならば、
金融政策にできることは相当程度限られているというのは、それほどヘンな理解ではないでしょう。
で、バブルだのスタグフレだのを懸念する声というのは、
暗黙のうちに潜在成長率が1%近傍だ、
すなわち現状はほぼ自然成長を達成しているとの前提に立っているように見えます。
それ以上の成長をディマンドサイドで追及するのはおかしいんじゃない、
との多くの見方は、理屈としてはここで批判されるほど経済学的感覚が欠如したものではないでしょう。
このわたくしの見方が正しければ、日銀批判の普及に有益なのは潜在成長率はもっと高いとの言説ですが、
他方、日銀批判の代表として世間的に認知されているのは「上げ潮派」ですが、
「上げ潮派」は、「構造改革」を説くために日銀同様に潜在成長率は低いと主張しているわけで、
知的に誠実であれば、潜在成長率が低いなら「上げ潮派」よりも日銀が正しいと思うことでしょう。
陰謀説を言うなら、潜在成長率が低いといい、自らの評価を下げることで日銀の相対的評価を結果的に上げている、
18: 名無しさんの冒険 2009/11/16(Mon) 02:52 ID:FeCC3qy0Rzuj
上げ潮派なんて政治的に死んでるのにどうでもいいだろW
いまさら何いってんだ?
19: 名無しさんの冒険 2009/11/16(Mon) 03:31 ID:X2sBANYuemNh
そもそも、
・潜在成長率が低い→すでにそれは達成しているから無駄な需要刺激はしない(日銀)
・潜在成長率が低い→それを上げていくための(ミクロ)政策をとるべきだ(上げ潮)
となるから、潜在成長率が低いのを認めるならどちらも別に変なことは言ってないことになる気が。
20: 名無しさんの冒険 2009/11/16(Mon) 07:07 ID:nG62rr1N8kq4
>潜在成長率が低い→それを上げていくための(ミクロ)政策をとるべきだ(上げ潮)
ここに上げ潮の矛盾が露呈してるような気がする。喫緊に景気回復に
必要なのはマクロ政策で、たしかにそれも主張はしていたようだが、
なぜか構造改革で潜在成長あげてという言説を常に優先してきたよう
に見える。あと上げ潮が死んだと言うのは早すぎるんじゃね?
ヨッシーグループなんかの主張見てるとどうもそれっぽい。
彼らがリフレになりきれるのかどうかってことだけど・・。
21: ドラエモン 2009/11/16(Mon) 08:08 ID:8PBCrTYrKPVh [ va4qsJNk0c ]
潜在成長率とか自然失業率なんてものを自分が知っているとか、まして人為的に引き上げることが
2009-11-10
■[経済]デフレに関する解説へのリンク集(2010/5/12にリニューアル)
最近勝間和代さんが政府にデフレを止めるようプレゼンを行ったりして、Twitterや新聞記事やラジオなどでデフレの問題が取り上げられることが増えています。また、経済学者の方や経済政策に詳しい皆様がデフレの問題に関してFAQ的な解説や、海外の解説の翻訳をして下さっています。
ということでそうしたFAQへのリンク集を作ってみました。→ その後、専門家の方が書いて下さった文章や派生する問題を扱ったエントリへのリンクを追加したり、海外の中央銀行による解説や、やさしそうなものを先に持ってきてリニューアルしました。
■安定的な物価上昇は経済の健康を増進させる(イングランド銀行)
イングランド銀行(イギリスでの日本銀行にあたります)によるインフレターゲット政策の解説です。。訳してくださったHicksianさん、night in tunisiaさん、optical_frogさん、ありがとうございます。
■デフレ:問題の概観(スウェーデン国立銀行)
難しい話が書いてありますが、デフレの弊害とその対応策について書かれています。日本の例にも触れられています。訳して下さったのは上記資料と同じみなさまです。ありがとうございます。
■反デフレ政策FAQ中のFAQ(maedaさん)
Twitterでのデフレに関する議論について、maedaさんが作成して下さいました。デフレやその対応策について、質問に答える形でやさしく解説されています。
■反反反デフレFAQ(maedaさん)
同じくmaedaさんが、池田信夫さんのデフレに関するお話におかしな点があるんじゃないのかな?ということで、池田さんのお話に対応する形で再度解説を作成して下さいました。池田信夫さんの文章については個人的には45度の問題だけでお腹一杯です。
■インフレとデフレと景気に関するよくある質問集(矢野浩一さん)
マクロ経済学者の矢野浩一さんによる解説です。こちらも池田さんの文章に対応するような感じになっています。
■FAQ「デフレ以外にも問題があるんではないの?」(飯田泰之さん)
同じくマクロ経済学者の飯田泰之さんによるFAQが登場です。これはその第1弾。
■潜在成長率と景気対策の余地(飯田泰之さん)
第2弾です。
■インフレの起こし方(飯田泰之さん)
そして第3弾。
■リフレーションに関連する海外記事および論文集(night in tunisiaさん)
多数の専門論文を翻訳してくださっているnight in tunisiaさんによる資料集です。易しく紹介してくださっており、下のほうに本の紹介もあります。
■貿易入門:基礎とQ&A (maedaさん)
デフレに関する議論に派生して、貿易の話がよく出てくるのですが、そこでのよくある疑問への回答をmaedaさんが書いて下さいました。
■財政再建に関する意見のトンデモ度の測り方(bewaadさん)
デフレ脱却、景気対策、ところで財政再建はどうするの?ということで財政の話もよく出るのですが、そこでのポイントをbewaadさんが解説しておられます。ところでbewaadさんによるところのトンデモばかりがメディアに流通している気がするのですが、これはいったいどうすれば。
■金融関係者の反リフレ論について(Baatarismさん)
デフレに関するweb上での議論の中で、金融関係の方の反論がどうもよくわからない場合があり、そのことについてBaatarismさんが考察しておられます。コメント欄でのやりとりも興味深いです。
■余は如何にして利富禮主義者となりし乎(bewaadさん)
こちらはbewaadさんによる詳細なリフレ政策へのFAQです。
■リフレ政策ポータルWiki(arnさん)
上記のイングランド銀行のパンフレットやスウェーデン国立銀行のレポートなどが掲載されているポータルサイトです。
■デフレからの脱却と経済再生に関する国際フォーラム(矢野浩一さん)
題名どおりのフォーラムがかつて日本で行われたそうで、論文が読める方にはこの参考文献リストが有用かと(自分には量子力学の話と同様に見えるのであった orz)。
■政策分析に応用される新ケインズ派DSGEモデル(矢野浩一さん)
えー、同じく量子力(略)、それはともかく、こういうところまで掘り下げたい方にはありがたい文献紹介かと。
2009-11-02
■[社会]給料話あれこれ
内需の面では不景気がずーっと続いている日本ですが、そのせいなんでしょうねえ。最近給料関係で気になるエントリや記事が目についたのであれこれリンクしておきます。
■民間社団を「生活保護」する必要はあるのか?(くまくまさん)
○ニクロとか▼タミとかセブン&▽イとか、そういう人件費ローコスト*2企業のビジネスモデルって、得られる利益が「企業の維持水準+従業員の生活維持」を下回っていて、「社会による経済的支援を得られる事」を前提にした寄生的なモデルなわけだ。
そこで働く人が他から援助を受けないとまともに食っていけない。つまりモノやサービスの対価以外にも社会にたかっているんですね。これは官製ワーキングプアの話にもつながりますね。アメリカだとウォルマートが代表例かな。記事中の時給1500円くらいという最低ラインですが、わたしもそのへんです(苦笑)。
■低賃金を前提にした産業は日本から出て行け 産業の空洞化など恐れるに足りぬ(kechhackさん)
低賃金に依存する企業が増えるのって、結局政府の税収減につながり、様々な公共サービスの低下や財政負担にもつながります。激しく望ましくない状況。
■底辺正社員の給与明細(増田さん)
ため息。
■ソニー、日立、花王…「実物の給与明細」公開!(ロイター)
まあ、こんなところもありますけどね。はあ。
■購買力平価ベースの平均賃金の推移(DeLTA Function)
日本、あんまり伸びてないですよねえ。
