沖縄祖国復帰運動に翻るまぼろしの日章旗について(0)

日の丸について調査を始める


戦後沖縄の写真集の示威行進や集会の各写真について日の丸の数を数える[*1]

*1:とりあえず手に入ったのは□を付した7冊(県立中央図書館蔵書),他の県立図書館への資料請求,市中央図書館で更に同数以上利用できる筈【11/14記す】

凡例

日の丸に矮小化するには惜しいと考え,写真集から各写真の【頁…写真の説明文】を書き写し,旗・横断幕・鉢巻き・ぜっけん・看板等の文字情報を例えば「腕章【全軍労】」のように拾い上げる


写真集の説明文を補う場合,「(20人が座り込んでいる)」のように「()」に入れて示す


読めない文字は焦点ぼけ等字数が分かる場合「□□」,陰に隠れ字数不明な場合「…」で示し,推測出来る字は()内に入れて「鉢巻き【…(沖縄)教職員会】」のように示す


各写真説明の前に集会・示威運動に関わると判断[*1]したら■を,無関係なら□を付す. 日章旗・日の丸の鉢巻き等日の丸を含む写真にはを付した

*1:「復帰運動に関わる」か否かの厳密な判定基準は無く,主観的な判定になる. 例えば【慰霊の日に教室で討論する高校生】は俺様基準で復帰運動の集会に入れるし,【復帰を喜び日の丸の小旗を振る市民】みたくな官製市民運動をどちらに入れるかの判断は難しい

調査した(する予定の)写真集


□『桑原史成写真全集3 筑豊/沖縄』草の根出版会,2004/10/08 第二部 沖縄(p.109-p.186) 98p.


桑原史成写真全集〈第3巻〉筑豊/沖縄


□『沖縄戦後史』沖縄タイムス社,1998/9/


□『沖縄 戦後50年の歩み - 激動の写真記録』沖縄県発行,1995/3/31


□祖国復帰闘争史編纂委員会(社会大衆党,社会党,共産党,県労協,沖教組,…)『沖縄県祖國復帰闘争史 写真集』沖縄時事出版,1982/05/15 205p.


三留理男(ただお),金山敏昭,粟津潔『叛逆の記録 安保・沖縄・大学』太平出版社,1972/9/25 1969/4/28沖縄闘争 13p.


□沖縄革新共闘会議『写真集 沖縄/百万県民の苦悩と抵抗』新時代社,1970/09/15,カバー推薦文 屋良朝苗(琉球政府行政首席),中野好夫 83p.


□『嬉野京子写真集 沖縄 100万の叫び/祖国復帰の願い』新日本出版社,1968/02/25,表紙題字 瀬長亀次郎,序文 中野好夫「切り残された尻尾」瀬長亀次郎「沖縄は訴える」1968/2/3 102p.