赤旗海賊版

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04/10/31 (Sun) [準備中] 味噌汁

でむぱを送る(その2)


味噌汁, お稲荷さん, 護国神社, …… から「切断」するということ ……

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04/10/30 (Sat) サヨのはやとちる - 異常な自虐的歴史観の≪鎮圧≫に奮闘せよ

id:claw:20041029 より引用 http://motomiya2.hp.infoseek.co.jp/inu-wang%20OFFICIAL%20WEB%20SITE.htm#041028

いぬぶし日記・・・どうやら「言論弾圧」と見られるのが怖いらしく、集英社に出かけて「確認作業」

確認したのは11月11日発売ヤング・ジャンプ『謝罪記事』の内容でせう.


いぬぶし秀一の激辛活動日誌 犬伏が感じたこと, 気づいた事を書き込んでいきます http://www.enpitu.ne.jp/usr9/98044/

集英社の少年向け雑誌ヤングジャンプに連載中の本宮ひろし氏作の『国が燃える』に, 南京大虐殺が掲載されていた.

その内容たるや, フィクションとことわりつつも, 岸信介氏や松井岩根氏など実名を使用し, 中国の真偽不確かな写真を使うなど, 歴史考証のひどい作品である.

本宮氏は, 実は, 航空自衛隊生徒9期生で, 私の9期先輩にあたるが, 残念ながら, 1学年で中退をされたようで, 志ある防衛庁教官の『歴史』授業を受けていらっしゃらないようだ.

ヤングジャンプは, 中学, 高校生など『自虐的歴史観』を教員により植え付けられた可哀想な青少年の読者が多い. 漫画を読んで『やっぱり日本はヒドイ国だった』などと思われたのでは, 正にかの勢力の思う壺ではないか.

こいつは, いてもたってもいられない. 明日, 集英社に抗議に行くぞ. さっそく, 集英社編集部に連絡を取ると, さんざんまたされた挙句『郵送してください』の一点ばり. しつこく食い下がると『窓口は広報だ』とまわされる. 広報は流石に感じのよい職員が出て, 会っていただけることになった.

日本を代表する出版社の良識ある対応を期待したい.

(以下, 抗議文全文)

株式会社集英社 代表取締役 谷山 尚義様 平成16年10月5日

『ヤングジャンプ』編集長  田中 純 様

「国が燃える」作者     本宮ひろ志様

集英社問題を考える地方議員の会 

代表 犬伏秀一大田区議

事務局長 松浦芳子杉並区議

古賀俊昭東京都議・土屋たかゆき東京都議・高橋雪文岩手県議・鈴木正人志木市議・白土幸仁春日部市議・新村和弘雄踏町議・渡辺眞日野市議・沢田力さいたま市議・大田祐介海老名市議・宍倉清蔵千葉市議・大関修右内原町議・上島よしもり世田谷区議・鴨打喜久男小平市議・上橋泉柏市議・吉住健一新宿区議・大西宣也町田市議・伊藤玲子鎌倉市議・井出口良一大分市議・井上健国立市議・三宅隆一川崎市議・梅田俊幸日野市議・頼重秀一沼津市議・小畑くにお浜北市議・三宅博八尾市議・水ノ上成彰堺市議・木村徳国分寺市議・広重市郎宇部市議・吉田信解本庄市議・中田勇新座市議・新井よしなお町田市議・佐々木祥二元長野県議・森高康行愛媛県議・天目石要一郎武蔵村山市議・岸田正大田区議・田中健大田区議・伊藤たけし渋谷区議・稲川和成川口市議・井野兼一塩尻市議・矢本おさむ南海市議 (10/4現在 順不同)

抗議文

私たちは, 各地域において, 青少年の健全育成と, 異常な自虐的歴史観の排除に奮闘している地方議員です.

貴社が平素より, 出版物を通じ, 青少年の健全育成に努められている由, 敬意を表するものでございます. しかしながら, 貴社発行『ヤングジャンプ』42, 43号に掲載されている, 本宮ひろ志氏作「国が燃える」については, その史実考証の稚拙さなど, 看過する訳にはいきません. つきましては, 各議員連名のうえ, 下記のとおり抗議いたしますので, 平成16年10月12日までに誠意ある回答, 対応及び面会を求めます.

  1. 所謂『南京大虐殺』は, 当時の体験者や, 研究者, 学者により, 諸説が分かれているところであり, ないという強力な証拠があるものの, あるという確証がない状態で, 松井石根氏, 岸信介氏等実名を使用し, これをあたかも戦争の真実として漫画化している.
  1. 中国の真偽定かでない写真を用い, 百人斬りを事実として記載し, 意図的 に歴史を歪曲している.
  1. 歴史的認識が確立されていない青少年に多大なる影響を与える貴誌に, 史実ではない残虐なシーンが登載された事は, 次代を担う青少年の心を傷つけ, 遺憾である.
  1. 事の重要性を認識せず, 問題の事実関係についての調査研究を怠り, 大東亜戦争従軍の将兵, 遺族さらには日本国及び国民の誇りに傷をつけ, 辱めさせた行為は厳に慎むべき行為であり, フィクションと記載された「漫画」であっても許されない.

以上

連絡先:

 144-8621 大田区蒲田5-13-14 大田区議会 犬伏 秀一

 166-8570 杉並区阿佐ヶ谷南1-15-1 杉並区議会 松浦 芳子


昨日も書いたが, 本日は午前中, 区議会都市整備委員会に参加した後, 神保町の集英社へ出かけた. どしゃぶりの大雨の中, 5名(私を含め)の議員が集まってくれた. そして, 日本文化チャンネル桜のスタッフ, さらには, 南京虐殺があったという2日後に南京入りしたという元特攻兵の田形氏が加わった.

当初, 集英社の入り口でこちらをうかがっていたガードマンは1人だったが, 何かある, と思ったのか4名に増員された. しかし, こちらは紳士淑女の集まり(?)おだやかに彼らに話しかけた.

怪訝そうな彼らに『広報の●●さんにお約束を頂いているのですが…』と伝えると, ビックリしたように受付に通された. 広報室長の●●氏は, にこやかな笑顔で約束どおり面会してくれた. 彼には非はないので, こちらも紳士的に, しかし, 執拗に迫った.

そして, 一応, 昨日の日記に書いた抗議文全文を彼の前で朗読し, 社長, 編集長, 本宮氏宛, それぞれの封筒を託した. 集英社一階の打ち合わせコーナーで打ち合わせをしていた多くの人々が『抗議文…』と私が大声で読み始めた途端に, シーンとなり『象さんの耳』のように聞き入っていたのは, それなりに意義があったと思う.

集英社側は, 10月12日までには文書で回答することを約束してくれたので, 約30分の抗議面談を終わり引き上げた.

本宮氏の過去の作品は, 男らしさを強調したものが多く, 強い男が女性を助ける, という当たり前だが, 当世『ジェンダーフリー』教育のもとではタブーとなった描写が多く好感を持っていただけに残念である.

百人斬り裁判(遺族の名誉回復)や, 靖国裁判が佳境に入っている今, このような自虐的歴史観に基づく漫画が公開されることは, 何か大きな組織の『いかがわしさ』を感じざるを得ない.

拉致問題もマスコミに登場するまで黙々と訴えていたのは, 地方議員だった. 国会議員さん!日本の誇りを取り戻すため頑張ってよ!


朝, 区議会に出かけると公明党の職員さんが『犬伏さん, すごいね』と, しんぶん赤旗のコピーをくれた. 見てたまげた. おお!赤旗社会面の一番いい場所にあるではないか. http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-10-15/15_02.html

丁度, 大田区議会決算特別委員会の最中だったので, 総務課長に議場で公式に質問した. ついでに, 日本共産党区議団にも『掲載のお礼』を申し上げた.

私:圧力とはなにか?

総務課長:ある一定の権限を持った者が, その権限で何かを押さえつけること.

私:では, 私をはじめ地方議員は, 集英社に対し, 何らかの権限を持っていますか.

総務課長:一読者としては, 意見を言う権利はあるでしょうが, 議員としてはありません.

私:では, 赤旗にある『地方議員が圧力』というのは, 私に対する人権問題ですね.

という訳で, この問題は委員会では終わった. つまり, 大田区総務課長(人権問題担当)によれば, 区議会議員はじめ, 地方議員には, 出版社たる集英社に対し, 何ら権限を持っていないので『圧力』には成り得ない, ということだ.

その後, ネットで検索すると出てくる出てくる, 中国, シンガポール, 韓国, AFP, ロイター. 共同, 時事, と世界中に, この問題が配信されている. 中国やシンガポールの新聞は, 多分, 共同や時事, ロイターを使っているのだろうが, 配信の英文で『member of local assemblies(地方議員)』と書かれている表記が『日本右翼保守派政治家』.

ん, なるほどね. 国威高揚の報道はこうやってやるのか, と妙に納得した. また, 『うぜー』とか『死ね』とかいう左翼特有の書き込みが多いので掲示板を一時閉鎖したら, 9.5対0.5の割合で応援メール(9.5のほうですよ)が入っていた. ありがたいことだ. ごく少ない反対メールのうち, 極めて紳士的(淑女的)なメールには, ご返事をお返しした.

2ちゃんねるの反対派サイトや, 6通きた反対メールうちの1通には『言論弾圧』『憲法違反』『表現の自由侵害』との言葉がならんでいた. 返事をよこせ, 議員として説明責任がある, との言葉もあった. まあ, 投票してくれた大田区民には説明責任があるし, それは十分ネットや議会, 区政報告, 駅頭演説で果たしているつもりだが, おつきあいしようではないか.

私たちは, 10/5の日記に書いたように, 極めて紳士的に広報室長に, アポイントを取って面談した. その結果, 集英社としての回答は10/12の日記にアップしてあるとおりである. その後, 集英社の自主的判断において, 休載された. このどこが『言論弾圧』なのだろうか.

集英社は, 連載を続けると, 何か法的な, または地方議員から私的な制裁を受けるというのだろうか. それこそ, 厳粛なる卒業式で『国歌斉唱』に教員が文句をつけるほうが, よほど『圧力』であると思う. (学校や生徒に対し権限がある分)

集英社は, 我々の抗議に対し, 連載を続けることは法的にも何ら問題がないし, それは, 正に憲法により保証されている. 独自に『反省すべき箇所』があったから休載されるのだろう.

私個人としては(地方議員の会の総意ではない), 休載は, 集英社の逃げだと思っている. 仮にも, メデイアであれば, はっきり読者に説明すべきではないか, と思う. さらには, キャプションに書いてあるとおり『巨匠が描く, 歴史の真実』と思っているのなら, 『空想でありフィクションである』などと言う回答書をよこして自己矛盾をせず, 徹底的に議論すべきだろう. 集英社の態度は, どうも, うるさいから, やめちゃおう, と思えてならないのだ.

上記をもって, 4通の反対意見さん[転載者注記 たとえば id:dempax:20041030#p2に対するご返事としたい. どうぞ, どこにでも転載して, 秋の夜長の餌食にされたい. なお, 虐殺があった, ない, の議論はどうぞ, ゆっくりやってくださいな.

でも, きっと, 中国には当分入国できないだろうな〜あの報道では…


ヤングジャンプ掲載の『国が燃える』について抗議をしたところ, 思わぬ反響があり, その結果, このマンガは掲載休止となった. 抗議文の回答書は受け取ったが, その後の対応については, 熱心に抗議行動をされていた西村修平氏等の書き込みなどからの『伝聞』でしかない. そこで, 本日, 確認のため集英社を訪問した.

対応されたのは, 10月 5日に抗議文を受け取った, にこやかな広報室長と, 今回初めてお会いする, いささか強面の室長代理のお二人. 当方は, 私と松浦杉並区議, 南京陥落後, 入城したという特攻隊員田形氏の三名である.

まず, しんぶん赤旗を示して『地方議員が圧力』とあるが, 議員が来たことで集英社の対応が変わったか, と質問した. これは, 本件反対派の論調が『言論弾圧』にあるようなので, 念のため確認した. また, 前述の西村氏が『集英社で暴れた』というウワサを流す輩がいるようなので, この点もうかがった. 今後の対応など, 集英社の回答は以下の通りである.

圧力について:

申し訳ないが, 議員であるということは, まったく本件決定には影響していない. 多くの抗議行動のひとつと考えている. 従って, 圧力とは認識していないし, 当社に対する言論弾圧とは思っていない. (抗議は一日20件以上だった)

今後の対応:

11月11日発売号において『読者の皆様へ』として, 作家本宮ひろし氏と連名で『不適切な記載があった』事, 『資料の検証に疑義があった』ことを謝罪, 説明する. 百人斬りなどにより戦犯として処罰された方々, ご遺族に『誤解を与えた』ことは遺憾である, と述べる. (見開き 2ページ)

単行本においては, 『不適切な描写(8ページ)』は削除し, 前後がかみ合わなくなるので, 加筆して出版する.

西村氏の暴行について:

そのような事実はなく, 紳士的に話し合った. 街頭宣伝も集英社敷地には入らず, 礼は失していない, と認識している.

最後に室長代理より, 出版社にとっても, また作家にとっても, 一度掲載したものを『削除』『訂正』することは, 相当の重みを持っている, どうか, その点は理解して欲しい旨の話があり, これについては, 是とした.

別れ際に, 『百人斬り』により戦犯として処刑されたお二人の将校の遺書をお渡しした. どうか, このお二人の心情を思い, 誠意ある対応をお願いします, と.


此の度中国法廷各位, 弁護士, 国防部の各位, 蒋主席の方々を煩わせました事は厚く御礼申し上げます. 只俘虜非戦闘員の虐殺, 南京虐殺事件の罪名は絶対にお受けできません. お断り致します. 死を賜りました事に就いては天なりと観じ命なり諦め, 日本男児の最後の如何なるものであるかをお見せ致します. 今後は, 我々を最後として我々の生命を以って残余の戦犯嫌疑者の公正なる裁判に代えられん事をお願い致します. 宣伝や政策的意味を以って死刑を判決したり, 而目を以って感情的に判決したり, 或いは抗戦八年の恨みを晴らさんが為, 一方的裁判をしたりされないよう祈願致します. 我々は, 死刑を執行されて雨花台に散りましても, 貴国を恨むものではありません. 我々の死が中国と日本の楔となり, 両国の提携となり, 東洋平和の人柱となり, ひいては世界平和が到来することを喜ぶものであります. 何卒我々の死を犬死, 徒死たらしめない様, これだけを祈願致します.

中国万歳

日本万歳

天皇陛下万歳 野田毅


我は天地神明に誓い捕虜住民を殺害せる事全然なし. 南京虐殺事件等の罪は絶対に受けません. 死は天命と思い日本男子として立派に中国の土となります. 然れ共魂は大八州島に帰ります. わが死を以って中国抗戦八年の苦杯の遺恨流れ去り, 日華親善, 東洋平和の因となれば捨石となり幸いです. 中国のご奮闘を祈る. 日本奮闘を祈る. 中国万歳, 日本万歳, 天皇陛下万歳, 死して護国の鬼となります. 向井敏明

[] 区政・行政なんでも掲示板 より

http://www.e-towncom.jp/iasga/sv/eKaigi?uid=531&aid=0

[809] RE:RE:RE:『国が燃える』再来週以降, 掲載中止! tom 2004-10-13 15:56

犬伏様

日本国憲法は21条1項で表現の自由を保障していることをご存知でしょうか. また, 憲法99条は公務員に対して憲法尊重擁護義務を課していることをご存知でしょうか. あなた方の行為は, これらの条項に違反するものだと考えます. 厳重に抗議いたします.

[817] 『国が燃える』再来週以降, 掲載中止!について 1

私は法の仕事に携わる一太田区民ですが, 犬伏氏の区議会議員としての行政に対する真摯な姿勢には敬意を表するものでありますが, 上記のtom氏の抗議に関しましては私としても憚りながらつくづく賛成であります.

政に大きな志を抱かれた犬伏氏と存じておりますから, 世界平和, 人権擁護, 公共の福祉等の面に於いての現行憲法の重要性についてはよくご理解, 尊重をされていること, また法律に関してよく勉強され, 深く精通されていることと存じます. しかしながら確認の意味で, こちらに原文を引用させて頂きます.

投稿者情報 山内正芳 2004-10-13 18:48

[819] 『国が燃える』再来週以降, 掲載中止!について 2 投稿者情報 山内正芳 2004-10-13 18:48

第二十一条【集会・結社・表現の自由, 検閲の禁止, 通信の秘密】

1 集会, 結社及び言論, 出版その他一切の表現の自由は, これを保障する.

第九十九条【憲法尊重擁護の義務】

天皇又は摂政及び国務大臣, 国会議員, 裁判官その他の公務員は, この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ.

原文を見てもよく分かるように, tom氏の指摘は実に明確で, 根拠のあるものです.


[820] 『国が燃える』再来週以降, 掲載中止!について 3 投稿者情報 山内正芳 2004-10-13 18:49

政治・行政に直に携わる人間・団体が, 特に大型の営利目的の商業団体等に対して, 公に抗議・要請をすることは時として不当で恣意的な政治圧力と成り得ること,

また, 政治・行政に携わる人間・団体は広く人々の注視の対象に成り得, ことに青少年の倫理観・道徳観の手本になるべく行動を意識的にとる必要があることは,

政治の専門家である貴殿はよくご理解の上, それらを踏まえ, 公に議論を求め, 広い視野での深い考察と配慮をもって今回の抗議文提出に至ったことと思います.

しかし, 人々の中には私自身も含め, 未だそういった経緯や貴殿のお考えを理解・把握し切れていない人も多数います.


[ 821 ] 『国が燃える』再来週以降, 掲載中止!について 4 投稿者情報 山内正芳 2004-10-13 18:51

つきましては, 公共の場に於いて広く国民に対して, 今回の経緯と憲法擁護の観点に於いての疑問, 政治的圧力と成り得る可能性について, 明確かつ具体的な回答を示す必要性があるのではないでしょうか.

このことが一政治家としての政治行動を有権者に正しく説明する意味で, 当然の義務であるということは勿論ご理解頂いているとは存じておりますが, 最大限のご配慮と誠意のある対応を頂けることを貴殿に強く期待するものであります.

2004年10月13日

山内正芳

文が長くなり, 分割掲載になってしまったことをお詫びいたします.


[ 808 ] 言論弾圧ですか? 投稿者情報 ファシスト 2004-10-13 15:53

こーいうのも弾圧されますか?

http://www.nextftp.com/tarari/index.htm

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04/10/29 (Fri) [memo] 近隣諸国条項(1)

無知 * 無邪気 * リベラル = V【直方体の体積*1

政観妖覧@床屋政談 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1038323808/361- より『リベラル地方議員』氏の「南京事件」認識 ……

マンガもそうですが, 教科書についても「あった」「なかった」ではなく, この件に触れるのであれば, 事実のみを書くべきであると思います. それは「中国政府はあったと主張をし, 日本政府は認めていない. 」と書くことが今現時点で一番間違いのないことです. 【投稿No.362】

今現在の政府の公式見解を基に, 日本国の外交がどうあるべきかをこの問題の判断基準においております. どの辺りが的を得ていないのでしょうか?両政府の見解を並べただけなのですが. 【投稿No.364】

この『リベラル地方議員』氏の『日本政府は[南京事件を]認めていない』認識について,『事実』を確認しておこう. 最初に『つくる会』はじめ『立派な方達』*2の御意見.

歴史教科書はどうすれば是正できるか 國際倫理調査会 http://kokusairinri.org/contents8/

結論から申せば, 政府は文部科学省が教科書の内容を検定する際の「教科用図書検定基準」の社会科の中に規定されている, いわゆる近隣諸国条項『近隣のアジア諸国との間の近・現代の歴史的事象の扱いに, 国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がなされること』という項を削除することである.

これは昭和57年6月26日, 文部省が歴史教科書の検定で「侵略」を「進出」に書き替えさせたとマスコミ各社一斉に報道された新聞の誤報がもとで, 中国や韓国から我が国の歴史教科書の検定に対する執拗な内政干渉があり, これに屈した当時の鈴木内閣は8月26日, 宮沢喜一内閣官房長官の談話をもって, 政府の責任において是正する旨発表し, それをうけて文部省は同年11月25日「教科用図書検定基準」に『近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること』との1項目を追加規定し, さらに 「具体的事項についての検定方針(案)」を発表したことである.

教科書検定基準の中のこの条項こそがその後の社会科教科書に対する政府の検定方針となって, 日本は侵略戦争をし, 南京で大虐殺をし, 朝鮮人を強制連行をした等など, 自国を悪逆非道な国家とした自虐的内容の歴史教科書を検定合格させる根拠となったのである.

従ってこの条項が削除されることで, 当然ながら当時文部省から検定審議会に出された「具体的事項についての検定方針案」もその実質的遵守理由をなくし, 文部科学省の教科書検定も昭和57年以前の検定方針に返ることとなる.

これでこそ日本の歴史に誇りを持てないような記述の誤りは検定によって修正され, 学習指導要領に添った, 明るく正しい歴史教科書となることである. この教科書検定基準から近隣諸国条項を削除することは世論の盛り上がりと政府の断行が求められるものであるが, 避けて通れない最も重要で確実な教科書是正への解決の近道なのである. - 文責 半本 -

つくる会Webニュース http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_030920_2_link.html

明日への選択(日本政策研究センター)平成15年7月号より

「近隣諸国条項」はやはり放置できない

中国「侵略」だけでなく, 今では日清・日露も「侵略」と書く歴史教科書.

近隣諸国への配慮がかくも「自虐」記述を野放しにした.

この4月, 来春から使われる高校教科書の検定結果が発表された. 日本史, 世界史などの歴史教科書では, 相変わらず中韓両国の主張に迎合したような問題記述が多い. 例えば南京事件に関する「犠牲者30万人」説, 慰安婦に関する「強制連行」説などがその典型だ. 慰安婦「強制連行」説などはすでに破綻が明らかとなっており, 2年前から使われているほとんどの中学歴史教科書からは削除されたという経緯がある.

にもかかわらず, こうした明白な事実に反する記述, 根拠の不確かな記述が検定をパスしているわけだ. いったい, それはなぜなのか―.

端的に言えば, わが国の検定基準のなかに「近隣諸国条項」と称される規定があるからだ. 言うまでもなく「近隣諸国条項」は昭和57年にわが国と中韓両国との間で起こった教科書事件が発端となり, 検定基準のなかに追加された規定である. 要するに, 教科書の近現代史の記述に関して, 中韓などのアジア近隣諸国に配慮すべしというものだ.

この規定ができて以降, 片や教科書執筆者たちは中韓の歴史認識を一斉に書き込みはじめ, 片や文部省はそうした記述に検定意見を付けなくなる. その結果, 「侵略」「虐殺」「強制連行」といった 中韓の主張がわが国の歴史教科書のなかに我が物顔でズカズカと入り込んでくることになったのだ.

そして今日, 「侵略」という言葉は近現代史を超えて, 近世や中世にも及ぶという何とも恐るべき傾向さえ生じている. このままでは, 日本の建国にまで遡る祖先の偉業に「侵略」の烙印が押されてしまうことにもなりかねない. そうなれば当然, ますます多くの子供たちが日本の歴史に愛想を尽かしてしまうだろう. 「近隣諸国条項」の弊害は余りにも根深い.

では一体, このように弊害の大きい検定基準はいかにして作られ, それはわが国の歴史教科書を具体的にいかに悪化させてきたのだろうか.

教科書事件の「禍根」

先にも触れたように, 「近隣諸国条項」は教科書事件を契機として作られた. そこでまず, この教科書事件から「近隣諸国条項」へと至る流れを急ぎ足で振り返ってみたい.

教科書事件の発端は, 昭和57年6月26日, 高校教科書の検定結果について, 日本の新聞が一斉に「日本軍の華北侵略が進出に書き換えさせられた」などと報じたことである. 例えば朝日は検定前後の記述を比較する表を掲げ, 「日本軍が華北を侵略すると…」が「日本軍が華北に進出すると…」に変わったと報じた. 毎日は「中国『侵略』は『進出』に」, 読売は「中国『侵略』でなく『進出』」と報じ, さらに産経は翌27日付で「中国侵略→進出」と報じた. 実はこれらは誤報だったことが, 後に判明する.

しかし, 誤報が判明する以前の7月20日, 中国の「人民日報」が日本批判の記事を掲載したのを皮切りに, 以降, 中国は国をあげての日本批判の大キャンペーンを展開する. 外交ルートでも同月26日, 中国政府は日本に抗議を申し入れてきた. 「日本の華北『侵略』を『進出』に書き換えた」など四点の検定結果について, 「歴史の事実が歪められている」「日中共同声明の精神に反する」などとして, 教科書記述の是正を求めてきたのである. また8月3日には, 韓国政府も検定結果への抗議と記述の是正を求めてきた.

以降, 日中間, 日韓間でさまざまな交渉が行われたが, 結局8月26日, 当時の鈴木内閣の宮沢官房長官は, ついに中韓両国の要求にほぼ全面的に屈服した形での「政治決着」を図る. それは次のような「談話」であった.

「日韓共同コミュニケ, 日中共同声明の精神はわが国の学校教育, 教科書の検定にあたっても, 当然, 尊重されるべきものであるが, 今日, 韓国, 中国等より, こうした点に関するわが国教科書の記述について批判が寄せられている. わが国としては, アジアの近隣諸国との友好, 親善を進める上でこれらの批判に十分に耳を傾け, 政府の責任において是正する」「このため, 今後の教科書検定に際しては, …検定基準を改め, 前記の趣旨が十分実現するよう配慮する」

つまり日本政府は, 中韓の求めに応じて教科書記述を「是正」するために, 検定基準の改正を約束したのである. この宮沢談話の具体化が「近隣諸国条項」にほかならない.

11月16日, この「談話」の約束を果たすべく, 文相の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は, 社会科の検定基準に近隣諸国との友好・親善に配慮した新たな一項目を設けるべきことなどを謳った答申を提出した. これに基づいて同月中に検定基準の改正が行なわれ, 後に「近隣諸国条項」と称される一項目が付け加えられることになる. それは次のような規定である.

「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」

教育内容の決定は重要な内政事項と言える. にもかかわらず, 教科書の検定に際して近隣諸国に「配慮」せよという何とも理解しがたい規定が作られてしまったわけである.

以降, この規定はわが国の教科書の大きな呪縛となる. 冒頭にも触れたように, 教科書会社は事実の客観性や教育的配慮ではなく, 中韓への「配慮」に基づく教科書を作るようになり, 近現代史の中韓との関係に関わる箇所の検定はほぼノーチェックとなる. さらに, この条項をタテに中韓自体がわが国の教科書の内容に干渉的言動を行い続ける, という事態さえ引き起こす. 「近隣諸国条項」は教科書事件が残したまさしく「禍根」と言わなければならない.

「検定意見を付さない」

では, 「近隣諸国条項」以降, わが国の教科書の記述は具体的にどのように悪化していったのだろうか. その問題に入る前提として, まず「近隣諸国条項」ができる以前と以後では, 教科書検定のあり方がどのように変質したのかを確認しておく必要があろう.

まずは, 「近隣諸国条項」以前の検定のあり方である. それについては, 中韓両国の検定批判に対して, 文部省が昭和57年8月9日付で発表した見解が参考となるだろう.

例えば「侵略」という記述に対する検定姿勢について, 文部省は次のように説明している.

「歴史教育では, 史実に立脚して歴史をできるだけ客観的に考察し, 判断しようとする態度を育てることが重要であることをかんがみ, 教科書検定においては, できるだけ客観的な表現で一貫した記述を行うよう求めている. 検定前の教科書の中には, 他の戦争に関する記述においては『進出』『進攻』などの言葉を用いながら, 日中戦争の記述では『侵略』という言葉を用いているものがあったので, 検定において『進出』『進攻』などの, より客観的な表現を用いるなど, 表現を再考してはどうかとの意見(改善意見)を付した」

また南京事件に関する検定姿勢については次のように述べている.

「南京事件については, 事実の状況を伝聞ではなく直接的に示す史料に乏しく, とくに死傷者の数などは明らかになっていない. …従って検定では, そのような不確実な数値を教科書で断定的に記述することは避けるよう求めている」

では「強制連行」についての検定姿勢はどうか. 文部省は, 戦時中の朝鮮人労働者の内地移入が時期によって自由募集, 官斡旋, 国民徴用令と形態が異なるとの理由を挙げ, 「これらを一括して『強制連行』と表現することは適当でない」「事実を正確に表現するという観点から意見を付している」と説明している.

以上の説明から分かるのは, 「近隣諸国条項」以前の検定は, 「できるだけ客観的な表現」「不確実な数値を断定的に記述しない」「事実を正確に表現する」など, 記述の客観性・正確さという視点を中心に実施されていた事実である.

しかし「近隣諸国条項」以降, こうした検定姿勢は近現代史については明確に否定されていく. それを明瞭に示すものが, 文部省が「近隣諸国条項」の具体的適用のために作った「具体的事項についての検定方針(案)」だ. この方針案は審議会で正式決定されたわけではないが, これまでの検定において実際に適用されてきたことは疑いない.

それは要するに, 「侵略」「南京事件」「土地調査事業」「三・一独立運動」「神社参拝」「日本語使用」「創氏改名」「強制連行」「東南アジアヘの進出」「沖縄戦」など11項目について, 「検定意見を付けない」というものだ(ただし, 南京事件などの犠牲者数については出所・出典を明示する検定意見を付すとある). 例えば「侵略」については, 「主として満州事変以降における日中関係の記述については, とくに不適切と認められる場合を除き, …表記についての検定意見を付さない」と明言している. このような検定方針が適用されたことにより, わが国の教科書の近現代史の記述から, 客観性・正確さという視点が急速に失われてゆくのである.

台頭する「反日主義」

では, 「近隣諸国条項」以降の検定方針の変質によって, 教科書の記述は実際にどのように悪化していったのか. 小山常実氏の『歴史教科書の歴史』を参照しつつ, 中学歴史教科書を材料として検証してみたい.

「近隣諸国条項」以降の教科書とそれ以前の教科書との最大の違いは, 満州事変と日華事変に関する記述である. 検定の度毎に「侵略」と記述する教科書が着実に増えていくのである.

まず, 「近隣諸国条項」が初めて適用された昭和57年度検定の教科書がどのように変わったかを見てみよう. 日本書籍は「日本の中国侵出」から「日本の中国侵略」へと節見出しを変更し, 2つの事変を記すようになる. 学校図書も「中国への侵攻」から「中国への侵略」に大見出しを変更した. また東京書籍, 清水書院, 中教出版3社も2つの事変を「侵略」と位置づけた. さらに教育出版は, 満州事変についてのみ「侵攻」から「侵略」に変更する.

さらに, 新検定基準のもとにじっくり原稿が練られた60年度検定になると, 教育出版も大阪書籍も2つの事変を「侵略」と記述した. また63年度検定から復活した帝国書院も, 旧版では「進出」としていたのが, 復活版では2つの事変とも小見出しで「侵略」と位置づけた. かくて, 全8社の教科書が63年度検定までに両事変を「侵略」と記述するに至る.

次に大きく変化したのが「南京事件」の記述である. 以前は南京事件を記述した教科書は5社だけで, いずれも犠牲者数は記していなかった. しかし57年度検定では, 大阪書籍と清水書院も記すようになり, 7社が南京事件を記述するに至る. しかも, 犠牲者数について東京書籍は「20万人以上」「30万人以上」と示し, 学校図書は「少なくとも10万を越える」と記述した.

また60年度検定では, 学校図書を除く6社が犠牲者数を記すようになる. 少ない数字をあげる教科書でも「10数万」という数字を記している. さらに注目すべきは, 「虐殺」(日書), 「ナンキン虐殺事件」(清水), 「(南京大虐殺)」(中教, 帝国)という言葉が使われ始めたことだ. 「南京事件」から「南京大虐殺」への転換が行われたと言えよう.

さらに注目すべきは, 朝鮮人「強制連行」論の登場である. 例えば54年度検定の大阪書籍には「多数の朝鮮人が日本内地につれてこられ, ひどい条件のもとで鉱山や土木工事などに働かされました」とあった. だが60年度検定になると, 「約70万人の朝鮮の人々が強制的に日本内地に連行され…」という記述に変化した.

さらに重大なのが, 大東亜戦争の際のわが国の東南アジアヘの進出に関する記述の変化である. まず57年度検定において, 清水書院が東南アジアヘの進出を「侵入」と記すようになったのを皮切りに, 60年度検定では一挙に他の4社の記述が「侵略」(大阪, 教育, 中教), 「侵攻」(東京)へと変化するのである.

以上は一例に過ぎないが, 「近隣諸国条項」以降, 教科書の近現代史のなかに, いかに客観性を欠いた「反日」的言辞が溢れることになったかが分かるだろう.

独り歩きする「侵略」

こうした「近隣諸国条項」による弊害が極端にエスカレートした形で現れたのが平成7年度検定の中学歴史教科書にほかならない. 「侵略」という言葉が日清戦争・日露戦争という明治時代の戦争にまで及んでいくのである.

まず日清・日露戦争について言えば, 平成7年度の検定以前から日本書籍と大阪書籍は「侵略」と記述していたが, 7年度検定では清水書院も「侵略」と記し, また日本文教出版は「侵出」と記述するに至る.

4社の見出しを示してみよう. 日本書籍は「日本の大陸侵略」の章見出し, 清水書院が「近代日本と中国・朝鮮侵略」の節見出し, 大阪書籍は「帝国主義の世界と日本のアジア侵略」の節見出しの下, 日清戦争と日露戦争について記述している. また日本文教出版は「大陸への侵出と条約改正」の節見出しで両戦争について記している.

もちろん日清戦争=侵略戦争という認識は国際的には通用しない中国のプロパガンダである. つまり, 「近隣諸国条項」の呪縛が明治期の戦争記述にまで及んできたのである.

また日露戦争については, 対中国と対朝鮮関係の側面があるため, 日清戦争に引きずられ「侵略」として位置づけられるようになったと見られる. いずれにせよ, こんな記述が野放しになっている検定の現状は, とても正気の沙汰とは思えない.

一方, 7年度検定の教科書には, 「従軍慰安婦として強制的に戦場に送りだされた若い女性もいた」(東書)といった「従軍慰安婦」の記述が全社一斉に現れた. むろん, こうした慰安婦「強制連行」説には客観的な根拠がないし, そもそも「従軍慰安婦」は歴史的な言葉ではなく, また中学生に教えるべき事項でもない. 「近隣諸国条項」がなければ, 慰安婦記述の一斉登場などという事態はなかったものと言ってよい.

ここで, 冒頭で取り上げた今春検定をパスした高校教科書に話を戻したい. 注目される1つの特徴は, 「侵略」という言葉が近現代史を超えて近世や中世にまで及んできたことだ. まず, 豊臣秀吉の朝鮮出兵をほとんどの教科書が「侵略」「侵略戦争」と記述したが, これは韓国の歴史認識への迎合とも言えよう.

また, 中世に出現した倭冠について「朝鮮半島や中国の沿岸を侵略」(山川出版・世界史)と記す教科書まで現れた. 国ではなく私的集団の行為まで「侵略」とするのは明白な間違いだ. こんな記述まで中韓への「配慮」のためなら許されるとでも言うのだろうか.

以上のように, 検定基準に「近隣諸国条項」が追加されて以降, 歴史教科書のなかには「侵略」「虐殺」「強制連行」等, わが国の「加害性」を印象づける言葉が飛躍的に増えてきた. とりわけ「侵略」という言葉は, 昭和から明治の戦争へ, さらに近世から中世へと遡及しつつある.

かくして, 大部分の教科書は記述の客観性も教育的配慮も著しく失うことになったのだ. もはや歴史教科書は, 単に日本の「加害性」を子供たちに印象付けるための道具となり果ててしまっている. これは結局, 中韓への「配慮」を教科書に求めた「近隣諸国条項」の当然の帰結と言うべきだ.

だが, 問題はそれだけではない. 「近隣諸国条項」は教科書の改善をめざす日本国民の動きを抑圧する口実としても利用されてきた. 中韓が「近隣諸国条項」やその基になった「宮沢談話」を根拠に, 国民常識にかなった教科書への攻撃を繰り返してきたことは周知の事実であろう. そうした内政干渉の結果, 昭和61 年の『新編日本史』の検定に際しては, 文部省は超法規的措置により数回に亘る異例の修正を行った. また平成13年の中学歴史教科書の検定に際しても, 中韓は扶桑社版の記述内容に是正要求を突き付け, それを材料に日本の反日マスコミは扶桑社版の批判キャンペーンを展開, 事実上の採択妨害を行った.

このように「近隣諸国条項」は, 単に歴史教科書の記述を歪めてきたばかりか, 中韓の内政干渉の口実ともなっている. この弊害多き規定を撤廃する以外に, もはや日本国民の歴史を守り, 伝える術はない. (小坂)

愛国心の部屋 http://www.cty-net.ne.jp/~my5913/aikokushin.htm > 教科書問題の発端「世紀の大誤報」の真実 http://www.cty-net.ne.jp/~my5913/seikinodaigohou.htm 産経新聞論説委員・石川水穂

今回の教科書検定が大詰めを迎えた三月十二日の参院予算委員会で, 民主党の竹村泰子氏は昭和五十七(一九八二)年の中国や韓国が日本の検定を批判した教科書問題について, 「侵略を進出と書き直したことによって, アジア諸国から猛烈な批判を浴びたのではないか」と質問した.

これに対し, 町村信孝文部科学相は「当初, (文部省の検定で)侵略を進出に書き直させられたと報道があった. しかし, 誤報だったこと, (侵略を進出に)書き換えた教科書はその時点ではなかったことが後々判明し, 訂正報道がなされた」と答えた.

竹村氏はその後の産経新聞の取材に対し, 「町村文部科学相の答弁には驚いた. 誤報という話は聞いたことがないので, 何が真実であるのか調べてみたい」と話している. 竹村氏だけではない. 多くの日本国民はこの事実を正確には知らされていない.

その意味では, 竹村氏の質問は図らずも, 今日の教科書問題の原点を再び浮き彫りにしたといえる.

「内政干渉」という認識していたが…

「あの年の教科書問題はどういうわけか, 二十六日に縁があった. 六月二十六日の教科書検定に関するマスコミ報道に始まり, 七月二十六日に中国政府がこの報道をもとに抗議してきた. そして, 宮沢(喜一)官房長官談話が八月二十六日に発表され, 九月二十六日に鈴木(善幸)首相が訪中した」. 当時, 文部省初等中等教育局長として首相官邸や外務省との折衝にあたった鈴木勲氏(七六)は, 昭和五十七年夏の教科書誤報事件をこのように振り返った. 鈴木氏は現在, 国民道徳を提唱する日本弘道会の第九代会長を務めている.

まず, 同年六月二十六日付の新聞各紙の報道を検証してみる.

朝日は一面で「教科書さらに『戦前』復権へ」「文部省 高校社会中心に検定強化」「『侵略』表現薄める」と報じ, 社会面の「こう変わった高校教科書」と題する検定前と検定後の記述を比較する表で, 「日本軍が華北を侵略すると…」が「日本軍が華北に進出すると…」に変わったとした.

毎日は「教科書統制, 一段と強化」「“戦時”におう復古調」「明治憲法を評価」「中国『侵略』は『進出』に」, 読売は「高校教科書厳しい検定」「自衛隊成立の根拠を明記」「明治憲法の長所も記述を」「中国『侵略』でなく『進出』」などと報じた.

産経は翌二十七日付で「新しい高校教科書ここが変わった」「国民の合意得られる表現 文部省」「検定こまかく厳しすぎる 執筆者」「中国侵略→進出」「天皇の『死』→『没』」と報じた.

この中の「侵略→進出」という各社共通の報道が独り歩きすることになる. 文部省の検定によって, 日本軍の華北への「侵略」が「進出」に書き換えられた―とする部分である. 後に判明するが, いずれも誤報であった.

なぜ, このような一斉誤報が起きたのか. それは, 当時の文部省記者クラブ(文部記者会)で, 手間のかかる教科書取材については「各社分担・持ち寄り制」という数年来の慣行が続いていたためであった.

昭和五十六年度検定に合格し, 五十八年度から全国の小学校と高校で使われる教科書の見本本が記者クラブに配布されたのは, 報道の十日前の五十七年六月十六日だった. 教科書の総点数は全教科合わせて五百九十三点にのぼった.

このうち, 高校の日本史と世界史各十点, 地理四点, 倫理三点, 政治経済五点と国語, 及び小学校国語について, 検定前の記述にどんな検定意見がつき, 検定後どう変わったか―を各社が分担して取材することになった. 当時, 記者クラブには, 全国紙やテレビ, 通信社など十六社が加盟していた.

六日後の六月二十二日, 各社が取材結果を持ち寄った. そこで, 実教出版の「世界史」を担当した日本テレビの記者は「『日本軍が華北に侵略すると…』という記述が, 検定で『日本軍が華北に進出すると…』に変わった」と報告した. これをもとに, 各社が「侵略→進出」と一斉に報道したのである.

だが, 実際は, 検定前も検定後も「進出」と書かれ, 検定で記述は変わっていなかった. 取材が甘かったのか, それとも執筆者側がミスリードしたのかは分からない. いずれにしても, 日本テレビだけの責任ではなく, 記者クラブの安易な慣行に安住し, 裏付け取材を怠った全社の責任といえる.

この一斉誤報から約一カ月間は, 中国や韓国の新聞が散発的に日本の教科書検定を批判する程度で, 外交問題に発展する気配はなかった. 文部省も誤報に気づいていなかった.

当時の文部省教科書検定課長で現在は財団法人教科書研究センターの常務理事を務める藤村和男氏(六五)は「最初は『侵略』から『進出』への書き換えがあったかもしれないと思っていた. それまでの検定で, 『侵略』にはずっと改善意見をつけ, 直した社も直さなかった社もあったからだ」と話す. 当時の検定意見には, 必ず直さなければならない修正意見(A意見)と, 直さなくてもよい改善意見(B意見)があった. 「侵略」には, 強制力の弱い後者の検定意見がつき, 判断は教科書会社に委ねられていたのである.

「侵略」に改善意見をつけた理由について, 当時の主任教科書調査官で現在関東短期大学名誉学長の時野谷滋氏(七六)は, こう説明する. 「欧米列強が中国で行ったことを『進出』とし, 日本だけ『侵略』ではバランスがとれないので, 表記の統一を求めた」

日中・日韓関係が険悪なムードになるのは, 七月二十三日の文部省と日教組のトップ会談以降である. 例年, 予算の要望という形で行われていた会談だが, この年は日教組の槙枝元文委員長が教科書検定問題を取り上げた. そのやり取りの中で, 小川平二文相が「教科書検定は内政問題だ」と発言した―と槙枝委員長が記者会見で語り, この文相発言に中韓両国のマスコミが反発した. もっとも, 小川文相は「そのようなことは言っていない」と槙枝委員長を批判しており, 真相は分からない. さらに, 一部閣僚が「内政干渉ではないか」と発言し, 韓国マスコミはこれを「妄言」として批判した.

七月二十六日夜, 東京・深沢の小川文相の私邸に, 三角哲生文部事務次官や鈴木初中局長らが呼ばれ, その対応策が話し合われた. 「中国から公式抗議」の一報は, そこへ外務省からの連絡によってもたらされた.

中国外務省の肖向前第一アジア局長が在北京日本大使館の渡辺幸治公使を呼び, 日本の新聞報道をもとに, 次の四点の検定について「歴史を改ざんした」「日中共同声明の精神に反する」などと善処を求めてきた―という内容であった.

(1)日本の華北「侵略」を「進出」に書き換えた(2)中国に対する「全面的侵略」を「全面的侵攻」とした[*3]九・一八事変(満州事変)について「日本軍が南満州鉄道を爆破した」とした[*4]南京大虐殺について「中国軍の激しい抵抗を受け激怒した日本軍が…」とした. [*3]は満州事変を単なる局地的事件とし, 日本の中国侵略の始まりという歴史的な視点が欠落している―という意味らしかった. [*4]は南京虐殺を中国軍の抵抗のせいにした―と抗議しているように思われた.

鈴木局長は急ぎ文部省に引き返し, 記者会見でこう述べた. 「現段階では, 中国側の意見が外交上, どのような意味をもつのか, はっきりしない. 今後, 外務省とつめて, 慎重に対応したい」

「実は, あのとき, 小川文相も私も, 中国からの抗議は『内政干渉だ』という認識で一致していた. しかし, それを口に出しては言えなかった」と鈴木氏は当時の心境を打ち明ける. 日本の政府関係者が少しでも, 中国や韓国の意に沿わないことを言えば, 両国から非難を浴びた時代だったのである.

一方, 藤村課長は中国からの抗議を受け, 省内に若手数人を集め, 検定前の白表紙本と検定後の見本本の違いを徹底的に調べた. その結果, 中国が問題にしてきた昭和五十六年度検定では, 『侵略』から『進出』への書き換えの例は見つからなかった.

七月二十九, 三十の両日, 衆参両院の文教, 内閣, 外務委員会で, 鈴木局長と藤村課長はこの事実を繰り返し説明したが, マスコミや野党の理解を得られなかったという.

当時, 私(石川)も社会部遊軍記者として教科書問題取材班の一員だった. そのころのメモ帳には, 鈴木局長が七月三十日の衆院文教委員会で「『侵略』を『進出』にしたケースは五十六年度検定では見当たらない」と答えたことが, はっきりと記されている. しかし, この時点では, 鈴木局長の答弁のもつ重大な意味に気づかなかった.

ただ, マスコミ各社はこのとき, 報道の微修正を行っている.

「今年の検定で『侵略』を『進出』と変えた例はいまのところの文部省調査では見当たらない」(七月三十日付朝日). 「これまでの調べでは今回の検定で『侵略』が『進出』に言い換えられた例は見つかっていないという」(同日付毎日). 「検定前も『日本軍が華北に進出すると…』であり, 『中国への全面的侵攻を開始した』である. 検定で変わってはいないのだ」(七月二十八日付産経).

いずれも, 目立たない箇所に書かれ, 読者にはっきり伝えられたとはいえない.

封じられた文部省の最後の抵抗

当時の鈴木善幸内閣には, 中国からの抗議に毅然とした対応をとれない事情があったとされる. 小川文相がその年の九月上旬に訪中し, 次いで九月下旬に鈴木首相が訪中するという外交日程が組まれていたからだ.

実際, 中国政府は八月一日, 「教科書問題での対抗措置」として, 小川文相の訪中招請を取り消してきた.

八月三日, 中国に続いて韓国政府も, 日本の教科書検定に公式抗議し, 記述の是正を求めてきた. 韓国からの抗議は, 日本の植民地統治に朝鮮の独立運動家らが反発した大正八(一九一九)年の「三・一独立運動」について日本の教科書が「暴動」という表現を用いたことなどに対し, 書き換えを求めてきたものとみられる.

しかし, いったん検定に合格した教科書の記述は, そう簡単には書き換えられない. 書き換えれば, それは検定制度の崩壊につながる. これが文部省の基本姿勢であった.

これに対し, 首相官邸と外務省は, 日中・日韓の友好のためには教科書の書き換えが必要であるという考えであった.

文部省と官邸・外務省のつばぜり合いが始まった. 「当時は, 自民党も田中派を中心に『日中友好』を重視する考え方が強く, 文部省は孤立無援の状態に近かった」と鈴木氏(元文部省初中局長)は回想する.

八月九日, 桜内義雄外相は衆院外務委員会で, 「国交回復後, 日本の立場を明確にしているが, 損害を与え, 迷惑をかけたことを反省するとともに, (教科書問題が)両国の感情を刺激していることを認め, 冷静に対処しなければならない」と述べ, 間接的な表現ながらも, 教科書の書き換えを希望した.

同じ日, 日本政府は教科書問題の打開策を探るためとして, 橋本恕・外務省情報文化局長と大崎仁・文部省学術国際局長を中国に派遣した. 中国側は重ねて教科書記述の改訂を要求した.

両局長の帰国後, 私は外務省に橋本情文局長を訪ねた. その取材結果は記事にしなかったが, 当時の取材ノートによれば, 橋本局長はこう語っている.

「日本が中国で行ったことについて教科書は『進出』と書いているが, 高校野球で池田高校が決勝に『進出』したという表現と同じでいいのか. 日本が国際的に孤立してもいいのなら, 『進出』でもいいだろうが, 日本だけで通用する議論ではだめだ. 逆に, あなたに聞きたい. あれ(日本が中国で行ったこと)が『侵略』じゃないと言うんですか. 世界に通用する議論をしなければならない. あれが『アドバンス(進出)』では, 世界に通用しない」

その年の夏の全国高校野球は, 徳島県代表の池田高校が決勝に進出し, 広島商業高校を「十二対二」の大差で破って初優勝した. その話題を例にとり, 分かりやすく説明しようとしたのかもしれないが, 私にとっては, 当時の外務省の姿勢を分かりやすく伝えた言葉として, 今も記憶に残っている.

八月十九日, 文部省は外務省が求める教科書書き換えについて, 譲歩案を示した. 三年ごとに行われる改訂検定(部分書き換え)の周期を一年早め, 二年後の五十八年度に実施するという案である. これなら, 検定制度の枠内で何とか可能だった. しかし, 外務省はなお, 「一年繰り上げが可能なら, なぜ二年繰り上げられないのか」と文部省に迫った. 改訂検定には, 一年前に対象科目の告示が必要であるという検定制度の仕組みを, 外務省は全く理解していなかった. 文部省はいったん, 「一年繰り上げ」案をひっこめた.

二十日深夜, 宮沢喜一官房長官と須之部量三外務事務次官, 三角哲生文部事務次官らの協議が行われた. 宮沢氏は両省の調停役だったが, 質問はもっぱら三角次官に向けられた. 「検定繰り上げができないというのは, 法律で決まっているのですか」「それじゃ, 予算で不都合でも…」「どこに問題があるのですか」. 言葉は丁寧だが, 真綿で首をしめるような質問だったという.

二十二日, 自民党教科書問題小委員長の三塚博氏と同文教制度調査会副会長の森喜朗氏が韓国に派遣された. だが, 「検定制度は守りたい」とする日本側と, 「記述の即時書き換え」を求める韓国側との溝は深かったようだ. 帰国後, 森氏らは宮沢官房長官に韓国側の厳しい姿勢を伝え, 「直すべきは直し, できるだけ早い対応が必要だ」と進言した.

二十三日, 鈴木善幸首相は内閣記者会との会見で「検定制度は守る」としながら, 「中国, 韓国の納得できる形で処理したい」と述べ, 記述変更で決着を図る意向を示した.

改訂検定の時期については, 「教科書記述の即時修正」を意味する外務省の「二年繰り上げ」案には, 小川文相や三角次官ら文部省幹部が辞任してでも抵抗するという意志を示したこともあって, 十九日に文部省が提示した「一年繰り上げ」で決着した.

二十六日午後四時, こうした日本政府の見解を盛り込んだ宮沢官房長官談話が発表された. 「政府の責任において(教科書の記述を)是正する」「検定基準を改め, 前記の趣旨(アジアの近隣諸国との友好, 親善)が十分実現するよう配慮する」. これが, その後の教科書検定に大きな影響を与えることになる.

この宮沢談話には, 文部省にとって承服しがたい言葉が含まれていた. それは「是正」という二文字である. 文部省は「改善」という言葉を望んでいた. 改善は「よりよくする」という意味で, 今までの検定が間違っていたことにはならないからだ.

この文部省の最後の抵抗が封じられたいきさつについて, 当時自民党文教部会長だった故石橋一弥氏は生前, 私にこんな舞台裏を明かしてくれた.

宮沢談話が発表される三時間前の八月二十六日午後一時前, 石橋氏は同じ自民党文教族の有力議員である三塚氏とともに, 東京・永田町の自民党本部へ呼ばれた.

そこには, 二階堂進幹事長, 田中六助政調会長, 田中龍夫総務会長ら党三役をはじめ, 池田行彦官房副長官が集まっていた. なぜか, 宮沢官房長官の姿はなかった. 池田氏は一枚の文書のコピーを五人に配った.

 池田氏「文教部会長, どう思われますか」

 石橋氏「『これではダメだ』と言ってよろしいでしょうか」

 池田氏「すでに, 外交ルートを通じて, 両国(中国と韓国)政府に事前に通告済みです」

石橋氏「それをわれわれ(自民党文教族)にのめ, ということですか」

 二階堂氏「まあ, まあ」

 三塚氏「理不尽だ」

このとき配られた文書が「宮沢官房長官談話」と呼ばれる政府見解だった.

石橋氏はなおも, 「『是正』とは何ですか. 今までの検定が悪かったと認めるようなものではないか」と池田氏に迫ったが, 聞き入れられなかった.

そのころ, 文部省では, 三角次官や鈴木局長らが「政府見解について, 官邸や外務省と文部省案をすりあわせる余裕はまだある」と踏んで, 石橋氏ら自民党文教族の報告を待っていた. 文部省案は「是正」でなく, 「改善」であった. だが, やがてやってきた石橋氏は「残念だが, 時すでに遅い」と三角次官らの前で涙を流した.

その夜, 三角次官は同じ自民党文教族の西岡武夫氏(政調副会長)から「『政府の責任において是正する』と誰が決めたのか」と怒鳴られたが, 答えようがなかった. 文部省内は通夜のような雰囲気に包まれた.

「新聞が大きく育てた小さな誤報」

そのころ, 東京・紀尾井町の文藝春秋社では, 外交問題に発展した教科書問題がマスコミの誤報に端を発していたとするスクープ記事の取材が最終段階を迎えていた.

同年九月二日発売のオピニオン誌「諸君!」の十月号は, 「萬犬虚に吠えた教科書問題」というタイトルで, 渡部昇一・上智大学教授の論文を掲載し, 「『侵略』を『進出』に書き換えた!?そんな例は今回の検定では一つもないではないか. それをあるかのごとくに報じて, 隣邦諸国を憤激させ, 国民を惑わせた元凶は誰だ?」と書いた.

同じころ発売された「週刊文春」の九月九日号は「意外『華北・侵略→進出』書きかえの事実なし!」「歴史的大誤報から教科書騒動は始まった」という見出しで, 「これが一体信じられるか. 近隣の国々を憤激させた教科書騒動の端緒は, 文部省記者クラブのささいな不注意にあったのだ. そもそも今回の検定に『侵略→進出』の書きかえの事実などなかった. ついには外交問題までも招来させた『誤報』のメカニズムを克明に追い, 新聞の責任を問う」と書いていた.

この二誌のスクープ記事が新聞界に与えた衝撃は大きかった.

産経新聞では, 読者にはっきりと分かる形で謝罪記事を出すことになった. それが, 九月七日付朝刊の「読者に深くおわびします」「教科書問題『侵略』→『進出』誤報の経過」という七段の囲み記事である. 本文では, 「日本テレビ」という実名を出さず, 「X社」としたが, 文部省記者クラブの「各社分担・持ち寄り制」という慣行が全社の一斉誤報につながったことを詳しく書いた. さらに, 翌八日付でも, 「教科書問題 中国抗議の土台ゆらぐ」「発端はマスコミの誤報からだった」という七段の囲み記事を掲載し, 中国が日本の新聞報道をもとに抗議してきた四点の“検定結果”について, いずれも根拠がないことを説明した.

一方, 朝日新聞は九月十九日付の「読者と朝日新聞」という中川昇三社会部長名の四段の囲み記事で, 「『侵略』→『進出』今回はなし」「教科書への抗議と誤報」「問題は文部省の検定姿勢に」と報じた. 「一部にせよ, 誤りをおかしたことについては, 読者におわびしなければなりません」としながら, 「ことの本質は, 文部省の検定の姿勢や検定全体の流れにあるのではないでしょうか」「侵略ということばをできる限り教科書から消していこう, というのが昭和三十年ごろからの文部省の一貫した姿勢だったといってよいでしょう」と書いていた.

毎日新聞は九月十日付「デスクの目」で, この問題に触れ, 「当初は, これほどの問題に発展すると予測できず, 若干, 資料, 調査不足により読者に誤った解釈を与える恐れがある部分もあった」「不十分な点は続報で補充しており, 一連の報道には確信を持っている」と書いた.

朝日も毎日も, 読者への謝罪というより, 弁明に近い記事であった.

いずれにしても, 文春二誌のスクープをきっかけに, 中韓両国からの批判は弱まり, 鈴木首相は予定通り, 九月二十六日に中国を訪問した. ただ, 産経新聞記者にだけは中国から入国ビザ(査証)が発給されず, 同行取材を拒否された.

「諸君!」の渡部論文は, 後に南京事件研究家として知られるようになる板倉由明氏(故人)の調査や世界日報の記事などを参考にしている.

板倉氏は中国の外交ルートを通じた抗議が一斉に報じられた七月二十七日, 朝日や毎日, NHKなどに「『侵略』が『進出』に変わった例はあるのか」と電話をかけた. 「いま調べている」(朝日), 「騒いでいるからには, あるでしょう」(毎日), 「間違いなく, 実例はある」(NHK)という返事だったという. 文部省の教科書検定課に直接, 電話をして確かめたところ, 五十六年度検定では「侵略」から「進出」への記述変更がないことが分かり, その後のマスコミの不誠実な対応も含めた検証記事を「諸君!」十一月号に「新聞が大きく育てた小さな誤報」というタイトルで書いている. 同時期の新聞週間の標語「新聞が大きく育てる小さな意見」を皮肉ったタイトルであった.

世界日報は全国紙やブロック紙のような日本新聞協会加盟の新聞ではなく, 記者クラブ制度の恩恵にも浴していない. 渡部教授の目にとまった八月六日付「テレスコープ」は「実際は変わっていない“教科書”」「一部を誇大に報道」「『侵略』記述は, 逆に増加」と報じている. 「侵略→進出」がないとはっきり分かるようには書かれていないが, 教科書会社が実名で書かれ, 検定前と検定後, 従来の教科書と五十八年度使用開始の教科書の記述が表で比較されている. この記事を書いた恒崎賢二氏は四年前の産経新聞の取材に, こう話した.

「あのころ, 私は入社二年目で, 自民党文教族の議員などを回り, 検定の詳しい資料を入手した. 原稿本(検定前)と見本本(検定後)を比べてみると, 『侵略』から『進出』に変わったところはどこにもなかった. 教科書センター(東京・市谷)にも行って, 過去の教科書を調べたが, 『侵略』の記述はむしろ増えており, マスコミが伝える『検定強化』とは逆だと思った. 私の記事が出た日, 『諸君!』のデスクと『週刊文春』の記者が来たので, 資料を提供した」

流れを変える新しい教科書

一方, 宮沢官房長官が中韓両国に約束したことは三カ月後に実現した.

同年十一月十六日, 文相の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は(1)社会科の検定基準に近隣諸国との友好・親善に配慮した新たな一項目を設ける(2)中韓両国が問題とした五十六年度検定(五十八年度使用開始)の高校教科書については, 改訂検定(三年周期)の時期を一年繰り上げ, 五十八年度に行う―の二点を骨子とする答申をまとめ, 小川文相に提出した.

新検定基準の文言は「わが国と近隣諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに当たっては, 国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がなされていることとする」という内容で, 後に「近隣諸国条項」と呼ばれる.

審議の過程で, 新基準を具体的にどう適用するかについて詳細な方針を示した次のような「具体的事項についての検定方針(案)」が文部省から示された.

【侵略】主として満州事変以降における日中関係の記述については, とくに不適切と認められる場合を除き, 「侵略」「侵攻」「侵入」「進出」「進攻」などの表記についての検定意見を付さない.

【南京事件】原則としては, 同事件が混乱の中で発生した旨の記述を求める検定意見を付さない. 死傷者数を記述する場合には, 史料によって著しい差があることに配慮した記述をし, その出所や出典を明示することを求める検定意見を付す.

【三・一独立運動】同運動が「暴動」の状況にあったとの記述を求める検定意見を付さない.

【神社参拝, 日本語使用, 創氏改名】「強制」などの表記については, 検定意見を付さない.

【強制連行】朝鮮人が強制的に連行された旨の表現については, 検定意見を付さない. 強制的に連行された朝鮮人の人数を記述する場合には, その出所, 出典を明示することを求める検定意見を付す.

【沖縄戦】日本軍による沖縄住民の殺害については, 沖縄戦の記述の一環として, その原因, 背景を正確に表現している記述については, 検定意見を付さない. 日本軍により殺害された沖縄住民の人数を記述する場合には, 信頼性のある資料に基づいて記述することを求める検定意見を付す.

要するに, 「侵略」や「強制」という記述には一切, 検定意見をつけず, 南京事件などの犠牲者数については, 出所・出典さえ示せば, それが不確かなものであっても, 検定をパスさせる―という趣旨である.

この方針は同審議会の歴史小委員会では認められたが, 社会科全体を担当する第二部会では正式に決定されなかった. しかし, その後の検定で, この文部省の検定方針案が活用されたことは間違いない.

近隣諸国条項が初めて適用された昭和五十七年度検定の結果について, 五十八年七月二十九日付「文部広報」はこう書いている.

「『侵略』という用語を使用することについては, 取り扱い及び表記・表現からみて不適切な場合を除き, 意見を付さなかった」

「南京事件の背景について短い語句で記述することは誤解を生じる恐れがあるので, これに関する説明を求める意見は付さなかった. 『二十万人』の数字について, 著作者側から洞富雄氏の説に基づく旨の説明があったので, 同氏の最近の著書である『南京大虐殺』(一九八二年, 徳間書店)を掲示し, 同書においては, 『二十何万人かの犠牲者のすべてが被虐殺者であったわけではない. …一般市民の犠牲者数を十万人と推算するのは, あるいはやや大量にすぎるかもしれない』と記述されていることを指摘した」

「土地調査事業, 神社参拝, 日本語使用, 創氏改名及び強制連行については, 表記・表現からみて不適切な場合を除き意見を付さなかった」

その後, 日本の歴史教科書は, 特に近現代の部分について自虐の度を強める. それが極端な形で現れたのが, 平成八年六月末に発表された中学歴史教科書の七年度検定の結果であった.

教科書を発行する全七社が一斉に「従軍慰安婦」を載せた. いずれも, 「強制連行」の一環として書いていた. 平成五年八月, 河野洋平官房長官が発表した「従軍慰安婦の強制連行」を認める政府見解(河野談話)の影響であった. しかし, 九年春, 当時の官房副長官, 石原信雄氏の証言によって, 河野談話の信ぴょう性は失われた.

石原氏によると, 日本政府が集めた公的資料には, 日本の軍隊や警察が慰安婦を強制的に連行したという証拠はなく, 談話発表の直前に行われた元韓国人慰安婦の証言のみに基づいて強制連行を認める河野談話が発表されたのである.

また, 大原康男・国学院大学教授らの調査により, 「従軍慰安婦」という言葉は戦前・戦中は使われず, 戦後の造語であることも明らかになった.

慰安婦に関する記述だけではない. 南京事件の被虐殺者数についても, 東京裁判の判決が認定した「二十万」や中国側が主張する「三十万」といった誇大な数字が教科書に書かれ, 文部省の検定をパスしていた.

だが, ようやく, その流れが変わろうとしている. 今回, 従来の教科書とは歴史認識や歴史観を全く異にする教科書が検定をパスした. 「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆に加わった扶桑社の教科書である. 子供たちが日本に生まれたことに誇りをもてるような教科書づくりを目指したとしている.

この扶桑社の教科書の影響を受け, 既存の七社の中にも, 慰安婦の記述を削除したり, 南京事件の犠牲者数の誇大な数字を避けるなど, 記述のバランスをとる傾向が見られるようになった.

十九年前の誤報によって歯車を狂わされ, 政治や外交に翻弄され続けた日本の歴史教科書がようやく, われわれ日本人の手に取り戻されようとしているのである.

宇和島青年会議所 http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/interest.htm > 我が子に伝える誇りある近代史 [南京事件の項抜粋] http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/kindaishi.htm#3_3

10)いつから教科書に記述されるようになったのか

上杉千年氏によれば, 「南京事件」の初見は終戦後に使用された『時事問題』という教科書に認められたが, まもなく姿を消していったという. 昭和30年代に入ると, 戦前の日本の姿を暗黒に捉える歴史記述が社会科歴史の教科書に現れるようになり, その結果, 昭和33年, 43年と教科書の偏向の大本をただす意味での学習指導要領改訂が行われ, 少しずつ改善の方向に向かっていた. しかし「南京事件」の名称は, 昭和40年頃から再び教科書に登場するようになってきたらしい. そして, 昭和52年の学習指導要領で, これまでの改訂努力を一挙に崩すような改悪改訂が行われ, これを機に教科書も再び偏向の度を強めることになった. その後教科書「侵略」「進出」をめぐる大誤報事件(昭和57年6月26日)が起きて, 宮沢喜一官房長官が「政府の責任において, 近隣諸国の批判を受けた教科書の記述を是正する. 今後の教科書検定では, 検定基準を改め, 近隣諸国との友好, 親善が充分実現するように配慮する」という談話を発表し, 検定基準にいわゆる近隣諸国条項ができてから, 文部省の姿勢が180度転向してしまいました. 文部省は, 「南京事件」については, 原則として, 同事件が混乱の中で発生した旨の記述を求める検定意見を付さない」(昭和57年12月6日)という新方針を策定して以来, 南京事件については書き放題という状況になった. それ以前の記述は「ナンキン虐殺事件」(東京書籍中学 昭和56年度版)であったが, 「ナンキン大虐殺」(昭和59年度より)の記述になり「中国では, この殺害による犠牲者を, 戦死者も含め, 30万以上とみている」と書くまでに至った.

11)近隣諸国条項と南京事件・従軍慰安婦

近隣諸国条項について藤岡信勝氏はこう指摘している.

「南京事件」や「慰安婦問題」などを書くように指定した記述は, 学習指導要領のどこにもない・・・しかし, ・・日教組支配の現場の社会科教師の意向に迎合して, 「慰安婦強制連行説」を教科書に書き込むなどのことをしてきた. ・・・教科書行政に対する中国・韓国による内政干渉事件を契機に, ・・検定基準のなかに全く異質で政治的な性格を持つ次の一項目が付け加えられた.

「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がなされていること」(強調・下線は筆者)

これが世に言う「近隣諸国条項」である. ・・・かりに近隣諸国条項が存続するもとでも, それは「まともな教科書」が誕生することの妨げにはならないということである. ・・近隣諸国条項があるために「南京事件」や「慰安婦問題」を書かなければならないと思いこんでいる人がいる. それは誤解である. ・・学習指導要領に根拠を持たない限り, 新たに何事かを「書かせる」ことはできないのである. たとえば近隣諸国を誹謗中傷するかのような記述は近隣諸国条項でチェックできるが, 近隣諸国条項を根拠に「南京大虐殺三十万人」説を教科書に書かせるなどと言うことは出来ない. この四月から, 平成十四年度に使用開始となる中学校用教科書の検定作業が始まる. 教科書改革のためには文部省における検定制度の適正な運用が第一の前提条件である. 』(産経新聞朝刊2月3日付).

南京事件は, 学術的に冷静に検証され, 議論されなければならない問題である. 教科書の記述は, 学術的でなければならない. 日本政府がサンフランシスコ講和条約で南京大虐殺の判決を承諾しサイン(東京裁判の判決に政府として異議をたてない)したのは, 敗戦国としての外交, 政治的なものであった. 東京裁判をまともな「裁判」と仮定した場合にのみ, 法的制約を受けると思うが. 戦争にいつまで負けていればいい?

東亜連盟戦史研究所 http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/newsyberbook2.htm > 所長の主張 近隣諸国条項 http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/kinrinsyokoku.htm

今年は, 朝日新聞以下我が国の反日左翼マスコミが敢行した, 歴史上稀に見る邪悪な報道犯罪「教科書検定事件」から20周年にあたります. ところがマスコミは「過去のあやまちを直視せよ, 反省せよ」と国民に説教しながら, この事件について口を拭い, まったく反省, 謝罪の弁を述べようとはしなかった.

1982年7月, 朝日新聞やNHKが, 「文部省が侵略を進出に書き直させた」という虚偽報道を繰り返したあげく, 中韓両国に「御注進」を行い, 歴史教科書記述を故意に外交問題に発展させたのである. 連日連夜に亘る, 我が国の反日マスコミや中韓両国の非難に怯えた鈴木内閣は, 教科書検定に当たっては, 近隣諸国―我が国の歴史教科書に容喙する無礼な国はシナとコリアだけであるが―に配慮するという「近隣諸国条項」を作ってしまったのである. この条項の害毒は計り知れないものがある.


文部省が, 「反日教育による共産革命」を目論むマルクスレーニン教反日派のデタラメな反日記述を修正しようとすると, 彼等から御注進を受けるシナとコリアが非難の声を上げ, 文部省は「近隣諸国条項」に基づき, 反日偏向記述の検定を中止し或いはシナとコリアの検閲に従い, 反・反日的, 反韓国, 反中国的な記述の削除, 訂正を行わざるを得ない. だから文部省の検定官は, あえて火中の栗を拾おうとはせず, 反日記述を放置するようになったのである.


その結果として, 教科書作成会社は, 販売促進の為に, 教科書採択に強大な影響力を持つ日教組, 全教組という反日カルト左翼狂職員に迎合した, 反日左翼政治パンフレット以外の何物でもない, ウソだらけの歴史教科書を捏造するようになったのである.


近所の古本屋でLEC公務員試験の問題集を見つけ読んでみると, 「陸軍統制派アカ論」に関する問題があり, 実に面白いことが書いてあった.

「日本の高校生に大きな影響を与える教科書は, 日本のマルクスレーニン主義者によって執筆され, ソ連の擁護に努めている. だが公務員試験の問題は, 実証主義に基づき作成されるため, 教科書の記述を信用すると不合格になってしまうので, 注意が必要である. 」

だって. このホームページを読んでくれた学生諸君には, この事実を友人に伝え, 決して歴史教科書を信用しないように努めて頂きたい.

2001年2月27日 文部科学委員会 http://www.ishii-ikuko.net/kokkai/151/010227.html

○石井(郁)委員 歴史認識の問題ですから,各国でいろいろ違うこともあるだろうと思うのですね. しかし,今起こっている問題というのは,日本の侵略戦争,それからこの戦争がアジア諸国に与えた影響,これをどう見るのかという問題をめぐって起こっているわけです. だから,こういう問題は,本当に各国の話し合いが大事だし,きちんとそういう議論の上で解決していくということが大事であります. 重ねて,最後に大臣に伺いますけれども,教科書検定に当たっては,先ほど申し上げました近隣諸国条項,繰り返しますけれども,近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史事象の扱いには国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がなされていること,これを今後とも,まさに今が大変重要な瞬間なんですけれども,尊重して厳正に対処していくということでよろしいですね. 大臣の明快な答弁をお願いしたいと思います.

○町村国務大臣 教科書検定というのは常に厳正に行われているものでございまして,その検定基準の中に,今御指摘の近隣諸国条項があることもまた事実でございます. 現在,その厳正な検定を今まさに行っている最中である,かように現状を認識しております.

[本項つづく]

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参考URL

*1:谷川流[ゴーマン女子高生]『涼宮ハルヒの暴走』角川スニーカ文庫

*2:C by 国策会社ルネサス 山崎宏之氏作成ナルシストおやぢのナルシスト日記 http://blog-yamasaki.com/archives/2004_10_13.html

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/dempax/20041029

04/10/28 (Thu) [memo] 山本弘先生からのおてまみ

[] [転載] 山本弘先生からのおてまみ

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九郎政宗様

下記のメール、転載していただいてもかまいません。


メールをいただき、ひさしぶりにグース氏のサイトを見て笑ってしまいました。

「山本先生の挑戦状」って何ですかあ?(笑)

http://www.geocities.jp/nankin1937jp/page031.html

あの文章をどう読めば「挑戦状」と解釈できるんでしょうか?こっちは議論するつもりなんかまったくないって断言してるのに。

どんな文章でも自分に都合よく解釈できる人なんだなあと、あらためて感心…… いや、あきれてしまいました。いやまったく、まともに相手しなくて正解。

「本宮ひろ志事件」ですが、僕はその作品を読んでおらず、新聞報道(ちなみに我が家は産経新聞です)を読んで、「百人斬り事件を事実であるかのように書いちゃったのか」と勘違いしておりました。「百人斬りを想起させる描写」だったんですね。

作者自身、「一本の刀でどうやって百人斬れる」とツッコんでるんだから、百人斬り報道は事実ではないと認識しているのは明らか。抗議している人たちは、「報道された百人斬り」と「現実にあった捕虜の斬殺」を故意に混同しようとしている気がします。

さらにグース氏の文章を読んでいたら、こんなのも、

http://www.geocities.jp/nankin1937jp/page049.html

次に有名なのは『「南京事件」日本人48人の証言』小学館文庫です。これは全員実名で登場しています。当時南京にいた報道関係者の証言も掲載されています。インタビュー形式で、質問の内容と回答が併記されており(当たり前ですが)、学術的な価値は高いと言えます。

人間の記憶というのはあてにならないもので、戦後何十年も経ってからのインタビューが「学術的な価値は高い」とは言い難いと思うのですが、それはともかく、

この『「南京事件」日本人48人の証言』の中にも、ちゃんと虐殺の目撃証言は出てくるんですよ。27・51・119〜121・194・276ページに。あと、直接の目撃ではなく伝聞なら、54・98・112・282〜283ページにあります。

中には捕虜を数人ずつ並べて銃剣で突いたとか、刀で首を斬ったという話も出てきます。ですから本宮氏の「百人斬りを想起させる描写」は、まったくのウソとは言えません。「競争」があったかどうかはともかく、似たようなことは確かにあったと、グース氏自身が「学術的な価値は高い」と書いた本に出てくるんですから。

それと、民間人が兵士と間違われて連行されたという話も、(伝聞ではありますが)261ページの重村実大尉の証言に出てくるんです。

「(前略)中には指摘された者の家族が、うちの人は兵隊ではない、ということもあったようです。また、新聞記者から聞いた話ですが、新聞社で使っていた中国人が連れて行かれたので、憲兵隊にそのことを言って、危うく助けてもらったということです。いいかげんに連れていったことがあったようです。

あったんじゃんか!

やっぱり隠してるじゃんか、あんた!

重村氏の証言にはさらに続きがありまして、

まだ上海にいた時のことですが、一度こういうことがありました。陸軍の兵隊が支那人をつかまえてきましたので、どうするんだときくと、怪しかったらやりますと答えてました。どうして怪しいのがわかるのか、と聞くと、面構えでわかると言ってました。

面構えで判断してたんかよ〜!

生まれついて顔つきの悪い人は、それだけで殺されちゃってたんですな。かわいそうに。

もっとも本宮氏にも落ち度はあります。出所の怪しい写真や資料を元にマンガを描いちゃったのは軽率で、その点は非難されてもしかたないでしょうね。

(もっとも、それを言い出したら、小林よしのりのマンガはどうなるんだって思いますが(笑)。大井満『仕組まれた“南京大虐殺”』なんていうデタラメだらけの本を元に『戦争論』を書いてたりしますから)。

ちなみに『神は沈黙せず』の場合、角川書店から、文中で使用した全資料の提出を求められました。実際に資料にそんなことが書いてあるかを、逐一チェックされたんです。その際、一部に人名などの誤記があったのが発見され、訂正しましたが、それ以外は問題ありませんでした。

微妙な問題だけに、それだけの配慮が必要なんでしょう。集英社にはそうしたガードの甘さがあって、そこにつけこまれたんだと思います。

ヴライク・イオネスク(これが正しい表記です)の『ノストラダムス・メッセージ』については、『トンデモノストラダムス本の世界』(洋泉社/宝島社文庫)で取り上げました。オカルト本の訳者は、単にお仕事でやってるだけの人も多いんですが、竹本氏の場合、どっぷりイオネスクに心酔しているのが印象的でした。

だから『再審「南京大虐殺」』を読んだ時も、「あるトンデモ説にハマる人は、別のトンデモ説にもハマりやすいんだなあ」とあきれてしまいました。本の内容も、東中野教授の本の二番煎じで、ぜんぜん新味ありませんでしたし。


山本 弘 【id:claw:20041028 より転載】

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さらに勉強したい人のために

[勅] 晴れの舞台で - 「日本中の学校で国旗を揚げ国歌を斉唱させるのが私の仕事です」米長邦雄*1

日の丸君が代 天皇, 異例の発言 『強制望ましくない』 東京新聞 2004/10/29 http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20041029/mng_____sya_____004.shtml

東京・元赤坂の赤坂御苑で二十八日開かれた天皇, 皇后両陛下主催の秋の園遊会で, 天皇陛下が招待者とのやり取りの中で強制的な国旗掲揚・国歌斉唱は望ましくないとの趣旨の発言をされた. 国旗国歌問題について陛下が発言するのは異例.

園遊会に招待された棋士で東京都教育委員の米長邦雄さん(61)が「日本中の学校で国旗を揚げ国歌を斉唱させるのが私の仕事です」と語ると, 天皇陛下は「やはり強制になるということでないことが, 望ましいですね」と伝えた. 直後に米長さんは「もちろんそうです. 素晴らしいお言葉ありがとうございます」と応じた.

天皇陛下の発言について, 宮内庁の羽毛田信吾次長は「国旗や国歌については強制ではなく, 自発的な喜んで掲げ歌うというありようが好ましいとの趣旨で語ったのであり, 具体的に行政や施策の当否を述べたものではない」としている.

国旗国歌法は, 日の丸と君が代に初めて法的な根拠を与えたが, 尊重義務や罰則はない.

国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会で 朝日新聞 2004/10/28 http://www.asahi.com/politics/update/1028/003.html

天皇陛下は28日の園遊会の席上, 東京都教育委員を務める棋士の米長邦雄さん(61)から「日本中の学校で国旗を掲げ, 国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と話しかけられた際, 「やはり, 強制になるということではないことが望ましい」と述べた.

米長さんは「もうもちろんそう, 本当に素晴らしいお言葉をいただき, ありがとうございました」と答えた.

天皇が国旗・国歌問題に言及するのは異例だ.

陛下の発言について, 宮内庁の羽毛田信吾次長は園遊会後, 発言の趣旨を確認したとしたうえで「陛下の趣旨は, 自発的に掲げる, あるいは歌うということが好ましいと言われたのだと思います」と説明. さらに「国旗・国歌法制定時の『強制しようとするものではない』との首相答弁に沿っており, 政策や政治に踏み込んだものではない」と述べた.

「日の丸・君が代」をめぐっては, 長年教育現場で対立が続いてきた. 東京都教委は昨秋, 都立校の式典での「日の丸・君が代」の取り扱いを細かに規定し, 職務命令に従わない教職員を大量に処分. 99年に教育委員に就任した米長さんは, こうした方針を推進する発言を繰り返してきた. (10/28 23:41)

天皇陛下:国旗国歌「強制でないこと望ましい」 園遊会で 毎日新聞 2004/10/29 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041029k0000m040133000c.html

東京・元赤坂の赤坂御苑で28日に開かれた秋の園遊会で, 天皇陛下が東京都教育委員を務める将棋の米長邦雄永世棋聖(61)に, 学校現場での日の丸掲揚と君が代斉唱について, 「やはり, 強制になるということでないことが望ましい」と話す場面があった. 天皇陛下が「日の丸・君が代」問題について発言するのは極めて異例.

米長氏は招待者として出席. 都教育委員の仕事について「日本中の学校で国旗を掲げ, 国歌を斉唱させるというのが私の仕事でございます」と語ったことに対し, 陛下が話した. 米長氏は「もちろんそれはそうです」と答えた.

園遊会後に宮内庁の羽毛田(はけた)信吾次長は, 側近を通じて陛下に発言の趣旨を確認したとしたうえで「強制ということではなく, 自発的というか, 喜んで掲げる, 歌うというありようが好ましいということを言われたのだと思う. 具体的な行政施策の是非を述べられたものではない」と説明した.

都教委は今年, 君が代斉唱時に不起立の教員を大量処分するなど指導徹底を図っている. 都立高教員らは斉唱などの義務がないことの確認を求め, 都と都教委を提訴している. 米長氏は99年から都教育委員を務め, 推進発言を繰り返してきた. 【竹中拓実 毎日新聞 2004年10月28日 22時56分】

11/01 追記

コメント欄 憂國者 (2004-10-30 18:19:47)

どっちにしろ「強制はアカン」ゆうこっちゃ

国旗・国歌を強制することに, 天皇陛下ご自身が明確に不快感を示されたという事実は変わらない.

少なくとも「天皇」や「皇室」を敬うことを日ごろから主張したり, 他の人々に「強要」している(しようとしている)人々は, 国旗・国歌を強制しようとすれば陛下の御意に叛くという矛盾を今後抱えることになるのだ.

十月廿九日(金)薄曇。朝刊(朝日)開けば思わず卒倒せむばかりに驚くは昨日園遊会にて東京都教育委員の愛国棋士米長某厚顔しくも陛下の御前にて「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と述べ陛下に「強制はよくない」と苦言呈されしことと佐藤忠男先生の映画『2046』の映画評に「香港人の不安と痛み映し出す」といふ題に涙零れるほど。朝日新聞購読していてよかった、とつくづく感動(笑)。畏れ多くも畏きは天皇陛下の御言葉。昨日園遊会にて東京都教育委員の愛国棋士米長某陛下の御前にて「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と述べるに陛下「ああ、そう」と先帝髣髴させらるる受け応えに米長某「頑張っております」と付け加え陛下「やはり、強制になるということではないことが望ましい」と述べられ給ふ。愚直なるはこの将棋指し「もうもちろんそう本当に素晴らしいお言葉をいただきありがとうございました」と低頭し謝辞。平成の歴史に残る場面なり(朝日)(映像)。ちなみに読売、産経の愛国両紙はこれにつき本日朝刊では沈黙。陛下の御発言について宮内庁次長園遊会後発言の趣旨確認し「陛下の趣旨は、自発的に掲げる、あるいは歌うということが好ましいと言われたのだと思います」と説明。これは「国旗・国歌法制定時の『強制しようとするものではない』との首相答弁に沿っており政策や政治に踏み込んだものではない」と釈明。久が原のT君の指摘通り「この明治維新以降天皇の口にせられし最も過激なる言」は先帝の二二六内亂の砌「朕自ら近衛兵を率ゐて鎮壓せん」と勇み立たせ給ひけむ先帝陛下逆鱗の言に勝れること数倍、殆ど比較にならず、と。確かに。時の宰相田中義一君天皇に異言を咎められを辞したるの先例すら昨日の園遊会でのこれに比べれば軽し。T君察するに先帝陛下ならば何と仰せられ候や。たゞ無言で通り過ぐるか、さなくば「あ、さう」とでも流し給ふか、恐らくそのいづれかなるべく候。聖上のお言葉は無學代議士・小役人の國會答辯にてはなく候。その場しのぎの輕々なる言など、今上皇帝これまでの御生涯を鑑み奉りても、一つとしてこれあるべからず候。その發語に無駄なき御性情、また昨日席上にて御對話の文脈に則れば「強制でないのが望ましい」とは「現に強制してゐる」ことの婉曲なる御指摘に他ならず。この間髮をも入れざる陛下の機鋒の鋭さ、言語感覺の鋭敏さに對して自ら發する語のみならず相手の語の内實さへも斟酌なす能はざる將棋指し某の魯鈍さ、どうにもかうにもお話にもならずとはこのことに候、とT君。ふだんあまり覘かぬ2ちゃんねるでも珍しく横からチャチャも入らず米長某への避難と陛下への「見直した」といふ発言多し。ちなみに米長某のホームページには本人の「さわやか日記」も昨日のこと記載未だなくサイト上「世間様は私が一生懸命に生きているのを分ってくれている人の方が多いように思います。感謝。ありがたいことです。励みになります」と素直に喜びを語ったといふ名人(こちら)に掲示板も将棋名人に対して「最大の禁じ手」「誤手」などと辛辣なる苦言多し。本日は金曜日にて午後三時より東京都知事石原某の記者会見期待するばかり。官房長官細田某「象徴としてのお立場を十分にご理解になった上でご発言になっており、国政に関する権能を有しないと定める憲法の趣旨に反することはない」との認識を表明。話題の法相南野某女は期待に応え(笑)国旗掲揚国家斉唱を「自ら進んで行うのが望ましいと(いう意味で)おっしゃったのではないか」と見事なる発言、国歌斉唱時に起立しなかった教職員を東京都教育委員会が懲戒処分にしたことについては「個別案件にとやかく言うものではない」としながらも「一人ひとりの価値観(の問題)だから、自主性に任せていいと思う」と都教委の対応に疑問も呈すまさに右往左往。これについて文部科学相中山君「国旗国歌は強制ということではなくて、喜んで自発的に掲揚したり斉唱したりするありさまが望ましいということをお述べになったのではないか」と感想述べ東京都の教職員処分は「校長や先生は関係法令や職務上の命令に従う責務を負っている。思想や良心の自由が内心にとどまる限りでは保証されなければならないが、(不起立という)外的行為となって表れる場合は一定の合理的範囲内で制約を受ける」と指摘し 「校長が学習指導要領に基づき本来の職務を命じることは教職員の思想良心の自由を侵すものにはならない」と述べ法相とは異なる見解。首相小泉三世は本日午前皇居に内奏。気になるところ。自民党総務会長久間某は陛下の発言につき「非常にごく当たり前のことで、自然と強制でなく、みんなが国旗を掲揚し、国家を歌うことが望ましいと言われたのだろう。そういう雰囲気が出来上がるのが一番いい」と述べる。自民党としての「おとしどころ」はここか。あきらかに陛下の御言葉を歪曲した理解。陛下の「強制はよくない」は自然と国旗掲揚し国家歌う「それならそれはいいが」強制はよくない、つまり国旗国歌に反対する人もいても容認すべきことが大切、けして「みんな」と強いることへの苦言。イラクではアジア人の遺体発見といふ報に政府まだこれが日本人捕虜かどうか確認していない、と小泉三世。もし日本人捕虜殺害され陛下の愛国心強制反対では政府与党にとってダブルパンチ。都知事の記者会見(映像)。新潟の地震について述べ東京での災害の場合、ヘリポートなど東京のもつ救援設備、施設は規模が違うと地震たっぷり。だが素人目にも新潟の辺鄙なる地であれだけの災害。東京で同じ規模の直下型地震発生の場合、ハイパー消防だか百機以上の救助用ヘリコプターでどれだけ対応しきれるのか想像するだけで怖いものあり。朝日の記者の「米長騒動」についての質問に対して都知事「文相の発言妥当」と述べる。法相は「ピントはずれ」と苦言。ただし詳細わからず憶測で言いたくないと逃げ口上。東京都のことを「誰かがホウカ?して(←聞き取れず)言うのは」強制強制というが東京は強制じゃない。国が決めたこと義務として行っているだけ、と逃げ答弁。その「誰だか強制と言っている」のはまさに陛下のはず。わかっているのだろうか。陛下の逆鱗に触れ臣民としてどう謝するべきか。それにしても国が決めたのは平成15年の文部科学省初等中等教育局長による「学校における国旗及び国歌に関する指導について(通知)」によれば「学習指導要領に基づく国旗及び国歌に関する指導が適切に行われるよう指導をお願い」し「卒業式及び入学式における国旗掲揚及び国歌斉唱についても,児童生徒に我が国の国旗と国歌の意義を理解させ,これを尊重する態度を育てるという学習指導要領の趣旨を踏まえ,域内の全ての学校において適切に実施されるよう一層の指導の徹底をお願いします」というもの。具体的に学習指導要領(こちら)見ても国旗国歌への理解と普及期しているものの、だからといって各校に係官派遣し式の徹底的監督行い公務員の処罰までして、これ強制以外の何ものでもなし。ふだん国の政策だの権限などにつき言いたい放題で国ができぬから自治体が、と言ってはやりたい放題で、こういう時だけ国の方針にしたがっているだけ、と逃げ口上以外の何ものでもなし。いや、国ができぬから自治体が、は石原らしさか。組の総親分に「テメーのシマ、ちっと緊めておけよ」と指示受けて地元に戻りちょっとでも抵抗する輩をば半殺しにするほど痛めつけた挙句「親分の指示に従ったまでで」と言い逃れの如し。東京新聞の記者の質問に国立市のマンション建築問題に触れれば「あのマンションより駅前の並木通りに名前を言ってもいいが、と景観壊す「中華料理屋、中華料理屋」そこまで石原にとっては中国が迷惑か(笑)。記者会見のあまりの小市民性にしみじみと知事の「不安と痛み」感じ入る。紐育タイムスの本日朝刊はAP電(こちら)で「米長騒動」をば“Japan Emperor Discourages Overt Patriorism”と伝える。当然「国旗国歌は強制ということではなくて喜んで自発的に掲揚したり斉唱したりするありさまが望ましいということをお述べになった」とは受け取っておらず(笑)。[……中略……] 遅晩に米長名人の「さわやか日記」本夕に昨日の記述あったのを読む。将棋のことから陛下との会話始まり「現役はやめました。将棋盤を挟んで親子が楽しんでいる家族は幸せだと思います。将棋の普及に務めております。陛下のお正月の昭和天皇と皇太子殿下とご一緒の写真は大切な我が家の宝でございます」と述べ陛下より「教育委員として本当にご苦労さまです」との御言葉を拝し「はい。一生懸命頑張っております」と。ここに「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と述べたことも陛下に「強制はよくない」と指摘受けたことことも一切なし。欺瞞にあらず。恐らく米長名人にとって二十四時間の間に余りの高圧が精神にかかり「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と述べたことが記憶から消え去っているようなもの。その日記は最後に「開かれた皇室、明るい皇室、心温まる皇室。幸せな一日でした」と結ぶ。まさに憔悴しきった極楽。ランニングハイ。どこかでこの「開かれた皇室、明るい皇室、心温まる皇室」的な穏やかな天皇崇拝、と思えばこの感覚はまさに『近代の超克』の世界。昭和に入り教養人の知性に高圧かかり開戦でもって脳がイカれてしまひ転向といふには烏滸がましき思想なき、高尚なる、まるで母の胎内のごとき内で心地よく、畏くも天皇戴いたわが国に生きることの喜びなど語る、あの世界。昨夕よりさぞやお疲れなのであろう。

[] 脳内真っ青 ≪記憶の欠落≫ モシクハ ≪捏造の記憶≫ - 日本中の学校に国旗を掲げて, 国歌を斉唱させるというのが私の仕事でございます*2 - あ…, そう… -- 11/01追記

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天皇:いまは将棋の方は

米長:将棋の方はやめましてですね, それで, 親子で将棋盤はさんでる姿が(ナレーションが入り解読不能)ぜひこれからもお続けください

(ここで少し間があく)

天皇:教育委員会として本当にご苦労様です

米長:はい, 一生懸命がんばっております

天皇:どうですか

米長:日本中の学校に国旗を掲げて, 国歌を斉唱させるというのが私の仕事でございます

天皇:ああそうですか

米長:いまがんばっております

天皇:やはり, あの, あれですね, その, 強制になるということでないことがね, あの, 望ましいと

米長:(天皇の上の発言にかぶせるように)はっ, はは, はい, もうもちろんそうです, はは, 本当にすばらしいお言葉いただきましてありがとうございました

天皇:どうぞお元気で

米長:はい, ありがとうございます

「やはり, あの, あれですね」と引き延ばして「強制になるということでないことがね, あの, 望ましいと」と続けるあたり, 言うべき立場にはないが言わずにはおられないという意思, あるいは葛藤のようなものが感じられる. まあ天皇の喋り方は普段からあんな調子なので, たいした意味はないのかもしれないが.

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コピペ 『2ちゃん議員選挙板 http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1098986679/l100

やりとりの動画はこちら. (天皇と米長氏の会話のやり取りが, 肉声でそのまま放送されています) http://www.bcast.co.jp/cgi-bin/yahoo/news.asx?cid=20041028-00000038-ann-soci-movie-001&media=wm300k

聞き取ってみますた.

米長邦雄氏 :「日本中の学校にとにかく国旗をあげて国歌を斉唱させるというのが私の仕事でございます. 」

天皇 :「あー……そうですか……」

米長邦雄氏 :「今がんばっております!」

天皇 :「あ, やはり……あの……あれですね, その, 強制になるというものでないからね. あの……」

米長邦雄氏 :(天皇の言葉を遮って)「あーぁぅ, もちろんそうでございます!ほんっとに素晴らしいお言葉いただきましてありがとうございました. 」

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毎日新聞・タナカ氏

毎日新聞のタナカと申しますが, 昨日, 天皇陛下が, 教育現場での「日の丸掲揚」と「君が代斉唱」についてご発言されましたけれども, 内容は知事はご存じだと思いますが・・・

石原都知事

詳しく知りません. 昨日夕方帰ってきて, ちょっと聞いたんですがね. 園遊会に行って側にいたわけじゃないしね. そのあと, いろいろ, 政治家のコメントも出ているようだけども, 私は中山君, 文部大臣の言ってるのがごく妥当で, ちょっと法務大臣は ピントがずれてるんじゃないのかね.

毎日新聞・タナカ氏

強制になるということでないことが望ましいとご発言をされたんですが.

石原都知事

そのときの米長さんと陛下の会話のやりとり, ニュアンスってものは, 私, 側にいたわけじゃありませんからね. 報道のさらに要約でしかものを判断できないんで. あまりそれ以上のコメントは差し控えたいと思います. ただ, それに対する批判というか, 註釈というか, 閣僚が言ってる中で, 僕は中山文部大臣が言ってることは妥当 だと思うね. これは, 例えば東京都の教育委員会のやってることに, 例えば誰かが それにフォーカスして論じるならば, これは強制じゃないんですよ. 国が決めたことを公務員として, 義務として行うか, 行わないかの問題であって, 一般的に強制する, しないの問題とはまた違う, ことが. そこは混同しないでもらいたいね.

米長邦雄ホームページ http://homepage1.nifty.com/yonenaga-kunio/

さわやか日記 http://8154.teacup.com/yonenaga/bbs

園遊会 投稿者:米長邦雄 投稿日:10月29日(金)16時57分9秒

10月28日は園遊会. 雲ひとつない久し振りの日本晴でした.

父親の形見の紋付で出掛けました.

全く思いもよらず, 天皇皇后両陛下からお声をかけていただきました.

さすがに緊張します.

将棋のことをお話ししました.

「現役はやめました. 将棋盤を挟んで親子が楽しんでいる家族は幸せだと思います. 将棋の普及に務めております. 陛下のお正月の昭和天皇と皇太子殿下とご一緒の写真は大切な我が家の宝でございます」

「あの, もう随分前のことになります」

「教育委員として本当にご苦労さまです」

「はい. 一生懸命頑張っております」

しばらくして隣の妻にもお声をかけて下さいました.

「ご苦労は大変なものでしょうね」

妻はその後は全くなにも覚えてはいない由です.

皇后陛下からは日本の文化, 特に音楽についてのお話をさせていただきました. 又, 養護学校についても心豊かな子どもの教育が大事と教えられました.

皇太子殿下には, 昭和天皇と指された頃の思い出話を致しました.

三笠宮寛仁親王殿下は「昨夜の人間講座見ました. 頭の中の中古車の話が良かった」と誉めて下さいました.

開かれた皇室, 明るい皇室, 心温まる皇室.

幸せな一日でした.

約100名くらいの知己が出来た感じでした. 記念写真などを撮った人が約100名です.


非凡なる教育者と国旗 投稿者:米長邦雄 投稿日:10月31日(日)14時27分47秒

金曜日は富山県上平(かみたいら)村で仕事. これは本日更新のHP「まじめな私」をお読み下さい.

教育の原点, 国旗に対する姿勢についての意見を述べました.

石蕗の黄色が目に映ります.

夕食は岩魚の塩焼き, なめこ, 名物の固い豆腐, 手打ちそば. 甘えび, ほたるいかの墨作り.

こんな良い所に2泊くらいすると活力が出てきますね.


掲示板 投稿者:米長邦雄 投稿日:10月31日(日)14時28分32秒

土曜日に帰京しました.

掲示板への多くの書き込み有難うございます.

読みきれないくらいありました.

感動しました. 感激しました.

陛下をご尊敬申し上げている人達のなんと多いことか.

お言葉の深さを本当に肝に汲みいるように受けとめている. 数々の書き込みを拝見して, 心がひとつであるという氣が致しました.

胸を打つ書き込みが多く, 重ねてお礼申し上げます.

陛下のお言葉には閣僚が相次ぎコメント. 文部科学省は「強制ということではなく, 喜んで自発的に掲揚したりするありさまが好ましいということをお述べになったのではないかと考えている」と述べた.

私は都の教育委員として, 残されている宿題を二つやりつつ, 後任者へバトンタッチしたいと思います.

ご意見板 米長邦雄ホームページは週一回を目安に更新します。この掲示板は、私の書いたものについてのみ、ご意見をお書き下さい。ご自由に気軽に。

HP更新 投稿者:米長邦雄 投稿日:10月31日(日) 14時29分49秒

たくさんのご意見承りました.

これからHPを更新します.

更新したHPと日記を是非ご覧下さい. 私の意見を書かせて頂きました.

この後は園遊会と陛下のお言葉についての意見は堅くお断りいたします. 【 http://8503.teacup.com/kuizukeijiban/bbs




*1:勅:御言宣 みことのり 天皇陛下のおことば - #p2,#p3 10/29追記

*2:晴れの台詞を御本人はお忘れ

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04/10/27 (Wed)

[]たたかふ山本七平

(1) 経過

本多勝一『中国の旅』朝日新聞連載 1971/08〜

イザヤ・ベンダサン『朝日新聞の「ゴメンナサイ」』(『諸君!』1972/1月号)

[snip]

本多勝一『中国の旅』朝日新聞社単行本 1972



(2) イザヤ・ベンダサンからの抜書き

(3) 本多勝一からの抜書き

(4) 参考資料

(4-1) 入手済み

  • イザヤ・ベンダサン『日本人とユダヤ人』(角川文庫 1971/09/30)
  • 本多勝一『中国の日本軍』(創樹社 1972/07/20)
  • 本多勝一『中国の旅』(朝日文庫 1981/12/20) isbn:4022608056
  • 本多勝一『殺す側の論理』(朝日文庫 1984/05/20) isbn:4022608145
  • 本多勝一『事実とは何か?』(朝日文庫 1984/01/20) isbn:4022608110
  • 本多勝一『南京への道』(朝日文庫 1989/12/20) isbn:4022608226
  • 浅見定雄『にせユダヤ人と日本人』(朝日文庫 1986/12/20) isbn:4022604166
  • 子安宣邦『日本近代思想批判 一国知の成立』(岩波現代文庫 2003/10/16) isbn:400600110X
  • 本多勝一名誉毀損訴訟弁護団『経緯と争点』(2004/10/16 支援集会 配布資料)

(4-2) 捜し中

  • 鈴木明『「南京大虐殺」のまぼろし』(文春文庫)
  • 本多勝一編『ペンの陰謀』(潮出版社 )
  • 本多勝一『天皇の軍隊』(朝日文庫)
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04/10/26 (Tue) でむぱヲ送ル - 2004/10/27 追記版 -

でむぱヲ送ル - 2004/10/26改定版 2004/10/27 追記 id:fenestrae:20041029 経由で追加 10/29 19:00 -

政略的なことをどうしても絡めたいのならば、まさしく、大日本帝国を非難することが、現在の日本国家を責めることになるという構造こそが、この、日本国家が大日本帝国と断絶する気がないということと相即の事態だろう。その点では、政略的に持ち出すほうも、それが実際有効に「効いてしまう」、つまり、防衛せざるをえない、つまり、同一性を維持したがる、というこちらの国家も、共犯的だといえるのではないか。

繰り返すけれども、このような断絶を思想的、制度的に選択することは、民族的、文化的、倫理的な連続性と矛盾するものではない。大日本帝国が理念的に現在の日本国の「敵」ということになっても、その「敵」に属した父祖を敬えないというのならば、そのひとは基本的なところで政治に侵食されている。

もちろん、敵というところまでみなせといいたいわけではなく、他者として切り離した上で過去としてではなく相続した負債としてとらえることが必要で、そうでなければ、自分のことならなかなか客観的になれないし、感情的なこともあるし利害も絡む、という事情はいつまでたっても変わらないだろう、ということである。【id:jouno:20041026 より】

  • こうせい日誌
  • てるてる日記
    • リンク集 25-10-2004 ■ [memo] 2004/10/22 19:16 http://terutell.at.webry.info/200410/article_8.html
    • 「国が燃える」休載への圧力について 本宮ひろ志の「国が燃える」の休載については、議員たちは抗議しただけで圧力をかけたわけではない、という意見もあります。確かに、議員たちは、「休載しろ」などとは、ひとことも言っていません。 2004/10/22 13:21 http://terutell.at.webry.info/200410/article_7.html
    • 「南京大虐殺」などについて 「本宮ひろしの漫画へのリンク」で、在外日本人の立場について、言及し、他の掲示板にも投稿したのですが、それには私の誤解に基づく意見が含まれており、関係者の方々にたいへん御迷惑をかけました。2004/10/21 13:31 http://terutell.at.webry.info/200410/article_6.html
    • 九郎政宗さんによる「『国が燃える』グッジョブ!」運動 ▼CLick for Anti War の九郎政宗さんが、本宮ひろ志の『国が燃える』を、雑誌に載ったとおりに本にしてもらう運動をしています。 2004/10/17 16:20 http://terutell.at.webry.info/200410/article_4.html
    • 本宮ひろ志の漫画へのリンク 私は別に本宮ひろ志のファンではないのですが、議員の圧力によって連載を中止させられた、という話に腹が立つので、その漫画を掲載しているサイトにリンクをはります。 2004/10/14 11:10 http://terutell.at.webry.info/200410/article_2.html
  • 【ねこまたぎ通信】
    • いやー,信じちゃった. (爆) id:takapapa:20041013 『国が燃える』第88話 UG版掲載
  • 欣印日記はてな
    • [heureka]法治国家と、契約と、信頼と、普通じゃない私 id:odakin:20041022

[2004/10/27&29 追加*1]

▼漫画家本宮ひろ志氏の週刊ヤングジャンプ連載の『国が燃える』が旧日本軍が南京で市民を虐殺する様子を描き「真偽不明の写真を使っている」などの抗議を地方議員のグループや読者から抗議あり暫時休載の措置(朝日)。本宮君といへばその漫画の立志っぷりだの気概だの寧ろ保守反動右翼の諸君にウケよき作品あり、その人ですらこれ。では逆に保守反動右翼の諸君が「南京大虐殺はなかった」といふ主張をば漫画にした場合、左翼や市民団体の抗議受け連載中止となるか、といへばならず。これがファッショ社会の現実。

  • NEWS GARAGE【カバ式会社おばか通信】

そもそも日日新聞の報道が事実かどうかが争われているのに、日日新聞と同じ系列の「大阪毎日新聞鹿児島沖縄版」に掲載された「手紙」がなぜ事実と言えるのだろうか。こちらの手紙も作り話だったら? その手紙は現存するのか?実物と記事を付き合わせたのか?【id:nenemuu:20041022 より】

id:fenestrae:20041029 経由で追加 10/29 19:00]

  • 主にMedia & Cultural Study- 社会学関連の雑記です。ほとんどは人が読むことを前提としたものではないので、わけが分からないと思います。たまによそで話題になったことの感想等が現われることもあります id:hal44
  • 殿下執務室 有芝まはるはわざと馬券を外している

[] 圏外からのひとこと 2004/10/20 コメント欄

http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20041020#p10

id:kagami (2004-10-20 12:45)

先日、左派のイデオロギー的プロパガンダに自文をでたらめな文意を持って無理やり組みこまれ被害をこうむった翻訳家・文筆家の川上直子さんが、このような文章を記していますが、これなど実に参考になるのではないのでしょうか。私もessaさんや川上さんと同じくイデオロギー狂信者は大嫌いですので、まこと、この文意には思い同じくするところがありましたね。「躓きの石」 http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20041019#1098145368

essa (2004-10-20 14:32)

その記事には基本的には同感ですが、一方で、私はここで批判されている人と同じようなことを自分がしているのではないかと思い、ヒヤヒヤしてもいます。つまり、自分が誰かの記事にリンクして何か書く時に、書いた人の元の意図と正反対のことを言ってしまっているのではないか、ということです。私はどこか脳のリミッターがはずれていて頭が境界を越えてさまよってしまいがちで、それを面白がっていただける人がいるのはありがたいことですが、場合によっては、そういうことを不快に思う人もいます。そういう人の気持ちが、自分でなく自分が言及した人の方に向いてしまった場合、どうしたらいいのだろうかというのが悩みです。ついでに言うと、自分の書いたものが誤解されることは、私は全然苦にしません。私はそもそも自分が世界を誤読していると思っているので、その上に多少の誤読を重ねられても、あまりどうってことはないです。こんなことを書いたこともあります。http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20030515#p02

Kater (2004-10-21 02:31)

南京がらみでしたら下記ページおよびそこからリンクを張られている「南京城外の死者」もどうぞ。

http://ww1.m78.com/topix-2/the%20origin%20of%20sinojwar.html

比較的軍事的な側面に着目したサイトでかなり良質だと思います。

*1:本多勝一名誉毀損訴訟関連サイトをアンテナに登録しました

04/10/25 (Mon)

虚報・冤罪(百人斬り)についての意見発表 http://hpmboard3.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=ICB63781

  • 723.集英社問題への感謝 長崎のTARE 2004/10/24 (日) 10:57

一支援者として今回の事件に行動を起こして頂いた西村様を始めとする皆様へお礼を申し上げます。単に傍観者として見ていた私が恥ずかしい思いですが,よくぞ決起して下さいました。

外国の理不尽な対応に抗議するだけでなく,国内の怪しい動きにも目を配り糺していく事の重要さを,教えて頂きました。私も行動していこうと今更ながら痛感しました。

そして,これも訴訟に立ち上がられた向井.野田両少尉の遺族の方と支援する会の御尽力の賜と感謝するばかりです。我が国の人民と歴史に加えられた不当な中傷には,毅然として反論し続けていきましょう。

最後に本訴訟の勝訴と,すべての国民の覚醒を祈ります。


  • 722.Re: 感謝! 秋桜 2004/10/23 (土) 23:35

> 西村修平様

> 宮内瑞生様

> 柳川友裕様

河内屋様の仰せの通リ洵に深甚の至り、唯、天晴れと申し上げる以外に言葉を知りません。有難うございました。昨夜桜チャンネルにて、西村様のお話を伺えば伺うほど、彼等の言動は矛盾に満ち、袋小路に追い詰められた鼠の如く、どのように、この自己撞着を解決してゆくのか、彼等の今後の仕上げを余裕をもって見守りたく存じます。

己が身を省みず、悠久なる我が歴史を直にすべく投じられた行動に、満腔の意を以って感謝申し上げます。


  • 721. 感謝! 河内屋蒼湖堂 2004/10/22 (金) 18:43

西村修平様

宮内瑞生様

柳川友裕様

將に獅子奮迅の戰ひぶり、唯々 感謝の一言です。

まことに有難うございました。

詳しくは今晩のチャンネル櫻「報道ワイド 日本」を拜見致します。

ただ・・・

【引用開始】なを、田中純編集長に「百人斬り」を掲載した経緯を質したところ、「毎日新聞の記事(浅見記者)等を疑問に思わず参考文献にした」と答え、これは本宮ひろ志も同じ考えで、抗議・批判を受けるまで疑問に思わずにいたと述べた。今の心境は、編集長も本宮ひろ志も「百人切りは実際にあり得ないこと」だと思っていると、訴訟裁判関係者への遺憾の意を我々に伝えた。【引用終了】

集英社側の此の答辯に、私は限りない疑念を覺えます。

漫畫の中での科白(必ずしも正確ではありませんが・・・)

「○○、代りの軍刀を持つて來い!」

「こつちもだ、脂が廻つて切れんぞ!」

などは、この答辯と明らかに矛楯してゐると考へます。

淺海記者の捏造記事:「戰鬪間での百人斬り」を、その儘、支那人からの取材として「中國の旅」に書いた本多勝一が、誤謬と捏造を指摘されると、今度は「俘虜、一般市民の据ゑ物斬り」にすり替へた經緯を、當然承知した上で前述の科白を吐かせてゐます。

つまりは、「百人斬り」を事實であると認知させることが目的で、豫め「否定派」の反論を封ずる爲のものです。

あの描寫には明白な作爲があります。

此の點を更に突つ込んで指摘戴ければと考へます。

戰場に居合さぬものの勝手で野放図な放言ですが、もしご一考賜れましたら望外の喜びに存じます。

南京大虐殺をでっち上げる集英社へ抗議デモ決行! http://www.ch-sakura.jp/bbs_thread.php?ID=68803&GENRE=sougou

南京大虐殺をでっち上げる集英社へ抗議デモ決行!

  • No.68803 柳川友裕 2004-09-26 22:39:32

◆心ある日本人は抗議に参加しよう◆

日時:九月二十八日(火)十七時   二十九日(水)時間未定

場所:集英社正面玄間 千代田区一ツ橋2−5−10

(地下鉄神保町からすぐのところ) 

電話03−3230−6393 ファクス03−3230−2547

既にご存じのように、集英社発行の「ヤングジャンプ」四十二、号四十三号で本宮ひろ志作「国が燃える」で、南京大虐殺を真実として漫画化している。中共発のニセ写真を用い、百人斬りを事実として、日本軍と日本人の誇りをズタズタにしている。意図的に歴史の真実を歪曲して、日本人をシナ・中共の精神的奴隷にしようとする集英社と本宮ひろ志の罪は余りに重い。

「ヤングジャンプ」は、青少年に大きな影響力を与える部数を発行している。日本の青少年に計り知れない害毒を流す集英社に、断固たる抗議をしましょう。

柳川は両日とも参加いたします。連絡は柳川にメール(spic774@yahoo.co.jp)いただくか、ご存知の方は国民新聞:西村修平さんまで。

省略:735メッセージ

No.76023 チャンネル桜開設準備室 2004-10-22 12:28:35

>皆様へ

本日、二十二日、日本文化チャンネル桜の番組「報道ワイド」(夜八時〜)に西村修平氏が出演し、集英社問題について、お話いただきます。

是非、ご覧下さい。

日本文化チャンネル桜 編成部


  • No.76086 ガブリエル 2004-10-22 17:14:10

國民新聞社・西村修平さまへ:

柳川友裕さんへの私の投稿に関しては、本来中心的役割を果たされていた西村修平様のお名前を明記すべきでした。大変失礼いたしました。柳川友裕さんは百人斬りに関しても、本掲示板で経過をお知らせくださっておりなじみがあったためそうなりました。

再度、敢然とした貴兄の行動力に感謝いたします。私は外国にて生活しておりますので、日本の出来事が歯痒くてしかたがなく思っておりますが、たまに貴兄のような方が今回のように日本の自虐社会に踏み込んで変化をもたらしてくれることに感動と敬意の念を禁ぜずにおれません。

集英社の件は、このフィクションの扱いを明確にした後、徹底してフィクションであることを求め、劇画中の松井大将、日本軍、南京市などの名称をすべて架空のものにさせるべきでしょう。それでも、日本であるような印象を与えるでしょうが、そのときこそフィクションであるという能書きが意味を持ちます。

また、老婆心ながら言わせていただきますと、今回の集英社の対応は左翼としては非常に紳士的であると言えます。朝日、毎日、TBS、岩波、講談社等だったら多分、無しのつぶてで法廷に持ち込むでしょうね。そして、長びかせて労賃の負担を徹底的に他方に向けた上、うやむやにするでしょう。その意味で、集英社とうまくパイプを作ることも作戦の一端になるかもしれません。

しかし、まだまだ、南京事件、百人斬り、東京裁判、従軍慰安婦、朝鮮併合、百人斬り等々問題は山積みですね。このような問題を少しずつでも市民のレベルで抗議して、誇りある日本をつくって行くことが大切です。貴兄の今回の行動を皆が模範にし、地方紙レベルでも各自が奮起し抗議行動を続けることが勝利への基本姿勢であると思います。

今回の貴兄の行動がそれを裏付け、第二、第三の西村修平様の台頭を願って止みません。

  • No.76158 原風景 2004-10-22 21:31:40

西村修一さんがゲストでお出になられた本日20:00からの「報道ワイド日本ザ・クリティーク」を今見終わりました。

まず柳川様がNo.75952で投稿された西村様の活動の成果のご報告の内容を西村様自身が説明されました。

それに対して司会の西村幸祐氏との更に突っ込んだお話ががありましたが、河内屋様の提起された疑念についてもお話が及んでいました。

集英社側の説明では浅見記者の書いた記事を参考にしたというが、実際には後にサヨク側の理論破綻を受けての補足が為された本田勝一の書物に出てくる据え物斬りの内容に近いものになっており(これも既に破綻していますが。)、この捏造記事が看破された経緯を知りながらそのまま肯定する視点で書いていることに矛盾を感じる点についてです。

明らかに日本を貶めるような作品を書く事の目的は何か?これについては両人共「解らない」とのお話でしたが、引き続き明らかにして頂きたいと思います。

これに付随して本宮ひろし氏がどのような意見を持っているのかが全く明らかにされないことに対する疑念をお二人とも表明されていました。

サヨク雑誌さえ使わない、とっくに論破された偽写真を臆面もなく使った事に関しての倫理観を考えると、現在までのご自分の作品や、若者に希望や勇気を与える作品を書いて来た事に対するプライドがあるのかないのか。

その部分をこそ私も知りたいと思いました。

  • No.76164 原風景 2004-10-22 21:52:47

本日20:00からの「報道ワイド日本ザ・クリティーク」についての続きです。

西村幸祐氏は、チャンネル桜としても報道ワイド日本のキャスターの方の連名で集英社に取材申し入れをしたそうですが、取材拒否の返事が来たそうです。

また、西村修一様のところに週間金曜日をはじめとするサヨク雑誌からの取材があり、しきりに外宣右翼との関係を聞かれたそうです。そういう雑誌では「右翼活動家」と書かれるのだというお話でした。

これは明らかに記事を見た方に対しての「運動を行っているのは一般人ではなく、外宣右翼と関連する活動家の恫喝である」との印象操作を狙った物だというお話がありました。

マスコミがほとんどこの問題に触れない裏側で、こうした巧妙な印象操作が陰に隠れてコソコソと進行していることに改めて嫌悪感を覚えます。

西村様は普通のサラリーマンであるとお聞きしました。私達と同じく日本の現状に危機感を持ち、その矢面に立って自ら考え、行動されておられる方にこうしたレッテルを貼り、発言や活動自体を押し込めようとする卑怯な操作は、しかし、これまでにも彼らによって幾度と無く行われてきたのでしょう。

西村修一様、柳川友裕様

桜掲示板状でのおふたりの投稿を見るにつけ、私達もこのような日本を貶める勢力に決して負けてはならないと感じています。私も微力ながら出来る範囲で応援させて頂きたいと考えています。

負けずにがんばってください!

  • No.76177 國民新聞社・西村修平 2004-10-22 22:39:37

河内屋蒼湖堂様、原風景様、みや様、各位様

この度は、種種のサポートを賜り深く感謝します。私共は多くの方々の代理人として、地方に居られる方々の怒りを胸にお預かりして抗議・交渉に挑んでおります。皆様方の集英社に抱く疑念、集英社にはこれだけは言ってやりたい等々の怒りを常に忘れないように交渉しております。済南、通州事件などしっかりと伝えては居ます。ご指摘された点は、厳しく集英社に突き突きつけて迫るも、殆どが言葉に窮しての沈黙か屁理屈のような弁解です。

小生は、集英社と本宮の件は周到な準備とそれなりのコーディネイターが存在していると思われます。「百人斬り競争」の描写は明らかに係争中の裁判を意識しているとしか思えない表現演出です。背後には大掛かりな反日ネットワークが存在しています。

シナ・中共の対日謀略の精神汚染が大衆芸能を含め青少年向けの劇画の世界にまで及んでいると認識すべきでしょう。

法治国家における言論の自由は、民度がバランス失った時、途轍もない放任・無法を招きます。民主主義が負担するとんでもないコストであります。どのような倫理に反する表現でも「力」の行使を実行出来ないのが、「法治国家」哀しいところところです。

さらに桜チャンネルはじめ私たちは、少数派であり反体制派であると認識すべきでしょう。体制派は、反日左翼なのです。

すみません、釈迦に説法で・・・。

  • No.76229 柳川友裕 2004-10-23 01:57:34

>みや様

この件に関しては多少、田中編集長に伝えましたが、時間の関係もあり、突っ込んで話はできませんでした。現在、1巻〜7巻までを精査して問題箇所に付箋をはさみ、纏めようとしています。この件に関しては西村さん、宮内さんとよく話し合って行いますが、まったく酷いものです。

本多勇介なる架空の主人公一人を描くために、日本陸海軍将兵、日本国、日本人全体が悪逆無道の集団のごとく描かれる。こんな馬鹿な話はありません。

私事ですが、29連隊についても描いています。南京攻略には65連隊が参加しております。ともに会津編成の連隊です。私は、會津人でありますから、余計に許すことは出来ません。単行本6巻21頁「東北人は粘っこいべさ」だと。

秋田県:西村修平さん/福島県:柳川友裕。なら、特に東北の人間を憤らせてどうするのか。

  • No.76232 柳川友裕 2004-10-23 02:08:04

>幸野様

脅迫といったことは、一切しておりません。

無論、抗議でありますからシズシズとやっていたわけでもありません。しかし、脅迫に値することは一切しておりません。また、そういった風にならないよう、気をつけて行動しています。もし、脅迫や強要といった罪を犯せば、西村・宮内・柳川三人の生活のみならず、百人斬り訴訟にすら悪しき影響を及ぼします。そんな馬鹿なまねはしません。

メール、FAX、電話で相当の抗議が寄せられたことは、集英社側も認めています。これを圧力と感じたり脅迫と感じたりするのはお門違いです。国民の声に真摯に耳を傾けることこそ、企業倫理として求められる事でしょう。

  • No.76233 柳川友裕 2004-10-23 02:14:13

>ガブリエル様

フィクションであったとしても、実在をモデルにして作品を構成する場合、モデルとされたものの名誉、名誉感情を毀損する場合、裁かれることは柳美里の前例で明らかです。その辺は、私、再三、集英社側に申しました。

本質的な問題は、不勉強なのか何らかの意図があるのかはともかく、印象操作としてあの漫画が果たした影響が大ということです。このことは、視覚に訴える漫画という表現法のインパクトについては田中編集長も認めているところですし、この点について集英社へ猛省を促しているところであります。

  • No.76242 ガブリエル 2004-10-23 03:52:45

『小生は、集英社と本宮の件は周到な準備とそれなりのコーディネイターが存在していると思われます。「百人斬り競争」の描写は明らかに係争中の裁判を意識しているとしか思えない表現演出です。背後には大掛かりな反日ネットワークが存在しています。シナ・中共の対日謀略の精神汚染が大衆芸能を含め青少年向けの劇画の世界にまで及んでいると認識すべきでしょう。』

上の指摘は多分真実だと思われます。百人斬り訴訟が始まって間もなく、高視聴率を誇るトリビアの泉で日本刀の強さをアピールするようなテーマが選ばれましたね。今回のジャンプの問題もそうでしょう。その他、色々と小出しにして来るに決まっています。その変の人脈を調べるのが得策かもしれません。お金と時間が掛かるでしょうが、じっくりと情報操作のネットワークを解明する必要があります。

日本では朝日はもう当たり前ですが、共同、時事も相当怪しいですね。関係ない中国や韓国のニュースを平気で日本の国内問題のレベルに入れてきます。アメリカやヨーロッパでは、多分ロイター系、ニューヨークタイムス、ニューズウィークなんかが相当、中華系の情報操作の巣になっています。

日本の大量売春事件はロイター系だったと記憶しますが、ニューヨークタイムス、コリエレデラセーラ、フィガロに全く同じ写真と内容で報道されていました。特に強調しているのは、関係ない、毒ガス事件、南京事件などです。売春事件は6割ぐらいで、残りを、この事件の背景にあるのは毒ガス、南京事件などだというすり込みを世界中でやっているのです。

この辺のからくりを暴露することが病巣を切除することになると思います。

ところで、グースさんのHP( http://www.geocities.jp/nankin1937jp/ )が更新されました。本宮氏、集英社に対する新たな追求すべきポイントが指摘されています。

  • No.76286 國民新聞社・西村修平 2004-10-23 10:17:43

名前の見えないチンピラ正義へ

男にとって最高の趣味と道楽は、政治・思想運動と位置付けています。従って、これは他人に頼まれてするものでもないし、全部自分が好きで自分のためにやるものです。結果、痛くても痒くても全部が自分に帰結する自己責任。政治・思想という道楽に半端な「正義」を味付けすると、人間が暴走する。

一体この西村修平が、誰に頼まれて集英社に行ったというのか。誰がこの西村修平に頼んだというのだ。自分のために集英社に行っているんだ。通行人が俺の言動をとやかく言う筋合いはないだろう。

とんでもない勘違いだぜ!あんた等がやっていることは、与太公の言い掛かりだぜ。

繰り返す。あんた等の為に行ったんじゃないんだ、自分の為だ!この國に生を受け、この國の先達のご恩を受け生きている自分の為だ。

西村修平の趣味・道楽に他人がイチャモン付けるものではないよ。

産経抄抄

  • 2003.3.21  ▼戦いは「イラクの自由作戦」と名づけられ、ブッシュ米大統領は「戦争」という言い方を慎重に避けて「武装解除」という表現を使った。しかし大量破壊兵器の廃棄をめざす戦争であることに変わりはない。その実体から目をそらさず、真正面から見すえなければならないだろう
  • 2003.7.24  ▼権力と暴虐をほしいままにする独裁者が、自分の息子を世継ぎにした悪政は北東ア ジアにも例がある。イラクの人びとにとって独裁政権の崩壊は歓迎することだったのか どうか。それがこの戦争の大義と是非を問うカギの一つと見てよい
  • 2004.1.29 ▼ 国会は相も変わらぬ不毛の論議をやっている。その一つが、野党側の「イラク戦争に大義はあったのか」という愚論である。大量破壊兵器が 見つからない問題のむし返しだが、一体、戦争や革命に大義や正義というレッテルを張る必要があるのだろうか。

【本宮ひろ志先生を支援する勝手連(通常時・特定精神疾患研究所)より転載】http://sinrigakukenkyu.ameblo.jp/entry-a4a24e4c8dbec796b7ae1db81cbfc548.html

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04/10/23 (Sat) 『シオン長老の議定書』[プロトコール]

『シオン長老の議定書』から*1 18:47

  1. 自由平等の鼓吹, 個人主義の助長, 愛国心の消失などを通して主権を弱体化させる.
  2. 貧富の差の拡大に努め, 階級闘争を助長して, 下層民の手によって貴族富豪の撲滅を図る.
  3. 非ユダヤ人を淫靡放縦に走らせて, 人心頽廃を助長させる. ことに青年の気風を薄弱に導く.
  4. ユダヤ教以外のあらゆる宗教, とりわけキリスト教の撲滅を図る. その方法は表面からする対決ではなくして, むしろキリスト教の仮面のもとに根底から覆す.
  5. これらの計画のために, 朝日, NHK を用いる.
  6. 以上の画策を経て, 非ユダヤ人の良心を頽廃させた後, 徐々に金力を駆使して, 確実に世界制覇を開始する.

神奈川県維新特攻隊『キリスト教徒に与ふる公開状』*2から

由来キリスト教がユダヤ教の亜流にして, 二千年来ユダヤ思想謀略の魔手に操られ … 猶太世界制覇の陰謀の具に供され来しことは, 幾多の史実に徹するも明白なる所にして, 今日米英すらもその実態はユダヤの傀儡政権に過ぎず, 依って大東亜戦争が他面日猶戦争と呼ばれる所以も亦茲に在りと謂ふ可きか … 吾人がキリスト教を拒否せんとする根本理由は, その教義が絶対に我が国体と相容れず, 即ちエホバを以て礼拝すべき唯一神となし, 日本の神々をその下風に立たしめて顧みず, 畏多くも御皇室の尊厳を冒涜するが如き言動を平然と犯しつつあるの一事なり … 国運を賭した米英撃滅の聖戦下, 敵国内応のスパイ的温床として依然不逞教義を伝道しつつあるのは反戦的遊休傍観団体ないし戦争妨害の利敵存在なりと断じ, もし日本人たるの自覚片鱗だにあれば, 今こそ真に悔い改めてその凶悪宗教を解散するとともに, ただちに起こって鬼畜米英の仮面を剥ぎ, 率先醜敵粉砕の魁をなすべきことを神明に起誓し, ひとたびは同胞の情諠により生命をもって皇民復帰の猛覚醒を促す …

*1:宮沢正典『増補 ユダヤ人論考 日本における論議の追跡』新泉社 1982/7/16 pp.40 一部改変しています

*2:ibid.p123

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04/10/22 (Fri) 10/21 集英社 頭を削いで

04:21

No.75952 柳川友裕 2004-10-22 00:42:29

■■集英社が本宮ひろ志と連名で、「謝罪、訂正」を自社広告決定!■■

西村修平、宮内瑞生、柳川友裕は二十一日(木)、集英社で田中純ヤングジャンプ編集長と発行権限者の堀内総務編集部長、頓田第四編集部長(ヤング系)と交渉・対談し、以下のことを確約・決定した。

一  指摘された四十二,四十三号の「南京大虐殺」の描写、ニセカラクリ写真を単行本において全て削除する。

二  特に、「百人斬り」を想起させた描写は訴訟を係争中の原告・ご遺族に多大なご迷惑をおかけし、読者に過った認識を与えたとして、極めて遺憾である旨を集英社は自覚する。単行本においては全面削除する。

三  十一月十一日発行のヤングジャンプ誌上で以上の点を、最低見開きページ以上をもって、使用したニセ写真等のカットを用い、上記一、二を訂正・削除のうえ、読者並びに関係各位に謝罪する。その社告には、作者の本宮ひろ志も作家としての重大な過ちを反省・自覚した証として連名する。(ページ数は三,四ページになると思われる)

四  「訂正・削除」の自社広告は、ゲラ刷りの段階で西村修平の確認を受ける。

当初、十五分で終える交渉は、集英社側の提起した謝罪内容、体裁が不十分だとして三名はこれを拒否、一時間以上にわたった。

No.75953 柳川友裕 2004-10-22 00:42:49

ニセ写真を意図的に使用したとする抗議に、集英社は最後までこれを否認、あくまで本宮ひろ志と田中純ヤングジャンプ編集長の「勉強不足」を強調した。これに対し意図よりも、ニセ写真を使って読者に与えた効果・結果が全てであり、通り一遍のお詫びで片づく問ではないと追求。

本宮ひろ志が、名の知れた作家としての矜持があるなら、当分の間の二,三年は頭を削いで作家活動を自粛し、我彼の歴史認識上の勉強と反省に専念すべきではないかと。真に反省と謝罪の意志があるならば、「國が燃える」は絶版にするべきである。

でなければ、集英社と本宮の反省・謝罪は余りに不十分であると主張した。

なを、田中純編集長に「百人斬り」を掲載した経緯を質したところ、「毎日新聞の記事(浅見記者)等を疑問に思わず参考文献にした」と答え、これは本宮ひろ志も同じ考えで、抗議・批判を受けるまで疑問に思わずにいたと述べた。

今の心境は、編集長も本宮ひろ志も「百人切りは実際にあり得ないこと」だと思っていると、訴訟裁判関係者への遺憾の意を我々に伝えた。(西村修平:記)

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