2011年10月01日
■[雑誌][少年ジャンプ]少年ジャンプ24〜40号 感想/過去を振り返りながら
オトヒメの暗殺、ホーディーのクーデター、麦わら海賊団の逆襲
「ホーディたちに国を乗っ取られるぐらいだったら、麦わら、頼むからこの国を滅ぼしてくれぇ!」と国民たちが一斉に願うくだりに言い知れぬ狂気を感じました。
いつもと同じように「ぶっ飛ばせいいんだろ!」が通用しない状況になったことで、「あぁ、人権問題やら奴隷やらのドギツイ話はここに持っていく為だったのか、なるほど」と感心していたら、結局「ぶっ飛ばせばいいんだろ」に繋げた、だと……? いや、違うか。ホーディーをぶっ飛ばしても問題は解決しないのは変わらないよね。マジでどう収まりつけるんだろう。
オトヒメが「特殊能力:海王類を従わせる」を披露した時、私の頭によぎったのは『フルアヘッド!ココ』でした。きっと人魚・魚人は「魚を支配する能力」を持った改造人間(悪魔の実の能力者は別系統の改造人間)、そしてオトヒメはその最高傑作うんたらかんたら。うん、ナイナイ。
デッケンさんのマトマトの能力って、やっぱり超すごいんじゃ…? 動いてしまった「動いてはいけないノアの方舟」。なんとなくだけど、やっぱり「ワンピース」って最終的にSFにたどり着く気がしてならないんだよね〜って社畜Mに話したら、「それつまらん」って言われた。曰く、「長期化したストーリーほど、どんでん返しとの相性は悪くなる」とのこと。なるほど、確かに! 納得した。
薔薇の毒が咲いた、後日談始まった、ディーゴ総帥(本物)
先に読んだ同期が「よくこの時期にやるな」「むしろ合わせてきた」とか言っていたけど、まさか毒をアレと間違えてないよね…? 「誤解されそうなネタをよくやった」ぐらいのニュアンスだよね…? 薔薇の毒をアレと誤読している人にとっては、アレによる死ってあんな感じなんだろうか。んーう。や、でもわざと誤読を煽ってるような感じも…?
ディーゴ総帥を暗愚として描写したり、ボロクソに殺させたのは、またストレートな皮肉だなぁ。と思ったけど、(本物)の1フレーズで反転しましたね… 冨樫センセ超怖ぇぇ。偽物だったから馬鹿で愚政だったんですね。とは決めてかからないけど、それでも「のうのうと暮らす本物」の存在は怖いです。ある意味で当事者だったのに…。こいつ(本物)は「全部捨てて遠くから見る」が出来るんだなぁって。戦々恐々。言ってみればコレも予想され尽くした「コムギがきっかけで戦いをやめる王様END」でしたけど、実態は全然ちがいますよね。もっとおぞましいものだ… 王様は「人間(あくい)」に勝てなかったと言わざるをえまい。
ウェルフィン「コムギ……?」
まさか終戦のきっかけがウェルフィンにかかっていたとわ。面白いピエロだとは思っていたけど。「ウェルフィンがコムギの名前を知る」イベントの挟み方のさりげなさが凄いと思いました。大胆だなぁ。だって普通、あの場にウェルフィンがいたことを強く意識した読者がどれほどいたというのか。(正解はプフがピトーに嘘の人質開放の電話を入れたところ) そーゆう「さりげないフラグ管理」をされると読み返した時に、全体としての完成度が高いと思えます。伏線、ともちょっと違った話。
しかし長かったキメラアント編もついにエピローグに入ったかぁ! 感慨深い… 結局、「全ての敵と戦ったわけではない」ってところが冨樫センセっぽい。大食いキングどこいった? しかし、章と章のつなぎが上手いというか、このエピローグからしてすでに「次章のオープニング」感がすごいというか、つまりオラのワクワクが止まんねーぞ!
結局、キメラアントは組織として脆弱だったってことかなぁ。王-護衛軍-師団長-兵隊のラインが上手くなかった。王様が強すぎたからこそ、会長との一騎打ちに望んちゃったわけだし。一方、人間の王はどっか行ってしまって悠々自適に暮らしていますとさ。怖っ!
ST&RS
連載開始、一次試験、愉快な仲間たち、二次試験、月面トラブル
面白いですねー。第一話は大事!><b 「宇宙人からのメッセージ」が物語を牽引する魅力的な謎としてありつつ、【何で子供が選ばれているんだよ】に回答を与えているという。いやーワクワク……してたなぁ。うん…第一話の時はワクワクしてたのよ…。
うーーん。面白そうなことやっているのになぜかハマれないという状態です(12話現在)。「宇宙ではチームワークが大事なんだよ!」というもっともなテーマを物語に関連付けるとか明るいノリの主人公とか好きになりそうなんだけどなー なんでだろー。キャラクターだって気のいい仲間が集まっているし―(一部除く)。
結局、ドラマのところが面白うないって話かなぁ。土神くん編で主人公がやったことって、「チームワークは大事」と言いつつも「気に入った土神くんを全力でサポートする」じゃないですか。そんなのチームワークじゃねー。いざという時に主人公チームを切り捨てた土神くんは、本当の本当に、夢を諦めたほうがいいと思う。
一番胸が熱くなったのは、一次試験がスタートしてすぐ、宙地くんが冷静に「いや、まずは情報を交換しよう」と言い出したところかな。
ゼブラが小松にメロメロだってことがよく分かるメロウコーラ編エピローグでした。下手に隠し事をしたりするキャラじゃないので、四天王の中でもストレートに小松を求めるのが、見ていて微笑ましいですなー。
グルメ界から訪れる猛獣たちをたった一人で食い止めるグルメ番長って話が格好良すぎる。しまぶー、話作るの上手いなぁ。しかし、「無意識に力を発揮するのが一番」と言われているのはちょっと分からないなぁ。「じゃあこれから戦闘中はみんなボ〜っとしてるの?」って思っちゃう私です。絶対、次の次くらいには「無意識に戦うのが一番」とか忘れられてると思うもの…
スタージョン様かっこいいなオイ! しかし、「私と出会って、戦わずに済んでいる。それが食運があるということ」という理屈は謎。スタージョン様は、あれか? 公私混同しないタイプなのか? ビジネス以外では殺さない派なのか? 部下もふつうに大事にしてるっぽいし、良いライバルだなぁ。
トリコ世界ではやたら「主人公たちよりずっと強い存在」が描かれていますけど、私は全然そっちのがイイ感じ。トリコたち四天王がすごい存在だってのはよく分かるし、その「主人公たちより強い連中」はこっそりしているイメージがあって。一方で、四天王たちはスターって感じ。
修行した、修行した、チャド斬られた、月島ホラー、実は銀城ひどい、死神の力復活
上に書いている「修行した×2」の内容が本気で思い出せません。月島さんに斬られた…? でも月島さんホラーはけっこう読んだこと覚えている。一護が完全に既知外を見る目で見られていて、哀しくなったよ…
一護の死神の力がよみがえるくだりは、「ルキアって美人だなー」というのが深く残っている印象でした。まる。
模倣犯に対する「漫画内でやり返す」って、上手いアンサーのような、「そんなに気にしなくてもいいんじゃあ……」と思ってしまうような。サイコーとシュージンがしてやったり顔していると、なんかムカつくんですよね(ひどい)。
この漫画を読んでいると、「本当に先の展開のことってあまり練られていないんだなぁ」とか思ってしまったり。マーケティングの大事さとか、カラーをもらったら勝負どころにするとか、色々と「漫画家の仕事」の新しい一面を見られて面白いと思う。反面、ジャンプ作家に対する不信感もむくりむくりと…。私の中で港浦さんはすでに「この人はもうダメだぁ」リストに入っています。
平丸先生と吉田氏のやり取りになごむ毎日。この二人が登場する回を自動的に知らせてくれるサービスとかありませんか。
おお、九尾との和解フラグが立った? イタチに「仲間を信じることの大切さ」を教えてもらったり、どうしたんだここ最近の『ナルト』は!? しかし、イタチは良い先輩キャラしてるなぁ。「かつて失敗した主人公」という立ち位置になってもおかしくないのに、上手い具合に主人公を諭し、導いている。これが出来るキャラがいなかったのが、今まで悪かったんじゃなかろうか。
復活怪人たちとのバトルは楽しいですね。「敵が自分の弱点を喋りながら戦う」という状況がそれほど異常に見えないところが『ナルト』のすごいところだと思います。ある程度、コミカルというかギャグが混じってもおっけーな感じ。先代の影の皆様、ボケキャラすぎるだろう…。あれ、でも長門もイタチもちょっとボケキャラ化していたな…まさか!?
我愛羅パパは、中忍試験の途中でこっそり暗殺されたので、母親の話をする暇がなかったんだな。しかし、「読者が知らない間に殺されてた実力者」ってなんか興奮する。結界師の零とか。
我愛羅「俺は一度死んだ。だが、友のおかげで生き延びた」
我愛羅パパ「お前に友だちがいたのか!?」
作中でもツッコミがあったけど、どんだけだよ。もっと驚くところあるじゃん! アララギくん並みだよこの扱い!
土影の爺ちゃんは好きなキャラですな。いいじゃん、高機動&圧倒的破壊力を持つジジイ。
オリエンテーリング編、裸エプロン宣言、不人気投票、裸エプロン先輩ぃいい、鰐塚さんデレた
『きみの制服は明日から裸エプロンだ』
球磨川くんが格好良すぎるというか、球磨川くんしか記憶に残っていないというか。新入生たちと同じ表情で「裸エプロンせんぱーい!」って叫んでいますハイ。めだかちゃんとか善吉くんとか、西尾維新の主人公たちはもうなんというか「西尾維新らしさ」を体現しすぎているので、単純に格好良すぎるのは球磨川くんしかいないネ。本当に球磨川くんのことを格好良く思っているんですけど、あまりに長くなりそうなので割愛。「これまで勝ったことない。これからも勝てない」という縛りの中で、どんな活躍を見せてくれるのか? 超楽しみです。
あ、でも地味に「無理難題に対する西尾維新アンサー」は毎回楽しみにしています。「ジークンドーとしては勝ち、柔道としては反則負け」とか。ほほーう。ってなりました。
長く続いたエリザベス編。「連邦の白い悪魔」→「蓮舫の白い悪魔」とか、面白いとか面白くないとかじゃないよ。意味が分からないよ! 蓮舫、どっから来たんだよ! しかし、地味に「攘夷志士」の面子が3人揃った回でもあるんですよねー。坂本の、銀さんに対する信頼の形がなんか熱かったなぁ。桂のそれともちょっと違うんですよね。
個人的には、銀魂の長編シリーズは「良い話をしてるようで全然してない」ぐらいが好きなんで、エリザベス編は良かったです! 「桂、行っきまーす」→「桂、逝ったぁあああー!」とかw イイハナシしながら、さっちゃんが虐殺用メガネで大暴れするとか、それぐらいはやり切ってほしいのよ。
銀魂のホスト編というか、ベジータ談義も面白かったw いくらなんでもマニアックかなぁってw 「流行ネタを扱うパロ」とは全く違った面白さ。もう「BADBOYを買ったのはきっと本人だよ」には大爆笑した… なんだこれ?って(愛だよ、愛……)
斉木楠雄のψ難(読み切り)
燃堂力くんの手助け、透視能力、鼻が隠された世界、燃堂力くんの受難
大人気なの!? そろそろ短篇集が出てもおかしくないレベルで仕事してません? だったら嬉しいなぁ! 「桃太郎」とかも是非収録で! 麻生センセは仕事が早いんですねー。感心。『勇者学』連載中も、他の『ワンピース』とかが休んでいた時の穴埋めをしていたような……
斉木くんと燃堂くんの友情が熱い! 斉木くんのことを絶対に見捨てなかった燃堂くんに、「あいつ、まさか良い奴なのか!?」って驚くところとかなんか涙出てきちゃいそうだったもの。ちがう、ちがうよ。燃堂くんは斉木くんのことが大好きだから、君を守ろうとしてるんだよ…… それが分からない斉木くんの人生を想うと哀しい。
とか言っていたら、次の回が「燃堂くんの死の未来を回避するために奮闘?する」で、俺バンザイ! 他の感想サイトで見た意見なんですけど、「だんだん面倒くさくなってる斉木くんが面白い」に完全同意w でも、〆の台詞が「こいつが良い奴だってことは分かりにくいからな」とか! うっひょーー!! 斉木くんがデレてるぅうー!! ww
あ、あと、「便利なようだけどそんなに便利じゃない超能力」ネタも毎回おもしろがってますよ。(フォロー)
消えるドライブ、かがみ爆発、青峰覚醒、黒子と青峰の過去
死人が出てないのがおかしくないレベルでバスケやっているなぁーという感想を書こうと思ってたけど、どうやらキセキ世代のキャプテンはガチで「人を殺したことある目」してたからなぁ。どうなっちゃうんだろうね(明後日の心配)。
花咲一休
衆生救済、「助けたい」という欲、とんち勝負、天狗
前回、「面白くなりそうですねー」と言っていたら、終わっちゃった…(´・ω・`)
とんち勝負って良いネタになりそうだったんだけどなぁ。「悪人を救えば、全員助けることが出来る」とか普通に上手かったし。んーーう。天狗の幸とか女の子もふつー可愛いく描けてたのに、、、でも恐ろしいことに「終わりそうだなぁ」とも思ってたんだよ…(´・ω・`)
古市くんの受難
普段あんまり真剣に読んでないんですけど、古市くんが大ボスに絡まれてるくだりに大爆笑しました。ていうか、この作品にとって古市くんが一番の「妙」だと思うw こーゆうタイプ、いそうでいなかった気がするもんw 最後までこーやって見当違いに恨み買ったり修行したり意味なかったりしてほしいwww
アランドロンソードといい、地味に再評価し始めているこの頃です。
子供たちの奮闘、ケーイチ△、能力バトル、マリア、最終回、安田マジ安田
感想を書かなくなってる間に最終回を迎えてしまったわけですが、なんとも微妙な気持ちでした… 「欲望をテーマとした話」としては面白かったと思うんですよ。色んな「愛のかたち」を各キャラに振り分けるとか、この作品らしいなぁって思いますし。でもなんかヤだった…↓
ケーイチさんの「俺はお前を置いていかない」は格好良かったなぁ。赤マルに掲載された「後日談」で、彼が鈍さんと一緒に幸せそうで何よりでした。
マリアの愛のかたちは、分類した本人さえ「誰もいない」と言っているのがわらった。わらっ、た、、、
最終回を読んでいたら、すごく楽しかったっていうことは、ぼくが読みたかったのはそっちだった。ってことだよね。シリアス展開では決して出て来なかった安田が、最終回では登場して大暴れだったのは、もう作者でさえコントロール出来なかったんだろうなぁと思って可笑しい。笑
なんにせよ、本作にて藍本松センセのこと(特にコメディ作りの実力)がすごく好きになりました。次回作を楽しみに待っています!



オチはどうなるんでしょうね。ノアに乗って移住くらいしか思い浮かびませんけど
あと、現段階で既にワンピース世界は月から移住してきたっぽい種族がいたりしますし、SFになる可能性はあると思ってます
コメントありがとうございます!
魚人島の住民がそんなノリだったら私も悩まなかったんですがw
ていうか、そんな「しらほし☆ファンクラブ」ってオチが良かったのになぁw
月世界は明らかに伏線っぽいですねー。
突如SFになっても読者が納得できる位のソリューションを尾田センセには期待したいですね!