十代目文治死去(2004年1月31日 享年80歳)

deos2004-02-01

ちょうど芸術協会会長辞任と重なった。
三週間前はぜんぜん元気だったのに。
この時は梅毒のネタで、実際に文治自身が見てきたから演じられる話だった。内容からして音源が(公的に)残るのは難しいだろうし、寄席だけで聞ける話なんだろう。そうすると寄席で実際にこういうネタを聞かせてくれる噺家が減ったことはやっぱり残念だ。
それと現代の日本語について異見したそのときのマクラも、言語というものは常に変化していくものとは言え、素朴に勉強になった。
江戸について頑固に語れる人間がまた減った、と思う。


http://www.asahi.com/obituaries/update/0131/005.html
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story.html?q=01sponichitycb002&cat=24
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/flash/hc_6.htm
http://www.sankei.co.jp/news/040131/0131bun093.htm
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040131i513.htm
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040201-0003.html