「麻雀放浪記」新装カバーを福本伸行が飾る


楽天ブックス|麻雀放浪記(1) - 阿佐田哲也 : 本


毎年恒例、角川文庫の夏のフェア、「発見!角川文庫2010」が全国書店にて好評実施中です。
さらに、そのラインナップの中にある阿佐田哲也著の博打小説麻雀放浪記」の新装カバー・表紙イラストを福本先生が担当するとのこと。


角川書店社長のツイートより。社長おおお。手に取るよそんなの。





麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)

麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)

麻雀放浪記』(まーじゃんほうろうき)は、阿佐田哲也作の小説。
ギャンブルとしての麻雀を題材としており、文中に牌活字がしばしば登場する娯楽小説である。
戦後復興期のドヤ街を舞台として、主人公「坊や哲」をはじめ、「ドサ健」、「上州虎」といった個性的な登場人物達が生き生きと描かれ、彼らが生き残りをかけて激闘を繰り広げるピカレスクロマン(悪漢小説)として評価が高い。

1969年(昭和44年)、週刊大衆に最初のシリーズ(のちに青春編と呼ばれる)が連載され、昭和40年代の麻雀ブームの火付け役になった。
以後、1972年(昭和47年)までに計4シリーズが連載された。
麻雀ファンにとっては「大四喜十枚爆弾」や「2の2の天和」といった数々のイカサマ技も魅力の一つである。

1984年、和田誠監督作品として映画化されたほか、漫画化もされている。
また、阿佐田哲也自身による続編的な作品として、『新麻雀放浪記』、『外伝・麻雀放浪記』がある。


ウィキ引用。じつは私まだ一度も読んだことがないのですが、名前はよく耳にするのでこの機会に読んでみたいです…。




数年前、小畑健先生による新装カバーの「人間失格」が異例の売り上げを記録して以来、古きよき名作文庫のカバーを人気漫画家が書き下ろして若年層の新規読者を開拓する売り方がしばしば見られるようになりました。
今回はまさかの福本先生によるカバーということで、一体どんなイラストになるのだろうかとざわついていたのですが、意外といい感じに雰囲気がマッチしてるんじゃないでしょうか。
全4巻ということで、続刊の新装カバーも期待できそうです。




また、対象の角川文庫を1冊買うとハッケンくんのかわいいストラップ(全8種類)がその場で1つもらえるキャンペーンも実施中です。うんこがいる…。




ついでにもうひとつ

その他福本先生が自分の作品以外に書き下ろしたジャケットといえば、去年解散したお笑いコンビ さくらんぼブービーのDVD「ギガンティック」があります。ハードなイラストがかっこいいです。プライベートで仲が良いよしみだとか。
「アカギ」EDを歌ったマキシマムザホルモンがCDジャケットのイラストをお願いしてお断りされた話なんかもありましたね。(関連:福本伸行先生はデス声が苦手?)


みんなどんどん福本先生に絵のお仕事を振っていいとおもうんだ…!*1
  
  

*1:本業に支障が出ない程度に。