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2007-04-15

[][]アニメ会プレゼンツ 同人誌トークオンリーイベント 『4日目』レポ アニメ会プレゼンツ 同人誌トークオンリーイベント 『4日目』レポ - 愚仮面 を含むブックマーク アニメ会プレゼンツ 同人誌トークオンリーイベント 『4日目』レポ - 愚仮面 のブックマークコメント

うう、年度初めは色々と忙しくて中々更新できません…

ってこれ一年くらいずーっと同じこと言ってるような(;´Д`)

書くことはホント日に日に溜まっていくのですが…まあ気長に書いていきましょ。


ということでまずは『4日目』の話。どんだけ話題古いのかというアレですが。


井上陽水の「夢の中へ」がかかる中、小脇に大量の同人誌を抱え入場する三平×2沖縄の比嘉コンビ

三平「今回はみんなを笑わせるライブじゃなくて、みんなに笑われるライブですから」

最初は雑談で、同人誌に手を出して何年になるかとか、最初に買ったものは何かとか、必ず買うジャンルは〜などの話に。

比嘉さんは同人誌に手を出してから3年半、三平さんは一般参加が10年でサークル参加で8年とか。

比嘉「青森のときからそんな買ってたんですか?」

三平「いや、青森のときも同人誌存在は知ってたけど、そこまで濃いオタクになるのはどうかな〜とか思ってた。それが今や…あの頃の俺にこの同人誌の山を見せてやりたいよ」

最初に買った同人誌は、三平さんが「大川興業総裁誕生日プレゼント用にネタとして買ったやおい本」で、比嘉さんが「沖縄に居た頃、通販で買ったファンファンファーマシィー男性向け本」だったとか。

三平原作知ってたの!?」

比嘉「知らなかったです。出会いがまた最悪なんですよ。『スーパー写真塾』の白黒ページで」

三平「そういえば同人誌コーナーあったわ…で、買ったんだ」

比嘉「ええ…ちょっと見せられないですけど」

三平「(中身を覗いて)…よく家から中野まで持ってこれたね〜!一回職質うけたら終わりだよこれ」

比嘉「絶対見せられませんけどね」

三平「(本をめくりつつ)俺の本じゃないけど、内容を説明するだけで俺の人間性が疑われそうだもん

比嘉「いくら男性が多いとはいえ…」

三平「(何かを見つけて)あ!」

比嘉「?………あー!ちがうんです!それはちがうんです!それはその…ホントちがうんですよ!

三平「ちょっとまて、これをそのまま言うと本当に比嘉君の人間性が疑われる

比嘉「ちょっと柔らかく説明してくださいよ」

三平柔らかく言えないよコレ!しかし、え、これはそういう…引くわー

比嘉「ちがうんですよ!これはそう…ごはんつぶですよ、ごはんつぶ!

三平打ち上げ説教たしかに年季のある本だってのは分かったけど」

開始20分足らずから身体張ったネタの比嘉さん。会場がこれでだいぶ暖まりました。

余談ですが、ライブの後の集いでその同人誌を持ってるという方がらっしゃったので、どんな同人誌か伺ったところ、『手だけが描かれており、それが体中を撫で回したりする』ようなシーンが描かれているそうです。ようわかりませんが。触手モノっぽいのかなあ。

その後は「初めてのコミケ」「初めてのオンリーイベント」など、即売会にまつわる思い出話が続きます。

で、その中で地方の話が出てたのがちょっと興味深かったですね。

三平「地方とか行ってみたいよね。コミケも何周年記念かで沖縄コミケとかあったでしょ。あれ行って見たかったなあ」

比嘉「沖縄にも即売会ありますよ」

三平「まあそんな地方色豊かな作品はないんだろうけど」

比嘉「ジャンプメインですよね。電車男流行った時期に、沖縄芸人がこっちのメイド服とか送ってくれって電話してきたんですけど、あれって結構高いじゃないですか。値段を言ったら、じゃあ沖縄で探すってなって。そしたら意外に手に入ったんですね。沖縄にもコスプレイヤーとか普通にいて、即売会とかやってるんですよ。女性メインみたいですけど」

三平それ比嘉くんがいなくなったから始めたんじゃないの?

比嘉「そんなことないですよ!ジャンプ作品の女性向けがメイン*1みたいで、沖縄本屋行くと『ああこの女性店員は腐女子だな』って思いますよ」

三平「お前は沖縄腐女子の何を知ってるの?」

比嘉「いや知らないですけど。腐女子ルックみたいなのがあるじゃないですか。パンダがかぶってるような帽子とか」

三平パンダの帽子!?」

パンダの帽子てどんなんだろう…serial experimentsなlainさんが付けてたような耳つきの帽子でしょうか。

腐女子が付けてるかどうかわかりませんが。


そんなこんなで話は「こんな同人誌が欲しい」というコーナーにうつっていきます。

比嘉さんがまず提案したのは「打ち切り作品本」。ジャンプマガジンなどで打ち切られちゃった作品だと、少なくなからず最終回の展開が強引だったりするので、そこを補完する話やその後の話などがもっとあっても良いんじゃないか、というもの。

ついで三平さんは「クロスオーバーもの」。その場では「団体交流戦」と言ってました。

三平「昔サターンで出たスパロボFにシンジくんとカトルの会話シーンがあるって聞いて、それ目当てで買ったんだよ。それだけでも不純なんだけど、俺ゲーム下手でそのシーン見れなかったんだよね*2。それはともかく、そういう風に作品の中だけにとらわれないで、他の作品との絡みがあると良いなと。シンジくんなんか誰と絡ませても良いよ」

比嘉「例えば誰とが良いですか?」

三平トライガンバッシュ…違う!比嘉君は俺のことを勘違いしている。バッシュシンジくんの良いお兄さんになってくれそうなのが良いんだよ」

比嘉さんは「うまい棒本」を提案。味ごとに性格の違う女の子が出てくるローゼンメイデン的な話で、ローザミスティカならぬドーラミスティカのために戦い、ドーラミスティカによりうまえもんからドラえもん進化するとかなんとか。

三平「っていうかアレパロディじゃなくてパクリだぞ多分!また小学館から訴えられるぞ!

比嘉「まじめな作風でいきたいので、作画はpeach-pit先生で」

三平ひがスィー先生の画力で十分だよ!


そしてコミケ滑らない話」のコーナーに。コミケにまつわる「絶対滑らない話」だそうで、なかなかダウンタウン企画です。

先攻は比嘉さんで、コミティア行った比嘉さんにマリみて本を頼んだサンキュータツオさんの話や、コミケオムツ着用してくる腐女子」「シャナシーサー肖像権で揉めるオタク芸人などの話で滑らずわらかせてきます。

三平さんもおジャ魔女カーニバルを共有したりんかい線の思い出」「館内放送で会場爆笑の話」「占い師趣味に生きるよう仕事中に言われた話」などを負けじと繰り出します。

どれもその場のノリがないと滑りそうなので省略します。ってライブの山場なんですが。


その後はお二人の同人誌コレクション紹介コーナー。

比嘉さんの「ふたご姫×ハルヒ本」や「同人誌の魂を体現したマリみて本」、三平さんのやおい本コレクションやヤクザパパ本も面白かったのですが、一番工夫してあって面白いと思ったのは、「特定の状況下で女子から言われたいセリフ集」とかいう本です。

これは文字だけの本なのですが、まずセリフだけがあって、そのセリフがどのような状況でどういうキャラが言ったセリフか、みたいな短い設定が書いてある…という形の本のようです。

例えば「そんなこと言ったって、ダメなものはダメ…なのだ」というセリフ

どういうシチュエーションで言われたセリフかというと、家庭教師している先のお嬢様お姫様?)が描いていたマンガノートを見せてくれと頼んだときに言われたことば」なんだとか。

こういう風にセリフシチュエーションだけ書いてあとは読者の想像力にゆだねるという、シンプルながらも非常に工夫された内容で、よく考え付いたなあと感心しました。欲しいなあ。

どのサークルさんが出されているかとかご存知の方は、お知らせ頂けるとありがたいです。


ということで、今回は同人誌紹介やコミケあるあるネタが多かったかなという印象を受けました。三平さんは意外とやおいネタが少ないかなという感じで、比嘉さんは最初の方から飛ばしすぎでした。相変わらずのスピード感で、あっという間に終わった感じです。

とはいえ、いつもよりメンバーが少ない分、割と二人の話がたっぷり聞けたように思います。

それも即売会にまつわるディープネタや裏話とかで笑わせるのでなく、ネタに対する反応や想像の飛躍でウケをとるので、それほどコミケに詳しくない人でも十分笑えるライブですよ。

しかし今回や国井さんの単独ライブのような、「アニメ会の一環でありながら、アニメ会メンバー個別のライブ」が増えていますね。とすると次回は中野ボンクラーズライブか、タツオ・亀子コンビライブか、はたまた誰かのソロライブかわかりませんが、そういうライブが増える方向にあるのかもしれません。実際はどうかわかりませんが、もしそうなら楽しみです。


ということで今回はここまで。

実はライブの後でファンのささやかな集まりがあったりしたのですが、それはまた別なエントリで。

*1:こういうところでの地方色ってあんまり出ないのかなあ

*2:Fなら仕方ない気もします

パラパラ 2007/07/21 21:08 どうなさったんでしょうか

2007-03-30

[][]国井咲也単独ライブガンダーラ映画祭記憶 国井咲也単独ライブとガンダーラ映画祭の記憶 - 愚仮面 を含むブックマーク 国井咲也単独ライブとガンダーラ映画祭の記憶 - 愚仮面 のブックマークコメント

また最近更新が滞っております…(;´Д`)トホホ

ここのところ東京と家とを行ったり来たりで、あんまりパソコンの前に座ってるヒマが無いです。

と言いつつ「ウトナと3人の騎士」とかやったりしてるのですが。


そんなんで今月は結構長い間東京におりまして、用事の合間を縫って色々と見回ってきました。

今日は見てきたものの幾つかをサラっと紹介しようと思います。

「新任教師」

一つには国井咲也単独ライブ「新任教師」ですね。

恥ずかしながら、アニメ会メンバーの「アニメ会以外のライブ」に行ったことがない*1上、特に国井さんは漫才バカ一代とかにも出てないそうなので、雰囲気が想像できませんでした。

ネットで調べたら「国井さんのピンのライブはオチがきれい」という話があり、ダイレクトメールにも「普段アニメを観てない人にも楽しめる」と書かれていたので「意外とオタネタの少ない、爽やかに笑える内容なんかな?」と思いつつ観に行ってみますと。







f:id:derorinman:20070330184029j:image

こんな感じだった。

いつも通りっちゃあいつも通りでしたが。


内容は特設ブログの方でも書かれているように、

ホームルーム

☆オープニング映像

☆鬼教師

家庭教師

部活動

☆妹ツアー

通販

☆神父

吸血鬼

ミュージシャン

エンディング映像


< http://sakuya2007320.blog86.fc2.com/blog-entry-8.htmlより >

という構成でした。

ライブではコントコントの合間にタイトルムービーが流れたのですが、そこでは上で「鬼教師」となってるのが実際には「鬼」というタイトルで、「部活動」が「猛特訓」、「妹ツアーズ」が「ディズニーランド」、「通販」が「ダイエット」で「神父」が「教会」、「吸血鬼」が「ブラム・ストーカー」だったような。

タイトルムービーには「悪魔の辞典」のノリでその言葉の説明文が入っているのですが、その文章がまた尖ってましたね。アニメ会ライブでは見せない国井さんの毒と下ネタがあふれ出ていました。

以前アニメ会ライブでは、「国井さんが下ネタを言うと生々しすぎるからやめて」と他のメンバーから突っ込まれてましたが、いやー生々しかった。

なんぞDVDで出すかもしれんという話なので、もし機会があればご覧くださいな。

名よりも見るはおそろし。


やっぱり印象的だったのは「クニーズブートキャンプ」ですね。国井バンドの衝撃もさながら、それを床において顔を近づけた瞬間は「そこまでやるのか芸人は」と思いました。いや間一髪でした。

幕間に後ろに座ってた人たちがさりげなく「今のは流石に一瞬引いたわ〜」と笑いながら囁き合ってましたが、こんなのはまだまだ序の口、「吸血鬼」となると、かなり綱渡りな内容でして…

いや、女性声優さんとかが招待席に座ってるのに「俺は吸血鬼だから処女じゃねえとダメなんだよ!」とか言うのは大丈夫なんでしょうか、色々と。

とどめはメタリカだし。


ガチギミックの境を行く国井さんのライブは、不思議な熱気と高揚感を保ったまま終わりました。熱気の方は劇場が満員すし詰めだったせいもあるやも知れませんが。

ともあれ、国井咲也単独ライブ「新任教師」、たいへん面白くて満足行く内容でした。

4月5日の「四日目」もなんとか都合つきそうなので行きたいと思います。


ガンダーラ映画祭

あと、下北沢でやってた「ガンダーラ映画祭」という娯楽ドキュメンタリー映画イベントも見て気ました。

下北沢」「映画」「ドキュメンタリー」でタイトルが「ガンダーラ」とくると、もうこれでもかと言う位にサブカル臭プンプンですね。

なんでまたそれを見に行ったかと言うと、前回のアニメ会ライブ亀子のぶおさんが「このドキュメンタリー映画の一つに弥生役で出てます」と告知していたので、期待したらきっと悲しい気持ちになるとわかっていながら見に行ってしまいました。

で、「亀子のぶお扮する弥生人が土人と一緒にパチンコ起源を教えてくれる」という導入から入る問題のドキュメンタリー映画、「パチKILLジャポン」。監督は「なぎらツイスター」で有名な小説家戸梶圭太さん。

パチンコをやると人間はバカになるというのは本当か?」というテーマのこの作品。テーマだけ見るとそこそこ面白いものになりそうですが。


(’A`)


さて、他にも色々と映画がありました。

何年か前に話題になった「ワラッテイイトモ、」がようやく観れました。感想としては…難しゅうてようわからんです。

いや、メタメタな視点は大きな物語喪失してシュミラークルが云々と、色々理屈つければ理解できると思うのですが、そんなんするのも面倒で…。

というかそういう楽しみ方をするものなのでしょうか。やっぱりオラにはこういうサブカルなんはダミだ。肌に合わないよう。(’A`)


でもつまらない作品ばっかりじゃなかったですよ。

童貞。をプロデュースビューティフル・ドリーマー」という作品がありまして、趣旨としては「童貞プロデュースして彼女をつくる」みたいな感じです。

最初は「童貞とかオタクを晒しものにしてバカにする作品かなあ」と思っていたのですが、主役の童貞の人が半端じゃないアイドルオタクで、とにかく個性が強い。おそらく本来の作品テーマと逆に「地方の片田舎下流社会童貞が生き抜くには、オタクとして精進するしかない!そうするうちに根本敬が君の家に遊びに来るかもしれないぞ!」という作品に仕上がってました。

もうちょっと詳しい解説はこちらのブログを参考にしてください。

あと「御巣鷹山」とか「ザザンボ」で有名な渡邊文樹監督を取材した「俺の流刑地」は、ドキュメンタリーとして普通に面白い作品でした。監督のご夫人が言ってた「地方は面白いですよ。どこも一緒に見えるっていうことはありません」という言葉が印象的。うちの町にも渡邊監督が来ないだろうか。

僕はB・Cプログラムしか観てないのですが、「童貞。」と「俺ルケ」が特に面白かったですね。片方だけでも1000円分の価値はあったかと思います。


残念ながらガンダーラ映画祭はもう終わってしまっているのですが、それぞれの映画はこれからあちこちでも上映するようなので、興味がある方はネットで上映劇場を探してみてみるのも良いかと思います。


他にも色々書くつもりでしたが、時間がないのでこの辺で。

*1:正確には西口プロレスをちょこっとだけ見たことがあるのですが

2007-03-20

[][]奴隷と動物の解放@大英帝国 奴隷と動物の解放@大英帝国 - 愚仮面 を含むブックマーク 奴隷と動物の解放@大英帝国 - 愚仮面 のブックマークコメント

17・18日はこんなところに行きました。

最近ペットについて色々と調べてるので、なんか参考にならんかなと思って行ったのですが、参加費のおかげで今月は金が…('A`)

内容のほうは、生物学的見地から云々の話はよくわからんので「そんなもんか」という感じで、アンケートを用いた研究とかは色々と微妙な内容でしたが、全体的に結構面白い学会でしたよ。特に、英字新聞から日本の動物愛護団体の設立にあった外圧を読み取る、という研究は面白かったです。

こういう比較的新しめで、しかも色々な学問領域の人が参加している学会は、実力のピンキリとかはあっても、学会全体に元気と真剣さがあって良いですね。

かたや爺さんばっかりの伝統と威厳ある学会とか…しかも文系だとね…ウウッ

それはさておき、一般口演の後のシンポジウムで、井野瀬久美恵さんという甲南大学の教授が「なぜ『動物』だったのか――イギリス人の愛護意識再考」という題目で口演されました。それがまた抜群に面白かったので、どんな内容だったのかをご紹介したいと思います。

イギリス人といえば紅茶か犬かというイメージがあります。特に犬を飼っている人にとっては。

はてなで良く目に付くコーギーなんかは英国産です。他にもソースで有名なブルドッグとか、「名犬ラッシー」で有名なコリーとかの良く知られた犬たちは、大概イギリス(アイルランド含む)原産だったりします。そうした多様な犬種を保つために血統書というものがありますが、それを発行するケネルクラブという機関もイギリス発祥です。

これらの事実はイギリス人と犬の親密さを感じさせますが、時には親密さが行き過ぎて「犬を太らせたから有罪」みたいなニュース*1まで流れたりします。

恋愛よりお金より犬が大事なイギリス人

恋愛よりお金より犬が大事なイギリス人

そんなことから、イギリスは動物愛護の先進国と言われ、それがイギリス人たちのアイデンティティにもなっているとも言います。

しかしこれは歴史的に見て最近の出来事。

大昔のイギリスというと、貴族も庶民もドッグレースとか闘犬とか、鎖につながれた熊に犬をけしかける「熊いじめ」などで動物を虐待しまくっていました。

といってもイギリスだけでなく当時のヨーロッパ世界はどこもそんな感じだったのです。デカルトは「人間様と違って動物は魂なき機械なんじゃー」と言ってましたし、キリスト教的にも「動物は神様が与えた人間の下僕やん?」的な考え方をしました。

個々人で「犬がすき」「ぬこかわいいよぬこ」というのは勿論あったのですが、社会全体としては「でも所詮畜生だよねー」という考え方が、少し前の常識だったのです。


しかしイギリスは、近代に入る中で動物愛護の精神が導入され、現在のような動物大好きっ子の国になります。なんででしょうか。

その理由の説明では、「人権思想が発達して、ヒューマニズム的に動物いじめたらアカンとなったから」と、単純に「人々の考え方の変化」で語られることもしばしばですが、そうではありません。

実際には、歴史・社会的な文脈が複雑に関わって、動物に対する眼差しが変化したのです。では、その歴史社会的な文脈とはどんなものだったのでしょうか?

…というのが今回の井野瀬先生のお話です。


「政治改革・道徳改善・社会改良・都市化」

大英帝国において、1824年に動物虐待防止協会というものが世界に先駆けて発足しました。1840年にはヴィクトリア女王よりロイヤルの称号を下賜され、王立動物虐待防止協会となり、現在でもさかんに活動しています。上に挙げた「犬を太らせたから有罪」という事件を調査・告発したのもこの協会です。

英国領の植民地…カナダ、オーストラリア、南アフリカなどでもこの協会は活躍しました。特に南アフリカでは、アパルトヘイトが廃止されるずっと以前から、動物愛護・虐待防止が強く叫ばれていました。

またこの動物虐待防止協会が出来てから40年後の1864年、子どもの虐待防止協会設立されますが、モデルになったのは動物虐待防止協会です。

どちらも今の感覚からすると、順序が逆のような気もします。

人に対する差別よりもまず、動物への差別が問題とされる。こうした奇妙な状況は、どのようにして生まれたのでしょうか。


動物に対する眼差しの変化する理由としてまず挙げられるのが「都市化」という要因。

産業革命の影響により農村部の人間の出稼ぎが増え、19世紀中ごろの人口調査では都市部住民の数が農村部住民の数を超えていました。こうして大多数の人民が都市部でのそこそこ豊かな生活を行う中で、動物と人間の関係が変化していき、虐待防止の運動が「都市化」によって起こった…。という考え方です。

しかしもっと重要な要素は、1776年の「アメリカの独立」ということにあるのです。


アメリカという植民地の独立により、大英帝国は政治改革・道徳改善・社会改良の時代へと入っていきます。

アメリカの独立は、イギリスにとってはアメリカの喪失でした。

好き勝手やってる癖に「自分は皆から好かれてる」と思ってる勘違いさんなイギリス。戦争するほど植民地の連中が自分のことを嫌っていたなど、考えたこともありません。

アメリカに住んでいたイギリス人は、元々島流しにあった罪人たちだったり食い詰めた貧乏人だったり、イギリス本国に暮らしてる貴族とかにとっては見下す対象でした。が、それでも同じプロテスタント同士、同じ国出身の自分の息子みたいなものですから、アメリカ人と戦うことは、カトリックとかの異教徒と戦うよりショックが大きかったわけです。

そこで戦争が終わった後、イギリス本国の人たちは「自分はこんな嫌われる奴だったのか」と珍しく反省しました。

一方イギリス側についたアメリカ人たちは、戦争に負けた後、北へ北へと逃げました。こうして、英領だけどフランス人だらけのカナダに王党派のイギリス人が流れ込み、イギリスによるカナダの直接支配へと繋がります。またイギリスはアメリカの代わりの流刑地を探す中でオーストラリアを発見し、帝国の版図を広げます。

さらに1801年にはアイルランドが併合され、イギリスは「グレートブリデンおよびアイルランド連合王国」となります。

このように動物に対する視線が変化していく時代には、広大な植民地を有する大英帝国の再編と、島国としての連合国再編、それらに伴う国家規模の意識の変革が、同時に起こっていたのです。


このイギリスという国の再編期には、どのような改革がなされたのでしょうか。

一つには奴隷貿易の廃止です。1807年に奴隷貿易が廃止され、1833年には奴隷制度が廃止されます。

次に監獄と精神病院の改革。それまでイギリスでは精神病院が誰でも見学できるようになっており、精神病院に出かけてキチガイを眺めて楽しむのが一つの娯楽でした。また処刑も同じで、広場で首チョンパされる罪人をみんなで観覧して楽しむものでした。それを段々と規制して、最終的に廃止するようにしていきます。さらにイギリスは「工場法で児童労働の改善」「救貧法の改正で貧者の救済」「カトリック法案で規制緩和」「東インド会社の独占禁止で自由貿易化」などを行っていきました。

このように18世紀末から19世紀のイギリスは、二つの新しい概念を自分たちのアイデンティティとしました。

一つは、封建的・閉鎖的な旧体制から色々なものを解放していく「自由主義」な体制

もう一つ重要なのは、「慈悲深き博愛主義の帝国」というイメージ

どちらも変化は漸次的なものでしたが、それぞれのメルクマールとして重要だった出来事が、「奴隷解放」と「動物愛護」だったのです。


動物と奴隷の法、動物と人の境

今年はイギリス奴隷貿易廃止200周年記念で色々式典とかキャンペーンがあるそうですが、この「奴隷解放」が、イギリス人の動物への見方に大きく影響を与えたと井野瀬先生は言います。


1772年、裁判官のマンスフィールドは奴隷制は非合法であるとし、「誰でもイングランドの土を踏んだ瞬間から自由である」と宣言。これがイギリス国内における奴隷の扱いの一つの指標になり、ここから奴隷解放が進んでいきます。

1781年、「ゾング号事件」という事件がありました。

洋上で迷子になって食料が底をついた奴隷交易船が奴隷を海中投棄したという事件で、船主側が「やむをえない損失だったから保険が適応されるべきだ」としてロイズ保険組合を相手に訴訟を起こしたという事件です。判決としては「奴隷を捨てたんは死に掛けた馬を捨てたみたいなもんだから、保障してあげなさい」という結果になりました。つまり当時の考え方としては、奴隷と馬は同じ扱いで、どっちもただの積荷程度の価値しかなかったわけです。

このゾング号事件を例にして、ケンブリッジ大学の学生トーマス・クラークソンが懸賞論文を書きました。基本的にジャマイカとかの西インド諸島にいた黒人奴隷たちの存在は、多くのイギリス人にとって不可視な存在で、情報がさっぱりありませんでした。知りもしないことなので、奴隷についてどうこう思うことも出来無かったのです。論文を書く中で、奴隷の現状と奴隷に対するイギリス人の意識に気付いたクラークソンは、奴隷解放運動を展開し、やがて奴隷貿易廃止協会を立ち上げます。

そこで使われた広告の一つは、黒人が膝をついて「奴隷は人間ではないのか?」と嘆いているもの。

次に1810年には「ホッテントット・ヴィーナスに関する訴訟事件」というのが起きます。

これは南アフリカの先住民であるホッテントット族の女性(尻が大きい独特な体形をしている)が、イギリス国内で見世物小屋に出されたことに対する訴訟事件のこと。見世物小屋では、アフリカやアジア・アメリカ産の珍しい動物と、黒人などの先住民とが、一緒くたにされていました。奴隷は動物扱いで、動物は奴隷扱いだったのです。

こうして、段々と「動物扱いしていた奴隷も、人間として扱われるべきだ」という考えが広まっていきました。


奴隷制廃止運動とほぼ同時に、動物の虐待防止についての法律も整備されていきます。

1800年に「牛いじめ違法の法案」が提出(通過せず)され、1809年には「動物に対するいわれなき虐待抑圧・防止協会」ができ、1821年には「残酷で不当な家畜使用を禁止する法案」が提出され、翌年に議会を通過します。1824年には上述の通り動物虐待防止協会ができ、人々の共感を得、動物虐待への人々の関心が向上しました。

1826年に動物学会設立、1831年には「動物に対する合理的慈悲促進協会」が発足、1835年にはヴィクトリア女王が動物虐待防止協会に入り、「熊いじめ禁止法」なんてのも出来ます。

この「熊いじめ禁止法」は別にクマさんを助ける法律ではありません。1822年の「残酷で不当な家畜使用を禁止する法」(マーティン法)を改正したものなのですが、馬や牛・羊だけだった保護対象に「熊いじめ」という娯楽で使われていた犬も加わり、冒頭に話した「熊いじめ」を禁止させたのです。

以降マーティン法は動物福祉法の基盤となり、「物言わぬ動物たちのマグナカルタ」と言われるようになります。

そして1840年。アヘン戦争真っ只中、イギリスは「黄色人種を支配して搾取するかんね」と企み、中国ではラリパッパがどんどん増えていた頃。

動物虐待防止協会に「王立」の名を冠するすることが許され、イギリス国内で動物に対する愛護の感情はますます高まり、「犬や馬とかの動物も、我々人間と同じように苦しむのだから助けなくてはいけない!」という考え方が女王公認で広まります。


奴隷解放と動物愛護の人的なつなぎ目として、ウィリアム・ウィルバーフォースという人物がいます。

リンク先のウィキペディアを見てもらうとわかるのですが、彼は国会議員として奴隷廃止運動の立役者として活躍した人物です。彼の背後には国教会福音派(クラッパム派)というのがついており、ウィルバーフォースとクラッパム派は、動物虐待防止協会設立の際、会員として名を連ねていました。つまり、動物と奴隷の話には、人的な面でも重複が見られるのです。


こうしたことから、井野瀬先生はこう考えます。

「動物愛護と奴隷廃止は実際は重なった運動で、そこでは『人間(白人)は動物(奴隷)とは違う』という考え方と、『動物(奴隷)も人間(白人)と同じように苦しむ』という考え方がぶつかりながら変化していった」と。


解放と救済のモデル

しかしどうして奴隷と動物だったのでしょうか。

最近では、奴隷解放は黒人自身の抵抗運動が大きかったとする説が有力になってきています。奴隷が廃止されるまでには、奴隷たち自身が解放を求める主体性と、英国の自由主義への変化がかみ合っていったのかもしれません。

一方動物はワンとかニャーとしか言いませんから主体性は無いわけですが、これが逆に、「奴隷と違い、何も言わないで虐待される動物たちを、自分たちが救わねばならない」という博愛精神につながっていったのかも知れない、ということです。


奴隷と動物の解放のプロセスとして共通しているのは、どちらも「漸次的な解放」ということです。

最初に奴隷貿易が議会で廃止されてから、奴隷制自体の廃止が議決されるまで、結局30年近く掛かっています。

動物虐待防止協会も、最初期の活動の中心は、動物の保護をすることでなく、虐待をしている人間を監視し告発することでした。協会としても、「俺たち告発するだけでいいのかな」という悩みを抱えていたことが、議事録などから伺えます。対象となる動物も犬から猫、鳥、魚の順番で広がり、監視告発だけでなく「保護」が徐々に活動に含まれていきます。

イギリスの救済は、まずそのための法案を議会で通過させることで、救済を行っていきます。

そして法を成立させる際に重要になる民間の団体も、段々と救済の対象を広げ、より深い救済へと目標も変化していきます。

つまり、イギリスにおける救済や解放とは、あくまで漸次的なのです。


この「漸次的」な性格こそ、貧者や子供や女性の解放が動物よりも遅い理由となりえます。

労働者や貧乏人や女子供も、皆どうにかしなきゃいけないけれども、一片に片付けることは出来ない。

下手に労働者や貧者を取り上げて革命とか起こされたら嫌だし、当時は「移民すれば金持ちになれる」みたいな幻想があって、捌け口には困らない。女子供は家父長制のなかで、中々政治問題化しにくい。

法改正の優先順位を考えると、奴隷や動物のほうが政治の俎上にのせやすかった。…ということだったかも知れません。


このように、イギリスの動物愛護精神というのは、単なる人道主義というだけでなく、奴隷解放やアメリカ独立などとも関わった、深く歴史的・社会的な文脈の中で培われたものなのです。


というのが井野瀬先生のお話でした。なんだか色々と想像するヒントが詰まった内容だったので実に面白かったです。

ということで今日はこれから国井さんのライブに行ってきます。

*1:エキサイトニュースが消えちゃったんで見れません('A`) インターネットアーカイブにも無い…というか見つからないです。

(ひ)aka(く)(ひ)aka(く) 2007/05/15 17:04 こんにちは。
TBさせていただいた(ひ)aka(く)です。

面白い考察を紹介いただきありがとうございました!
「イギリス」「奴隷解放」「犬」と
私にとってタイムリーなトピックがつまった内容で。
イギリス人の友達にも話してみようと思います。

2007-01-07

[][]中野ゼロ視聴覚ホールは21時45分で閉まっちゃうのよ 22:08 中野ゼロ視聴覚ホールは21時45分で閉まっちゃうのよ - 愚仮面 を含むブックマーク 中野ゼロ視聴覚ホールは21時45分で閉まっちゃうのよ - 愚仮面 のブックマークコメント

以前のライブのレポを書いたとき

かーず 『アニメ会さんのライブレポなどでリンクさせていただいている、かーずSPのかーずと申します。お世話になっております。

僕もアニメ会さんのライブには割りと足を運んでいるのですが、あの場にはderorinmanさんもいらっしゃったのですね。

毎回のderorinmanさんのレポート楽しみでして、ぜひ一度お会いしたかったです、次回のライブなどに参加される時にはぜひお話しましょう。』


derorinman 『>なめ鯨さん

>あ、そこは大丈夫です。傷ついたわけではないのでご安心ください。

ああ、なら良かったです…

今度お会いするようなことがありましたら、是非よろしくおねがいします。相変わらずキョドってると思いますが。

>そもそも私はderorinmanさんの書く文章好きですし、あの流れは(こういう書き方は、実際に体験したderorinmanさんに対して失礼かもしれませんが)とても面白かったです。

いやー、あの書き方だと、アニメ会ライブや、誘ってもらったこと自体が辛かった、みたいな受け取られ方されてしまうかなと思ったもんで。

逆に「嬉しすぎて自滅してしまった」つうことですね。ってやっぱダメだこれ!(’A`)

なんにせよ誤解もされてないようですし、楽しんで頂けたようなら幸いです。

>私のブログからリンクを張っても良いでしょうか? 

全然構いませんよ。というかこちらこそよろしくお願いしますです。考えてみればこういう事を言われるのも初めてのような。

>かーずさん

なんと、かーずさんからコメント頂けるとは!

こちらこそ毎度毎度お世話になっております。いつも有り難く思っています。

>ぜひ一度お会いしたかったです、次回のライブなどに参加される時にはぜひお話しましょう。

ほ、本当ですか!

こんなんでよろしければ、是非ともお願いします。

1月のライブには確実に行けると思うので、そのときにでもお話出来たら嬉しいです。』

なんつうやり取りがあったのですが。

考えてみると、どこで会うとかちゃんと約束もせず、かーずさんの容姿もさっぱり分からんので、当日になって「どうやって会えばいいんだ!?」と物凄く基本的なことに気がつきました。

「まあ何とかなるさ」とか考えてたら当然会えなかったわけなんですが、ああいう場合どうすればよかったんだろか…普通はあれか、みんなメールでやりとりしてるのかな(;´Д`)

なめ鯨さんとかも居たんだろうと思うと、色々な人に会えるチャンスをぶっ潰してしまったわけで、「これがコミュニケーション能力がないってことかー」と改めて感じました。コミュ能力以前にただ頭悪いだけな気もしますが。

絶望した!属性的な魅力に全くつながらない自分のフラグクラッシャーっぷりに絶望した!

ということでかーずさんにおかれましては、もしこのブログを見てらっしゃるようでしたら、平身低頭にお詫び申し上げますですハイ(;´Д`)

お詫び文こそメールでだせば良いじゃんとか思うかもしれません。

でも向こうがすっかり忘れてたりして俺だけ舞い上がってたら恥ずかしいんだよ!('A`)


あ、これがコミュニケーション能力がないってことかー(;´Д`)


[][]アニメ会 カミングアウトトークライブvol.43 「がんばって萌えまっしょい!」レポ 18:02 アニメ会 カミングアウトトークライブvol.43 「がんばって萌えまっしょい!」レポ - 愚仮面 を含むブックマーク アニメ会 カミングアウトトークライブvol.43 「がんばって萌えまっしょい!」レポ - 愚仮面 のブックマークコメント

昨日は中野ゼロまで行ってまいりましたよ。

無精してたら前売り券が売り切れてたので、現地の図書館で暇つぶしながら当日券買ってたりしたました。いやいや、それにしても回をかさねるごとに人が増えてますねホント。正月休みで見れる人が多かったのかも知れませんが、立ち見の人が結構居ましたし。でも結局みんな座れたんかな?

アニメ会ライブも、地下のあのホールにはもう入りきらなくなってきたんで、もうちょっと広いところでやって欲しいですね…でも、となりのホールとかだとやっぱり大きすぎるのかな。使用料とかもあるだろうから、難しいんでしょうな。

前回のライブから本当にあっという間のライブだったのですが、正月早々笑いと狂気を感じる内容で満足でした。

今回はアニメ会各人が作った妄想をぶちまける「萌え話」メインのライブで、相変わらずそれぞれの個性が良く出てるというか、ぶっ飛んだ発想の話ばかりでした。萌えな話題で「違法DVD屋」とか「北朝鮮」とか「ワーグナー」が良く思い浮かぶなと。まあこの辺は後々書いてくとして、今回のライブのレポに行ってみましょうか。


開演

まずは軽い雑談から最近の出版物ラッシュについて、それぞれの内容紹介やちょっとした裏話、という話など。

『メカビ』で比嘉さんの提唱した「ツンロリ」についての話が盛り上がりました。

沖縄の比嘉「ツンロリっていうのは、法的に付き合ってもオッケーなロリです」

三平×2それ4文字中2文字危ないよ!

国井咲也「法的に付き合ってオッケーって」

三平「ロリの定義から考えてみようよ」

比嘉「ロリは、見た目。見た目がょぅじょ。なんですけど年齢が二十歳以上っていう、エヴァンジェリンさんとか…」

その時遅れてきたお客さんが客席に入ってくる。

国井「…今、比嘉君を捕まえに来たって思った!公安9課が!」

三平俺『こいつです!』って突き出しそうになったもん

サンキュータツオ「じゃあさ、逆に、内面がロリで見た目が大人って言うのはアリ?」

比嘉「無しですね

国井「即答か!」

三平「今タツオは、比嘉くんの名誉のために、バランスを取ろうとしてね?」

比嘉「でも自分は曲げられない!

十二支全部が属性としてある、という話ではGS美神の小竜姫さまが出てきたりして懐かしくなったり。

そのほかシャッツキステの凄まじさや、前回のライブのラストの歌はラブゲッCHUのオープニングなのに誰も気付かなかったとかいう話を経て、まんがライフMOMOで連載中の萌え川柳についての話に。


萌え川柳・第一回サンキュータツオ

そこで萌え川柳家元なるタツオさん主催で、新年最初の萌え話の前に萌え川柳大会が催されました。

黙々と作り続ける国井さん亀子さん比嘉さんに、割かし余裕のある三平さん。そして流石の家元タツオさんがトップバッターをつとめることに。

タツオ「ずれている 曇ったメガネが 『間に合った!』

国井「おお〜!さすが家元!」

タツオ「解説させてもらうと、素人さんは『間に合った 曇ったメガネが ずれている』としがちなんですが、あえて順番をずらすことによって、押したい力点を最後に持ってくるのがコツです」

三平お前のそういうインテリっぽいところが大嫌い!

お次は三平さん。

三平冷めた目で 『女ですけど』 とボクっ子が

タツオ「『女ですけど』って言われるっていう事は、それまでずっと男だと思って接してきたってことですね」

三平「コレ結構リバーシブルに使えるかなって。…冷めた目で 『男ですけど』 とシンジくん

国井「シンジくん限定じゃん!」

タツオ「非常に行間があって良いですね。萌え川柳は奥行きが感じられると良いですね。じゃあ次…歌丸さん

比嘉「……」

三平「それは酷いよ!ここはストレートにハゲ丸さんでいいよ」

ということで次は比嘉さん。

比嘉「こっちかな? だってアホ毛が 動くもの

タツオ「これは、深いね」

比嘉「ババヌキでババのほう触ると、アホ毛がピクピク動くんですよ」

タツオ「あー、なるほど。でも説明がないと良くわかんないね。こういうときは『誰々ちゃんとババヌキやって詠める』みたいに前振りを言うと良いと思います」

三平あいつ誰なの?

タツオ「家元ですけど

そして亀子さんのがひどかった

亀子寝正月 ブブブブブブと コタツでオナラ

タツオ「…どこが萌えなんだよ!!

亀子「男の子の前でブブブってオナラしちゃう子は居ませんよ!それでもしちゃうんです!っていうことは、それだけ仲が良いってことじゃないですか」

タツオ「うん…うん?

三平ただの熟年夫婦じゃない?

亀子「それにボクはオナラが好きなんです!」

三平「…お前、ちょっと失敗したと思ったろ」

亀子これまんがライフMOMOに

比嘉「ふざけんな!

そして真打の国井代表。

国井「八百八で 今日も『う〜ん』と 覗き込む

タツオ「これは…」

国井「買い物に来てるんですよ」

タツオ「あー!お兄ちゃんのための買い物だね」

国井「そうかも知れないね。ちょっと覗き込んでる感じで。今日はキャベツが丸いわね』みたいな」

比嘉「風刺が入ってますよ

三平キャベツと一緒に世相を切ったよ!

国井「上手いこと言ったな!」

比嘉「で、結局タツオ賞は誰なんですか」

タツオ「ん〜、やっぱ俺かな〜!

一同「オイ!

その後はちょこっとコミケ話。

キン肉マンのやおい本で悪魔超人ブラックホールと正義超人ペンタゴンがタッグを組むまでの話、というのが収穫だっという三平さんや、比嘉さんのコミケを1万円で乗り切る方法、ナベシンの思い出、タイトル買いはある、などなど。


亀子のぶおの「働きマン」松方弘子萌え話

ということでいよいよ本題の萌え話に。まず一番手は亀子さんによる「働きマン」の萌え話。

亀子「年越しに『還暦熟女』ってビデオ見まして」

タツオ「年越しでかよ!」

亀子「それで年末にコンパにも呼ばれまして。それで27・8歳の女の人たちが来まして、真面目な話したりして、意外と話が合うなと」

タツオ「真面目な話?」

亀子エヴァンゲリオンの話とか

三平それ真面目か?

亀子「それで松方さんも28だし、僕はU_30の松方さん好きなんじゃないかな、と思って『還暦熟女』のビデオ見て、その日に見た夢を書いてきました」

タツオ「アンダーサーティーって、そんなジャンルあんの?」

そして自作の働きマン絵を持ってきた亀子さん。なんとひがスィー先生を上回る画力に一同騒然。ひがスィー先生の断筆宣言までなされました。

それで肝心の萌え話。週刊『JIDAI』新人編集者の亀子さんが新年会で料亭に来たとき、たまたま北朝鮮の工作員を発見してしまい、というあらすじ。

三平…話でけえな!

亀子「松方さんは止めるんですけど、ボクは取材しようとするんですね。スクープが欲しいんですよ。血気盛んですから。ちょうどスパイカメラも持ってる」

三平「スパイカメラって、それ絶対なんかの付録だろ!」

タツオ「『血気盛ん』て、なんか使いたくなるフレーズだな。俺のときも使お!」

亀子「そのときハングル語で『誰だ!』って言われてバレるんですね。それで松方さんが『カップルの振りしよう!』って…フヒヒ!

タツオ「…たぶん、比嘉君より一番犯罪に近いよね

亀子「それで抱きついたり、うっかりいけないところを触っちゃったりしちゃうんですよ。それを見た某北朝鮮の人もなんとなく『あ、そういうことですか』って見逃してくれて

タツオ「北朝鮮チョロいなあ!

最後は編集長に怒られたりもしたけど、松方さんからちょっとだけ褒められて、おしまい。

三平ちょっと北朝鮮に親近感持っちゃったよ

タツオ「恋人の『振り』って良いよね!現実にはそういうイベントまず無いし。恋人とかは別に良いから、恋人の振りだけして欲しいなあ


三平×2の「R.O.D-THE TV-」マギー萌え話。

三平さんは2年半前の萌え話の続き物という、熟成された萌え話。

「背中からそっとバックドロップ」などの小説を書いている作家・三平は、同業の菫川ねねねと懇意にしており、家族同然の付き合いをしているという。最近スランプだったのだが、正月の年始参りにねねね先生のところに訪れたら…という設定。

三平「ドア開けたら、そこには女物の晴れ着をちょっと着崩したジュニアくんが、ミシェールさんに追っかけられて、俺のほうに倒れこんできてさあ…

亀子「こんな感じですか(羽織っていた着物をはためかせて)」

三平いやーっ!やめてぇっ!…穢されちゃった、シャワー浴びてきて良い?」

なぜかジュニアくんは三平さんに恋慕も混ざった憧れを抱いており、あられもない姿を見られて恥ずかしがる…といった、ジュニア話としか思えない展開が続きます。

三平「それでアニタやナンシーさんは着物着てるんだけど、マギーは恥ずかしがって普通の服なんだよね。ミシェールさんは一人だけチャイナドレス着てたりするんだけどさ」

タツオ「あー、あの人トンチンカンだから。俺との結婚式の時もあのチャイナ着てたんだよなぁ

三平だからなんで入ってくんの!もう、ATフィールド全開!」

国井「三平ちゃんシャワー浴びて良いよ

オールキャストな新年会の後、皆酔いつぶれ、アニタはミシェールさんを、読子はねねね先生、ジュニアはナンシーさんをそれぞれ介抱するために、それぞれの部屋に散っていく。

三平「で、必然的に俺がマギーを介抱すると」

タツオ「てめーで用意した必然じゃねーかよ!それ考え付いたとき感動したでしょ」

そしてマギーの晴れ着も見たい、今度の新作で賞を取ったら見せてくれ、というような会話をしてから一年後の正月、「そっと」シリーズの新刊でスニーカー大賞をとった三平さんが年始参りに行ったら、そこには晴れ着姿のマギーが…というところでおしまい。

タツオ「三平さんは『皆に好かれたい』じゃ満足できないで、『みんなに憧れられたい』っていうとこまで来てるのがすごい尊大!」


沖縄の比嘉の「THE IDOLM@STER」高槻やよい萌え話。

今回比嘉さんが題材で選んだのはアイドルマスターの高槻やよい。

三平「でも俺たちアイドルマスターやったことないんだけど、比嘉君やったことあるの?」

比嘉「ないです。だからこそ、このテーマ選んだんです」

国井「あえて思いを入れすぎる前にね」

比嘉「本当はXBOX買ってからと思ってたんですけど、折角だから新年のチャレンジと思って、中野のゲーセンでやったらメチャメチャはまりました」

国井「新年早々のチャレンジが妄想か…

比嘉「だからまだ僕もキャラ設定とか掴みきれてないんで、変なところがあったら手を上げてください。5人以上手を上げたらやめます

無言で手を上げるアニメ会一同。

比嘉「おい!」

ゲーマガをカンペ代わりにして萌え話を始める比嘉さん。

比嘉「今日は765プロのコンサートが中野ゼロであるんですけど、ぼくは近所の公園で海賊版のDVDや生写真を売ってる人です

三平それ絶対アイドルとフラグたたないよ!悪人じゃん!」

タツオ「なんで好きにして良い妄想なのに夢がねえの!?」

比嘉「それでアルバイトを雇ってまして、そこに偶々やよいちゃんがバイトでやってきて

三平「え〜と、ちょっとまって。俺の読解力が足りないのかな?

比嘉「設定だとやよいちゃんがアイドルになる一年前の話なんです。なんでも彼女すごいお金が欲しいらしくて…」

三平そんな前科のある子がアイドルになろうとするのか…

やよいのおかげで色々あったが店は繁盛。その時、「なにやってんのよ!」という声とともにブルドーザーが現れる。

比嘉「運転してるのは普通のオッサンなんですけど、その上に乗ってるのが…え〜と…(ゲーマガで名前を探し始める)」

三平「調べとけよ!」

比嘉「水瀬伊織ちゃんていう、とにかくその子がブルドーザーで現れて。彼女は自分のみっともない写真が売られてるのに怒ってて、ブルドーザーで店をなぎ倒しにきたんです」

三平アイドルだよね!?比嘉君の萌え話はなんで毎回重機が出てくるの?」

比嘉「それで彼女がブルドーザーで突っ込んできたら、別な店の人に棚が倒れて、その人が血を流してしまって、伊織ちゃんも『そんなつもりじゃなかったのに』って蒼ざめちゃうんです

三平そんなつもりじゃないって、ブルドーザー持ってきてりゃ、どうみてもその気マンマンだよ。この伊織ちゃんて子は、ゲームにもそういうシーンが出てくるものなの?」

比嘉「いやー、わかんないです。でもツンデレなんでね?」

国井「ツンデレ=ブルドーザーじゃねえよ!

比嘉「そしたら悪徳スクープ記者の悪徳ってやつがいて、伊織ちゃんのスクープ記事ゲットとか言ってるんですね。そいつはゴシップ記事でアイドルの足を引っ張る悪役なんですよ!」

三平お前も似たようなことしてんだろ。同じ穴の狢だよ

国井「何『僕は怒ってます』みたいな口調なんだよ!お前もやってんだよ!」

比嘉「それで…その後てんやわんやありまして

国井「おおい!そこどう纏めるかが一番大事だろ!」

タツオ「ヤシガニ萌え話だわ」

比嘉「実は棚を倒したのは悪徳自身で、それを偶々カメコが撮ってたんですね。それで一件落着して、救急車がピーポーピーポーときて、消防車も」

タツオ「比嘉君は働く車が好きなんだね。お前子供か!」

三平消防車いらなくね!?

比嘉「それで南口の交番からもおまわりさんが『どうしたのよ〜』って自転車こいで来て」

タツオ「あそこのおまわりさんそんな面白い人なの!?ここでキャラ立てる必要性まったくないよね?

比嘉「それで悪徳は連れて行かれて、やよいちゃんが『やりましたね店長!ハイターッチ!』ってやって、伊織ちゃんにもハイターッチってやったら、伊織ちゃんが『べ、別に嬉しくなんかないんだからね!』って言うんですね」

タツオ「ツンデレの帳尻合わせしなくても良いよ」

三平「伊織ちゃんはホントにそういう事言う子なの?」

比嘉「どうなんスかね

三平…ある意味、妄想の源流を見ているような気分だ。純妄想

比嘉「それでおまわりさんにも『ハイターッチ』ってやったら手錠をガチャっ!」

タツオ「おお!綺麗にオチついたね!」

比嘉「それから一年後、やよいちゃんはアイドルとして中野ゼロで歌っていて、僕はやよいちゃんの生写真を売っているんです

三平お前は更生してねーじゃん!


国井咲也の「金色のコルダ」日野香穂子萌え話。

国井さんの話は、なんか設定とか背景が物凄く複雑な話でした。

多分相当お話を練ったんだろうなあと思ったのですが、情報量がメチャメチャ多いんで時間足らずな感じになってしまいました。

舞台はドイツ。年越しのコンサートに招かれた香穂子は、超ハイテンションでメタル好きな日系ハーフの運転手・国井の車に乗ってホテルに向かう。以前、香穂子は同国の軍国主義的な民族主義者たちに戦意高揚のための演奏を頼まれて、音楽に対する考え方から断っており、道すがらそのことを思い出していた。

三平「…なんか、凄い難しい話だね

国井「それで道間違えてアウトバーン降りちゃって。日野さんは『道間違えてませんか!?』とか聞くんだけど俺は『ぜ〜んぜん!ぜ〜んぜん大丈夫ッスよぉ!』とか言って、バックミラーをまわすと、後ろにはついてくる黒い車が!」

タツオ「お!なんかが起こるね!」

国井「で、スラム街で降りて国井はどっか行っちゃうんだけど、戻ってこないのね。そしたらチンピラがやってきて、真紫のグラサンに金髪のモヒカンにアロハシャツ着てるんですよ

タツオ「なんか色々混じってるよ!?

国井「別にみんなのことじゃないよ」

三平「金髪でモヒカンの奴なんてそうそういないよ?」

国井「リーダー格の紫の男は『オレの落語聞けよ』って言ってきて、アロハは『ハイサーイハイサーイ』って言ってんの」

タツオ「ええ!ドイツで落語!?

三平「しかも今比嘉君アロハシャツ着てないから分かりにくいし」

国井「それで金髪モヒカンのチンピラが日野さんのバイオリン持って逃げちゃって。それを追いかけたら人気の無い場所にでて、押し倒されちゃうんですよ。『どうせ渡すならこんくらいのご褒美は貰っても良いよな』とか言われて」

タツオ「あー、でも俺そういう事言うわ多分

国井「で、チチ当ての真ん中のところをナイフでプチって切ってさ」

タツオ「チチ当て言うなよ!

三平「それ国井さんの願望もちょっと入ってない?この人、歌舞伎町のイメクラでブラックリストに登録されてるよ。絶対

国井「その時銃声が二つして、モヒカンとアロハの頭が撃ちぬかれて吹っ飛んじゃったんだ

三平&比嘉「えー!!

国井「そこに日野さんたちをつけていた黒い車の男が現れるんです。CV子安さんで金髪碧眼の綺麗な青年が」

タツオ「いい男=子安」

国井「それで金髪の男は『私はただ連れて来いと言っただけだ。愚民どもめ、お前たちには我々の崇高な目的は理解できん。消えろ』とか言って銃で紫を撃ち殺すんですね」

三平三人全員死んじゃったんだ

国井「おびえる日野さんの前に血だらけのサンキュータツオのサングラスが転がる!」

タツオ「俺って言ってるじゃん!

三平「それなら俺たちの名前も出してくれたほうがモヤモヤしないで良かったよ!」

国井「もうどういう人かわかりましたね?そういう人たちに狙われてるんです」

三平「どういう人たちって…漫才バカ一代?

タツオ「この3人ならねえ」

国井「そこでまた銃声が響いて、金髪の男の右手が吹っ飛んだんです。そこにはさっき離れた国井が銃をかまえていて、実は彼はネオナチから彼女を守るボディガードだったことがわかるんです」

その後香穂子は、国井が実は1972年生まれで、ミュンヘンオリンピック事件のときに父親を亡くしており、母も心労で倒れた、といういう過去があったことを知る。

タツオ「何でドイツまで行ってんのに自分の年齢下げないんだよ!

三平「よく妄想に史実をねじ込んだな」

それでいよいよ香穂子の演奏が始まる。しかし国井は本来のテレビ放送のスタッフが皆殺しになっているのに気付き、あの時の金髪男が香穂子を狙撃しようとしていることに気付く。そして国井は演奏している香穂子の下に走っていき、香穂子を庇って撃たれる。

国井「そして狙撃した奴も撃ちぬかれ、そいつが客席にいた全身タイツの男に倒れこんでギャー!となる!」

三平「あ、良かったじゃん亀子、ちゃんと出てきたよ。仲間はずれになってなかった」

亀子「後で抗議しようと思ってたんでよかったです」

そして数日後、香穂子の乗った飛行機を見送る国井。そして新たな任務にむかう…

国井「というところでスタッフロール!」

三平「どういう話だったかというと、国井さんが映画監督になりたいっていうだけの話だったね」

国井さんの話で結局時間がなくなってしまったので、タツオさんの話は今度の「にじいき」で発表ということに。


ということで今回の「がんばって萌えまっしょい!」は無事終了。

いやー、正月から濃厚な妄想の、良い初笑いでした。多分世間的には観客含めて相当奇妙な空間だったと思いますが。

しかしホクホクと笑顔で中野駅に向かうみんなを見てると、これで良いのだと思いました。

ということで次回のライブは3月5日。同じく「がんばって萌えまっしょい!」ライブですよ。

kumaXXkumaXX 2007/01/07 20:43 レポートお疲れ様です。
亀子のぶお氏には、是非”熟女がオナラするビデオ”か何かを送りたいです。

derorinmanderorinman 2007/01/07 21:18 >kumaXXさん
どもです。
>”熟女がオナラするビデオ”
どう考えても、民家盗撮ビデオくらいしか思い浮かびません。(’A`)

2006-12-16

[][]「アニメだった。14」レポ 01:55 「アニメだった。14」レポ - 愚仮面 を含むブックマーク 「アニメだった。14」レポ - 愚仮面 のブックマークコメント

久々更新ギャー!ということで倫理マンもビックリな一週間遅れのアニメ会ライブレポをいってみたいと思いますよ!

開場

まずはオープニングムービー

アニメ会の面々が録音スタジオのようなところで「God knows…」を演奏している。それぞれギターを弾いたりドラムを叩いたりしているのだが、各人がアップになると自分の萌えキャラや好きな作品を楽器にこっそり仕込んでいるのがわかる、という内容。

オープニングからそうでしたが、今回はやたらと金と手間暇注ぎこんだ濃い映像ばかりでした。普段から良く仕込んであるなあと思うのですが、特に今回は一つ一つ手の込んだ物ばかりで凄かったですね。

という調子で場が暖まったところにアニメ会登場。しかしなぜか亀子さんだけリリス姿で時間差登場。「ざわ…ざわ…」と書かれた福本伸行看板(ダンボール製)を掲げて美味しいところをさらっていきます。ていうかしばらくこの看板使ってるだけであんまり喋らなかったのですが。


アニメ会の2006年

まずは今年を振り返ってどうだったか、と言う話から。

三平×2「この間、『国井咲也ヘタレ説』ってのがあってさ。ラジオ*1の収録でスタジオ行ったら朴路美さんがいて。俺と比嘉くんは初対面だから『お疲れ様でした』って挨拶しただけなんだけど、国井さんはそれまで2回仕事した仲だったんだよ。だから俺らを紹介してサインの一つも貰いやすくしてくれるかなと思ったら、国井さんも『お疲れ様でしたー』って挨拶しただけで終わってんの」

サンキュータツオ「ええー!」

国井咲也「いや、だってそこで『ホラ一緒に仕事した国井です』とか言って『ハア?』みたいな対応とられたら俺もう立ち直れないじゃん!

三平「どんだけガラスのハートなんだよ!」

タツオ「だって、楽屋とかで朴さんに衣装をいじられたりしてるんだよ。それくらい顔見知りなのに」

国井「それでも、どうしても『俺たち知り合いじゃないですか』感を俺がだすのがちょっと…!

三平あのね、国井さんはもっとmixiで慣れなきゃダメだ。外出てるのに出不精みたいなかんじだもん」

国井「八月に、一人でガイナックスさんの本社に打ち合わせで行ったんですよ。あのガイナックスに呼ばれるようになったか、とか思いながらね。そこで別にいた司会者の方が番組宣伝のセリフをマイクに言うはずだったんだけど、『僕は司会なのでそういうのは出来ません』となって、そこでお鉢が俺に廻ってきたんですよ」

三平「お鉢が。表現古いな」

国井「それで一応やったんですけど、周りで見てる人はプリンセスメーカーの赤井孝美さんとかなわけですよ。『あの愛國戦隊大日本を撮った赤井さんが!』みたいな感じで足ガクガクで」

三平「完璧ファンの目線じゃねーか!しかも濃いファンだよ!だから国井さんは来年、新宿の駅前とかで『僕は国井咲也です!』って大声で叫ぶ訓練をしましょう。新人研修みたいに」

国井「だから俺も強いハートを手に入れないといけないなと思ったね」

タツオ「比嘉君的には今年どうだった?」

沖縄の比嘉僕は今年は秋葉原行きましたねー

タツオ「普通の人だよそれ!

三平「でも比嘉くんのアキバナビゲーションはすごいよ。目をつぶってもガイドできるみたいな。一緒に秋葉原歩いてて何度サミングしそうになったことか」

比嘉「メイドカフェはもう古いですよ!今はもう、食堂!大衆食堂です!

三平「比嘉君とこのあいだ一日秋葉原いたんですよ。駅前のゲーマーズに2時間いたり」

タツオ「メチャメチャ暇じゃん!しかもそれすごろくで言うなら振り出しで2時間でしょ!?」

比嘉「ビルの上から下まで四往復くらいしてました」

三平「それで夜、飯食おうってなって大衆食堂行ったんですよ。そしたらそこのおばあさんが最初、比嘉君に対してつっけんどんだったんですよ。ちょっと通路に出してた足を払われたり」

タツオ「そんなに比嘉君臭かった?

三平インドのお香みたいなにおいだった

比嘉「おい!臭くないよ!におい関係ないよ!

三平「でも飯も美味しかったしね。それで帰るときに、ちょうど比嘉君が11月誕生日だったんで、そんな話してたら、そのばあさんが」

比嘉「『あんた、誕生日なんだって?おめでとさん』って

国井「デレだ!ツンデレだ!ツンデレババア発見!

タツオ「ツンデレババア!?都市伝説じゃん!新しすぎるよそれ!」


アニメ会ホスト部

アニメ会の面々でホストクラブを開いてみよう!」というスライドショー。

国井三平タツオの三人はスーツにバラを咥えたりしてきめているものの、比嘉さんはなぜか北野武映画に出ていそうなアロハ姿で、亀子さんはいつものリリスコスにジャケットだけ羽織った謎の格好と、まず最初から間違ってる面々。


ホストの接客を見せるにはお客さまも勿論必要。ということでお客様役のマルチさん。

f:id:derorinman:20061212004223j:image

画像のとはまた違う抱き枕なのですが。

三平「これ持ち主僕なんですけど、これ持ってタクシー乗ろうとしたら乗車拒否されました。でも僕に非があると思います

この後も「三田佳子の息子みたいな顔で紅茶を注いでる国井代表」や、「ケーキを勧める河村隆一顔の国井代表」、「シャンパンを勧める目が凄い血走った国井代表」な写真が続く。注ぎ方はもちろんグラスの中にフィギュアの入ったフィギュア酒。

三平「だんだんこの辺からお客さんの反応が『またか』みたいな感じになってきますが大丈夫でしょうか」


ここまで書いて、やっぱり文章で伝えるのは無理だと悟ったので、どういう感じの写真が映し出されたかだけを列挙してみます。

近未来の体外受精装置みたいなシャンパンタワー、ちょこsisプラス実話ナックルズ=裸エプロン国井、トーン貼りのバラの人、サンキュータツオの落語ショー(リスペクト楽太郎)、三平×2のモヒカンフラグ、村井国夫風チークダンスタツオ、目の輝く同人誌ソムリエ三平三平×比嘉のBL(○三平●比嘉)、悪代官マルチなどなど。

多分なんだか良く分からないと思いますが、僕も何がなんだか良く分かりませんでした。


そして目玉のアニメ会特製ケーキが。

国井「ホストですから、『潤いを与える』と言うコンセプトでつくりましたどうぞ!」

スクリーンに、女体盛りならぬ亀子のぶお盛りの特大ケーキが俯瞰図で映し出される。

三平脂身の上にスイーツがのってるみたいな…

タツオ「真ん中のケーキとか、仮面ライダーのベルトみたいになってるよ。砂浜でいじめられた子みたい」

遠くから見てみると、ベッドの上に寝そべった亀子さんを土台にケーキがそびえ立っているとおり、あまりにも異様な光景。

三平NASAで宇宙人捕まえた職員が悪ふざけしちゃった

国井「ツインピークス2の死体っぽい

しかもそれをきちんと食べるアニメ会の面々。

というとなんだかサラっと流してしまいそうですが、特大ケーキと様々なスイーツを載せたリリス体型の男に、大の男3・4人がフォークでそれを貪る様というのは、この世ならざるものを感じさせます

三平亀子さんは、食べられてる時どんな気持ちだった?」

亀子気持ちよかったですね〜。フォークがたまに刺さるんですよ。じらし上手だな〜っ!」

さらに溶けたケーキが亀子さんの喉元になだれ落ちてきているハッピーピープル顔の写真も。どうでも良い話ですが、すぐ近くに座ってた女性客がこの写真を見て「エクレアおいしそー」と呟いてました。さすがアニメ会ライブに来るような女性は軽く狂ってるなと思いました。

亀子「2、3日体から良い匂いがしました」

ということでお帰りのマルチさんを、なぜか心霊写真チックな組み体操で送り出し、アニメ会ホスト部無事終了。今回はホスト部というタイトルと裏腹にアウターゾーンな顔芸が多く、写真の暗さと重なって、SAN値を凄い勢いで下げてきてましたね。


国井「写真撮ってるときは死ぬほど面白かったねー」

三平「悪ふざけもたまにはするもんだね。写真出来たら悪魔的な儀式が写ってて戦慄したけど


コスプレモンスター亀子

そしてお色直しを経て第二部に突入。

まず一番手は亀子さんの新作コスプレ披露。

ARIAよりアリア社長のコスプレ。と言っても手に「にゅ」と書いたダンボールをもって、リリススーツに帽子と犬耳つけてるだけなのですが。

前に「ウンディーネのコスプレしてる人はみんな社長役を求めてるよ」てなことをライブで言ってましたが、実際見てみると、リリスが進化した悪いポケモンみたいな感じです。

タツオ「アリア社長のモノマネやってみてよ」

亀子ふぎゃぁ〜っ!

タツオ「フギャーじゃねえよ!

亀子このコスプレ、全部で6万3000円しました

タツオ「え!ウソ!」

亀子「どれも全部フルオーダーですから」

三平「『にゅ』も?」

亀子「コレは0円です…しまった、プライスレスって言えばよかった!

タツオ「そういうのは楽屋でやってくれよ!


ふしぎ星の国井姫

次に登場したのはプリンセス・プリンセスの姫コスプレ*2をした国井さん。

出てくるなり圧倒的な存在感で、姫というよりドラッグクイーンぽかったです。舞台に上がるとやっぱり一人だけ遠近感狂ってました。

国井「アニメ会の姫で〜す」

タツオ「でかい!でかいよ!」

国井「いや、俺か清水愛かくらいのところまで来てるだろ」

タツオ「殺すぞ!?

三平だから俺こういうオカマ二丁目で見たことあんだって!

国井「白と黒の新しいノワールですよ」

三平亀子の色を合わせれば二人で葬式出れそうだよな」

タツオ「俺はオセロっていうコンビ組んだら良いと思う。しかしこんな人が我々の代表なんてなあ…」

三平お笑い種だ

国井「今まで女の子キャラのコスプレだったのが、今回は男の子キャラのコスプレになったんですよ」

タツオ「ちょっとまって、国井さん何歳?

国井「来年40かな

そして亀子さんの腹をひたすらまさぐるという隠微な光景が披露された後、次の比嘉さんにバトンタッチします。


沖縄のマイメロディ

国井「ということで2006年の我々の大好き作品の紹介に行きたいと思います」

比嘉「あ、じゃあまず僕から」

タツオ「おお!ウスラハゲ」

比嘉「(鬼気迫る表情で)…ハゲでいいから、ウスラをつけるな!

三平ハゲくんさ」

比嘉「はい

タツオ「…ハゲくん結構気にいってんじゃん!これから比嘉君呼ぶときはハゲね」

三平ハゲ縄の比嘉くん

タツオ「ハゲ縄って!なんか新しい形の漁みたい」

前振りだけで充分なような気もしますが、おねがいマイメロディくるくるシャッフルの紹介に入っていきます。

比嘉「(マイメロのストーリーの説明をして)で、主人公が歌ちゃんっていって、中学生なんですけど…あれ、高校生だっけな?*3

タツオ「基本設定だろ!」

比嘉「いや、僕もう人間よりぬいぐるみの方に夢中なんですよ!クロミちゃんっていう黒ウサギのぬいぐるみがいるんですけど、この子がなんとツンデレなんですよ!」

三平比嘉君の好きなツンデレはぬいぐるみだったりババアだったり…

タツオ「もうステージ高すぎてわかんないよ

比嘉「僕はもう、若いおなごじゃダメなんですよ!

ということでウサミミ仮面と踊るクロミ様の純情さに心打たれたりした後、今度はマイメロママの話に移っていきます。

比嘉「マイメロはお母さんに女の英才教育を受けているんですよ。だから可愛いんですけど、ハートに響く毒があるんです。マイメロママの名言集をまとめてきたので、お口チャックで見てください」


一度や二度の失敗でクヨクヨするような男を掴だら、一生の不覚よ…ふふ

恋人のいない人に限って他人の恋を心配したりするものよ

恋に不器用な男ほど、無口な自分をカッコイイと思ってるの

男って、プライドが傷つけられるのが一番こたえるの

パパは野菜を育てているの。ママはパパを育てているのよ

(マイメロママ)

国井「…このアニメ、日曜の何時にやってるんだっけ?

比嘉「朝の9時30分です

三平昼メロみたいなんだけど


亀子社長の働きマン

ということで亀子さんによる「働きマン」の紹介。ARIAちゃうんかという話でもあるのですが。

亀子「もうこの、安野モヨコさんていうのは…理想の女性ですね

三平漫画家のほうなの!?キャラじゃなくて!?

亀子「結婚したい女性ナンバーワンです」

三平「結婚してるよ!」

亀子それは向こうの問題ですから

亀子さんは「働きマン」の仲では渚マユがお気に入りだとか。

亀子「まずね。この効果音、ヨタヨタって歩くんですが、僕もヨタヨタ歩くんですね」

三平「…いや、そうかも、そうかもしんないけど」

亀子「次に、髪型が僕と一緒なんですね」

三平「ちょっと待てよ、俺結構マユちゃん好きなんだからそういう事言うのやめろよ

タツオ「むしろお前、自分のことが好きなだけだろ

亀子「さらに凄い泣き虫なんですよ。ホラ、僕って母性本能強いじゃないですか

国井「しらねーよ!

三平「ていうか、スライドなの?ビデオ映像はないの?」

亀子「スライドです。…実は、昨日地震があったときにビデオデッキが壊れてしまいまして…」

三平地震あったっけ?

国井「嘘をつくな嘘を」

三平地震でビデオが壊れる因果関係も良くわかんないし。ホントは家賃のかたにビデオ取られただけだろ!」

ということで「週刊『JIDAI』にこんな働きマンを入れてくれ!」のコーナーが。もちろんアニメ会イベントなので真面目なものが出てくるわけがなく、チェ・ホンマンとかトランプマンとかモリマンとかなんですが。亀子さんが自分のネタに酔ってフリの段階で笑ってしまい、そっちのほうでみんな爆笑してました。


サンキューちょこsisサイッコー号

タツオ「このアニメ凄いのはね、かなり不安にさせてくれるんですよ。完成度で言うと、けして低いわけじゃないんだけど、隙のあるアニメなんですよね。ただ、とにかくこのちょこちゃん可愛いんですよ。もうね、今年のクリスマスプレゼントは妹くれって親にたのんでありますから」

褒めてるのかけなしてるのか分からないけれど、とにかく愛だけは伝わってくるタツオさんのちょこsisトーク。留まるところを知らずにどんどん加熱していきます。

タツオ「メッセージが明確なんですよ。『お前らどうせこういうの好きなんだろ?』『妹欲しいんだろ?』みたいな。ただ、今の僕なら言えます。欲しい!

「わあ〜」「はあ〜」「わっ」「ふひっ」などの言葉にならない感嘆詞に大興奮のタツオさん。

タツオ「ゆってもお母さんと一緒には見れないアニメですよ!どう頑張っても見れないですよ!国井さんなんか一人暮らしなのにボリュームさげたそうですし!」

三平「でも今見る限りだと、そこまでショッキングなアニメでもないんだけど」

タツオ「そうじゃないんですよ!ちょっとエッチなシーンとかも出てくるんです。俺は前からエロと萌えは違うって言ってるじゃないですか。でも向こうはエロいシーンとかを入れてくるんですよ。それが話の流れ上必要なものなら良いんですが、話にも関係ないんですよ。しかもオチがないと」

三平「えっと…タツオはちょこsis好きなの?」

タツオ「好きです!次は問題作を見せます。ちょこちゃんがプールに行く回で、不良に絡まれます。まあこのアニメ不良じゃなくても無意味に人とぶつかって倒れることがよくあるんですけど。で、倒れてオッパイぽろんといくんですよ」

三平「あんなちっちゃい子が?」

タツオ「さらに、意味のないそのシーンでCMに行くんです。これはアニメ史に残りますよ

三平普通オッパイはCMあけてからだもんな

タツオ「そう…違うわ!そもそもオッパイ自体無いでしょ!しかも『keep out』っていう斬新な自主規制も入ってきますから!」

ということでそのプールの回を検証。なんか凄いことになりました。


そしてアニメ会をして「アニメ会にスカウトしたい」と言わしめた管理人さんの性的な妄想ぶりに驚嘆。なんか隠喩が凄かったです。フロイト的に。

亀子これ幸福の科学のビデオですか?

国井「全盛期のプログレッシブロックみたいな感じだったな」

三平鬼気迫るものがありますよね

タツオ「でね、凄いのはエンディングですよ!今までもネコミミモードとかあったじゃないですか。でも、こんなに偏差値の低いエンディングは見たことがない!僕もう毎日この曲かけてますから!

三平「完全にはまってんじゃん」

D

タツオ「そりゃあさあ、オタク暦長いかもしんないよ、みんな!でもこれを胸張って好きって言えないでしょ!?俺は言うよ!

三平言うけど毒入ってるじゃん

タツオ「俺はちょこsisを愛してる!

三平あいつ来年アニメ会から消えてるぜ


ハルヒよ今夜もありがとう

お次は三平さん。ハルヒハルヒでも「桜蘭高校ホスト部」の藤岡ハルヒくんへの愛を語ります。

三平「さっきアニメ会ホスト部ってやってたじゃないですか。今更言うのもなんですが、正直ハラワタ煮えくり返る思いでした。参加しつつも、なんでこいつらは桜蘭高校ホスト部を汚すんだって思ってました」

国井「同人誌紹介で目ウルウルさせてたじゃねーか!」

最初の出会いは人より(最初からアニメ見てた人より)遅かったけれど、それでもホスト部…というかハルヒ君を人一倍好きになってしまった三平さん。ハルヒ君の何がそんなに良いのかというと、カニを食ってるシーンでやられたという。

そこで三平さんは、美味しそうにカニを食するハルヒ君にささげる愛の歌を歌います。

三平最近、歌の最中に顔赤くならなくなったんですよ」

タツオ「あー、前は恥しがってたもんね」

国井「それだけ症状が進行したということですね

そしてスクリーンにハルヒ君がカニを食い続ける映像に合わせ、三平さんがフォークなラブソングを歌い上げました。

どんな歌だったかと言いますと、ハルヒ君への熱い恋慕を感じさせるリリカルな歌詞であるにもかかわらず、政治的・時事的な部分をふくんだ叙情的な歌でもありつつ、どことなくユーモラスな雰囲気を漂わせた名曲でした。ええ、そんな感じです。

前のゆりえちゃんの歌といいハルヒ君の歌といい、三平さんの萌えソング集をどっかでソフト化して欲しいです。どれもアコースティックギター使ったポップソングなのに、あんなに反体制的でロックな音楽になるのは本当に不思議です

タツオ「これ凄い練習したんだろうね」

三平「した。隣の部屋の人に壁なぐられたりするくらい


蟲師国井

国井さんの今年一番のアニメは蟲師。長濱監督を招いたこともあってでしょうが、今回の蟲師ネタは蟲師の凄さを改めて見せ付けられるとともに、国井さんの凄さを見せ付けられるような内容でした。

国井「この作品も、ちょこsisと違う意味で突っ込みどころ満載なんですよ」

タツオ「いや、全然似てないでしょ。隙ないし」

国井「蟲師は逆に、隙が無さ過ぎて『あんたらバカか!?』と思わせられるんですよ

タツオ「ああ、完璧すぎてね」

国井「細かい作りこみが凄まじいんです。雨のシーンとか、普通アニメとか白い線をピャッピャと引いてるだけじゃないですか。蟲師の場合は、長濱監督『山の中で降る雨は葉っぱに跳ね返って全部まっすぐ落ちるはずが無い』って言って、何個か雨が葉に当たって跳ね返ってる表現をしてるんです。今回はその辺の『蟲師はどのくらい作りこんだ奇跡のアニメなのか』ということを見てみたいなと」

しかも、この作りこみを野方区民ホールの機材で確認するのは無理だということで、一度テレビに映した映像をさらにビデオで録画することで拡大した映像を流す、というなんとも手間の掛かった手法を用いてるそうな。

ここで発見された蟲師のこだわり演出は

  • 木が倒れるシーンでは、その振動で周りの木も微妙に揺れてる
  • 部屋に舞う埃まで描かれている

というもの。特に後者の埃の話*4は、確認してみて会場の全員が仰天。

国井「最初本放送で見たときは、自分の部屋の埃が見えてるのかなと思ってたんですよ。それで絵がきれいなDVD買って見てみたら、やっぱり動いているぞと。それで8月のライブのときに長濱監督とお会いする機会があって『あれはもしかして産土(という蟲)を描いたものなんですか』って聞いてみたら『良く気がつきましたね、あれは埃です』って。『いやーニートですから』って答えたけど、やっぱりちゃんと描いたんだってさ」

タツオ「えー!蟲師神だね!」

三平「ていうかニートってすげえな!」

タツオ「俺も将来ニートになろ!」

なんか話ずれてました。

最後はわざわざ富士の樹海まで行って撮影してきた「実写版蟲師」と撮影秘話に会場爆笑。高尾山とか近場で済まさずにわざわざ富士まで行く根性がすごいです。


エンディング

エンディングは「2006年なのに鈴宮ハルヒが無いって」みたいな話や、「メカビ」に「現代視覚文化研究」「チャンピオンRED15」など書籍類の宣伝と、次回のライブ予告をした後で、エンディングムービーがながれました。

これがもう、とにかく凄かった。

あんだけ「爆笑の渦」という言葉が似合う光景もそうなかったと思います。

最後の最後、おまけ的にアンコールが流れてなんとアニメ会メンバーによる歌が披露されました。恥ずかしながら曲がよくわからんかったのですが。今期のアニメの曲かな?微妙に音程外れてるあたりに微笑ましさを感じました。


なんにせよ、一年の締めくくりに相応しい内容のライブでした。まとめるのに一週間以上掛かってしまいましたが、そんだけ密度の高いライブだったということで。次回は1月5日の「がんばって萌えまっしょい!」ですな。新春早々のライブですが、どんなものになるか今から楽しみです。

実は今回、個人的にライブの外で色々あったのですが、その辺の話はまた次回ということで、今回はこの辺で。

もしなんか「これ間違ってる」とか「これ書いたらまずいんじゃん?」というものがあったら指摘していただけるとありがたいです…

*1:アキバBBチャンネルの方

*2アニメ二話の最後とかに出てくる黒に白いレースのついたドレス

*3:一応中学生です

*4:18話の「山抱く衣」にて。

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