デスクトップ鉄の雑記帳

2017-04-25

[][]1999年の名鉄旅規掲載 21:47

阪神1962年旅規、西武の1999年旅規、阪急の2000年旅規に続き、旅規ポータルの旅規アーカイブス名古屋鉄道旅客営業規則(1999年2月1日現行)を掲載した。岐阜市内線など600V線区が廃止される前の旅規で、運賃制度面でも興味深い規定がある。

39条に対キロ区間制運賃の区間と均一運賃の区間が記載され、この両者にまたがるときは、43条でそれぞれの運賃を合算すると規定されている。均一区間を中間に介して対キロ区間制区間を乗り継ぐときは、前後のキロ程を通算する。25条の2の「乗継特定普通乗車券」の発売区間は、岐阜市内線と揖斐線や、美濃町線の均一区間と対キロ区間制区間にまたがる区間などが細則で定められており、56条の2で20円引きとされている。

名鉄は、名古屋本線以外の区間に擬制キロを採用し、ローカル線の運賃を割増ししている。42条の線区の区分は擬制キロの換算率によるものだが、旅規に換算率は規定されていない。「運賃計算キロ程」自体が換算率で除した擬制キロになっているのだろうが、旅規には駅間ごとの運賃計算キロ程表が記載されていない。

当時高山本線直通の特急北アルプス」があり、117条の5に車内券発行機で発行する「北アルプス号」用車内券の様式が規定されている。様式は省略したが、社線内用として新名古屋犬山間の、連絡用として新名古屋・高山間の特急券が記載されている。しかし、旅規には急行券の発売や、急行料金の条項がない。単行規程の「北アルプス号の旅客の取扱いについて」で名鉄線内の乗車についても、規定していたようだ。

追記(4月29日):名鉄の旅規には、構成上大きな特徴がある。ウェブに旅規を掲載しているJR私鉄各社の編・章構成と異なり、名鉄は、各社の第1編総則と第2編旅客営業の第1章通則を統合して、第1章総則としている。なお、長崎電軌の旅客運送規則及び公営地下鉄の旅規に相当する料金条例施行規程も章が最大の単位で、編はない*1

JRをはじめとする各社が第1編総則、第2編旅客営業という構成をとっているのは、もちろん旅客及び荷物営業規則の時代に第3編として荷物営業が存在していたためである。国鉄は1974年10月1日施行の改定で、荷物編を荷物営業規則として分離、旅客営業規則と改称して第3編を削除した*2。旅客営業だけになったのに、第1編、第2編の構成を変えなかった。

旅客及び荷物営業規則時代には、第14条の旅客営業キロ程とは別に、荷物編の第370条に荷物運賃計算キロ程が定められていた*3。第7条の営業キロの端数処理が第1編総則に規定されているのは、旅客キロ程と荷物キロ程に共通であったためである。しかし、旅客編だけになったのに、営業キロの端数計算が第14条の営業キロの前に出てくるのは順序が逆だ。

名鉄の旅規は、第8条を「キロ程」とし、第1項で営業キロ程を、第2項で端数処理を定めている。IGRいわて銀河鉄道は、第1編と第2編の構成はJR等と同じだが、第10条の「営業キロのは数の計算方」の前に、第2編から移行して第9条「営業キロ」を置いている。

*1札幌市神戸市は章立てせず、条を連ねている

*2荷物編にあった携帯品の一時預り及び遺失物の回送を旅客営業編に移管

*3鉄道のキロ程は旅客と同じだが、航路は青函が113キロに対し300キロ、宇高が18キロに対し50キロと3倍弱、自動車線は鉄道の5倍となっていた

出雲出雲 2017/04/30 14:34 いつも興味深く拝見しています。
昔の時刻表のピンクのページに書いてあった荷物運賃は、都道府県単位で第一地帯、第二地帯といった決め方だったと思いますが、荷物のキロ程は何のために使用したのでしょうか。

desktoptetsudesktoptetsu 2017/04/30 20:13 小荷物運賃が都道府県単位の地帯制になり、手荷物運賃が距離に関係なく均一となったのは、1966年3月10日施行の旅規改正によってです。それ以前は、手荷物・小荷物とも、距離(100-500kmは100km刻み、500-1000kmは250km刻み、1000km以上は500km刻み)及び重量(手荷物は30kgまで、以降90kgまで10kg刻み。小荷物は10kgまで、以降30kgまで5kg刻み)で定められていました。
その後も荷物車回送料など、荷物運賃計算キロ程によるものがあったようです。

2017-04-09

[][]第3セクター旅規目次 14:23

3月22日旅規ポータルに掲載した大手私鉄旅規目次に続き、第3セクター旅規目次を掲載し、ウェブに旅規を掲載している第3セクター、道南いさりび鉄道IGRいわて銀河鉄道北越急行長良川鉄道4社の目次を対比した。

あらためて各社の旅規を読み比べると、会社の独自性が出ている部分があり、興味深い。長良川鉄道を除く各社には、JRから直通する急行列車が運転されていた。廃止後も急行料金の規定が(北越急行には、特別車両券、座席指定券も)残っている。長良川鉄道は旅規で各種割引運賃を規定している。JRなどにもある被救護者割引のほか、身体障害者割引、知的障害者割引、精神障害者割引が設定され、さらに高齢運転免許自主返納者割引がある。身体障害者割引、知的障害者割引、精神障害者割引は、定期券、回数券についても適用される。ただし、第2章「乗車券の発売」で乗車券ごとに割引率(いずれも50%)を規定し、第3章「旅客運賃」の条項(71条)とダブっている。

各社も限られた人員で旅規を整備するのは大変だと思うが、そのほかにもおかしな条項がけっこうある。国鉄時代に転換した長良川鉄道は、2条の適用する法令地方鉄道法と地方鉄道法施行規則を記載している。国鉄改革鉄道事業法及び鉄道事業法施行規則に統合されたのに、30年たってもそのまま残っている。

JRでは基準規程に定める条項が旅規に定められているケースがある。長良川鉄道の113条(回収乗車券の処理方)と道南いさりび鉄道の124条(手回り品持込みに関する規定違反を発見した場合の処理方)などは、社員に対する指示事項であり、それぞれJRの基準規程245条と409条に相当する。約款としての旅客営業規則にはそぐわないが、特定運賃や急行料金などの契約条件を基準規程で定めるのに比べ、情報公開観点からは問題ない。

やまやまやまやま 2017/04/12 19:10 >長良川鉄道を除く各社には、JRから直通する急行列車が運転されていた。

現・道南いさりび鉄道の区間に急行列車が走っていたのは三セク転換前(JR江差線時代)ですから、IGRいわて銀河鉄道や北越急行とは異なり、三セク転換後は急行列車が存在しませんので、急行料金の規定が「残っている」のではなく、新たに設定したのではないでしょうか。おそらく「TRAIN SUITE 四季島」への適用を想定して設定したものと思います。
(同列車の一般発売予定はありませんが、JR旅規に規定されたので、整合性をとるために制定したものと考えます。)
四季島を表す「E001形」という表現までありますから。

desktoptetsudesktoptetsu 2017/04/12 20:48 > 現・道南いさりび鉄道の区間に急行列車が走っていたのは三セク転換前(JR江差線時代)ですから
これは気が付いていましたが、手抜きでした。
>四季島を表す「E001形」という表現までありますから
旅規が改定になっていますね。私が3月9日に保存していたpdfファイルでは、第54条の見出しは「特別急行料金」で、本文は「当社線を通過する特別急行列車の大人の特別急行料金は2,020円とする。」だけで、普通急行料金も、2項のE001形の例外も記載されていません。また、第6節の見出しは「特別急行料金及び特別個室料金」にもかかわらず、54条の2はなかった。「特別個室料金」が「特別車両料金」に変わって、54条の2が挿入されたことになります。
「第3セクター旅規目次」を更新します。

2017-04-07

[]旅規20条 20:04

3月30日の記事にコメントがあったように、JR西日本などが分割乗車券を発売しないのは、旅規20条の「乗車券類は、その駅から有効なものに限つて発売する」という原則に基づいている。これは常備乗車券を主として発売していた時代の規定であり、平林喜三造「旅客営業規則解説」(中央書院1962年)は

駅における発売範囲をこのように限定したことは、発売駅における発売能率の向上と乗車券類設備の複雑化を避けるためである。

と書いている。

20条2号に、旅客が所持する券面区間内の駅を発駅とする普通乗車券についての例外規定があるが、平林はこれを次のように解説する。

旅客が乗車券を所持している場合、その乗車券面区間内駅から分岐する新たな別途旅行をすることが始めから分っているときは、旅行開始駅でこの乗車券をすべて発売できることにすれば、旅客にとって極めて便利である。まして車内においては、別途乗車や乗越の取扱ができるのに対し駅ではこれら原乗車券の途中駅からの乗車券が発売できないとすると不均衡であり、特にその別途乗車の区間にわたって手荷物の託送を必要とするような場合もあるために、旅客の所持する乗車券の未使用区間の駅及び途中下車のできる駅を発駅とする普通乗車券(往復・連続乗車券でもよい。)は、その発駅だけに限らず他の駅でも発売できることとしている。

同書刊行時点の20条2号は、「乗車券を所持する旅客に対して、その券面の未使用区間の駅(着駅以外の駅については、途中下車できる場合に限る。)を発駅とする普通乗車券を発売する場合。但し、第250条の規定による乗越の取扱ができる場合を除く。」であった。平林は

しかし、原券の着駅を発駅とする普通乗車券については、乗越の取扱ができるものについては、その取扱のほうが簡便であるのでこの他駅発の普通乗車券の発売をせず、すべて乗越として取り扱うこととしている。

と続ける。

1970年10月の旅規改定で乗車変更制度の大改革があり、使用開始前の乗車券類変更と使用開始後の区間変更などに大別された。乗越は区間変更として、方向変更及び経路変更と統合され、第2号の適用除外から削除された。この時点で、所持する乗車券の着駅以遠に有効な乗車券を原乗車券の発駅で購入できるようになった。20条2号は1970年以降改定されていない。分割乗車券を発売しないJR西日本の駅も、旅客が出札口に何度か並ぶのをいとわず、乗車区間を小分けにして乗車券を購入するのを拒否できない。4回並べば4分割も可能である。

発券業務のIT化によって、旅規20条で他駅発の乗車券発券を制限する必要はなくなった。一方、1966年3月のキロ地帯制の導入や1978年7月の私鉄対抗の区間特定運賃によって、乗車券分割による運賃の逆転区間は大幅に拡大した。JRは、この矛盾を解消すべきであり、これを放置し、20条の厳格適用によって分割購入をしにくくしているのは、本末転倒である。

追記(4月9日):コメントがあったように、20条の条文は「他駅から有効な乗車券類を発売することがある。」である。しかし旅規における「発売する」と「発売することがある」との違いにはあいまいな点がある(最近では2月3日の記事参照)。

つぎ足し方式が可能か確かめてみる価値があるのではないか。例えば、京都駅の指定券券売機で京都大阪間の乗車券を購入し、出札窓口にこれを提示し大阪・神戸間の乗車券を購入できるか。コメントのように「乗車変更ですね」と言われるかもしれないが、「乗車券類変更では110円高くなってしまうので、旅規20条2号で発券してください」と請求したら、どう答えるだろうか。すくなくともJRの社員に運賃逆転問題を認識させることはできる。

JR東日本管内に居住する筆者は、節約額がわずかであっても、混んでいないときは窓口で分割購入する。窓口の社員に問題を認識してもらうためである。直近の例では、970円区間を4分割して、50円節約した。社員の反応は「安くなるんですか」だった。

なお、以前にも同様なコメントがあった

「運賃の逆転現象」については、キロ地帯を小刻みにするとか、特定区間の運賃設定や犠牲キロ導入などで解決すべき問題であり、「分割購入」とは関係がない問題だと思います。

は、そのとおりである。しかし、この問題が顕在化した1966年のキロ地帯制導入以降、国鉄・JRはまったく対策をとっておらず、逆転区間は拡大している。JRの運賃計算は複雑すぎるに書いているように、

この逆転現象は、これまで述べた運賃計算ルールに内在する矛盾なのだ。分割購入は、このようなルールの矛盾により割高な運賃が課される旅客の自衛手段である。

であり、JRが旅規を厳格適用して、この自衛手段を奪っていることを問題にしているのである。

運賃逆転現象について最初に指摘したのは、漢文学者で、国鉄のモニターも務めていた長澤規矩也教授と思われる。50年前に刊行された「大改正 旅の入れぢえ」(真珠書院、1967年)から、該当部分を引用しておく。

 以前、運賃計算の結果を四捨五入していた当時、四捨区間のみで打ち切って、別々に買うと、合計額が通算額よりも安くなっていたので、われわれはモニターとして、「切符は目的地まで」という標語に合わないとし、一〇円未満の切り上げを主張して、合理的運賃になった。

 ところが、四十一年の改正で、は数切り上げはそのままながら、キロ程計算を次のように*1定めたため、また不合理になった。こんな小細工をするものだから、現場が処理にこまってしまうのである。こういうことは、制度屋の遊戯で、客が十分にこれを知ると、運賃を安くするために、乗り越しが多くなり、現場の手間がよけいにかかる。(後略)

*1:引用部分の後、51キロ以上のキロ地帯制の規定(77条2項)を紹介

きっぷ好ききっぷ好き 2017/04/08 16:03 毎度勉強させていただいております。僭越ながら、疑問がございます。

>>分割乗車券を発売しないJR西日本の駅も、旅客が出札口に何度か並ぶのをいとわず、乗車区間を小分けにして乗車券を購入するのを拒否できない。4回並べば4分割も可能である。

とありますが、JR西日本は20条の規定に従えば、発売できないと主張する可能性があります。
といいますのも、20条は「他駅から有効な乗車券類を発売することがある。」と定めており、「発売する」とは規定していません。

おそらく、desktoptetsuさんが言われた方法で、西の窓口に他乗代を頼んでも受け入れてもらえないような気がします。「乗車変更ですね」と返答される可能性も否定できません。

いつも疑問に思うのが、西の窓口では「他乗代は売れません。規則でそうなっています」と窓口では強く言われるにも関わらず、窓口横の指定席券売機では一定の制限があるものの他乗代を発券できることです。

逆に東海の指定席券売機はほとんど他乗代が発券できないものの、窓口では比較的容易に発売してくれます。

少し話がそれますが、東海の指定席券売機で他乗代が制限されているのは、「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」の影響ではないでしょうか。このきっぷは、乗り越し精算を認めない特異な切符で、乗り越しをした場合、全区間の普通旅客運賃を収受されるものです。

一方、先に乗車券を購入しておけば、乗り越し精算にはならないそうです(参考:https://freeticket.click/products/conventional-lines/four-notes-of-when-to-use-the-cheap-ticket-quartet-ticket-nagoya-conventional-lines#i-2)。極端な言い方かもしれませんが、東海は乗客に乗り越し精算をさせるために、指定席券売機の制限をかけているような気がします。

分割購入の問題は、特定区間運賃に大きな原因があります。しかし、このカルテット切符では、より深刻な問題を抱えているような気が致します。

バスバス 2017/04/08 18:32 3月30日のコメントで私が、確認したかったことは、「運賃が逆転する現象」と「分割購入」とは、全く関係のない別問題ではないかと疑問に思ったからです。

分割購入を可能にしているのは、第20条第1項第2号である訳(規程27条もありますが)ですが、これは、desktoptetsuさんが書かれた通り、常備乗車券の設備が複雑になることを避けるためであり、「運賃の逆転現象」を回避するためではないと思います。

ですから、JRとしては、第20条を根拠に分割購入を拒否することもできない訳ですし、乗客も、第20条を根拠に発売を要求するすることもできないのでは、無いでしょうか。
きっぷ好きさんが指摘されているとおり、第20条は、「発売することがある。」となており、必ずしも発売されません。

「運賃の逆転現象」についてはは、キロ地帯を小刻みにするとか、特定区間の運賃設定や犠牲キロ導入などで解決すべき問題であり、「分割購入」とは関係がない問題だと思います。

IT化によって第20条の制限が必要に無くなったとありますが、第20条は必要です。例えば大阪→神戸間の乗車券を所持している者が芦屋駅で乗車して、京都駅で下車したら精算はどうするのでしょう。これは、極端な例で違法ですが、「乗車券の発駅」「実際の乗車駅」と「下車駅」が三角形になっていたら精算が複雑になります。極端な例を言うと「大阪→塚本」と「元町→神戸」間の2枚の切符を使って途中の切符を買わない人も絶対にいないとは言いきれませんし、第2区間の乗車券を買った後に第1区間の乗車券を乗車券類変更することも可能ですし、簡単に他駅発の乗車券を発売はできません。実際の運用は柔軟に対応すべきだとを思いますが、規則は厳格に書いておかないといけないと思います。

JR西日本の指定席券売機では簡単に他駅発の乗車券を買うことができます。ただ、特急の乗車駅と下車駅のボタンを押した記録がJR側に残っていて切符の番号と記録を照合したら「ウソをついて切符を買いましたね。」とか分かるようになっているようにも思います。

バスバス 2017/04/09 14:29 desktoptetsuさん

私は、分割購入が可能か不可能かを肯定も否定もしていません。
昨日のコメントは、「運賃が逆転する現象」と「分割購入」とは、全く関係のない別問題ではないかと確認したかっただけです。

きっぷ好きさんのコメントで書かれている、
>>おそらく、desktoptetsuさんが言われた方法で、西の窓口に他乗代を頼んでも受け入れてもらえないような気がします。「乗車変更ですね」と返答される可能性も否定できません。

というのが、もっともだと思えます。たとえ、分割購入した方が110円安くなると言っても受け付けてもらえないと思います。

>>すくなくともJRの社員に運賃逆転問題を認識させることはできる。
>>分割購入は、このようなルールの矛盾により割高な運賃が課される旅客の自衛手段である。

おそらく、そうはならならいと思います。運賃逆転問題はすでにJRでも分かっている問題だと思います。

割高になると考えるか割安になるかと考えるかは、どの金額を基準額として考えるのかで考え方が違うのでしょうが、特定区間に関しては、基準額より安くしているという認識で、キロ地帯の四捨五入に関しても、安くなる区間もあれば高くなる区間もあるという認識だと思います。

鉄道利用者が1日で何万人いるかも分かりませんし、そのうち、何パーセントの人が旅客営業規則を読んだことがあるかは、分かりませんが、その何万人もの全員が分割購入できるとも思えず、「自衛手段」になるとは思えません。

昔のことで、ほとんど覚えていないが、20年〜30年くらい前にJTBから出版された「鉄道旅行術」と言う本の中で、「東京・上野間に擬制キロを設けて運賃値下げをしたことがあったが、そうすると、短距離客だけでなく、長距離客まで安くなってしまうから、擬制キロを廃止した。」と書いてあったようにも思うが、現在の運賃もそのような考え方で考えることはできませんか?

desktoptetsudesktoptetsu 2017/04/10 08:12 > 東京・上野間に擬制キロを設けて運賃値下げ
1961年4月の運賃改定まで、0.6掛けで設定されていた山手線・大阪環状線の擬制キロのことですね。廃止後、激変緩和策で多くの区間に特定運賃を設定したので、これが運賃逆転現象の原因になりました。
擬制キロによる賃率の一本化は私がかねてから主張していることです。一度「JRの運賃計算は複雑すぎる」をお読みください。

2017-04-01

[]年度替わりのウェブ更新 08:26

JR各社発足30周年の今日4月1日は、デスクトップ鉄が守備範囲としている分野で様々な変化があった。

  1. 常磐線駒ケ嶺・浜吉田間改キロ(+0.6キロ)
  2. 常磐線浪江・小高間運転再開
  3. 磐越西線郡山富田駅開業
  4. 東武伊勢崎線松原団地駅獨協大学前への改称
  5. 秩父鉄道ソシオ流通センター駅の開業
  6. Suica中央本線篠ノ井線韮崎・松本間の全駅への導入
  7. 近鉄伊賀鉄道の施設・車両を伊賀市無償譲渡。第3種事業者が近鉄から伊賀市に変更
  8. 大阪市営地下鉄の運賃改定(2区が240円から230円に値下げ)
  9. 北大阪急行電鉄の運賃改定(1区90円が100円など10-20円値上げ)
  10. トランスイースト四季島及びTWILIGHT EXPRESS瑞風にかかわる旅規改定の施行

これらに伴い、データルームの次のページを更新した。

1により最長片道切符のルート変遷 1961-2017別表 区間キロの推移及びThe Longest One-way Ticketを更新。最長ルートの距離が0.6キロ伸びた。また、1と7をRailway Newsに記載し、Railways of Japanに反映した。"Railways of Japan"は、2により備考の運休区間の記述を変更し、3月1日の記事にコメントがあった鹿児島市電の改キロも反映した。

8と9によって鉄道事業者の運賃比較及び別表 事業者(路線)別データを更新した。2事業者の運賃改定のほか、漏れていた道南いさりび鉄道を比較対象に追加し、福井鉄道の距離を鉄道区間の18キロから軌道を含む最長区間21キロまでに変更して再計算した。北大阪急行は値上げにかかわらず、運賃ランキング1位を維持した(勝率順では2位だった長崎電軌が同率の1位タイとなった)。大阪市は得点順で51位から48位にランクを上げた(勝率順は46位で変化なし)。また、道南いさりびは得点順で98位、勝率順で93位で、並行在来線転換事業者7社中肥薩おれんじ(102位、94位)とIGRいわて銀河(124位、125位)を上回った。

3、4は、3月25日の記事に書いたように、えちぜん鉄道三国芦原線の4駅の改称とともに駅名改称の研究及び別表 駅名改称 1987-2017を更新済みである。10も3月4日施行の改定とともに、3月4日「JR東日本旅規改訂履歴」に記載した。

名前を入れてください名前を入れてください 2017/04/06 05:16 常磐線改キロの日付が2007年になってますよ

desktoptetsudesktoptetsu 2017/04/07 08:54 最長片道切符のルート変遷 1961-2017の表1、2の日付を訂正しました。

2017-03-30

[]分割購入が一般週刊誌19:51

JR乗車券の分割購入が一般週刊誌の記事になるとは思わなかった。現在店頭に並んでいる「週刊朝日2017年4月7日号の「お得な『分割きっぷ』でJRの旅に出かけよう!」という記事。副見出しに「筆者が乗車実験」、「千葉新富士間家族5人で3700円の節約!!」。筆者は交通事故や司法問題を取材している女性のジャーナリスト

「JRの切符を分割して買うだけで運賃が安くなることがあるって知ってた?」

鉄道好きの夫の言葉に耳を疑った。

「それって逆じゃない?」

その認識は正しい。鉄道ファンではないが、乗車券に関する知識は確かである。

そして乗車実験を決行。往路は通常どおり「とおし」の1枚切符で購入。料金(原文のママ)は3350円。帰路は、「乗車券分割プログラム」の指示に従って、「特急券用の券売機」で

  1. 新富士〜東神奈川(1940円)
  2. 東神奈川〜品川(290円)
  3. 品川〜小岩(310円)
  4. 小岩〜津田沼(220円)
  5. 津田沼〜千葉(220円)

と5分割、計2980円で購入。新富士駅の有人改札口で駅員に尋ね

「新富士から小岩までの切符3枚と特急券1枚を重ねて入れてください」とのこと。

指示どおり4枚重ねて自動改札に入れ、難なく新幹線に乗って家路についた。

分割購入すると安くなる理由をJR東日本に尋ね、要旨が

  1. 営業キロ区分による合計営業キロの逆転
  2. 乗車区間による賃率の差異
  3. 私鉄競合区間の特定運賃

という回答を引き出した。JRの認識はJRの運賃計算は複雑すぎるに書いているとおりである。さらに、

ただし、切符を分割購入するという方法は、JRとして公式には案内しておらず、あくまでも目的地までの切符をとおしで購入するのが原則とのこと。とはいえ、自動券売機を使って分割購入することは自由だし、窓口でも客が申し出れば問題なく発券してくれるという。

とも。JRとしては、いやなところをつつかれたという気分だろう。

AsaPi!AsaPi! 2017/04/01 11:21 > 窓口でも客が申し出れば問題なく発券してくれるという。

西では発券してくれないのですがね。

切符好き切符好き 2017/04/03 15:43 > 帰路は、「乗車券分割プログラム」の指示に従って、「特急券用の券売機」で(中略)購入。
東海の指定席券売機で、他乗代は出せないと思うのですが、筆者はどうしたんでしょうね。

私は直接見ていませんが、がっちりマンデーでも取り上げられたことがあるそうですね。

一般に分割購入が認知されすぎると、他乗代の禁止など、JRも対策に乗り始めそうな気もします。現に、西日本の京都支社は、かなり厳格に発売をしているのですから。

バスバス 2017/04/04 10:43 基本的なことをお聞きしますが、知っている方がおられたら教えてください。

そもそも、第20条第1項第2号は、何のためにあるのですか?

定期乗車券など、乗車変更できない乗車券を使用する場合や、T字型に乗車する場合に必要なのはわかるのですが、昔は、硬券を使用しており、あらかじめ印刷された切符を発売されていたので、他駅発の乗車券を発売するのは、手間が掛かったと思うのですが。

desktoptetsuさんがまとめられた資料によると、1958年当時は、カッコ書きで、「途中下車できる場合に限る」となっており、かつ、「但し、第250条の規定による乗越の取扱ができる場合を除く。」となっており、分割購入は不可だったように思われます。
60年7月の改正でカッコ書きに「着駅以外の駅でについては」が挿入され、ここで、分割購入が可能になったように思います。(おそらく、往復割引乗車券が発売開始されたのが影響していると思いますが。)
70年10月の改正で、ただし書きが削除されて、完全に分割購入が可能になったようですが、これは乗車券類変更が規定されたためだと思うのですが、ただし書きで「ただし、乗車券類変更できる場合を除く。」と書いておけば問題が無かったように思うのですが、どういう理由でただし書きが削除されたのかがよく分かりません。

バスバス 2017/04/16 18:23 本題とは、無関係だが、この分割購入は不成立ではないでしょか?

新富士→東神奈川の乗車券では、新横浜では途中下車ができず、前途無効となるので、第20号の援用を受けたとしても、横浜・東神奈川間の乗車券を買っていないのではないでしょうか。

品川→小田原行きであれば(新幹線上の仮想の)東神奈川駅で分割するのは可能ですが、逆向きでは不可能ではないでしょうか。

YamYam 2017/04/16 20:25 旅客規則第157条は併用を認めているのだから、それだけで十分では?
週刊誌の記事では新横浜駅でから横浜戦に乗車でもしているのでしょうか?

やまやまやまやま 2017/04/17 01:40 >バスさん
Yamさんが仰る通り、規則第157条本文に「併用となるものを含む」とあります。併用の場合「他方の経路の乗車中においては途中下車をすることができない」という制約が明記されていますが、これは「併用する乗車券が途中下車可能であっても他方の経路上では途中下車できない」という意味でしょう。そもそも、今回の例は途中下車できない乗車券の併用ですから、この制約はあまり意味がありません。いずれにしろ、途中下車しなければ第20号適用により何ら問題なく他方の経路に乗車できるものと考えます。

>Yamさん
おそらく、新横浜での乗換はしていないでしょう。(東)新富士・新横浜間と(東)新富士・品川間の(幹)特急料金は同額ですから。

desktoptetsudesktoptetsu 2017/04/17 19:42 文中には「難なく新幹線に乗って家路についた」とあるだけです。おそらく、品川または東京まで乗車したのでしょう。なお、記事全文がネットで読めます。いつ削除されるかわからないので、お早めに。
https://dot.asahi.com/wa/2017032900062.html

バスバス 2017/04/18 00:27 >Yamさん、やまやまさん

前回のコメントの「途中下車できない」とは、第157条本文のことではなく、第19号のことです。

新子安駅で分割する場合は、第21号が適用され、新横浜で横浜線に乗り換えるルートもありますが、仮に横浜線に乗り換えるルートを選択しても、前途無効にはならず、新子安まで有効なので、併用乗車券の成立が認められます。
しかし、東神奈川駅で分割すると第19号が適用され、この場合も、横浜線に乗り換えて、東神奈川駅を通過したならば、併用乗車券になりますが、新横浜駅で新幹線で品川方面に行くと、その時点て前途無効になり、新横浜駅の対応駅である横浜駅と東神奈川駅の乗車券が足りないのではないでしょうか。

時刻表をよく読んでみると、品川・東神奈川間も品川・横浜間も共に290円なので、どうでもよい話なのだが・・・。
Yamさんのコメントが問題なのです。昔は、仙台・小牛田・一ノ関間など、選択乗車にも在来線に乗り換えるルートがあったが、現在ルートが決まっているのは、ここだけだと思います。

やまやまやまやま 2017/04/18 02:27 >バスさん
確かに「(東)新富士→東神奈川」の乗車券のみを使用し、横浜・新横浜間のいずれかの駅で旅行終了となる場合は、仰る通り第19号適用(下車時点で前途無効)となります。しかし、本例は前途の乗車券と併用しており、横浜・新横浜間の駅で下車しているわけではないので、第19号は無関係だと思います。

具体的に言えば、「(東)新富士→東神奈川(平塚・戸塚経由)」と「東神奈川→品川」の2枚の乗車券によって「(東)新富士(東海道新幹線)小田原(東海道本線)品川」という経路に有効な乗車券を所持していることになり、第20号適用で新幹線(新横浜)経由でも乗車可能、という考え方です。
いかがでしょうか。

やまやまやまやま 2017/04/19 20:19 上記のコメントでは、解釈過程の文面が説明不足ぎみなので、補足します。

もし小田原・品川間の途中駅で乗車券を分割していなければ、規則第16条の2により新在同一線扱いとなるため、第157条第1項第20号は無関係であることは明白ですよね。
(第21号は関係ありますが、小田原・品川間を新幹線経由で乗車する場合は無関係です。)
ただ、今回は小田原・品川間の途中駅で乗車券を分割しています。第16条の2 第2項により、品川・小田原間の途中駅を発駅若しくは着駅又は接続駅とする場合は同区間が新在別線扱いとなりますが、ここで言う「発駅」「着駅」が、乗車券面の発着駅なのか、旅行開始駅または旅行終了駅なのか、明白ではありません。
そこで、双方の面から考えてみました。

第16条の2における「発駅」「着駅」の定義が、
a:「乗車券面の発着駅」という解釈だとしたら、新在別線扱いとなるので、前コメントのとおり、第20号適用により新幹線経由でも乗車可能
b:「旅行開始駅または旅行終了駅」という解釈だとしたら、分割しない場合と同じく新在同一線扱い(第157条自体が無関係)となるので、新幹線経由でも乗車可能
という考え方であり、どちらの解釈だとしても乗車可能ではないか、という見解です。
(いずれの場合も、第19号や第21号は無関係、ということです。)

以上、念のため。

バスバス 2017/04/20 03:47 18日のやまやまさんのコメントを読んでみたのですが、やまやまさんの見解が正しいと思います。

ただ、3点問題点があるので、コメントさせてください。

第20号の選択乗車区間は、「品川−小田原」ではなく、「品川−横浜・新横浜」「横浜・新横浜−小田原」の2区間です。つまり、新幹線を在来線を同一線路として取り扱うかどうかは別として、横浜と新横浜を別途移動すれば、新幹線と在来線を乗り換えてもよいですよ。という意味だと思います。これは、1枚の乗車券でなくても、2枚以上の乗車券を併用する場合にも適用されます。
品川→小田原方向では、品川・小田原間のどの駅で分割しても問題ないと思います。
小田原→品川方向では、東神奈川以外の駅で分割した場合は問題がありません。
しかし、東神奈川駅で分割すると、新横浜で前途無効となり回収されてしまうので、横浜駅から再乗車する際に、別途、横浜→東神奈川の乗車券を購入しなければなりません。新横浜で、品川までの2枚の乗車券を見せたら、回収されないかもしれませんが、第19号により回収されてもおかしくない状態です。第20号により、第19号が適用されないとは書いてありません。

第2の問題は、乗り越した場合の精算方法です。
新富士→新横浜(新幹線経由)の乗車券を所持する乗客が川崎まで乗り越した場合を考えます。第250条第1項第2号によると、この場合、小田原駅を変更開始駅とみなして区間変更の取り扱いをすることになっていますが、東神奈川駅で途中下車した場合は、区間変更とはせず、前途無効にするとなっているので、別に東神奈川→川崎の乗車券を購入すれば、川崎まで乗り越すことができます。
また、在来線で品川に乗り越す場合も、同様に東神奈川→品川の乗車券を別途購入すれば、乗り越すことができます。規程148条第1項は、東神奈川駅自身に下車する場合の規定であり、区間変更まで制約するものではありません。しかし、極端の話になりますが、東神奈川駅で一旦、改札を出て、乗車券を買いなおしたら問題ありません。
しかし、新幹線で品川に乗り越す場合は、新横浜→品川の乗車券が必要になります。つまり、在来線経由の場合は横浜・東神奈川間の運賃は不要ですが、新幹線経由の場合は必要になります。
では、新富士→東神奈川(在来線経由)の乗車券で同様に川崎、品川(在来線経由)、品川(新幹線経由)まで乗り越す場合を考えると、新幹線経由で品川に乗り越す場合は、新横浜→品川間の乗車券が必要です。新横浜駅で前途無効になってしまいいますから、新横浜の対応駅である横浜→東神奈川の乗車券が必要です。
いずれにしても、在来線の乗車券で品川まで新幹線を利用する場合、区間変更の手続きをして1枚の乗車券にすることになり、2枚の乗車券を併用する場合、横浜→東神奈川間の乗車券がもう1枚必要になります。

第3の問題は運行不能の場合の取り扱い方です。
仮に新横浜で旅行中止になった場合の払い戻し額は、横浜・東神奈川間(第20号適用)の140円ではなく、新横浜・東神奈川間(第19号適用)の170円が払い戻しになると思います。

ですから、第19号や第21号が無関係であるとは言い切れないと思います。

やまやまやまやま 2017/04/21 21:35 そもそも、「小田原以遠(早川方面)と東神奈川との相互間」が第19号・第21号の双方に該当しており、経路外途中下車の可否が矛盾していることが、事を複雑にしている気がします。
バスさんが仰る「東神奈川駅で分割すると、新横浜で前途無効となり回収されてしまう」というのは第19号適用による解釈ですよね。しかし、第21号適用だとすれば前途無効にはなりません。
「第20号により、第19号が適用されないとは書いてありません」と仰っていますが、第21号が適用されないとも書いてありません。第19号としての他経路上での下車だと解釈すれば基準規程第148条第1項が適用されますが、第21号としての他経路上での下車だと解釈すれば基準規程第148条第1項は適用されないものと解します。
基準規程第5条で「旅客の利益となるように解釈し、又は利益となる規定を適用」とされていることから、第21号適用を主張すれば第19号適用(前途無効)にはならないと思います。

また、第20号の選択乗車区間が「横浜/新横浜」で分割されている件は、仰る通り「横浜と新横浜を別途移動すれば新幹線と在来線を乗り換えてもよい」という主旨であることは理解していますが、だからといって、2枚(以上)の乗車券を併用して「横浜と新横浜の間を移動しないで小田原・品川間に乗車すること」をも排除するものではないと考えます。

なお、前回「第19号や第21号は無関係」と書きましたが、これは、本例で予め用意した2枚の乗車券(「(東)新富士→東神奈川(平塚・戸塚経由)」と「東神奈川→品川」の2枚)を併用し、小田原・品川間を新幹線経由で乗車する上では「第19号や第21号は無関係」という意味で書いたものです。
1枚目の乗車券のみを所持・使用する場合や、それを原券として乗車変更する場合、あるいは新横浜で旅行中止となる場合などは、仰る通り無関係とは言い切れませんね。この点は表現不足で、申し訳ありませんでした。

バスバス 2017/04/22 05:50 前回の自分のコメントを読み直して、気づいたことなのですが、まちがってますね。すみません。

前回のコメントと逆パターンになりますが、横浜分割又は東神奈川分割の併用乗車券で横浜駅で途中下車するときは、乗車券は回収されません。理由は、横浜→品川の運賃が290円なのに対し、新横浜→品川の運賃は410円であり、そもそも横浜・新横浜→品川の乗車券は選択乗車できないので、横浜駅では特別下車印を押し、そのまま所持させて、新横浜駅で乗車する時に第1券片を回収して、第2券片に入鋏するのが、正しい方法でしょう。
となると、新横浜駅で途中下車する場合、第20号、第21号を適用する場合も考えられ、乗車券を回収せずにそのまま所持させ、新幹線に再乗車する際に、第1券片を回収して、第2券片を乗車券類変更するべきでしょう。
新横浜分割の場合は、横浜駅で乗車券類変更をして過剰額を払い戻したらよいので、回収されるでしょう。

もう一つ重大な間違いがありまして、
新富士→東神奈川(在来線経由)の乗車券を所持する乗客が新幹線で品川まで乗り越した場合ですが、規程276条第2号により、変更開始駅は小田原駅ではなく、東神奈川駅になることを見逃していました。ですので、新横浜駅で途中下車しない限り、併用乗車券を使用する場合も、(回数乗車券で)別途乗車する場合も、東神奈川→品川の乗車券を買えばよく、横浜→東神奈川の乗車券は必要ありません。

実は、前回のコメントを書いている時も、矛盾があることには気づいていたのですが、
掛川→横浜市内の乗車券と川崎→品川の乗車券の併用で新幹線を利用できるのに、新富士→東神奈川と東神奈川→品川の併用で新幹線を利用できないのはおかしいと矛盾に気づいてはいたのですが。

新神戸駅の場合は、新幹線を利用する場合も、電車特定区間の賃率が適用されるので、問題はないと思いますが。

やまやまやまやま 2017/04/22 12:18 >バスさん
「横浜分割又は東神奈川分割の併用乗車券で横浜駅で途中下車するときは、乗車券は回収されません」とありますが、ちょっと疑問です。1枚目の乗車券面の着駅で下車する場合は、前途の乗車券の有無にかかわらず、当該1枚目は回収されると思います。

選択乗車区間内の途中駅で分割した併用乗車券を使用する場合で、他経路乗車中に選択乗車区間内で下車した場合は、基準規程第147条により区間変更扱いになります。すなわち、当該下車駅で1枚目は旅行終了とみなされ、当該選択乗車の権利が消滅することになります。
そのため、券面経路どおりに乗車した場合も、選択乗車区間内(1枚目の券面着駅以遠の駅)で下車した場合は、やはり1枚目は旅行終了とみなされ、当該選択乗車の権利が消滅するものと考えます。
(基準規程第147条では、他経路乗車時の扱いだけが規定されていますが、券面経路どおりの乗車時は区間変更の必要がなく、特別な扱いが不要なので、規定されていないものと解します。)

したがって、新横浜で下車する場合は区間変更(同額なので精算額なし)となり、1枚目は回収されるでしょう。

乗車券の券面着駅で下車する際、前途の乗車券の有無によって回収の扱いが異なる、というのは、実務的にも常識的にもおかしな話であり、ありえないと思います。

併用乗車券の選択乗車は、当該2枚(以上)の乗車券が揃った状態で効力が発生するものであり、1枚だけでは効力が発生しません。
一方、途中下車は1枚ごとに効力が発生します。
本例の場合、「(東)新富士→横浜」の乗車券で横浜で下車することは、途中下車の効力を行使することにはなりませんから、当該乗車券については旅行終了とみなされるのが妥当でしょう。

選択乗車の効力と途中下車の効力は、別物と考えるべきではないでしょうか。

バスバス 2017/04/22 17:41 私も、今朝、やまやまさんと同じような疑問を持ちました。
横浜駅で途中下車した後に、第2券片を払い戻しをしたら、どうなるか。ということです。当然、選択乗車は成立しません。

けど、以下のように割り切って考えたらどうでしょう。
1.駅舎が別にあるなど、乗り換えの場合で、仕方なく、改札を出ないとはいけない時は、途中下車とは言わない。
2.やまやまさんは、規則どおり、区間変更として取り扱い旅行終了とみなすべきだとの考え方の様ですが、第19号を適用して、前途無効として取り扱い旅行終了とみなしたらどうでしょう。
前途無効となっているとしたら、途中下車したあとに、第2券片を払い戻ししても問題がありません。また、前途無効としているのであれば、第1券片の精算の必要もありません。

乗車券の回収に関してですが、規程247条第3項に書いてあるのですが、原乗車券を回収できない場合の取り扱い方が書いてあります。これは、途中駅で分岐乗車する場合の規定であり、連続乗車するときの規定ではないのですが、原乗車券を回収できない時は、回収しなくてもよいように思います。連続乗車の場合の取り扱いは第3項ではなく、第2項に書いてあるのですが、どう読んでも、同一区間で乗る列車によって運賃に差がある場合を想定していないではないでしょうか。

また、東神奈川分割の乗車券を新横浜駅で回収すると、結局、横浜→東神奈川間の乗車券が別に必要になるかどうかの問題になるのでは、ないでしょうか?

あと、前回のコメントを訂正させてください。
横浜分割の併用乗車券では、新横浜駅では、第21号を適用する場合(横浜線に乗り換える場合)、途中下車できません。第2券片を乗車券類変更することになると思います。

やまやまやまやま 2017/04/22 20:27 >バスさん
過去のコメントと重複する内容があるかもしれませんが、お許しください。

1.「駅舎が別にあるなど、乗り換えの場合で、仕方なく、改札を出ないとはいけない時」については、確かに「途中下車」ではなく、同一駅における一時出場です。基準規程第145条第1項により途中下車に準じて扱われますが、一時出場駅(同一駅)で再入場して前途の旅行を再開することが前提です。
(新神戸や北新地に関連する一時出場については、基準規程第145条第2項で、当該特定都区市内発着の乗車券に限り、一時出場駅と異なる指定駅からの旅行再開が認められていますが、その他のケースは、一時出場駅と異なる駅からの旅行再開は認められていません。)
したがって、横浜と新横浜の間を別途移動するようなケースは「一時出場」ではありません。

2.基準規程第147条により区間変更扱いとなるのは、「選択乗車区間等内で併用(=区間内で分割)となる普通乗車券を所持」していることが前提です。
一方、基準規程第148条により前途無効(回収)となるのは、「(第19号等の)途中下車禁止区間内かつ券面経路外で下車した場合」であり、区間内で分割していなくても対象です。
〔横浜分割の場合〕
・第19号適用ならば、第1券片単独使用(選択乗車区間内で分割されていないため第2券片は未使用)とみなされ、基準規程第148条により第1券片は前途無効で回収
・第20号または第21号適用ならば、第1・2券片併用とみなされ、基準規程第147条により第1券片は区間変更扱い
〔東神奈川分割の場合〕
・第19号または第21号適用ならば、第1券片単独使用(選択乗車区間内で分割されていないため第2券片は未使用)とみなされ、基準規程第148条により第1券片は前途無効で回収
・第20号適用ならば、第1・2券片併用とみなされ、基準規程第147条により第1券片は区間変更扱い
それぞれ、以上のような扱いになるかと思いますが、ここでも、第19号・第20号・第21号のどれを適用するかによって扱いが異なるわけです。いずれの扱いも間違いではありませんから、やはり「旅客の利益となるように解釈し・・・」に基づき、旅客の主張通りに扱うのが妥当だと思います。
(基準規程は非公開ですが、規則は公開されているので、どの選択乗車を適用してほしいのかを旅客が主張することは正当性があり、その主張に基づいた扱い(基準規程第147条or第148条)がなされるべきだと思います。)

基準規程第247条第3項の「原乗車券を回収することができないとき」がどのようなケースを意図しているのか思い当たりませんが、少なくとも同条は「併用乗車券の入鋏方」という表題ですから、乗車券の回収方を定めた条項ではなく、使用開始後(券面区間の乗車開始後)かつ未入鋏の乗車券への入鋏方を定めた条項であると解します。
したがって、使用開始前(券面区間の乗車開始前)の乗車券や入鋏済み乗車券については、同条は無関係ではないでしょうか。

なお、前回のコメントで「新横浜で下車する場合は区間変更(同額なので精算額なし)となり、1枚目は回収されるでしょう」と書いたのは、横浜分割の場合のつもりで書きました。
東神奈川分割の場合は、第1券片で新横浜駅で下車しても、第21号適用を主張すれば回収されないと思います。
(この点も説明不足でした。申し訳ありません。)

やまやまやまやま 2017/04/22 20:40 すみません。直前のコメントに大きな誤りがありましたので、訂正します。

2.の〔東神奈川分割の場合〕の2行目について、
・第19号または第21号適用ならば、第1券片単独使用(選択乗車区間内で分割されていないため)とみなされ、基準規程第148条により第1券片は前途無効で回収
の1行を、以下の2行に訂正します。
・第19号適用ならば、第1券片単独使用(選択乗車区間内で分割されていないため)とみなされ、基準規程第148条により第1券片は前途無効で回収
・第21号適用ならば、第1券片単独使用(選択乗車区間内で分割されていないため)とみなされるものの、基準規程第148条の対象ではない(もちろん第147条の対象でもない)ため、第1券片は途中下車扱い(回収されない)
(※つまり、東神奈川分割の場合は、第19号・第20号・第21号それぞれの扱いが異なる、ということです。)
たびたび申し訳ありませんでした。

やまやまやまやま 2017/04/22 20:45 さらに凡ミス
訂正箇所は、2.の〔東神奈川分割の場合〕の「2行目」ではなく、「1行目」でした。
慌てると、ろくなことありませんね。反省です。

バスバス 2017/04/23 14:53 話が、長くなって言いますが、
やまやまさんが、最初から一貫して、主張しておられるのは、
選択乗車は、2枚がそろった状態で乗車している時だけ、有効であり、途中下車して、1枚でも回収されたら、そこで、選択乗車は成立しない。
途中下車をせず、選択乗車が終了する時点まで2枚両方を所持しているならば、選択乗車ができる。
これは、第157条本文に書いてあるとおりであります。

ただ、どうなんでしょう?
第20号は、小田原−品川の乗車券を所持する乗客は、「小田原−横浜・新横浜」「横浜・新横浜−品川」の2区間を選択乗車できるとなっています。もし、仮にやまやまさんの主張通り(規程247条第2項)に第1券片を回収して、第2券片に入鋏していたら、併用乗車券で選択乗車ができるのは、「小田原−品川」間を途中下車せずに乗り通す場合に限られる。券面表示経路上であっても、第2券片開始以後に途中下車したならば、選択乗車ができなくなってしまいます。このことは、やまやまさんのコメントで書かれていることですが、第157条本文は、そこまで制限しているのでしょうか?

これは、私とやまやまさんで、最初から論点が、ずれていることなのですが、
やまやまさんは、「2枚がそろっていたら、併用乗車券の効力が生じる。」と言うことなのですが、私は、「1枚、1枚が別々に効力を持っている。だから、たとえ下車せず、乗り通して最後まで2枚乗車券を所持する状態であったとしても、分割駅で、下車と乗車ができる状態でなければなければ併用できないのではないかと。」
だから、東神奈川分割の場合は、新横浜で前途無効となり、東神奈川駅で下車と乗車ができなければ、併用はできないのではないかと。

もう1点、横浜分割、東神奈川分割の場合で第20号が適用されるのであれば、新横浜で途中下車すると区間変更扱いになる。とか書かれていますが、区間変更になるのは、選択乗車区間内で途中下車した場合であって、第20号の「横浜/新横浜」は、選択乗車終了駅なので、区間変更にならないと思います。横浜分割の場合は、回収されるでしょうが、東神奈川分割の場合は、新幹線から在来線への乗り換えのためなので、途中下車できると思いますが。しかし、その回収されなかった乗車券で再び新幹線を乗車する場合には、当然、区間変更になりますが、そんなこと現実にできない訳で、前途無効と割り切った方がよいのかと。(もっとも、第21号により途中下車できますが。)

バスバス 2017/04/23 17:38 解りました。

前回のコメントで
>第157条本文は、そこまで制限しているのでしょうか?
と書きましたが、制限されています。
新幹線独立駅がある場合、大抵、3パターンの選択乗車がありますが、この区間は、1パターンがありません。だから、途中下車に制限があります。

しかし、品川→小田原方向であれば、第19号、第21号を適用できるので、どの駅で分割しても構わないが、小田原→品川方向では、鴨宮−東神奈川間の分割は、無理ではないでしょうか。
東神奈川分割の場合、在来線で横浜で途中下車して、新幹線に乗り換えた場合は、成立しますが、小田原駅で新幹線を選択すると、在来線に選択しなおすことができないので、無理だと思うのですが。もちろん、新横浜で横浜線に乗り換えた場合は、可能ですが。

やまやまやまやま 2017/04/24 02:01 様々なケースが考えられることは確かで、ちょっと混乱してきました。
とりあえず、頭の中で整理できた点から書いてみます。

バスさんの4/23 14:53のコメントの中で、私の主張を「2枚がそろっていたら、併用乗車券の効力が生じる。」とされておりますが、そうではなく、「2枚がそろっていたら、選択乗車の効力が生じる。」という意味で書いたつもりです。
(たとえば第20号の場合、小田原・品川間の途中駅で分割された2枚の乗車券だとしたら、2枚そろっていなければ選択乗車できませんから。)

また、基準規程第147条で、他経路上で下車すると区間変更扱いになる、と規定されていますが、これは、選択乗車区間内の他経路上では併用乗車券による途中下車が認められていないことが理由ではないかと思います。だからこそ、基準規程第147条の「選択乗車区間等内」に相当するのは、第20号で言えば「小田原・横浜/新横浜間」「横浜/新横浜・品川間」(=選択乗車が可能な区間)ではなく、「小田原・品川間」(=選択乗車適用条件となる原券区間)だと思うのです。
これに基づいて考えれば、第20号の横浜/新横浜は、選択乗車終了駅ではなく選択乗車区間内の駅となるため、「横浜分割、東神奈川分割の場合で第20号が適用されるのであれば、新横浜で途中下車すると区間変更扱いになる。」という内容を書いたわけです。

基準規程第247条第2項は、途中下車する場合の取扱方です。選択乗車区間内の他経路上では併用乗車券による途中下車はできませんから、本例では無関係だと思います。

直前コメントの最後の一文も、二点ほど疑問があります。
>「東神奈川分割の場合で、在来線で横浜で途中下車して、新幹線に乗り換えた場合…」
→新幹線に乗り換えるということは、横浜から新横浜へ別途移動して新横浜から新幹線乗車、ということでしょうか。だとしたら、新横浜(=第20号適用とした場合の途中下車禁止駅)から「途中乗車」することになるので、おそらく不可なのではないでしょうか。
>「小田原駅で新幹線を選択すると、在来線に選択しなおすことができない…」
→これも、上記と逆に、新横浜から横浜へ別途移動して横浜から在来線乗車、ということでしょうか。だとしたら、それは、そもそもできないのが当然です。第20号適用の場合は新横浜で途中下車できませんから、小田原で新幹線を選択したら在来線の横浜から乗車することはできません。
もちろん、第21号適用ならば新横浜で途中下車はできますが、その場合は新横浜→東神奈川の経路を選択したことになるので、別途移動して横浜から乗車する場合は「横浜→東神奈川」の運賃が別途必要になります。

バスバス 2017/04/24 03:55 併用乗車券で、新横浜駅で途中下車ができるかできないかの問題ですが。

答えは、「できません」

他経路上では、途中下車できないのは明白です。
しかし、新横浜駅では、「小田原−横浜・新横浜」の選択乗車区間の終了駅であると同時に、「横浜・新横浜−品川」の選択乗車開始駅で、新幹線を選択するか、在来線を選択するか、選択する権利があります。
仮に、新幹線を選択した場合は、改札口を出場する必要がありませんから、「途中下車」となり、区間変更になります。しかし、在来線を選択した場合は、改札口を出場しないと、乗継ができない訳ですから、途中下車できます。

規程247条第2項の件ですが、そもそも、新幹線と在来線は同一線路として取り扱うことになっており、乗り換えのため新横浜で途中下車する場合も、第1券片を回収し、第2券片の裏面に「何駅代」と記入の上、入鋏しなければなりません。
しかし、その入鋏された乗車券では、新幹線に再び乗車することはできません。2枚がそろっていないと選択乗車は不可ですから。

東神奈川分割で横浜駅での途中下車の件ですが、前途無効になるのは、他経路上で下車した場合であり、運賃計算経路上で途中下車する場合は、途中下車できます。新横浜駅で乗車する際は、2枚がそろっている状態ですので、選択乗車可能であり、入場できます。

東神奈川分割で新横浜駅で途中下車した場合ですが、「何駅代」と記入された入鋏された乗車券を持っているわけですから、運賃計算経路上の横浜駅では入場できます。
しかし、新横浜で新幹線に乗ろうとすると「何駅代」が記入されている乗車券であり、かつ2枚がそろっていないので入場できません。横浜線に乗る場合は、入場可能です。しかし、菊名・大口・横浜で下車すると、「何駅代」と記入され駅名小印が押されているので、新横浜にさかのぼって前途無効とみなされ、別途、新横浜からの運賃が必要です。(東神奈川で下車する場合は、分かりません。)

desktoptetsudesktoptetsu 2017/04/24 08:20 >在来線を選択した場合は、改札口を出場しないと、乗継ができない訳ですから、途中下車できます。
新横浜駅では新幹線から在来線に中間改札を通って乗り継げますから、途中下車する必要はありません。おっしゃっている意味がわかりません。
新富士・東神奈川間と東神奈川・品川間の乗車券の併用による新幹線の選択乗車については、やまやまさんの議論のように、20号(新横浜で在来線に乗り継ぐ場合は21号)を適用すればよく、19号を持ち出す必要はないでしょう。

やまやまやまやま 2017/04/24 21:27 バスさんの考え方を端的に表すと、
「選択乗車の権利を行使するために出場しなければならない場合は、本来途中下車できない駅であっても途中下車(下車or出場)できる」
と仰っているようなもので、無理があると思います。
同一駅でラッチ外乗換しかできない場合や、新神戸関連(神戸市内発着)・北新地関連(大阪市内発着)のような乗り継ぎ扱い(当日中)の規定がある場合であれば話は別ですが、新横浜も横浜もそれぞれの駅構内はラッチ外乗換不要ですし、前述のような規定もありませんので、新横浜と横浜の間を別途移動するために一旦改札を出るのは、下車または途中下車にあたるものと解します。
私が4/22 12:18のコメントの最後に書いた通り、選択乗車の効力と途中下車の効力は別物であり、「本来途中下車できない駅でも選択乗車の権利行使のためなら途中下車できる」という解釈は、おかしいと思います。

バスさんの最後の一節「東神奈川分割で新横浜駅で途中下車した場合…」については、その直後の前提がありえないと思います。
「「何駅代」と記入された入鋏された乗車券を持っているわけですから…」とありますが、どの券片のことでしょうか?
新横浜または横浜の時点で、既にそのような扱いを受けた券片が存在するとは思えません。
そこで、改めて、新横浜で下車した場合の扱いを考察してみました。
・第19号適用の場合…第1券片は新横浜で旅行終了(前途無効)となり回収。第2券片は未使用なので入鋏も記入も回収もされない。
・第20号適用の場合…併用乗車券の他経路選択乗車中により途中下車できない。下車した場合は区間変更(精算額0円)となり第1券片は回収。第2券片は未使用なので入鋏も記入も回収もされない。
・第21号適用の場合…第1券片は目的駅(東神奈川)まで未達のため通常の途中下車扱い。第2券片は未使用なので入鋏も記入も回収もされない。
上記のとおり、第19〜21号のどれを適用しても、第2券片は新横浜の時点では全区間未使用ですから、新横浜駅の係員は、第2券片に入鋏することはできませんし、当然「何駅代」と記入することもできません。
基準規程第247条第2項、または同条第3項第2号に基づいて「何駅代」と記入するのは、第2券片(以降)です。第1券片に「何駅代」と記入する条項は見当たりません。