集客力がアップする!ポスターチラシ宣伝広告のノウハウ。

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前回羽田空港内のハンバーガーショップの立ち上げについて触れましたが、今回は東京ビッグサイトの「ギフトショー2015」へ小さな一コマブースですが、出店のデザインが任されました。この所、面白い仕事が続いています。
空間デザインに付いては専門?の分野ではありませんので、コンペの際には正直なイメージパースを元にプレゼンに臨みました。画像で比べて見ても分かりますが、イメージと仕上がりがほとんど一致しています。派手な3Dでは無く、2.5D程度のパースですが、何が出来るのかイメージ出来る事が大切な事です。また、イメージ通りに形に出来るのは、仕事に慣れた施工会社さんの協力無くしてはあり得ませんので、その部分重要です。今回はエフ・ティ・システム(株)様に大変お世話になりました。

左がイメージパースと呼ばれる完成予想図的な物で、右がギフトショー開催時の実際のブースです。
下はデザイン提出時のバリエーション展開と、ブースの設営段階を撮影した物をまとめました。
デザインの段階でいくつかイメージが変わってきていることが分かりますが、最終段階は実物とほぼ変わらない状態で展示が出来ました。言い換えるとイメージ図通りに設計施工してくれる関係者がいると言うことです。
デザインの仕事は多くの有能なスタッフによって支えられています。外部の環境作りはとても大切なデザインワークの一つです。

店舗デザイン

弊社での業務内容で店舗デザインや、展示会ブースデザインなどもありますが、今年6月に羽田空港第2ターミナルへ出店するハンバーガーショップ「自由が丘バーガー」を手がけさせていただきました。店舗プロデュースからの仕事で、現在営業中の店舗が撤退してから準備になります。準備期間が短く、アイテムも多く、工事業者さんとの用意も大変煩雑な仕事のひとつです。
店舗のデザインで注意しなければならないことは、オーナーさんは目を引く奇抜な物を好む傾向がありますが、一番重要な要素は、店舗へお客様を誘導することです。歩行者(見込み顧客)が何を注目して、どの様な順序で情報を欲しがっているのかを理解する事です。コリントゲーム、パチンコのご先祖様とも言われていますが、子供の頃作った方も多いのでは無いでしょうか。釘を台に打ち付けて、上からボールを転がして釘にぶつかりながら、ポケットへ誘導するゲームです。それと同じ要領で、ユーザーを視覚的に店舗内へうまく誘導できれば成功です。
遠くから看板を見つけて詳細な金額や情報を与えられてもその段階では必要が無いのです。まずは意識をキャッチして、購入の選択肢の一つとしてイメージ付けをさせます。一度通り過ぎる事もあるかも知れません。その時にこの様なお店だったと明確な印象を与えたいのです。1本目の釘ですね。次に2本目の釘で囲い込んで外に出さないように情報を与えます。次にカウンターに来るまでに段々情報量が多くなってきます。この様に台上のボールが釘に当たりながら、ゴールに呼び込むようなイメージです。そして最後にカウンターで注文するときは、逆に情報を絞ります。ここで何を頼んで良いか迷わせてしまわないように、これがお得だ!これが欲しい!と感じさせます。バナー(旗広告)から、カウンターメニューまでの一連の流れを作る事が重要です。しかし、どんな広告や戦略より、お客様に提供出来る物が「美味しい」物であればそれに勝る物はありません。羽田空港第2ターミナルへお越しの際は是非「自由が丘バーガー」へお立ち寄りください。

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2013年 更新記録
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広告制作・視線誘導のテクニック-準備編

01ゴールを設定しよう
広告のレイアウトを考える前に制作物のゴールを設定をしましょう。ポスター、チラシの広告デザインには目的の最終ゴールと、目標としての視線誘導のゴール2種類があります。消費者に伝えたい部分を最終ゴールとすると、その部分に視線を誘導出来なければ効果が薄い事は自ずから理解できるかと思います。

具体的には、動機から目的と目標を設定する【動機】→【目標】→【目的】

(例)【最近売上・集客が落ちてきた】→【割引セールの実施・広告展開】→【○%の売上増】と考えると分かりやすいでしょう。

まず、目的値のゴールとは集客であり、シェア拡大であり、収益増であるような制作物のゴールです。最終的にその制作物が目的の設定値に達していれば、少々乱暴な言い方ですが、それが良いデザインです。

次にその目的を達成するための目標値の設定が必要です。宣伝効果というゴールに向かって設計図を組むことは、広告の目的が例えば電話で問い合わせて欲しいのであれば電話番号がゴールですし、携帯電話からの予約でしたらQRコード、このチラシを持参での割引であるのならクーポン券がゴールなどと考えると分かり易いでしょう。一番分かってもらいたい部分の印象を強く伝え、消費行動へと導く事ができればきっと良い広告になるでしょう。ゴールに何を置くかそれによって目的が変わることを先ず理解して下さい。

では、チラシやポスターのどの部分にゴールを設定したら良いのでしょう。もちろんどの部分にゴールを置いても構いませんが、基本のデザイン方程式ではゴールは2箇所存在し、ゴールへの誘導をしっかりと理解する事が良いデザインの第一歩になります。

日本語のように縦書きで表記をする場合、2種類の視線の自然導線が存在します。


【視線誘導の特殊な例】
視線の誘導でも通常の流れから逆らう手法として強烈な色味やインパクトの有るビジュアルで誘導する。矢印や指で方向を指示するなど方程式外の手法は有りますが、普通の視線の流れをまずは覚えることが大切でしょう。


視線の誘導を図式化しています。日本語は縦書き横書き両方を混在させて使うことが出来ますので、その点でも視線誘導は複雑です。上級者になれば自由にアレンジしても上手くレイアウト出来るでしょうが、まずはこの2種類のゴールを理解し、ゴール地点に宣伝の目的を置くレイアウトを基礎として理解する事から始めましょう。


横書き縦書きのコピー2種類をご覧ください。きちんと方程式に添っていることが分かるでしょう。焼いた人参から自然にキャッチコピーへと視線を誘導して(人参の置き方も重要)1,2,3の説明プレゼントの情報を通って、トラックの写真と電話番号、QRコードを一体にしてのゴールへ設定しています。更に延長線上にCI(会社のロゴマーク)で余韻を持たせ裏面へ誘導しています。
縦書きの視線は化粧品から右側の縦書きのキャッチへ誘導され、元の化粧品のボトルを通って逆N字型「半額」とゴールへたどり着きます。プロダクツフォト(商品写真)を抜いて金額と説明に添わせて電話番号から QRコードの右下へゴール設定し、裏面へ誘導しようとしていることが分かります。

この様に一つの広告を作るにも適当に写真に説明を付けて出来上がりでは無く、緻密に計算されて作られています。その計算が出来ていなかったり、最初から論理的に思考されていない広告に結果がでないのは当然でしょう。


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