toe to toe

2011-05-13

最近の本

3.11、GWが通り過ぎ、僕の読書はほとんど進んでいない。何をしてるわけでもなく、ただあの日から時間が止まっているかのよう。最近になって、ようやく進みだしので同時に読んでいるものを挙げてみる。


ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商

ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商

今でも欧米の美術館を覗くと、東洋の美術品が展覧されていることがある。これは、明治後期から戦前まで、大阪にある本店のほか、ニューヨークやボストン、ロンドンに支店をもち、美術商として活躍した「山中商会」が大きく寄与している。山中商会は現在でも国内外でその名を記憶されている。

まだ読み中ですが、これは面白い。装丁も綺麗です。


移行化石の発見

移行化石の発見

昨年は、科学のノンフィクション本の当たり年だった。「地球最後の日のための種子」、「捕食者なき世界」、「黒人はなぜ足が速いのか」、「ザ・リンク」などは非常に面白かった。今年も「進化論を書き換える」などが出ていて、これも面白かった。当たり年というより、科学ノンフィクションの本は外れがないと言っても過言ではない。

地球最後の日のための種子

地球最後の日のための種子

捕食者なき世界

捕食者なき世界

黒人はなぜ足が速いのか―「走る遺伝子」の謎 (新潮選書)

黒人はなぜ足が速いのか―「走る遺伝子」の謎 (新潮選書)

「進化論」を書き換える

「進化論」を書き換える


上にも挙げた「ザ・リンク」は「人類につながる最古の化石発見」とうたい、下等生物から上級生物までの移行をつなぐ化石ミッシング・リンク(移行化石)」について書かれていたが、本書「移行化石の発見」は、この本を批判するところからはじまる。

かのダーウィンが「進化論」を発表したとき、「進化論」がうまく浸透しなかったのには、「移行化石」が十分に見つからなかったことも一因である。しかし、多くの技術が発展した現在では、数多くの「移行化石」が発見されている。「ザ・リンク」だけが「移行化石」である、といった記述に対して、著者は反論している。

進化論については、二つの視点による根が深い対立が存在している。一つは、生物学的な見地としての突然変異、もうひとつは、聖書に記されている神による創造である。

著者は「断続平衡説(進化はある一定の期間の停滞と、短く爆発的な生物の発生期間を繰り返す)」を進化論解釈の基礎にし、発見された移行化石の例をこれでもかと述べている。


高校・大学とまったく物理をやっていない。前々から物理を知らないといけないな、と思っていたが、「儲けたいなら科学なんじゃないの?」を読んで、火がついた。と言っても、知識はほぼゼロなので、超初歩的なところから。で、この本を手に取っている。

儲けたいなら科学なんじゃないの?

儲けたいなら科学なんじゃないの?


以下は、本日買った本。時間なかったので、とりあえず2冊。

マイ仏教 (新潮新書)

マイ仏教 (新潮新書)

みうらじゅん先生の本。「みうらじゅん」と言えば、いろんな面白い本がありますが、やはり「いとうせいこう」との共著「見仏記」シリーズですね。

見仏記 (角川文庫)

見仏記 (角川文庫)


ご先祖様はどちら様

ご先祖様はどちら様

装丁、タイトルに惹かれて、即購入。

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