本の畑

えっちらおっちら耕す、本やら何やらの畑。情報は芋蔓のように地下でつながっている。たぶん

おいしゅうございました


牡蠣でございます。ほほほ。牡蠣なの。「好きな食べ物は?」と聞かれたら、
1・貝類 2・米 3・豆腐
と答えると思います(酒類は嗜好品なので別範疇)。
今までどこにも書いたことはなかったんですけどね、実はこういう好みです。

ある日、福岡のカナちゃんに「牡蠣食べる〜??」と聞かれ、
大好物だもん、間髪入れず「へいっ」といいお返事をしました。
わ〜い、わ〜いと浮かれてたんですが、なぜカナちゃんは私の貝好きを見抜いたんですかね。
食べ物にいやしいことは、あちこちの発言からなんとなく推察できると思う。
しかし、ピンポイントで牡蠣、だもんなあ。分からない。不思議すぎる。

そういえば以前、木の家具に使う蜜蝋系のワックスをいただいたの。
(撮った写真がどっかにいってしまい、ブログで紹介する機会を逸したなり。ぼりぼり)
うちには木製のふるーい家具がいくつかあり、
半年に1回くらいオリーブオイルを使って拭いたりしてたんですが
「蜜蝋系のものも買ってみるかね。仕上がりがどうなるのか興味あるし」
と考えてたところに、そのものずばりの品が着。
びっくりしましたわよ、マジに。


まあ、カナちゃんの洞察力の鋭さは、
彼女の非凡な能力の一端なのでしょうね。
こう、なんというんでしょう、
すごくたまげるものではありますが。ひゃっ。


ニュースで見る「牡蠣の出荷風景」みたいなビジュアルを想像しつつ、
必要なのは軍手と、牡蠣を開ける道具は持ってないのでマイナスドライバーでいいのか、
とかぐるぐる楽しく考えていたら、
「レンジか、ホットプレートで焼く?蒸す?と怪我しなくていいよん」というアドバイスあり。
そんな楽ちんな方法があったとは。助かったぜ(笑)。


という助っ人ページも発見。で、先週末、お宝着。手のひらより大きい、
立派な牡蠣が箱に詰まってました。
ささっと洗ってレンジ可のお皿に並べ、1個あたり1分計算でチン。
あとはフォークを使って殻を開け、無言で食べるのみ。ああ、牡蠣だ。
おいしゅうございます。以下ダンナともども無言なり。

鯛で海老を釣るということわざがありますが、私、
カナちゃんに海老すら進呈していない。
実感としてはオキアミを撒いたら、美しい鯛が俎板の上に突如現れた、みたいな感じ。
僥倖だわ。贅沢をさせていただきました。ありがとです〜。


  • 牡蠣は唐津の漁協のものでした。九州の牡蠣、初めて食べましたが、んまいわよ。興味をそそられて同漁協を検索してみたところ、水産業のほか、200円で乗船できる渡し船(?)ニューたかしま丸を運営してたりするみたい。おもしろいなあ。乗ってみたいなあ。