紫のじゅうたん

銭湯で上野の花の噂かな、佃育ちの白魚でさえも花に浮かれて隅田川、いい季節になりました。いよいよお花見の季節、ですね。一輪ニ輪とほころびはじめた桜の花を探すのもオツですが、ちょいと野山に出向いて、脇役な奴らが足元で精いっぱい咲いてる様子を愛でてみたりするのも一興。今週末あたり、お出かけになってみてはいかがですか、ご同輩?
北関東ではいま、ホトケノザが満開。小麦が一尺ほどに伸びた畑の脇の休耕地が一面、紫のじゅうたんになってます。携帯カメラでうまく色が出ないのが残念。

この花、近くで見ると、地味だけど、ほんとカワイイですね。

このホトケノザってたしか、春の七草の一員じゃない、んでしたよね。いずれにしても、花が咲くまで、どの葉っぱがホトケノザやら・・・・そのあたりは、桜に似ているかもしれません。あ、ここにも桜があったのか。お、これも桜か。春の数日だけ自分が何者であるかを知らせて、散る。人間もかくありたいものであります。