突然ですが、引っ越します!
長らくお世話になった、こちら「はてな」さんではございますが、より制約の少ない自由な地を求めて、新たな荒野へと旅立ちます。これまで、たいへんお世話になりました。
新しい居場所は、
http://blog.livedoor.jp/didg/
でございます。
ブログのタイトルすら決めてない段階で、なにをどうのこうの、ってのは今のところまったくございません(笑)。とりあえずご連絡まで、ということで・・・・・See you there!
だれか10円貸してくれないか・・・・
フェントン・ロビンソンの古い歌に、こんなタイトルのがあったね。本家に劣らず、ボズ・スキャッグズのカバーもイカしてた、っけ。
"Somebody Loan Me A Dime" Boz Scaggs (1997 @ The Fillmore)
親切な御仁が現れて、首尾よく10円がもらえたとしても、過ぎ去った昔にかけられる公衆電話なんかないわけで、そんな願いは夢のまた夢。
でも、でも、もしも魔法の電話があったら、一度だけ使えるとしたら、何時の、誰と話す?
そんなバカげたことを考えながら、ただうすぼんやりと過ごす、雨の土曜日の昼下がり。隣りは何をする人ぞ?
追伸 きょう、3代目の液晶モニタが昇天しました、合掌。4代目は、これ。でもって、あっしの定額給付金も、終了〜!
マネキンとよばれる男
わが職場に、マネキン、とよばれる中年男がいます。
奴の痩身は、頭のてっぺんからつま先まで、毛という毛がすべて剃られているのだ、という噂は入社当時から耳にしていましたが、歓迎会の宴席で、それがまぎれもない事実だということを知ることになります。
宴たけなわの折、会場の居酒屋が暗転。スポットライトを浴びて、その男は登場します。青白く浮かび上がったツルツルの肌が、カラオケ機の前で踊ります。イチモツは股の間に挟まれているの見えません。手馴れた感じです。そして、その無生物感はなるほど、マネキンそのもの・・・・・大声を張り上げ、お気に入りを一曲歌い終えると、男はうやうやしく一礼して会場を出て行きました。
その芸は、宴会のみならず、しばしば「公然」と披露されているそうですが、彼はまだ一度も、逮捕されたことはありません。その無機質さが、見るものに「猥褻」さを感じさせないからでしょうか?
個人的には、一度だけ、この男に「猥褻」さを感じたことがありました。ある朝、職場の休憩所で一服しているところに彼がやってきました。見ると、そのツルツルのあたまに、一片のティッシュペーパーが張りついています。訊けば、朝風呂を浴びながら剃髪していたとき誤って頭皮を切ってしまった、とのこと。素っ裸には感じなかった「猥褻」感を、ティッシュのきれっぱしに感じるとは、人間の感覚とは実に面白いものです、草薙くん。
祭りが終って
気がつけば2ヶ月 ─── 祭り、ってのは、クラプトン翁の日本ツアーのことだけど ─── やっと、全公演の音源が手に入りました。夜な夜な、しみじみと聴いとります。なんだかんだ言って、やっぱクラプトンは悪くないな、と感じます。ハイライトは、ロバート・ジョンソンのカバー、"Little Queen of Spades"だったかな。
ベックとの共演は、DVD化されないのかな。21日の分を、ぜひもう一度観てみたい・・・・・。
"Ain't No Sunshine" - Bill Withers
今夜の肴は、これ!