好きな定規

気がつくと増えているもののひとつに定規があります。

その中でも使用頻度が高くて、好きな定規がこれです。

ミドリのマルチ定規<30 cm>です。

最大の特徴は伸ばすと30 cmの定規になります。これができるとA4用紙の長辺方向に端から端まで線を引くことができます。継ぎ目はありますが、筆記した直線が気になるほどガタガタになることはありません。ただし、使い方にはちょっとコツが必要です。広げて紙に置いたら、折れ曲がれないように二つのパーツを紙に軽く手で押し当てるように固定します。伸びない定規でもそのようにすると定規が動かず、線が引けます。もちろん、線を楽に安定して引きまくるという時には素直に30 cm定規を使うべきです。道具にはそれぞれ適材適所や使い方というのがあります。

メモリは裏側に印刷されているだけですが、耐久性は高めだと思います。無印良品の定規も好きでよく使いますが、こちらは印刷がすぐにかすれます。知人も使っていますが、そっちもかすれているので個体差ではなさそうです。

よく見ると内側に0から15のメモリがありますが、これは定規の端が0になっています。モノに突き当てて測れるので結構便利です。例えば、箱の深さを測ったりするのに使えたりします。

定規は15度刻みで開くことができ、メモリも付いているので角度も測れなくはないですが、使ったことはありません。

また、1 cmごとに穴があるので、1 cm間隔の点を描くこともできます。

ちょっとゴツいタイプや金属タイプの開く定規はありますが、私はこの形がすっきりしていて好きです。色も普通に透明がいいですね。

メモリも普通に見やすいです。

ダイソーや他のメーカーでもほぼ同じ形状の定規があります。かなりそっくりなので同じものかと思いますが、試したことはありません。今度見かけたら買って、比べてみようと思います。

ちなみに、現場に行く時はシンワの直尺シルバー15cmをいつも持ち歩いています。これがないと仕事になりません。ものづくり系の技術の人はだいたいこれが腕か胸ポケットに刺さっている印象です。金属製なのでハードに使えます。多少手荒に使っても曲がったりせず、かなり優秀です。また、メモリも見やすいのでシルバータイプがいいと思います。ただ、薄いので机に置くとつかみにくく、文房具として使うのはオススメしません。文房具として使うならミドリのマルチ定規の方が優れていると思います。

 

仕事用ノート考

今使っている仕事用のノートはコクヨのソフトリングBiz B5方眼罫エッジタイトルです。B5方眼ノートではベストチョイスだと思っています。コクヨのソフトリングは使いやすいので好きですが、ミシン目が入っているのが長所でもあり欠点でもあります。ソフトリングBiz B5方眼罫エッジタイトルはソフトリングなのにミシン目がないタイプになります。ミシン目が欲しければ普通のソフトリングノート、ミシン目が欲しくなければ、ソフトリングBiz B5方眼罫エッジタイトル一択です。

転職してから1年と2ヶ月ほどが経過しました。ようやく慣れたと思ったら、異動になりました。1年は研修期間と思い、プレイヤーとして積極的に現場で働きました。管理職でも私は割と積極的に現場に出向き、若手と汗まみれになりながら、試験したり、議論したりするのが好きです。今度はちょっと調べ物が増えそうな感じなので、ノートを変えることにしました。

一口にノートと言っても選択の余地がたくさんあります。

サイズ。A4, A5, セミB5、この辺りがターゲットになります。

罫線。基本的には方眼です。

形式。綴じノート、リングノート、ノートパッド、コピー用紙。

いろいろ悩んだ挙句、365デイズノートのA5サイズにたどり着きました。しかし、A5サイズは自宅で使うにはいいものの、仕事で使うとなるとちょっと小さそうです。

それなら今使っているノートを続投するのもひとつの選択ですが、セミB5はパソコンの前で使うにはちょっと大きいです。

どうせ大きいならA4にしてしまおうというのが次のアイデアでした。A4の綴じノートはさすがに大きすぎるのでノートパッドかリングノートを選ぶことになりそうです。コピー用紙という手もあります。しかし、ノートパッドやコピー用紙、ルーズリーフは書いた後に紙を管理するのが面倒です。実験ノートを捨てることはありませんが、普段使うノートをずっと保管する習慣はありません。ある程度時間が経過したら捨ててしまいます。かといって、書いた側から捨てることはないので、どうしてもバラバラの紙をしばらく保管しておく必要があります。それが面倒です。

いろいろ考えて、結局選んだのがこれです。

 

マルマンのスパイラルノートベーシックA4方眼です。

スパイラルノートは紙質がいい割に高すぎないのがいいです。ただし、ミシン目があるので実験ノートには向きません。

ちなみに、実験ノートとしてベストなのは、リサーチラボノートです。

高級版もあるようですが、使ったことはりません。スタンダードなこのタイプで十分だと思います。耐久性も高いです。

スパイラルノートの紙はMPS-N 70 g/m2です。MPSはマルマンペーパーシリーズの略みたいです。MPS-Nには60 g/m2、70 g/m2、80 g/m2、90 g/m2の4種類があります。60はレポートパッドなど、70はスパイラルノートなど、80はニーモシネやセプトクルールなど、90はジウリスなどに使われています。

MPS-Nはキャンパスノートよりも平滑度が高いので、黒鉛系の筆記具だと少し筆跡が薄くなります。ジェットストリームだと滑りすぎる感じがしますが、ゲルボールペンなどとの相性が良さそうです。

6月から運用しようと思っていますが、使いにくかったらまたノート探しの旅に出ます。

好きな電卓

文房具と同じで、好きな電卓もたくさんありますが、関数電卓だとfx-JP900CWは結構好き。若干クセはあるものの、使いやすいと思います。自宅の机の上に常に置いています。

会社ではシャープのEL-520TかEL-501Tを使うことが多いです。この二つの機種はボタンの押し心地が気持ちいいです。ちょっと安っぽいですが(というか、実際に安い)EL-501Jの方が優れた点もあるので、無くなる前に買うのはアリだと思います。家電量販店とかでも1000円しないと思います。標準入力の関数電卓は操作に慣れておいて損はないです。

BRAUNの電卓は1年前に買ったまま箱に入れたままですが、そのうち会社でデビューさせようと思っています。一般電卓と関数電卓は全く別物で、四則演算しかやらないなら一般電卓の方が使い勝手がいいです。ただ、仕事柄、どうしても三角関数とか対数の計算が必要なので、関数電卓は必需品です。分数表記はできるだけ使わない流儀もあるようですが、私は意外とよく使います。下手に工夫して打つよりも、式をベタうちした方があとで式を見返した時に意味がわかりやすいなどのメリットもあります。多少遅くても結果が得られればいいというのであれば、標準電卓じゃなくて、式がそのまま打ち込めるちょっといい関数電卓がおすすめです。その中でもfx-JP900CWはマニュアルなしでも結構使えますし、電卓に内蔵されたQRコードからマニュアルが参照できるなど、利便性は高いです。

一般電卓はJS-20WKが信頼できる相棒です。QC検定2級を単願で一発合格した時の相棒です。

あっても使わないだろうなぁ・・・とは思いますが、RPN(逆ポーランド)方式の電卓も一台は欲しいところ。こちらはおそらく絶滅危惧種だと思うので、普通に買えるうちに買った方がいいと思っていますが、なかなか手が出ません。

ファミリーマートオリジナルブランド「コンビニエンスウェア」のキャンパスノートを買ってみた

ファミリーマートにコクヨとファミリーマートが共同で開発したコンビニエンスウェアという文房具が置いてあります。

ハサミやカッター、ペンなど、いろいろありました。どれも爽やかな配色のデザインでいい感じだと思いました。

www.family.co.jp

今日はその中のキャンパスノートを買ってきました。セミB5とA5のキャンパスノートです。

表紙以外は普通のキャンパスノートです。

仕事ノートはキャンパスノートのシリーズを使っています。ソフトリング系を気に入って使っていますが、サイズはセミB5です。計算だったり、一時的な確実に捨てるメモやラクガキにはセミB5の計算用紙を使います。予定管理やtodo管理はほぼ日手帳Weeksを使います。仕事中にはこの3冊のノートや手帳が机の上にあります。

最近、ノートをA5サイズに変えようか迷っています。

ソフトリングノートを気に入っているのは折りたたんでセミB5の大きさで使えるからです。綴じノートだとどうしても見開きで使うため、机の上の占有面積が増えます。しかし、折りたたんでもノートの縦の長さは変わりません。

自宅でも会社でもパソコン、紙というスタイルは変わりません。今の自宅の机の状態がこんな感じです。

自宅の机は奥行きがないのでB5の紙を横にして置いています。

会社の机は大きいですが、セミB5のノートを縦にして手前に置くと、ちょっとパソコンのキーボードが遠くなってしまいます。そこでA5ノートなら少し縦が短くなりますし、見開きで使えばセミB5 1ページよりも面積は広いです。

ちなみに、左にある本は最近ブルーバックスで出た池谷裕二さんの「夢を叶えるために脳はある」という本です。ゴールデンウィークに読もうと思って、この前買ってきました。ブルーバックスといっても新書サイズではなく、ちょっと大きめの本になっています。池谷さんのブルーバックスの脳シリーズは2冊とも読みましたが、今回はその集大成だそうです。672ページもあるので読み応えがありそうです。語り口調で内容がおもしろいので、読みやすいです。

 

クルトガメタルとS10の共通点

クルトガメタルの良さの本質はどこにあるんだろうと、使いながら考えていました。

使用感や書き心地だけで言えば、S10にはやはり敵いません。

程よいグリップ感、手に吸い付くような重量バランス、絶妙な軸形状、クリップの設計など、シンプルに道具としてのシャープペンシルとして見れば、S10以上の完成度を引き出すのは至難の業です。

ぱっと見ではクルトガメタルとS10は全く似ていませんが、並べてみると、共通点が多くあります。

ペンの長さ、重心、クリップの位置、グリップの太さはほぼ同じです。グリップの太さに関しては、クルトガメタルはφ9.4で、S10はφ9.1から10ですが、つかむ部分の太さはおおよそφ9.4程度のところになります。

ただ、外観だけでいえば、クルトガメタルの圧勝です。

機能を維持しながら、無駄な要素を極限まで省き、見た目としても美しい状態が美しいデザインだと個人的には思っています。外観の無駄を省くためには、多くの知恵を隠れた部分に施す必要があります。単純に削ぎ落とせばいいというわけではありません。クルトガメタルからはその努力が伝わってきます。

外観はほぼ直線だけで構成しつつも、ほんの少しだけ曲線要素を入れているところも単調過ぎずいいと思います。

結果、クルトガメタルは美しい。

 

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