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2016-04-25 zakki

今日の気持ち 今日の気持ちを含むブックマーク 今日の気持ちのブックマークコメント

日を見てみたところ、最終投稿から4年経過していた。日がたつのは早い。

そういえば、こうしてネットの海へと文字を書き出すようになってどれぐらい経っただろうか。ちらと確認すると、ブログという媒体が始まる前、14年以上前にまでさかのぼっている。

書き始めた理由は、今となっては、もうそのときの気持ちは失われてしまっていて、もう分からないことになってしまった。当時、FTPのソフトの使い方からHTMLの書き方から、CSSの作成まで一通り自分で勉強し、使いこなした。そんな不便な時代にはじめるというのは、ものすごいエネルギーであって、それは自分の弱さと強さの、いろいろなものが混ざっていたのだろうと思うけれども、やっぱりそれを始めようとしたその気持ちがどんなものだったのか、その理由は今となってはもう失われてしまっている。

でも、今日書いた理由というのは説明できる以上、その理由は残しておこうかと思う。

仕事へのストレス、感傷的な気分、あたりになると思う。

ストレスについては、まぁ、正直そんなことを書いても仕方がない。

感傷的な気分、というのは、最近ものの整理をして、いろいろなものを発見したから、だ。

予備校時代の教材やノートを処分しようと、ぺらぺらとめくっていたら、陳腐な言葉になってしまうのだが、当時の自分が思いの他真剣だったのだな、ということを確認した。

最終的な結果からすれば、まじめに勉強していなかったからこその結果というようにしか見えないのであり、実際年月とともに、自分は結局努力が足りないからこの位置に落ち着くことになったのだ、というようなことが心の中に刷り込まれていたように思う。それは就職活動の結果まで通すことで、より明確に自分の中に刷り込まれることになった。

でも、ぎっちりと書き込まれたノートの量や、教材の量や、そのときに学習した内容などを見て、自分は決して努力が足りなかったわけではないのだな、ということを認識した。

なぜこんなことを忘れてしまっていたのか、は分からない。失敗するたびに、サボっていた時間のことを思い出して心に刻んだからかもしれない。他にも、自分の性格は割り切りが早く、それは言い換えれば怠け者と看破される両面性を持っていて、その悪い面にことさら焦点を当てた結果なのかもしれない。

ただ、今分析すると、自分は努力する方向でどこかずれていた結果が、この位置に落ち着くことになった理由なのではないかとも考えたのだった。

たぶん、この分析は、今書いておかなければ忘れてしまうだろうから書いておこうと思う。

この努力する方向のズレは、自分自身の要領の悪さと等価なので、おそらく直ることはないだろうが、より意識することで多少の改善は図れるかもしれない。正直、誘導してくれるような人も職場にはいないので、あまり期待していない。

そうした自分自身の弱さを、どうにかして直せないかといろいろともがいていたのが大学生の頃だった。

それで、せめて文章ぐらいまともに書けるようになろうと思って、こうしてネット上に文章を放り込む作業を始めたというのは間違いなくあったと思う。

あと、あの頃のネットは今はない文化の匂いがあった。そんなところにも、惹かれたというのはあるかもしれない。

今の状態は無気力の継続になるが、そのことが影響しているのかは分からないが、頭が最近回らなくなってきたという感覚があり、いろいろと試してみようということで、ひとまず投稿した次第。

余談(BGM) 余談(BGM)を含むブックマーク 余談(BGM)のブックマークコメント

音楽は引き続き聴いています。今のBGMはHUNTER x HUNTER OST vol.2 佐橋俊彦 作。

PLEXTORの撤退に続いて太陽誘電の撤退で、CDには厳しい時代にはなりました。ネットワークオーディオの時代に向かうのでしょうね。でも、筆者はもう少しCDでがんばっていくつもりです。準備だけは行っていますけれども。

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2012-04-09 Steins;Gate

[][][][][][]巨大な不安感 巨大な不安感を含むブックマーク 巨大な不安感のブックマークコメント

STEINS;GATE Original Soundtrack+Radio CD(仮)

STEINS;GATE Original Soundtrack+Radio CD(仮)

想定科学ADV「Steins;Gateサウンドトラック

使用しているフレーズ自体は多くない中で、硬軟入り交ざった場面の多方向への音楽展開は見事であるが、計算のうえに成り立つクールさが印象として残り、熱は薄い。その熱を「スカイクラッドの観測者」などのボーカル曲で埋め合わせるという構成になっている。Youtubeの動画に見る広告でのこの曲との親和性は反則レベル。販促力はんぱない。

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劇伴から受けるクールさの中で特筆すべきは、空気感。弛緩した空気から緊迫した空気まで。この空気の緩急と振幅っぷりがすばらしい。フレーズの多様性ではなく、速度と軽重の二段構えによる表現力によって世界観を作り上げている。

巨大な不安感の表現は「The universe」「Suspicious eyes」「Hack」などテーマを豊富にそろえている。一方で、この系統のゲームに欠かせない平和な日常的テーマの「Laboratory」「Cycle」もきれいにまとまっている。

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2012-04-08 千年女優

[][][][][]芸術は○○だと言った芸術家がいた 芸術は○○だと言った芸術家がいたを含むブックマーク 芸術は○○だと言った芸術家がいたのブックマークコメント

平沢進の音楽には情熱がある。ありあまるほどに。

こじんまりとまとめることが芸術なのではない、伝えることにこそあるのだと。そんなむき出しの情熱と感情を最も強く感じさせてくれる平沢作品、その中でも鮮烈な印象を残す千年女優サウンドトラックを聴きながら思う。

テーマは、シナリオをわずかでも知る人にとっては、あまりにも明確過ぎるほどに的確だが、そうでなくても序盤からアルバムとして構築として隙がなく、豊かなテーマ性に満ちている。

回想から浮かび上がる記憶を捉える「Lotus Gate (Landscape-1)」、鮮やかによみがえる時代の色彩を「千代子のテーマ MODE-1」が描き出し、青春の焦燥とともに疾走する「希求の門」、重大な危機を想起させる「Circle in Circle」、さらなる激動の渦へと「縦列風」が描き出す。

ただ、こうしてテーマ性の高さや情熱的な面を強調したくなる一方で、やはり音の一つ一つはきわめて緻密に構築され、音の厚みはかなりのものなのに無駄な音が少なく、聴き心地良くまとまっている。

このアルバム、賢者のプロペラのインストアレンジ*1とされるが、こちらは未聴。そのさらに前の作品である剣風伝奇ベルセルクからも、音楽の方向性をほとんど引き継いでいる。ベルセルクからの平沢劇伴音楽の最大の特徴は、ヴォーカル代用の楽器音の洪水と同居するこの音の粒子感のひとつひとつにある。

今敏監督の死去で、今後新たな平沢劇伴の音楽を聴く機会があるのか、いまだ気がかりだ。音楽から情熱がもっとも伝わってくる作曲家、平沢進の音楽はあまりに替え難い。

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2012-04-02

実際書き始めようと思ったら 実際書き始めようと思ったらを含むブックマーク 実際書き始めようと思ったらのブックマークコメント

本当に書く能力が落ちているみたいで、満足に書けていないので、リハビリではてなグループ*1でちょこちょこと書いています。Twitter的に、軽いノリで。

やはり長期間書かないと、だめなようで・・・。言語化能力が落ちたまま、感覚が戻らない。書いたけどいまいち公開する内容ではないというか。

仕事の方の精神的負荷も凄まじいので、しばらくは気楽な運用をしていくしかなさそうです。

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2012-03-24 お題:再開

更新停止につながった病 更新停止につながった病を含むブックマーク 更新停止につながった病のブックマークコメント

更新停止に至る経緯というのは、モチベーションが最たるものになると思う。

ただ、モチベーションを削ぐものがどこにあったか、というのを分析してみるのもありかもしれない。

2010年は、指に違和感を感じ始めた時期でもあった。それは夏に入ってより具体的なもの、痛みとして感じられるようになった。キーボードを打つだけで痛みが走る。特にキーボードの打鍵は左指に集中する傾向があるため、左、特に小指に出た。筋力が弱いことも、左手には弱点となったのだろう。腕時計の緩み具合は、ピアノを弾かなくなってからの年月を雄弁に物語っており、筋力の低下は骨へのクッションの低下を意味していたのかもしれない。

パソコンを駆使する技術者にとって致命的ともいえる病であり、相当にぞっとした。技術者としての人生を棒に振る羽目になったとして、会社は世話をしてくれるだろうか。否。会社は、指に良いキーボードを用意することすらしてくれない。そんなものだ。

打鍵しなくても痛みが慢性化するにいたって、検診を受けたが、異常なしの判断だった。ただ、そこには検診の結果に関係なく、痛みというものは純然として存在し続けていた。処方された痛み止めの塗り薬は凄まじく効いたが、痛みを無視して悪化することはより恐ろしかった。

自分にできる予防策は、キーボードをなるべく打たないことだった。その予防策としては、早打ちの禁止、マウスの多用、コピペ、キーボードマクロの使用、などを徹底した。個人的に気になっていたカルシウム不足対策で、サプリメントの服用も開始した。まれに弾いていたピアノは完全に禁止した。携帯電話も指を使うため、使用回数を押さえ込んだ。

結果的に、指の痛みは2010年の冬に入るころに小康状態になった。自宅のパソコンのキーボードを高いものに変えたことも奏功しただろう。ただ、もう以前のような無頓着なキーボードの打鍵はできなくなった。打つときの指の感覚を無意識にチェックしながら。もう無理は利かないのだ。一線は越えてしまった。

最近聞いた大リーグでの調整で、肩は消耗品だから投げ込みは制限されるとかがあったが、指もやはり消耗品なのだろうと思う。予防としては、やはり筋力、であるが、検診で引っかからないようでは、実際の原因がどこにあるかは結局わからないままだ。

ともあれ以前と同じ気持ちでキーボードを打つことは不可能になった。それは当然、パソコンを介するすべての活動、ダイアリーの更新にも影響を及ぼすことになる。

更新停止を継続させた病 更新停止を継続させた病を含むブックマーク 更新停止を継続させた病のブックマークコメント

趣味的な要因としては、2010年夏から投資活動に情熱を注ぎ込んだ。本を読み、実践し、心を揺さぶられながら。心理学から会計学経済学チャートのパターンマッチングと、軽いものが中心とはいえ学んだことはたくさんあった。音楽やカメラと同様、一生ものの趣味となることは確定した。正直、ここでちょっと書いて言い表せるようなものではない。

投資活動は、時価総額の変動(つまり損得)によって心が揺れるものだが、2012年にもなると平常心を保つことが当たり前になってきた。この平常心を保てるようになるには半年、安定した運用ができるようになるには1年半を要した。


指の状態も回復し、平常心を保てるようになった半年後には更新を開始できてもおかしくなかったが、一方で仕事上の危機はますます深刻化した。

人員の絞込みに、退職者。人が減ることで、さらに状況は悪化した。ただ、それ以上にひどくなってきたのは、サービス部門のサポートのまずさで仕事が振りまわれるようになったことだ。仕様を理解していないサービスに技術的な内容を説明する程度ならともかく、サービスの要求で取引先の工場に常駐したり、サービスと開発が同席する取引先の席で不具合ではないものをサービスが堂々と不具合と発言、さらに開発が説明したことに取引先のお客様の目の前でサービスが反論、etc

会社内に敵がいるという事実は精神を疲弊させたが、その状況で上司はというと客先対応でのやり取りを叱責した。上司は心配しているように見せかけてはいるが、結局は説教する側であり、会社における保身が優先だった。取引先を相手に、会社内に上司とサービスという敵がいるという状況は、心の糸を1、2本切ってしまうには十分な効果があった。

現在の職場は、どの部署も個人商店を体現した状態になってしまっている。取引先との関係について上司は「(取引先との件は)俺は関係ないから。お前が解決することだから、どうでもいいんだけど。」という有様だ。これが外回り部隊ならばまだしも、開発にこの状況が押し付けられているのだ。だが、開発の本来の仕事は、外回りではない。開発が外回りをするなら、サービスの存在価値はどこにあるというのだ。

この状況下において強く想ったのは、もっと技術者らしくありたい、ということだった。人に説明することは上手くないし、コミュニケーションも得意ではない。だから技術者として生きていくことを決めたはずだった。が、いつの間にかサービスの仕事をやり、説明が下手だと上司に叱責される。こんなはずではなかった、と。

更新停止による病 更新停止による病を含むブックマーク 更新停止による病のブックマークコメント

更新停止による病は、あったような気がする。

説明下手が、輪をかけてひどくなったような気がしてきたのだ。

いや、もともと、面接でも説明するのが下手だったし、輪をかけてひどくなったというより、もともとこんなだったような気もするのだが、下手になったという気もしなくもない。

ただ、このままでは転職を考えたとしても、新卒のときと同様、面接で返り討ちということになる。

思考をまとめるスピードと、それをリアルタイムに言語化する能力というのは、訓練してどうこうなるものではないとは思う。会話は運動神経みたいなものだ。それは苦手な自分自身が最も良くわかっている。

ただ、思考をまとめるスピードやわかりやすく伝えるための言語化の実践という意味では、このダイアリーや、今までのウェブ上での活動も、そう無駄ではなかったのではないか。なにせ、日常はさしてコミュニケーションを取っていない。使用しない技能は、脳から自動的に抜け落ちていくものだろう。

更新再開を恐れる病 更新再開を恐れる病を含むブックマーク 更新再開を恐れる病のブックマークコメント

今から見れば、昔の活動している文書を読むなど、恥ずかしくて読み返せるものでもない。羞恥で体を焼かれるような感覚。知らないことでも、臆することなく、恥をさらして堂々と語る。

でも、それとて、今書いたことも、数年後にはそのようになってしまうのだろう。

ブログメディアは、もう衰退が始まっている。SNS(mixi, Facebook)、ミニブログ(Twitter)へと移行、さらにアクセスが取れるウェブサイトへの集中。情報の洪水は、ここ数年でさらに蓄積され、いまや弱小サイトなど別に誰も気になどとめはしない。

現在、今おかれているサイト環境は公開されているようで、もはや公開されていない状態だ。ここ数年の環境の変化は、それを推進するのに十分な時間があった。将来恥に思うことがあっても、今の精一杯を書いてみよう。

こんな状態だからこそ、書こうと思う。将来のことを恐れて、書かない理由なんてない。

今後のコメント対応について 今後のコメント対応についてを含むブックマーク 今後のコメント対応についてのブックマークコメント

心が弱いので、攻撃されると傷つきますが、頓着しないことに決めました。いや、頓着していないふりをすることにしました。

コメントは見ています。反論があっても、すると疲れるので、もう反論しないでそのままだと思います。無視すんなと思われるかもしれませんが、無視してません。構う気力がないと思ってください。

リアルで前からも後ろからも刺されて心が折れた状態なので、ネットはどうするかというと、リアルのように黙って謝ってやり過ごす(反論すると疲れる)と似たようなもので、黙ってやり過ごすのです。

リアルでもネットでも、戦う気力なんぞ、もはや私は残っていないのです。察してください。

って、コメントを書く方が、この記事を読むことはないのでしょうけれど。

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2010-03-22 ソウルキャリバー

[][][][][][][][]臨む 臨むを含むブックマーク 臨むのブックマークコメント

勇ましく、それでいて情熱的。怒涛の打楽器の連続と華を添えるシンセサイザーの旋律という一本のスタイルで統一されたアルバムだ。

溢れんばかりに音場を埋め尽くす様は、眩むほどのエネルギーを持ち合わせている。そのエネルギーの凄まじさの中には、打楽器や管楽器に日本・中華風の表現が盛り込まれ、アジアンな活気に満ち溢れるかのよう。

基本スタイルは、吹奏楽っぽい表現を目指すシンセとドラムのダイナミックな融合にある。打楽器の圧倒的な存在感、それに負けないほどに強烈な個性を持つシンセの旋律は、どこか悲壮的。それでいて不屈の闘志を連想させるほどの迫力と壮大さをも持ち合わせている。

Track24以降に入るSE集3曲のバランスの悪さと、極端なまでのアレンジの統一、繰り返し現れるテーマが、変化に乏しいかと思わせる点はある。それでも、ゲーム史に残したいと思わせるほどの重みが作品としてあった。徹底したテーマの操作の試みと、徹底したスタイルという点で、聴き所は多い。

作曲担当の基礎情報*1を見ると、中鶴、矢野、遠山の曲風は、ほとんど基底の部分で吸収されている。チーム作曲術の凄まじさを見る思い。1999年時点でなお、ナムコサウンドチームがこれほどの力を残していたことは、結構衝撃だった。

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