MIEKO

私の場合、朝は目覚まし代わりに、音楽を流して起きている。流す音楽ジャンルや曲はその時期の気分で変えているが、概ね普段の趣味通り、女性ボーカルのCDが中心になる。
といっても誰でも良いわけではない。心地よく起きられる周波数でもあるのか、普段ならお気に入りのものでも、寝起きに聴くと気分が悪くなるものもあったりして、場合によってはその人の音楽自体聴かなくなってしまった例もあった。逆におとなしすぎても、刺激が無いせいか起きられないから難しいものである。
何でこんな書き出しかというと、今回紹介するこのアルバム、朝のお気に入りの1枚で、ここ2ヶ月ぐらいの目覚ましCDである。
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穏やかで落ち着きのある歌声も魅力的だが、彼女の場合、歌詞に注目したい。
私は男だから女性の心理などわかろうはずもないが、それでもこの人の曲を聴いていると、「ああ、女性って普段、こんな感じで生活しているのかな」って感じさせてくれる。なんていうか、無理していないっていう感じ。
愛だ恋だのばかりを前面に出すのでは無く、普段の生活の中で、仕事あり、友達とのつきあいあり、その中で恋愛もあるよねっていう、そんな感じ。
発売から15年経つけど飽きが来ないのは、たぶん、そんな生活感のある心地よさからだろうなと思う。
勝手な思いこみだけど、男性よりも女性、特に2、30代のOLにお薦めかも。