止まった針

東日本大震災の時仙台にいた人に出会った。
興味深いものみせてくれた。
それは地震で壁から落ちた時計だ。
揺れで落ちた時に電池が外れ正に地震の発生時刻を示したまま時が止まっている。

電池を入れれば再び動き出すのだがあえて止めたままにしているとか。

その時自宅ではなく高速道路上を走っていたそうだ。高速から降りてくださいという案内があったのだが出口付近が渋滞になって出るのを待っていて、どうせ降りても動けないであろうからもう少し収束するまでと思って車を止めていた。その時津波が来たとか。
しかし、高速は高台なので大丈夫だったが皮肉にも降りた人たちの車は津波に飲み込まれてしまった。

何が正しくて間違っているのか判断するのはやはり自分しかない、、、。