映画「帰ってきたヒトラー」

ビデオで再度鑑賞。
長男が観てなかったので一緒に観た。
当ブログでも去年紹介していた、、。
http://d.hatena.ne.jp/district57/20171213

ほぼ全回の1年後に観たことになるが、やはりこの映画の通りに流れていっているようだ。ドイツではここ最近メルケル首相が退陣表明したので、政治の流れにも一区切りついた。
この映画が上映された時は難民受け入れでドイツがおかしくなってきた時だった。

日本も今、入管管理法が焦点になっている、、外国人労働者なんて言っても結局は移民だよ。
世界は移民廃絶で動いているのになぜか日本はその逆の移民受け入れに動いている。
その昔、ローマ帝国ゲルマン民族の大移動という移民問題で潰れた、、すでに歴史が証明している。
トランプは相変わらずアメリカファースト路線で突っ走ってるし、なんか今はヒトラーの時代に似ている。
カリスマ性を発揮し強くナショナリズムを訴えると民間のウケが良いのだ、、、すなわち選挙で票が取れる。
ヒトラーも選挙で選ばれた人だった。そういう意味では北朝鮮とか中国とかサウジなんかとはわけが違う。

遺伝子の捉え方も変化が出てきて、遺伝子をいじくって子孫をどうにかしようという考え方は、元を正せばヒトラーがやってきた民族選別と同じでないか、、。映画の中でもジャーマンシェパードダックスフントを掛け合わせて、その次の世代になったらもはやジャーマンシェパードの個性は消えているだろう!と論じるシーンがある。
いずれ日本人も、何人だかわからなくなる時がくるかもしれない、、。人気のタレントを見ればわかる、、こいつ何人てなやつばっかでしょ。

映画の中のヒトラーが言ってることは正論なので反論できない。何度も聞いているとこの人は正しい、、といふうになる、、これが危険なのだ。世界がまた第二次世界大戦の過ちを繰り返しそうで怖くなる。

テレビはプロパガンダに使うもの、、と映画の中でヒトラーが言うが、その通りだ。日本でもどうでもいい芸能やスポーツニュースでカモフラージュしてその隙に重要な法案を国会で通す、、なんてことは日常茶飯事。
最近だと、W杯とオウム死刑執行の日に合わせて水道民営化をちゃっかり通した、、、当然水道なんて埋もれてニュースにも全く出てこなかった。水道行政を民営化してそのオーナーが外国人になったらどうするのよ、、こっちは電力と同じで選択肢がない。

3S政策という言葉を知っているだろうか、、別名「日本人洗脳白痴化計画」というやつだ。
民衆を政治経済からかけ離して国民をコントロールしやすくするための仕組み、、、これは頭の片隅に留めておいたほうがいいと思う。何かデカいニュースがあったらその裏で通した法案とか要チェックなのだ。
https://matome.naver.jp/odai/2147672554269409101

いろいろな意味でこの映画は非常にセンスのいい作品だと思う。是非観てくださいな、、。