穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

穴ぼこダイエットの続き

去年の2月から開始した穴ぼこダイエット。
僅か3ヶ月の糖質制限で10キロの減量を果たしたまでは良かったものの、その後、更なる減量を追い求めて毎夜6キロのランニングを5ヶ月続けたにも関わらず、ほとんど成果を得られない事態に。
まぁ、いわゆるダイエットの壁ってやつですな。

そんな苦戦を強いられていた穴ぼこダイエットではあったんだけど、一方で予期していなかった効果も。
というのも、体が軽くなったのは元より足腰が鍛えられたことで、かつてというより、いやむしろそれ以上に草野球で動ける体へと肉体改造を成し遂げておりました(笑)
それまでは、ピッチャー失格の烙印を押されてマウンドから遠ざかっていたはずが、昨シーズンは、マウンドへの復活どころか、3試合に登板し、3者連続三振の快投を含むシーズン自責点0というキャリア最高のピッチングを披露。
ダイエットと日々のランニングによって、球速、キレ、コントロールという全ての投球ファクターが向上するというアラフィフにあるまじき、想定外の出来事が起きていたのでした。
やはり、ピッチャーの基本は走り込み(下半身のトレーニング)というのは本当だったんですな。
それにしても、40代後半になっても伸びしろがあるとは思わなんだ。
まぁ、裏を返せば、それ以前が、いかにだらしがなかったという証左ではあるのだろうけど...
お陰で、それまでノーサインでピッチングしていてもキャッチャーが余裕で捕球できていたのが、今では、1球ごとに球種を決めないと、キャッチャーが捕り損なうボールが投げられるようになったので、本物の野球らしく、何十年振りかでバッテリー間でサインの交換をして投げるなんて芸当も。
ただし、キャッチャーの手から繰り出されるサインが、悲しいかな、マウンドからだとよく見えなくて、大きなジェスチャーによるブロックサインでやりとりしてもらってるんだけど...(爆)
って、視力は歳相応に老化しておりました(苦笑)

あと、ゴルフのスイングなんかも心なしか安定してきた気が。
ただし、体重が軽くなったせいで、飛距離の方が落ちちゃったみたいで、今のところスコアには反映されてないけどね(笑)

そんなこんなで、思わぬ副産物をもたらしている穴ぼこダイエットではあるのだけれど、減量に直結しない毎夜6キロのランニングについては、さすがに見直す必要が。
ということで、本来の有酸素運動を行うべく、脂肪の燃焼に至らない6キロではなく、脂肪を燃焼しなければ帰れないようにと、職場から自宅までの全長17キロの道のりをランニングで帰るというハードなメニューへ思い切ってチェンジしてみることに。
ただし、さすがに毎夜、仕事終わりで17キロも走って帰ろうものなら、激しい消耗でボロボロの体になってしまい、もはやダイエットどころの話じゃなくなってしまうので、ランニングは週1〜2回程度に抑えて、走らない日は自慢の愛車、穴ぼこ号(クロスバイク)で自転車通勤によるバイク運動で補うことにしてみました。
これで、安定したカロリーの消費が行えて、かつ大幅な通勤費の節約もできて、でもって、自転車でも所要時間が電車通勤と変わらないので、なかなかお得なダイエットにはなりそう。

そんな訳で、去年の秋頃から17キロのランニングを走り始めた訳なんだけど、実際にどうだったかというと、まず最初に驚いたのが、無謀かに思えた17キロに及ぶ長距離のランニングが、思っていた以上に走れちゃう自分がいて、何気にビックリ!?
それまでの穴ぼこ生活を考えれば、10キロですら、ありえない距離のはずなのに、どうやら体重が軽くなってきたことで脚への負担が減り、加えて、それまでの6キロのランニングによって、スピードと心肺機能も鍛えられていたようで、長い距離でも走りきれる脚力が、自分でも気付かない間に備えられていたみたい。
いやぁ、人間の体って凄いねぇ。

ということで、これまでの経過を簡単に時系列でまとめてみると、

2016年 2月(83kg)要治療の健康診断の結果を受けて糖質制限ダイエットを開始

2016年 4月(73kg)僅か3ヶ月で10kgの減量に成功するも、体重の減少が止まる

2016年 5月(73kg)食事制限頼みのダイエットを諦め、6キロの帰宅ランニングによる運動ダイエットを追加

2016年10月(72kg)ダイエット効果の低い6キロのランニングを諦め、意を決して17キロの帰宅ランに延長

2017年 2月(?kg)ダイエット開始から1年後の健康診断を迎える


はてさて、長いような短いような、紆余曲折がありまくりの1年間のダイエットを経て迎えた健康診断はいかなる結果だったのか?
果たして17キロのランニングの成果は?


ということで、今年の2月に受けた健康診断の結果発表!!

まずは体重が 83kg ⇒ 70kg へと13kgの減量に成功!おぉ〜!!
でもって、腹囲が 93cm ⇒ 80cm へと驚異のサイズダウン!!やほ〜い!!
ちなみに、10cm以上の変動があった場合は2回計測する決まりがあるらしく、係のおばちゃんに驚かれながら再計測してもらいました(笑)
そして、一番、恐れていた「要治療」となっていた糖尿病が「軽度の異常」に大幅に格下げとなり、「D」判定を受けていた肝機能までも「B」判定にまで見事に回復!!!
わ〜い、やったねぇ!!
パチパチパチパチ〜!

...ん?!
が、ちょっと待てよ。
去年悪かった全ての数値が物の見事に改善されているのに、何故に総合的な診断結果は「要治療」なんだ?

ということで、他の診断結果を細かく見てみると、腎機能やCKという検査値が「A」判定から、なんとあろうことか「D」判定に悪化しとるやないか!(汗)
で、「CK」とはなんぞや?と思って慌てて調べてみると、どうやら筋肉の働きを診断する血液検査の項目らしい。
更には腎機能の低下、そして加えて言うと、聴診器での検診と心電図にも異常があったようで、その結果、想定外の「要治療」という診断に至っている模様。
そんなこんなで、これらの診断結果を重ね合わせながら、あれやこれやと考えてみると、一つだけ思い当たる節が...

って、まさにこれ「オーバートレーニング」ですやん!
というのも、悪化した項目のいずれも、激しい運動を行ったことで現れる症状ばかりなんだよね。
例えば、マラソンのレース後なんかは血尿が出るくらい腎機能が低下することがあるし、でもって、健康診断の当日は、横浜方面にある受診会場にクロスバイクを漕いで行っちゃったりしてるもんだから、筋肉疲労も重なって、余計に高い数値が出る傾向だったりも。
心臓関係にしても、アラフィフに差し掛かってから急に走り始めたもんだから、穴ぼこオヤジの心臓がビックリしちゃってたんだろうねぇ。
まぁ今のところ、激しい動悸が現れなければ病院で診てもらう程ではないらしいので、ひとまずは様子見ですな。

ということで、まったく想定していなかった診断結果を目の当たりにすることとなった穴ぼこオヤジ。
とはいえ、長距離を走るようになってからも、体力の落ち込みを感じることも無かったし、そもそも、かような自覚症状も持ち合わせてなかったので、ピンと来ていないのが正直なところ。
そんな本人のダイエットの手応えとは裏腹に、さすがに穴ぼこボディの内側では、それなりに負荷を受けていた状態だったということなんですな。
にしても、健康回復の為に始めたダイエットのはずが、大きな成果と引き換えに、よもや、別で健康の悪化を招いていたとは思わなかった。
いやまぁ、なんにしてもそうだけど、ほどほどにやらないとね。

そんな訳で、今回の穴ぼこダイエットはとりあえず成功ってことでいいのかなぁ?
これで、またリバウンドしようものなら、むしろ以前より更に不健康体になってまう?(笑)

ということで、その後は、ほどほどにダイエットを続ける...つもりのはずだったんだけど、なんか、思わぬ方向に走り出す羽目になってしまうことに...(汗)
穴ぼこオヤジの身に一体何が!?

これまた次回更新へと続く...