『南京の実相』をアメリカの議員に送るつもりらしい…(戸井田とおるセンセイ発案)

『南京の実相 国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった』(監修:日本の前途と歴史教育を考える議員の会、著者:水間政憲)というお粗末な南京事件否定本が発売されたことは以前に(こちら)で取り上げたんですが、こんどは戸井田とおるセンセイ発案により、『南京の実相』をアメリカの上下両院の議員に送ろうという計画が練られているようです。

2009-01-29 「南京の実相」をアメリカ議会へ - 戸井田とおるblog
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/3d84567cceb14458cdc28e6e5b775021

先日、本会議で中山成彬先生に「提案なのですが、「南京の実相」せっかく英文を一緒に編集しているんですから、アメリカの上下両院の議員宛に歴史議連名で送ったらどうかと思うのですが・・・。新閣僚も含めても千冊もあればよいと思うのですが・・・。」と申し上げると「君、いい事言ってくれた。直ぐやろう。」とのいいご返事を頂いた。早速準備して、議連の総会で諮っていただこうと思います。

日本の政権与党の国会議員は、こんな幼稚な南京事件否定論を信じているということを、わざわざアメリカの上下両院の議員に紹介する必要があるのでしょうか。


TB先
「南京問題小委員会の調査検証の総括」批判のために(1) - Apeman’s diary


【追記】
「戸井田報告」=「南京の実相」批判のページ(1) - 15年戦争資料 @wiki - アットウィキ
「戸井田報告」=「南京の実相」批判のページ(2) - 15年戦争資料 @wiki - アットウィキ