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2008-05-22

藤岡信勝センセイこそ、信じ易さ脱却して真実見極める眼力を 01:34 藤岡信勝センセイこそ、信じ易さ脱却して真実見極める眼力を - Transnational History を含むブックマーク 藤岡信勝センセイこそ、信じ易さ脱却して真実見極める眼力を - Transnational History のブックマークコメント

まずは前振りとしてタイトルとまったく関係ない「かぐや」のニュースから。

2008/5/20 毎日新聞 アポロ15号:月面着陸の噴射跡撮影 日本の「かぐや

http://mainichi.jp/select/today/news/20080521k0000m040094000c.html

米航空宇宙局(NASA)のアポロ15号が1971年に月面着陸した際に残したエンジンの噴射跡を、日本の月探査機「かぐや」が撮影した。宇宙航空研究開発機構JAXA)が20日、画像を公開した。アポロ計画終了後、アポロの痕跡を撮影したのは世界初。(以下略)

こちらのキャプ画像は「かぐや」が撮影したアポロ15号の噴射跡。

f:id:dj19:20080521211039j:image

ソース;JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」の地形カメラによるアポロ15号の噴射跡の確認について


アポロ計画については写真や映像を根拠に「*1アポロ11号は月に行ってない、なぜなら影の向きや長さが違う、星条旗が風になびいている、おかしい、アメリカの捏造だ!」というアポロ計画捏造説(アポロ計画陰謀論 - Wikipedia)なるトンデモ陰謀論がありますが、

あれ? これって南京事件否定論者の言説と酷似してない?

南京事件を否定するの研究の第一人者である*2東中野修道センセイも「いわゆる南京大虐殺プロパガンダ写真は影の向きや長さが違うからニセ写真だ!中国の捏造だ!」と決めつけ写真を根拠に(一点突破)→「南京事件は捏造された!」(全面展開)→「南京事件は虚構だ!」(全面否定)と、そっくりですよね。

なーんてことを思って、*3古森うぉっちゃーさんのこちらの(小ネタ。)エントリーにコメントさせてもらったんだけど、(ここからやっと本題ですよ。)pipisanさんから捏造写真つながりということで藤岡信勝センセイの(ノ∀`)アタタタな情報を教えてもらったので少し長いですが以下に保存しておきますよ。

記事はすべて産経新聞となります。

深まる謎、めぐみさん写真 元工作員安明進氏「工作員養成機関で撮影」

2004.11.19 東京朝刊 31頁 第1社会 写有 (全1,759字)

 ■「ベンツ」党の監視下、外車で送迎か

 ■「合成」影逆方向、不自然な直線も

 日朝実務者協議で北朝鮮側が提供してきた横田めぐみさん=拉致当時(13)=の三枚の写真。韓国に亡命した元北朝鮮工作員、安(アン)明(ミヨン)進(ジン)氏(36)は十八日、産経新聞の取材に、このうちの一枚は、工作員養成機関「金正日政治軍事大学」で撮影されたものと証言した。別の写真も含め「合成では」との指摘も拉致被害者家族の支援組織「救う会」に相次いだ。

 ◆金正日政治軍事大学

 安氏が証言したのは、背景に石垣と木があり、右横に自動車が写っている白黒写真。安氏はこの風景について「金正日政治軍事大学の中にある『出版社』の前で撮影されたもの」と語った。

 「出版社」は工作員用の教材などを印刷・作製している場所とされる。写真は一見、山の中の公園のようにも見えるが、「道路がコンクリートで舗装されているのが特徴で、大学内の道路は同じようにコンクリート敷きだ」と証言した。

 安氏は一九八七年三月、朝鮮労働党工作員に選抜され、金正日政治軍事大学に所属し、韓国侵入作戦中の九三年九月に亡命。安氏は、九二年までに同大学内で、めぐみさんや市川修一さん=同(23)=、増元るみ子さん=同(24)=らを何度も目撃したと証言している。

 この写真について北朝鮮側は「独身時代のもの」としているが、安氏は「八八年ごろのめぐみさんだと思う。私が見ためぐみさんに間違いない」。八八年ごろ、めぐみさんは二十四歳。「北」はめぐみさんが八六年に結婚したとしている。

 ◆メルセデス・ベンツ

 写真に写っている黒塗りの車について、自動車評論家の川上完さん(58)は「前輪のホイールキャップにスリーポインテッドスターがついているし、半開きになったドアの曲線や、バックミラー、ドアハンドルが明らかにメルセデス・ベンツ。七〇年代後半の車種と思われる」と分析した。

 安氏は「車が何かわからないが、金正日政治軍事大学には、ベンツやボルボなどの外車が頻繁に出入りしていた」と振り返る。めぐみさんは高級外車で送り迎えされていた可能性がある。

 北朝鮮事情に詳しい山梨学院大の宮塚利雄教授は「北では一般人がマイカーをもっていることはなく、車は党や組織の所属。ましてやベンツに乗れる人は限られている。写真の車がベンツならめぐみさんが党幹部や軍幹部の監視下にあり、そのもとで送り迎えされていたことを示すのではないか」と話す。

 ◆救う会に続々と情報

 「同じ写真の中に反対方向の影ができており、合成の疑いが強い」。救う会には安氏が証言したのと別の写真について意見が寄せられた。

 写真はカラーで、白っぽいコートに黒のスカート姿のめぐみさんが生い茂る樹木を背景に写っている。めぐみさんの影は向かって左側にできており、バックの樹木の影も大半が同じ方向だが、低い木一本だけは反対方向に影ができている。

 その他にも(1)コートの右肩のふちが直線に切られている(2)樹木と道路の境が不自然な直線(3)組んでいる手の中指が不自然(4)影の色の濃さが違う−など続々と情報が寄せられている。

でもって、みなさんお待ちかねの藤岡センセイの「正論」になります。

【正論】拓殖大学教授 藤岡信勝 信じ易さ脱却して真実見極める眼力を

2004.12.03 東京朝刊 13頁 オピニオン 写有 (全1,847字) 

 ■1枚の捏造写真がもたらす虚構

 ≪不自然さのみ目立つカット≫

 北朝鮮が提供してきた横田めぐみさんの写真が、合成写真であることが明らかになった。めぐみさんの影は向かって左側に伸びているのに、背景に写っている小木の影は反対向きなのである。その後、この種の偽造がメディアでも無数に指摘されている。北朝鮮という独裁国家の卑劣さが改めて暴露された。

 ところが、東アジアのもう一つの一党独裁国家・中国が提供する膨大な数の捏造(ねつぞう)写真については、日本のメディアは沈黙したままである。私が手にしている写真に注目していただきたい。刀を持った初年兵らしき人物の、日本軍ではありえない奇妙な服装や刀の構えの不自然さなどは一切不問にして、簡単な二つのポイントだけを示したい。

 第一に、初年兵の足元の影の方向と、それを後ろで笑って見ている古参兵の影の方向が異なっている。第二に、座らせられた犠牲者の右の肩を後ろの日本兵が左手で押さえつけている。ところが、犠牲者の顔の大きさに比べ、後ろの日本兵の顔のサイズは極端に小さい。この日本兵の左腕は、五メートルくらいなければ犠牲者の肩にとどかない。

 驚くなかれ、この決して出来がよいとはいえない捏造写真が、中国の小学生の歴史教科書に、「日本軍南京の青年を惨殺する」というキャプション付きで掲載され、「南京大虐殺では、三十余万の中国人民が無残に殺戮(さつりく)された。日本侵略軍は中国で極悪非道の罪を犯した」と説明しているのだ。

 それだけではない。アメリカの週刊誌『ニューズウィーク』は、この写真を日本の中国への侵略行為の証明として掲載した(一九九七年十二月十日号)。こうして、世界中に「日本人は極悪非道」のイメージがばらまかれている。

 ≪専門部局が作成した偽物≫

 さらに、中国の中学校段階の歴史教科書には、これまたスタジオで撮ったヤラセ写真であることが証明されている別の写真が掲載されている。被害者と加害者が役割を交代して演じている数枚の写真があるのだが、そのうちの一枚が、堂々と使われている。

 私は、さきごろ自殺が報じられた中国系アメリカ人の女性ジャーナリストアイリス・チャンの『ザ・レイプ・オブ・南京』のグラビアページに掲載された数十枚の写真を検証したことがある。結論は、どの一枚として「南京虐殺」を証拠立てる写真はその中に存在しない、というものだった(東中野・藤岡共著『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』祥伝社)。

 日中戦争時に、中国国民党内に宣伝の任務を担当する専門の部局が組織され、大量の捏造写真の作成に従事していた。私が調査したスタンフォード大学の東アジア文庫には、中国大陸で当時出版された何冊ものプロパガンダ写真集があった。戦後の日本では、この種の捏造写真を集めた写真集が多数出版されている。

 ≪子供を虚偽の宣伝から守れ≫

 言葉が嘘をつくことは誰でも知っている。しかし、「真」を「写」すと思われている写真が、もっとひどい嘘の道具であることはあまり知られていない。特に深刻なのは、極悪非道な民族として非難のターゲットとなっている日本人がとりわけ、自国を糾弾するこの種のプロパガンダ写真に対し、最もだまされやすく、簡単に信じてしまうことだ。

 集英社発行の週刊ヤング・ジャンプに掲載された本宮ひろ志の連載漫画「国が燃える」は、右のような捏造写真をもとに南京における日本軍の残虐行為なるものを描き、「これが日本人の正体か!」などと主人公に語らせた。多数の読者の指摘で集英社は、十一月十一日発売号で読者へのおわびを掲載し、単行本にする際には計二十一ページにわたり削除・修正することをあきらかにした。社会的責任のある作家までもがナイーブに旧敵国のプロパガンダを信じ込んでいる我が国の実情を露呈している。

 十一月九日の参議院外交防衛委員会で自民党山谷えり子議員は、中国を訪れる日本の修学旅行生が盧溝橋の抗日戦争記念館など反日プロパガンダ施設で一方的な歴史観を注入させられている問題を取り上げた。これらの施設には多数の毒々しい捏造写真やいかがわしい人骨が展示されている。六千五百万人の自国民を殺した中国共産党の歴史的犯罪を隠蔽(いんぺい)し、日本人に対する憎悪を育てることを目的に作られたこの種の洗脳施設に、日本の高校生が親のお金を使って連れて行かれる。これほど愚かなことはない。日本人は独裁国家の宣伝にだまされない眼力を持たなければならない。(ふじおか のぶかつ)

んで、オチはこちらのベタ記事。

めぐみさん写真 合成の痕跡ない 政府が精査結果

2004.12.25 東京朝刊 27頁 第1社会 (全299字) 

 北朝鮮側が十一月の日朝実務者協議で提供してきた横田めぐみさんの写真については「合成」の疑いが支援団体「救う会」に寄せられていたが、政府は二十四日の精査結果で「画像合成の痕跡を示すものは認められない」と明らかにした。

 写真は警察当局が鑑定を進めていた。警察庁幹部は同日、「影の方向がひとつ違う方向に向いていたと指摘されていたが、コントラストの濃い写真のためだ。木の根っこから出ている影のようなものは影ではない可能性が高く、合成の痕跡はない」と説明。さらに「切り抜きが行われた痕跡が認められない。全体的に色が濃く、原画を薄くしていく処理を行うと、影とされるものは影でないということのようだ」と述べた。

以上。このエントリーは間違えて一度消しちゃったものを書き直しました。あーつかれた。

*1アポロ11号の着陸地点はマルチバンドイメージャで画像を取得済み。http://wms.selene.jaxa.jp/index_j.html

*2:5/21に東京高裁であった2審で「東中野教授の解釈は不合理で妥当とはいえない」と言われちゃいました。ちなみに1審では「学問研究に値せず」と言われています(ノ∀`)アタタタno title

*3:古森=産経のカリスマ記者・古森義久のこと。

ni0615ni0615 2008/05/22 08:36 藤岡がいう写真はこの中にありますか?http://www.geocities.jp/pipopipo555jp/143photos/sakuin.htm

pipisanpipisan 2008/05/22 08:43 ご苦労様です。
さて、プロパガンダ戦と称する闘いで、二審も見事に玉砕した東中野センセの
「南京事件の徹底検証」でありますが。
この裁判に関しては、産経新聞も短い原稿しか流してません。
トチ狂ったように報道した百人斬り訴訟で懲りたんでしょうか。

しかしながら、東中野センセの研究書(p は絶賛したきた前科があります。
産経も一緒に訴えられればよかったのに(笑

これが第一報。
南京事件ベイツ・メモ 中華民国の公式文書「4万人殺害説」削除
1998.07.29 東京朝刊 25頁 第3社会 写有 (全1,489字) 
 南京事件(昭和十二年十二月−十三年初め)で「四万人が殺された」とする南京在住の米国人宣教師、ベイツ博士のメモが当時の中華民国の英文の公式文書「チャイニーズ・イヤーブック 一九三八−三九」に収録された際、「四万人殺害」のくだりが削除されていたことが東中野修道・亜細亜大教授の研究で分かった。この「四万人説」が消されたことが後に、「二十万」「三十万」といった誇大な犠牲者数が独り歩きする一因になったとみられる。

 チャイニーズ・イヤーブックは、前政府外交部顧問(当時)の徐淑希・燕京大教授が委員長を務めていた中華民国の国際問題委員会の公式資料から作成された、いわば中華民国の公式見解。徐氏は、満州事変の国際連盟調査団中国代表処専門委員も務めた。

 ベイツ博士のメモは「日本軍が不法に処刑した」という中国人の話をもとに一九三八年(昭和十三年)一月二十五日に書かれたもので、「非武装の四万人近い人間が南京城内や城壁近くで殺された。三割は兵士ではなかった」という内容。

 このベイツ・メモは、中国・上海のオーストラリア人ジャーナリスト、ティンパーリ氏のもとへ送られ、ティンパーリ氏が同年七月に出版した「戦争とは何か」の第三章に盛り込まれた。

 しかし、東中野教授が調べたところ、チャイニーズ・イヤーブックはベイツ・メモを収録する際、その核心部分である「四万人殺害説」を削除したほか、「三千体が大量処刑のあと積み重ねられたり並べられたりしたまま放置されていると埋葬グループは報告している」という記述も削除していた。

 また、同じころ出された徐氏の編著「日本人の戦争行為」「要約・日本人の戦争行為」「南京安全地帯の記録」の三冊にも、ベイツ・メモが再録されながら、「四万人説」が削除されていることが分かった。

 南京事件については、東京裁判認定の「二十万」、戦後中国が発表した「三十万」という誇大な犠牲者数が教科書などで独り歩きしているが、東中野教授は「ベイツ博士の四万人虐殺説も水増しの疑いが強いが、その四万人虐殺説でさえ公式記録から削除され、一度も追認されなかった。『南京虐殺』は四等、五等史料によって成り立っていることがはっきりした」としている。

 東中野教授はこの発見を含め、南京事件当時の外国語文献を比較検証した研究成果を「『南京虐殺』の徹底検証」という本にまとめ、近く展転社(TEL03・3815・0721)から出版する。

 また、東中野教授の研究成果をもとに、自由主義史観研究会(代表・藤岡信勝東大教授)は八月一日午前十時から、東京・本郷の東大教育学部一五六教室で、「『南京虐殺』の徹底検証」と題した学習・討論会を行う。

 自由主義史観研究会はさらに、八月八日と九日の両日、東京都台東区池之端の水月ホテル鴎外荘で、第三回全国大会を開く。八日は模擬授業「日韓併合」と、呉善花さんと藤岡教授の対談「日韓の歴史と未来を子どもたちにどう教えるか」。九日は模擬授業「東京大空襲」と、学生による歴史ディベート「日本は国際連盟を脱退すべきではなかった」。

 いずれも、問い合わせ・申し込みは「自由主義史観研究会」(東京都文京区本郷3ノ16ノ6ノ504、TEL03・5800・8515)まで。

 なお、南京事件に関し、昭和史研究所が八月八日に予定していた、「レイプ・オブ・南京」の著者、アイリス・チャン女史を招いてのシンポジウムは秋以降に延期される。

pipisanpipisan 2008/05/22 08:45 著者へのインタビューも載せちゃったり。

【著者に聞く】「南京虐殺」の徹底検証(展転社・1800円) 東中野修道氏
1999.01.24 大阪朝刊 17頁 読書1 写有 (全1,429字) 
 専門は日本思想史と西洋思想史である。

 「八年前のある日、大学でナチについて話していたら、ある学生が日本軍も南京で虐殺をしたという話を聞いた。本当ですか、と聞いてきました」

 それが専門外の南京事件にとりくむきっかけになった。その時、自分に課した。「一切の先入観を排除する」と。

 事件当時、南京にいたドイツ人、英国人、オーストラリア人らが書いた記録の分析から始めた。すべて原典に当たった。英語とドイツ語には自信がある。

 「最初は何回読んでも何が何だか分からなかったですね。南京大学教授だったドイツ人宣教師、ベイツの四万人虐殺に関する記述が昭和十三年の四月以降、削除されている。その理由が分からなかったんです」

 南京事件については日本でも肯定派と否定派が激しい論争を繰り広げてきた。肯定派はベイツの記録などをもとに、事件直後から虐殺の記録があるといい、否定派は、現場にいた内外のジャーナリストが事件を報道していないことなどから、虐殺はなかったとしてきた。

 「ベイツらは安全区にいて、多くの中国人から情報をもたらされ、虐殺があったと信じるようになったのです。ところが、南京陥落の一カ月後には、虐殺はなかったらしいということになり、四月以降の記録の削除につながったわけです。ジャーナリストの報道がなかったのは虐殺がなかったのだから当然でしょう」

 東中野さんは、これを「在南京外国人居留民の日本軍戦時国際法違反説の自主撤回」と言っている。

 「当時の資料をいくら当たっても、日本軍が南京で戦時国際法に違反したという記録がない。南京陥落一周年でも、国民政府は何の言及もしていない。おかしくなるのは東京裁判からです。日本は南京の戦闘では勝ったが、宣伝戦では完敗したということです」

 本書は、これまでのように南京で何人が虐殺されたのかを問題にするのではなく、南京虐殺があったのか、なかったのかを資料を駆使して明らかにしている。

 では、昭和十二年十二月の南京で一体何があったのか。

 「南京で死んだのは一万数千人でしょう。うち戦死は一万人前後。日本軍による便衣隊の処刑が数千人。これは合法です。その他、中国軍の督戦隊による同じ中国軍兵士の処刑が数百人といったところでしょう。数十万人なのか、数万人なのかという問題ではなく、日本軍の戦時国際法違反行為はなかった。違反の証拠はないということです」

 ということは南京での二十万人、三十万人の虐殺は全くのえん罪ということになる。にもかかわらず、中国政府は謝罪を要求し続け、日本政府は謝り続けている。

 「日本政府は学問領域に容喙するなと言いたい。これは歴史学の問題です。南京にある『大屠殺紀念館』の骨の年代鑑定を要求してはどうでしょうか」

 「いままでのところ、従来の南京事件研究者から何の反応もありませんが、それはわたしの説が正しいということを立証していることになると思います」と調査八年、執筆三年の自信をうかがわせた。

 最後に東中野さんは「先入観なしに始めた仕事ですが、結果として日本人、日本民族に着せられた濡れ衣、汚名を晴らすことができたと信じています」と顔をほころばせた。

 (大野敏明)

 ひがしなかの・おさみち 昭和22年、鹿児島県生まれ、鹿児島大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。米国・西ワシントン大学客員教授(日本思想史)、西独・ハンブルク大学客員研究員。現在、亜細亜大学教授(社会思想史、日本思想史)。文学博士。

pipisanpipisan 2008/05/22 08:53 >ni0615さん

リンクの6番の写真だと思います。

ni0615ni0615 2008/05/22 09:09 pipisan さん 
どうも有難うございました。
http://www.geocities.jp/pipopipo555jp/143photos/num/n-006-7.htm
http://pipponan.fc2web.com/143photos/photofiles/c-06.jpg
これですね。へぇ〜(笑)
藤岡の眼力(もしくはビール瓶の底のようなメガネ)は凄いですね。常人にはとうてい見えないものが見えるようです。
・・・「初年兵」「犠牲者の右の肩を後ろの日本兵が左手で押さえつけている」
「影」の問題は、
http://www.geocities.jp/pipopipo555jp/143photos/num/n-006-7.htm
ここに書きました。

dj19dj19 2008/05/22 09:21 ni0615さん
あっその写真だ、図書館で見たの。なんか陰の問題のリンク間違ってませんか?

dj19dj19 2008/05/22 09:27 失礼しました。リンク先をたどったらありました。

Prodigal_SonProdigal_Son 2008/05/22 10:22 秦郁彦氏は「東中野氏の研究のおかげで捏造写真があることがわかった」などと述べているようですね。まだら(ry それはさておき、なんだか実績のある方がドンドン変な方向へ行くのを見送るのは本当にさびしいものです。

dj19dj19 2008/05/22 12:24 pipisanさん
なんか疲れて頭が回らなく、なんのひねりもないエントリになってしまいましたが(苦笑)
>二審も見事に玉砕した東中野センセ

いやぁ、すっかり忘れていました。昨日、判決の日だったんですね(汗)
脚注に追記しておきました。

Prodigal_Sonさん
秦郁彦センセイの客観性を装った資料の曲解は困ったもので、ある意味一番たちが悪いかも。
このまま劣化し続け研究者としての人生を棒に振る覚悟なのかもしれませんね。

pipisanpipisan 2008/05/22 14:49 秦先生の航空戦史話シリーズとか好きだったのに。
東中野や渡部といつ和解したんだろう?
やっぱり、右派的言辞を弄していた方が食いっぱぐれないんでしょうか?

ni0615ni0615 2008/05/22 19:26 >東中野や渡部といつ和解したんだろう?
ジイサン達のスケベな野合の一方で、下士官たちの叛乱あり。

>被害者と加害者が役割を交代して演じている数枚の写真があるのだが、そのうちの一枚が、堂々と使われている。
と藤岡(東中野も)がいう写真ですが、「写真鑑定団」で藤岡や東中野に盗用されたと反乱中の松尾一郎氏が、それを明確に二人の誤りだとしています。
ttp://www.history.gr.jp/~nanking/propaganda_photo.html
ttp://www.history.gr.jp/~nanking/sample.html

叛乱>>ttp://www.history.gr.jp/~nanking/problem_higashinakano.html

dj19dj19 2008/05/23 00:32 pipisanさん
航空戦史話シリーズは読んだことないんで今度読んでみますね。自分は秦郁彦センセイの本は太平洋戦争ものを何冊か読んだ後に「歪められる日本現代史」を読んでしまい、だめだなこりゃ、と。まぁイデオロギーが絡むのはしょうがないとしても資料の引用ぐらいは内容が変わらないよう最大限勤めるべきでしょうね。研究者を自称するなら。

>やっぱり、右派的言辞を弄していた方が食いっぱぐれないんでしょうか?

あまり難しいこと聞かないでください(苦笑)
近所の本屋を見る限りではマジメに研究しているよりはウマーな商売として成り立っているようですよ。(←ものすごく適当に書いてみました。)

yamaki622yamaki622 2008/05/31 15:31 pipisanさん
>すべて原典に当たった。英語とドイツ語には自信がある。

こんなこと言ってたんですか。今、東中野氏に関して調べていることがあるので大変参考になりました。よろしければこのインタビューが産経新聞のいつの記事が教えていただきたいのですが…(もしまだご覧になってたら…)

dj19dj19 2008/05/31 18:17 yamaki622さん、え〜と、日付けなら書いてない?

yamaki622yamaki622 2008/06/01 10:10 書いていただいてましたね。お手数をおかけしました。

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