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djapon の 『FEEDBACK DIALY』 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2017-02-18 「転調ゲームを終わらせた男。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第299回は、先週の予告通り「ジャパニーズ・シティ・ポップ(和製AOR)」を緊急特集。

「ノンストップ〜」シリーズに近い形式で、いつもより多くの曲がオンエアされました。

時代が変わって、今だからこそ再評価されるべき、高いクオリティ楽曲が紹介されました。

番組後半の曲紹介コメントを文字起こししてみました。

オリエント

オリエント

KANA

KANA

D

Cologne

Cologne

D

というわけで、来週2月24日スペシャル・ウィークは、番組300回記念です。

菊地成孔吉田沙良のマンスリーガールフレンドショー。うれしたのし大好きかも」、どうぞお楽しみに〜。

はい、それでは残り時間も少なくなってまいりました。ラストコーナーを回ったというところで、次の曲まいりましょう。

え〜…清野由美さんは、バックにスーパーグループ…「MARIAH(マライア)」、そしてミックス:オノ セイゲンっていうのでね。スーパー…っつってもね、「スーパーストレンジ・グループ」と言っていいでしょうね、「マライア」はね。

この作品、実はですね…「マライア」の面子が…話わかんなかったら、ごめんなさいね。今回話がサクサクいくんでね。詳しい説明してる暇がありませんが…「マライア」の面子が全員参加した最後の作品としても知られています。

清野由美さんという方のバックを演っているわけですけども。これ、非常に変わった…ヴィンテージ’83ですね、1年逸れてるわけですが、その中でアーバンレゲエナンバーという風合いの曲です。「真夜中の電話」。

「真夜中の電話」って曲もありましたよね、いっぱいね。はい。でも清野由美の「真夜中の電話」を知ってる人は少ない!というね。それでは早速最終コーナー回りましょう。

菊地成孔の粋な夜電波」、本日は「シティポップ・AOR特集」です。

CONTINENTAL

CONTINENTAL

(曲)

D

はい、清野由美さんの「真夜中の電話」をお聞きいただいております。「真夜中の電話、私は好き。」っつってますけどね。

先ほどの間宮貴子さんもそうですけども、清野由美さんもミッシングディーヴァと呼ばれてる方、たくさんいますから。秋本薫さんもそうですね。

電話ください!…番組聴いたら(笑)。真夜中で結構ですんで。真夜中のほうがいい。「真夜中の電話、ワタシも好き!」って感じですけどね(笑)。はい。

これ、お聞きになっててわかると思うんですけども、この当時ってのはジャズフュージョンの考え方から、普通のポップス…それまでのロックポップスの流れから、転調ってものをいかに上手くやるか…アクロバティックに転調して上手く決めるか…っていうことを、みんなで楽しく競ってたようなところがあるんですよね。

ところがそこに、もう大リーガー級のとんでもない人が入って来て、「転調っていうものはこうやってやるんだ!」っていうことで、転調の名曲を次々出したもんで、なんとなく皆んな、そのゲームやめちゃった…っていうね。

そういうアンファン・テリブル…っていうか、ヤバい人が一人出てくるもんなんですけど、その転調の天才…AORの転調に関して物凄い技巧を誇り、なんとなく皆んなが楽しんでいた転調のゲームを終わらせてしまった人は誰でしょうか?…坂本龍一さんですねえ(笑)。

はい、では次の曲ですけども。はい、こちらどうぞ。

はい、これ…吉田政美さんの「オレンジ・シティの朝」というタイトルの曲です。何で?…どういう出自でしょうか。

これ実は吉田政美さん…さだまさしさんとのフォークデュオグレープ」の片割れの方です。

さださんが目指していた音楽とは全く真逆ですね(笑)。

はい、村上ポンタ秀一林立夫さん、後藤次利さん、高水健司さん、渋井博さん、斎藤ノブさん、浜口茂外也さん、矢野顕子さんも参加しております。

アルバム「My Tune, My Turn」より「オレンジ・シティの朝」。

My tune, My turn

My tune, My turn

(曲)

D

はい、なんと今日用意してきた曲のうちから3曲カットすることになってしまいました。

この3曲に関しては…まあ、番組が継続しますので…紹介していきたいと思いますが。

本日最後の曲となります。

我々は「DA.YO.NE」という曲を知ってると思いますね。「ダ・ヨ・ネ」…EAST END × YURIさんですね。「DA.YO.NE」。

この「DA.YO.NE」より約20年早く(笑)…「だよね」という曲が日本ドロップされていました。

今日はその曲を最後にお別れしたいと思います。なんと、タレントは「ピラニア軍団」。

ピラニア軍団」のアルバムピラニア軍団」より「だよね」という曲を今からプレイします。

そしてアレンジは、先ほど…「全国で行われていたこのゲーム収束させた男」、坂本龍一のアレンジによりますものです。

(中略)

坂本龍一さんの77年とは思えないクオリティのアレンジですね。演歌メロディにとんでもない調のバックトラックが付いております。

今のヒップホップクリエイターなども聞くべきアルバムではないかと思います。

ピラニア軍団

ピラニア軍団

2017-02-11 「『ガンダム』で忙しすぎて。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第298回はフリースタイル。真夜中に聞きたいドープな音楽を特集。

番組冒頭の近況報告と、エンディングの曲紹介の部分を文字起こししてみました。

とにかく今は「ガンダム」でお忙しいそうです。

D

まあ…特に話す事は…無いですね(笑)。

先週に引き続き…無いです、これは。なんも無いですね。

それは何でかっつーと…ガンダム」が忙しすぎてですね。もう、今日もこのスタジオ来る前までが「ガンダム」、終わったら「ガンダム」ですからね。ええ。

今回はね、ほんっとに…何ヶ月やってんだろう、俺…「ガンダム」(笑)。こんなに「ガンダム」長くやるとは思いませんでしたけどね。力入っちゃって、力入っちゃって。

「1(ワン)」がね…「サンダーボルト」っていう、「機動戦士ガンダム」のサブストーリーっていうの?…何でしょうね、スピンオフとも違うんでしょうね。

もう全然ワタシ、そこらへん知らないんで。言われるがままに仕事してるだけなんですけど。

あれですよ…「1」の評判が、なんか良かったみたいで。それで「2(ツー)」になったんですね。で、「2」作ろうってことになって。

ほんでもう…まあ、「1」の評判がいいと、だいたい「2」はコケるっていう…なんかそれはアニメとかじゃなくて、映画でも何でもそうなんですけど。

「続・なんとか」「なんとかかんとか・2(ツー)」ってのは、だいたいダメって言われる、ひとつのその…芸能の、ひとつの決まりみたいなのがあるんですね。

まあ、そうなっちゃいけないっつーんで。「1」は結構気楽に作ったんで。気楽って言っちゃいけないんですけど(笑)…適当に作ったって意味じゃないですよ。気分を楽に作ったんですよね。

「2」は「もう全然聞き応え変えるんだ!」って、もう気張っちゃってねえ。「ものすごい作り込むんだ!」って自分で…こういうの自己拘束って、自分で自分のことを拘束するって言いますけど、自分で自分のこと縛り付けちゃって。もう気合い入っちゃって、気合い入っちゃって。

ガンダム」のOSTっていうのは、半分がジャズ、半分が歌もの…なんですよね、ポップスなんですけど。

今回のはね、「1」と全然違うんで。ジャズのほうは、ものすごい作り込んでるわ、編成はでかいわ。で、ポップスのほうは…まあ、大雑把にオールディーズみたいなものをサクッと…オールディーズ好きですからね、50’sポップスとかね…アメリカン50’sポップスとか好きなんで。もう「〜的なもの」というのでサクサクサクッと作ったのを、今回はいろんな題材で…。

歌手はね…シンガーの方は、この番組でもお馴染みの吉田沙良さんも初参加。初っつったって「2」ですけどね…参加されますし。ジャズドミュニスターズのファンの方には、I.C.I.こと市川愛さんも引き続き参加…というような感じで。辻村くんにも振りましたね。まあ…「オマエのレーベルのタレントを(笑)…一種のバーターだろ、これも。」って言う方もいるかもしれないぐらいね、全然違うんですけど。そんな感じですね。

今もう…それでね、朝起きると「あっ…『ガンダム』。」って「ガンダム」の事考えてる自分がね(笑)。53歳にして、こんなに長い間、アニメマンガも見なかった男が、朝目がさめると「機動戦士ガンダム」の事を考えながら起きるっていう…ね。寝る前も「機動戦士ガンダム」の事を考えながら寝るっていう日が来るとはね。思いもよらなんだ…って感じですけどね。


(中略)

COUP DE TETE

COUP DE TETE


と、まあ…そんな感じで。「何が粋で何が野暮だよ。」って話ですけどね。

そんな「喋りにゾーンが入った!」とかじゃないですよ。ただ単に疲れてハイになっているだけですけどね。

そんなハイになっている最中ですけども、ほんとに「昭和は遠くなりにけり。」と言われてから、だいぶ長いですけど。ほんとに「遠くなったな…。」って思う気分…何て言うのかな、ひしひしと近づいて来るっていう…「もう前からわかってはいたけどね。」っていうね。

ま、恋の終わりとかね、親の死に目と一緒ですよね。いよいよ…って時が来るわけですよね。

あの…あれですよ、番組がこのシーズンで終わるという事を暗喩しているのではありません!…念のために(笑)。

コントの時はね、いつも…だいたいね、軽いコント…特に夫婦物で笑えるやつの時は、ワタシはジャズBGMにしてるんですけど。これはジャズのオリジナルのCDから持ってきてるんじゃなくて、「Woody Allen’s Movies」…これはもうプロダクツとしては5〜6種類あるんですけど。

ウディ・アレン映画ってのは必ずジャズが使われるんで、それだけを集めたコンピってのがいっぱい出てるんですよ。それをほとんど買い集めて、それで自分のコントの時には「Woody Allen’s Movies」…要するにウディ・アレン映画に使われたジャズの曲を流しているというスタイルをとっておりまして。今回初めて白状しましたけどね。

ですので、毎回毎回いろんな曲かかるんだけど、結局それはウディ・アレンのコンピからかけている…ということですね。

というわけで、そうですね…先週「藤村俊二さんに…」ということでしたけれども、追悼はやめているとはいえですね、今日も同じく「Woody Allen’s Movies」より、最後締めくくる曲としてはですね…

「昭和も終わっていくな…。」という気分と共にですね、めったにこの…コント用に取ってるCDなんで、こっからエンディングに持ってくって事はほぼ無いんですけれども、今日はそれで締めたいと思います。

ハリー・ジェイムス・アンド・ヒズ・オーケストラマイルスが最初に憧れた白人のジャズですけどもね。まあ、素晴らしいです。

「You Made Me Love You」という…意味深というか、ちょっとした洒落た…これこそ粋な言い回しの英語ですよね。訳すとこうなりますってのは野暮ったいから言いませんけれども。

というわけで「菊地成孔の粋な夜電波」、ジャズミュージシャン菊地成孔がお送りしてまいりましたが、また来週ということです。

来週は、先ほど申し上げた通り、J- シティポップ…AOR黄金期の音楽をノンストップでお送りします。

では本日の締めに、去り行く昭和に対し送りたいと思います。ハリー・ジェイムス・アンド・ヒズ・オーケストラで「You Made Me Love You」。

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I've Heard This Song Before / Hits of Harry James

I've Heard This Song Before / Hits of Harry James

2017-02-04 「映画監督になるはずが…。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第297回はフリースタイルながら、「エロくなさそうで妙にエロ音楽」を集めた小特集の回になりました。

もともと映画監督志望だったことにまつわるエピソードを語られた部分を文字起こししてみました。

Those Who Throw Objects at the Crocodiles Will Be Asked to Retrieve Them

Those Who Throw Objects at the Crocodiles Will Be Asked to Retrieve Them

D

はい、え〜…「菊地成孔の粋な夜電波」。ジャズミュージシャンの、そしてですね…

これ、言っちゃって大丈夫ですかねえ?…最近、映画に出ないか?」と誘われておりまして(笑)。しかも「非常に有名な方の役で。」ということでですね、断るのに必死な…菊地成孔が、TBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。

絶対やりたくないから出ないんですけど(笑)。まあまあ…近い将来、もし出てたとしたら、「金…札ビラで顔叩かれたな。」と思ってください。

はい。というか、ワタシじゃなくて吉田沙良さんに、いい加減もう声優でも女優でもいいですから、仕事をどなたか振ってくださいませんか?…どなたも振ってくださらない場合は、またワタシがコントで使うしかなくなってしまうんですけども(笑)。まあ、それはともかくとしてですね。

最近、もう仕事ばっかししてて。

この番組始まった頃のほうがね、若干暇だったんですかねえ。

ずーっとファミレスいて人間観察とかしてる時間ありましたからね。最近その時間も無いんでね。

だから大した面白い話も無いんですよね(笑)。

というわけで、今日はメール…ま、普通ラジオはそういうもんなんですけどね(笑)。メール中心でいってみましょうか。

あまりにもこの番組メール読まないんで、メール受け付けてないんじゃないかと思ってる方が多いんじゃないかと思いますけど。


(中略)

D

スペシャルウィークは第300回なので)「300人で1曲を聴く!」っていうね。300人で…そうね、「関白宣言」を聴く、とかね(笑)。そういう感じでいいんじゃないですかね。

300人で星野源さんの「恋」を聴く!…まあ、そんなの300人で星野源さんの「恋」を聴く…なんて、多分昨年末に日本中のそこかしこで起こった事だと思いますけどね。だから、それはやめましょう。

「300人で聴くべき曲」…今、何でしょうね。やっぱね、「夢飛行」ですかね。「夢飛行」じゃなかったら、もう「夢一夜」しかないですよね、もうね…梅沢富美男さんの(笑)。

300人で聴く…「夢芝居」だ!…「夢一夜」はアレだ、アレアレ…アレっちゃいけねえや。「夢一夜」はあれですよ、南こうせつさんですよ、「かぐや姫」の!

オレ、だって…あれだもん。ずっと映画監督になるつもりで、8mmカメラを誕生日に買ってもらう予定がステレオセット…

電器屋にふらっと寄ったステレオセット…あ、あ、「電器屋にふらっと寄ったステレオセット」じゃねえや(笑)。ふらっと寄ったのは俺だっつーの!…「電器屋にふらっと寄ったステレオセット」って、なんかもうシュールレアリスムみたいですけどね。

電器屋にふらっと寄っちゃったのね。そしたらそこにステレオセットがあって。「TANNOY」とかね。すごかったですよ。「マランツ」とかね。すんげえステレオセット置いてあって。自慢の…電器屋の親父に…ステレオセットで聞かせてもらったのが、「夢一夜」だったんですよね!…南こうせつさんの(笑)。

その時に生まれて初めてステレオってことを知ってですね、「音が右と左に別々に鳴っている〜!」と思って。「こっちからギターが、こっちからキーボードが!」なんつってね。

真ん中から、こうせつさんの歌がね、聞こえてきて。切々と。いや〜…もうほんとにね、南こうせつ」っていう名前が、もう既に歌が切々としている事を、音で表していると思うんですけれども。

それで魂持ってかれてしまって。「もうカメラ要んない!」っつって。ステレオセット買って!」っつったのが運の尽きで、この商売やってるっていうね。大正解ですけどね。

でもまあ…やっぱ「因果は巡る糸車」と申しましょうか。筒井康隆先生の御芝居じゃないですけど、「諦めてこっちの道行って大正解」っていうのは、やっぱりこう…過去の亡霊っちゅうか、やって来ますよね。

この年になって「映画に出ろ。」って言われるとは思いませんでしたけどね。

あの…映画監督になれ!」って言われた事は1回あるの。

それもね、丁重にお断りしました。

えーとね…亡くなったね、あの方。荒戸源次郎さん。

もう亡くなったんで、時効…っていう言い方も変ですけどね。

荒戸源次郎さんが映画プロデューサー晩年は監督もされてましたけど、映画のプロデュースもされていて。

荒戸源次郎さんに呼び出されたのよ。ある日。

新宿のパークハイアットのピーカフェっていう、新宿で打ち合わせなんかする人はよく使う…ね、特にお金持ち系の人がよく使う、立派なウインドービューが…東京中が見渡せるっていうカフェがあるんですけど。

そこで荒戸さんに呼び出されて…「ああいう口調の方ですから…。」っつっても有名じゃないでしょうけど。

「あの〜…映画監督されませんか?」って言われて。

「いやいやいやいや…(笑)。急に何をおっしゃるんですか。」っつって。「何で僕が映画監督しなきゃいけないんですか?」って言った時の、荒戸源次郎さんの根拠が…

「『cure jazz』っていうアルバムが素晴らしいから!」っていう(笑)。

あの…UAとね、今UA何処だっけ?…言えない言えないか。海外に住んでんだけど。いろんな事情があって海外に住んでて。

一粒種…一粒種じゃねえや、UAはもう4人…産んでるかな?…長男でいいのかな?…虹郎はね…

「虹郎」なんて呼び捨てにしちゃって。ワタシ…売れっ子の芸能人で名前呼び捨てにできんのは虹郎ぐらいしかいないですからね。

てか、ガキの頃から可愛がってんのは、もう長沼(マネージャー)の倅と虹郎しかいないですから(笑)。その二人以外はもう大人になってからしか会った事が無い人ばっかりなんで。

もう…よちよちの頃から知ってんのは…長沼の倅は名前出せないですけど(笑)…「あばれはっちゃく」に年々似てきてるんですけどね(笑)。長沼の倅と、虹郎だけです。

虹郎はまだ…こん〜ななって、ちょろちょろ飛び回ってる頃から、「ニジロー!」っつって…「録音の邪魔すんじゃねえ!」っつってた仲ですからね。

…っていう話なんかをライブのMCでしたりすると、客席に虹郎がいると「キャヒャヒャー!」っつって「ちげーよ!」とか言うのが聞こえてくるんです。虹郎が嬉しそうにニコニコしてね。

はい、もう…立派な俳優になっちゃってねえ。なんですけども…

何の話してたか、さっぱり覚えてないんですけど(笑)。

えーと、300回の話だ。あ…荒戸源次郎さんの話だ。

で、荒戸さんがそういうふうに仰ってくださって。ほいで…脚本もあったんですよ、もう。

いやあ…「因果は巡る糸車」と言いますけれども、脚本が…「さる有名な小説家の方の、発表されなかった小説脚本にしたもんだ。」っつて、バッと出されてね。

すげえなと思ったんですけど、「いやあ、ちょっと…。」っつってお断りしたんですけど。

とにかく「映画監督、あなたはできる!」って言われて、「なぜならUAと一緒に作った『cure jazz』が素晴らしいアルバムだからだ!」っていう(笑)。

ちょっと…「だいじょぶかな、この方?」って思ったまま…ね、いたんですけども。

ま…大丈夫じゃなかったですよね(笑)。

頭のネジがね、ちょっといかれたオヤジでしたよ。いかれたお爺さんでした。非常に素敵な方でしたけどもね。

はい。やっぱりそうやって一回抑えたまま、こう…元に戻ってくるもんですけど。

The Beginning of a New Birth/a

The Beginning of a New Birth/a

A Foreign Sound

A Foreign Sound

D

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2017-01-28 「どの国でもどんな音楽ができる星。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第296回放送は、急遽「特集/国籍不明。どの国でもどんな音楽ができる星」。

なかなかラジオでかかることのない楽曲を紹介。2時間しか寝ていないヘロヘロの状態でなされた解説の一部を文字起こししてみました。

GOOD LIFE (IMPORT)

GOOD LIFE (IMPORT)

本日は「特集/国籍不明。どの国でもどんな音楽ができる星」と題しまして、一聴だに「どこ産」だか分からない…違った意味での不思議な音楽を特集いたします。

そうそう、私は彷徨えるジャズミュージシャン菊地成孔と申します。お見知り置きを。

深夜、そして色々あった今日という日の終わり。寒さの極みから、ほんのちょっとだけの温度の上昇という、スローモーションにも似た変化を、音楽と共に小一時間ばかり、ごゆっくりご堪能ください。

口上明け、1曲目が始まるまでに、お気に入りのリカー、お気に入りリーフお気に入りのフィール…を御用意くださいませ。

それでは「貴様ら、『オリンピックを本当にもう一度やる』…と言うのなら、来るべき1964年の東京に向けた、大人の夜の世界…泰然自若、余裕綽々と参りましょう。あらゆる、あらかじめ改善された記憶とともに。」

はい、デイム・ファンクなんかを思い出させるヘヴィな低音、そしてこの後展開されるトーキングボックスなどなど…タイトルも「Boogie with me」。英語ですが、果たしてどこのバンドでしょうか。お聞きください。

(曲)

Boogie with Me

Boogie with Me

はい。このユニットですね、チーム名ですね…「MODOGSTA」といいまして、メンバーの名前はDJ MOFAK、DOGG MASTER、BASTA BROWN。

さて、ここまで聞いてもまだ西海岸かな? あるいは意外とこれがサウスなのかしら?」とか思ったりするかもしれませんが、なんとフランスでございまして。

フランスを代表するギャングスタファンク。「ギャングスタファンク」っていう、要するに「ギャングスタラップ」ではなくて…何て言うんですかね…「悪者のファンク」があるわけですよね(笑)。

実はこのシーン、非常に活況を呈しておりまして、一部の好事家の間では「最もダンスミュージックとしてホットなのは、今フランスギャングスタファンクシーンだ!」と言われております。

そうですね…ちょっと前にフランスダフト・パンクなんかが流行らせた、ヴォーカロイド的なものを、70年代の産物でありますトーキングボックス…トーキングボックスってのは、口にパイプくわえて歌うんですけど、これの名人のことを「トークボクサーって言うんですけども(笑)。

ドッグ・マスターっていう男は、フランス一のトークボクサーの名手として知られておりまして、もう年なんですけども。

このチームが結成されて、このアルバムが発表されたのが2016年ということで、何週か前にやった「2016年っていうのは名盤が多産された年」だという事を表しています。

改めまして、もう一度紹介します。

フランスの「ギャングスタファンク」のシーンで最大の人気を誇る、DJ MOFAK、DOGG MASTER、BASTA BROWNの3人が作り上げました「MODOGSTA」というスーパーユニットで、タイトルが「Boogie with me」。

フランス産ということで…CMです。

(中略)

※歌舞伎「寺子屋」の素晴らしさについてのトークは、みやーんZZさんの書き起こしでお読みいただけます。

「いやに時間が余ったな、オレ…。」って今思ったらですね、さっき「『SERALEEZ』が終わったらCMいく予定だったのに、喋っちゃった。2時間睡眠だからな!」って…これがすでに間違ってて。

セラリーズ」が終わった後、もう1曲あってからCMの予定だったんですよ、台本上(笑)。よかったの、「セラリーズ」が終わって喋ってて。まあ…その勘違いによって、今…あと2曲あるのが逼迫してるっていうね。

今日は、何て言うか…「この曲はどの国の曲でしょう?」みたいなね、「どの国でもどんな音楽でも作れる星」どころじゃないっていうね。

「2時間睡眠の男はボケている」っていう特集になってしまいましたけれども(笑)。

次の曲は…「この曲は一聴だに他の国の音楽に聞こえるんだけど、しかし違う国です。」っていうスタイルではなくて、最初からどこの国だかわかんない(笑)。

すでに喋れる方にはわかると思いますけど、何語で何処の国だか分かんない…そしていろんな国の音楽に聞こえる音楽です。ジャンルでいうと、なんとヒップホップなんですけどね。

しかも、アーティストアー写見ると、もう完全に普通のアメリカのオーバーグラウンダーヒップホップ、どっちかっていうとギャングスタ寄りの、ワルっぽい格好でジャランジャランのブリンブリン…な格好してるんですけど。キャップかぶってますよ…野球帽ね、お父様方的に言うと。野球帽かぶってるんですけど、ニューエラかぶってんですけど。

とはいえですね、こういう音楽です。聞いてみてください。

アーティスト名はね、読みづれえな…「アーミーゴズ・スグ」っていう人です。「アミーゴス」じゃないですよ、「amigos」だったらスペイン語になっちゃいますからね。「アーミーゴズ・スグ」っていうアーティストで、アルバムがね…「ムニ・タハリシャナン」?…で、曲名が「カートゥ・クラ」ですかね?…すべて予測値ですけど。お聞きください。

(曲)

D

まあ…そうですね、ワタシは知って買っちゃってるし、ヒップホップの特集の時に「世界中のヒップホップがある」なんつって、特に各国のヒップホップ

ヒップホップはね、結構ね…ラップ」っていう形式さえ乗ってればヒップホップに成り得るんで。

バックトラック…いわゆる「ビート」って呼ばれてる、カラオケのほうですよね…は、結構幅が広いですよね。

逆にバックトラック全体のサウンドがそうなってないとそう聞こえない、例えばジャズとかR&Bとかっていうのは、言語がその国の言葉でも、むしろメロディやサウンドがアメリカ産じゃないとダメ…そういうふうに聞こえないからね。ヒップホップはそこが逆走になってるんですよね。ラップでありさえすればヒップホップなんで。

これは…タミル語、国的にいうとマレーシアなんですよね。

アフリカの各お国柄を知れ。」とかね、ま…「秘密のケンミンSHOW」とかいって、日本の事すら我々はアメージングだと思ってるわけなんだけれども。ましていわんやですけども、「アフリカの国を全部知れ。」とかね、あるいは大雑把に「ラテン」とか言ってるけど、中米南米と…南米でも表裏ありますからね、ペルーブラジルでは大きく違いますから…「そういうことの区別がもっとついたほうがいい。」とかなんとか言う人もいますけど。

つかないでエキゾチックでいることも人間の楽しみですから、それはそれでいいんだけど。

マレーシアと…例えばシンガポールの差が微妙に分かんないっていう人とかも多いと思いますよね。

これはマレーシア音楽です。タミル語、タミル系ですよね。タミル語圏の言葉を使ったタミル系の音楽…タミル音楽ってのがあって、「アーミーゴズ・スグ」ってのはタミル音楽プロデューサー作曲家としては非常に有名な人で。

そうですね…USオーバーグラウンドの「M.I.A.」は…「M.I.A.」はオーバーグラウンドじゃねえか?…オーバーグランドじゃないかどうかってのは、今この2時間睡眠の頭だと茫漠としてしまいますが(笑)。

オーバーグラウンドだとしますが、アメリカ音楽なんか聞いてる人だと「M.I.A.がこれ使ったよね。」っていう事で有名なものでもありますけども。

前この番組でバングラディシュヒップホップかけたことありますよね。バングラディシュヒップホップは、どっちかっていうと東南アジアのものに似てて、タイヒップホップに近かったんですよ。

ですがマレーシアになってくると、3連が出てくるんで中東に近い…(中略)

何が言いたかったんだろ(笑)…タミル語は分かりませんが、解説によりますと、インナースリーブによりますと、歌っている内容は「神への愛」だそうです。それでもヒップホップ足り得るわけですよね。

こういうのを聞くと、中壮年の親父とかが「本人達、ヒップホップだって意識なんか無いんじゃないの〜?」とか、高飛車で物知ったような事言うおっさんとかがいて、「まあ、楽しかりけり。…バカ!」って感じなんですけど(笑)。

写真見れば分かりますけど、完全にラッパーのつもりですからね。

中がマレーシア人なだけで、格好ラッパーですから、もう思いっきりヒップホップだと思ってやっていますね。

L'etoile Thoracique

L'etoile Thoracique

2017-01-21 「沙良さんの得意料理は。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第295回放送は、マンスリー・ガールフレンドの〈ものんくる〉吉田沙良さんを迎えて。

USオーバーグラウンドのヒット曲を沙良さんと一緒に聞いてみようという趣旨で、この番組としてはめずらしい選曲になりました。

番組冒頭のトークの一部を文字起こししてみました。

アンチ(初回生産限定価格盤)

アンチ(初回生産限定価格盤)

D

菊地 はい。居酒屋で「あれ〜?…あれ何だったっけ?…検索してみよう。」としても、スマホじゃないので「ただ思い出せないだけ」の菊地成孔です。

沙良 居酒屋で「あれ〜…あれ何だったけ?」って、そもそも思った事がない、吉田沙良です。

菊地 え〜…実際はどうなんでしょうか。

沙良 実際は…思ってばっかりです。

菊地 思ってばっかりですか。

沙良 はい(笑)。

菊地 居酒屋とか行くんですか?…吉田さんってアルコールはあまり召し上がらないですよね。

沙良 そうですね。弱いですけど、居酒屋は好きです。居酒屋メニューはすごい好きです。

菊地 ええ〜。居酒屋メニューってのはどういうのことですか。

沙良 あの…ちみちみ、ちまちま少量をみんなで食べるような…

菊地 ああ〜、梅水晶とかですか?(笑)

沙良 ああ、好きですね。

菊地 チャンジャとかですか。

沙良 そうですね。

菊地 うずらの卵を醤油に漬け込んだやつとか。

沙良 いいですね〜。しめ鯖とか。

菊地 しめ鯖とかね。なるほど。

沙良 そういうのが好きで、行きますね。

菊地 なるほど。それは何?…お茶飲んで食べてるんですか。

沙良 そうですね。なんか…シンガー友達と居酒屋に飲みに行く事もあるし、〈ものんくる〉のバンドのメンバーで打ち上げとか。

菊地 なるほど。居酒屋は好き、と。

沙良 好きです。

菊地 でも、そこで「あれ〜…あれ何だったっけ?」と思うんですか。

沙良 思いますね。てか、思ってばっかりです。物忘れが激しくて(笑)。

菊地 例えば、何を思うんですか。

沙良 何も出てこないんです。

菊地 (笑)。

沙良 思い出そうとした時に、人の名前とか場所の…地名とか、何にも出てこないんですよね。だから、そういうのは毎回「あれ何だったっけ?」って…

菊地 まだお若いですよね。

沙良 そうですね。なんか…すべてを忘れていくんですよね。

菊地 なんか含蓄がありますよね、なんかね(笑)。

沙良 早い…です、はい。

菊地 いちばん最近検索した事は何でしょうか。

沙良 お昼に…豆腐重曹と水で、豚骨ラーメンが作れるよっていうのが流行ってると聞いて、それを作ったんですけど…

菊地 そんなうまい話があるんですか。

沙良 美味しいらしいんですよ。と思って、作ったんですけど…

菊地 はい。

沙良 あの…すごい不味くて。

菊地 (笑)。

沙良 鍋の中でぐつぐつと煮てる時点で、もう…すごく美味しくなくて。「ええっ!?」ってなって、慌てて…

菊地 はい。

沙良 豆腐 重曹 ラーメン まずい なんでみたいな。

菊地 (笑)。

沙良 「どうして」みたいな。

菊地 豆腐 重曹 ラーメン…何だっけ?

沙良 豆腐 重曹 ラーメン まずい」

菊地 「なんで 吉田沙良って入力…(笑)。

沙良 吉田沙良」を入れたら何も出てこない(笑)。

菊地 何も出てこない…なるほど(笑)。

沙良 で、それで検索して、何も出てこず終わりましたね。検索の方法がちょっとおかしいんですけど。

菊地 なるほどね。料理を…けっこうされますよね。

沙良 はい、好きです。

菊地 ご自分で、勝率はどれぐらいだと思いますか。

沙良 ああ〜。

菊地 料理って、50/50ぐらいの人と、負け越す人と…僕は、子供の頃に仕込まれたという特殊事情があるんですけど、必ず勝つので、勝率100なんですけど。

沙良 ほお〜。

菊地 吉田さんは、どれぐらいですか。

沙良 私は80%ぐらいだと思います。

菊地 80%ぐらい…じゃ、8割は美味しいわけね。

沙良 美味しい…と思います。

菊地 一番得意な料理はなんですか。

沙良 一番得意な料理かあ〜。

菊地 最近、一番得意なのは。

沙良 ハマってるのは…「しらすと春菊春巻です。

菊地 ああ〜。美味しそうですね。

沙良 やっぱ、飲みメニューなんですかね。

菊地 飲みメニューですよね。どっちかっていうと。ご飯をがつがつ食べる物ではないですよね。

沙良 ああ、そっかそっか。そうですね。

菊地 うん。なるほどね。すごいな。

沙良 …が好きです。

菊地 なるほど。番組が盛り上がってきて1位とかになった場合は…

沙良 はい。

菊地 吉田さんの手料理が食える!」っていう…

沙良 おっ!

菊地 実際は戸波さんが作ってるっていうね(笑)。

沙良 (笑)。

菊地 吉田さんだと思って…吉田さんが作った餃子だと思って食べたら、戸波さんとヤシマ君で作ってました…っていうね。

沙良 ああ〜。

菊地 みんなゲーゲー吐いちゃう…っていう(笑)。

沙良 バラしていいんですか?早速。

菊地 いやいや(笑)…そういう悪い考えが浮かんでしまうような感じですけどね、今夜は。…そうですね。もう最近全然…もう料理できないですね。

沙良 料理されないですか。

菊地 しないですね。外食100%の男」として取材される事が多いですね。

沙良 ほお〜。

菊地 ま、でも自分のほうが…3つ星ぐらいまで…いちおう趣味なんで行くは行くんですけど。

沙良 はい。

菊地 高い確率で、「オレが作ったほうが美味い!」と思いながら食べてますね。

沙良 ふーん。じゃあ、一番の得意料理は何ですか?

菊地 ワタシですか?…鯛めしです。

沙良 鯛めし!…あ、前も聞いたかな?

菊地 前もこの話…出たかもしれない。

沙良 そうでした。

菊地 鯛めしと、白身の魚をね…ナンプラーに漬けた、東南アジア刺身を作るのが得意ですね。

沙良 ふーん。食べてみたいです。

菊地 僕も吉田さんの料理食べてみたいですね。ちょっとドキドキするんですけど、食べてみたいですね(笑)。

沙良 ほんとですか(笑)。じゃ、こんど「しらすと春菊春巻」を作ってきます。

菊地 スタジオに(笑)。

沙良 はい、スタジオに(笑)。

菊地 ヤバいな(笑)。プレゼントしたりしてね。封筒みたいなのに入れて、プレゼントしたりして。

沙良 ええっ!?

菊地 視聴者(笑)。

沙良 はあ。

菊地 今日はですね、オープニングにもありましたけども。

沙良 はい。

菊地 吉田沙良さんは…これはぶっちゃけのところでほんとにいいと思うんですけども。

沙良 はい。

菊地 USオーバーグラウンド…の、もう1位とか獲る曲、タレントさん…を、ま…グラミー賞とかね。

沙良 はい。

菊地 …を、聞きますか?日常的に。

沙良 日常的には聞かないです。

菊地 なるほど。

沙良 それは2016年とか…今年とかの…最近の人で縛られているんでしょうか。

菊地 そうです、そうです。ここ最近。

沙良 ここ最近としたら…聞いてないと思います。

菊地 どのぐらいまでだったら聞いてましたか。

沙良 あの…中学生の頃とかは…

菊地 でも、沙良さんが中学生の頃って、そんなに昔じゃないですよね。

沙良 どうでしょう。もう…でも結構経ってる。バックストリート・ボーイズ」とか…好きでした。

菊地 ああ〜。「バックストリート・ボーイズ」ねえ。

沙良 流行ってました。

菊地 中学校の時に流行ってたんだ。

沙良 中学校だったかな、小学校だったかな?

菊地 小学校でしょう。「バックストリート・ボーイズ」ってね。

沙良 ですね…多分。流行って、聞いてたりしましたね。あと…王道のマライア・キャリーとか、ホイットニー・ヒューストンとか。

菊地 はいはいはい。

沙良 そういうところは聞きましたけど。昔ですね。

菊地 昔ですよね。まあ…2世代前の…マライアなんかはまだね。最近「口パク疑惑」でね。

沙良 そうなんですか。

菊地 はい。じゃ、アリアナ・グランデのことなんか、まったく知らないですね?

沙良 アリアナ・グランデ…聞かないなあ〜。なんか、日本でも結構流行って、ショップとかでかかっているのを聞いて、「ああ…アリアナ・グランデ!」って思うぐらいです。

菊地 そうですか。そうですよね?…逆に言うと、ポップミュージックっていうぐらいだから、お金出さなくても街歩いてりゃ聞こえてくるのがポップミュージックですからね。

沙良 そうですね、はい。

菊地 自分で探してお金払って買って「ポップミュージック」っていうと、言葉的におかしいと思いますけど。やっぱアリアナ・グランデからは逃れられないですよね。どこにいてもかかっちゃうからね。

沙良 そうですね。

菊地 とはいえ、あらためて聞いてみましょう。

沙良 はい。

菊地 アリアナ・グランデが、一昨年から去年にかけて、なんつったらいいか…「おちびちゃん」っていうか、「ロリータ」って言ったら生々し過ぎますけど。「おちびちゃん」なのに結構大胆な格好したりとか…するっていうキャラだったじゃないですか。

沙良 はい。

菊地 それが一段大人になったの、ご存知ですか?

沙良 知らないです。

菊地 なるほど。

沙良 そういうキャラだった事も知らないです。

菊地 そうですか。実際子どもっぽいですからね。子どもヅラじゃないですか。ベイビーフェイスっていうか。

沙良 そうですね。小ちゃいですね。

菊地 小ちゃいですしね。それが、最新のアリアナ・グランデは、急激に…っていうか、一気に大人のセクシーに変わってしまったんですね。

沙良 はい。

菊地 そんな中から1曲。

D

2017-01-14 「2017年正月、香港にて。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第294回は、実質年明け一回目、しかも生放送。

お正月休みに香港へ行かれた時の土産話をされた部分を文字起こししてみました。

番組企画イベント「リアルジャズバー〈菊〉」のチケット発売も、番組オンエア開始と同時に発売されました。しかし、人気のあまり即ソールドアウトということで…残念ながらチケット取れず。ぜひ第2回以降の開催も検討していただきたいです。

D

え〜…「菊地成孔の粋な夜電波」。ジャズミュージシャンの…そして、まあ…今年は酉年ですんで、やはり年間を通じてですね、ケンタッキーフライドチキン並びに鳥貴族さんには、全商品を半額にしていただき、そしてですね…「前年より売上額が倍になる、というような事が起こればいいのにな。ついでに、橋本マナミさんはもう『不倫したい人』とか『エロい』とか、そういうのは一切やめていただいて、子供番組で歌のおねえさんになればいいのに。」と思ってやまない、菊地成孔が…TBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。

今週は生放送です。

(中略)

現在、私…正月に香港に行っておりまして、香港風邪をひきましてですね。「ホンコンかぜ」って言葉も昭和の言葉ですけどね。喉頭炎を患っておりまして、少し低めの声になっておりますけども(笑)。大きな声を出すとね、そのまま…マイルスと同じことになっちゃいますんで。今日はものすごいロートーンで番組を一時間進めさせていただくことになっております。

「なっております。」って、自分でそうなったんですけども(笑)。

(中略)

ま、あの…香港に行っておりまして。

そうですね、痛感した事と言えば…ま、香港にね、何しに行ったかと言えば…正月から。

ま、革命の状況ですよね。雨傘運動以降の香港革命はどうなっているのか?って思って、香港にうかがったんですが。

え〜…ガイドに載っている「ここは美味い!」という、どの店に入っても、もう東京のほうが美味いんで。

東京デカダン…「東京グルメデカダン」とワタシ勝手に呼んでますけど。

もう世界の何処に行っても、何食っても、東京が一番美味いんで。ガックリしてしまうっていう(笑)。

早く帰って近所の中華料理屋で餃子食いてえなって思ってしまった…というような顛末でございますが。

(中略)

ま…でも、デカダンは味わいましたよ、ほんとに。

「添好運(ティンホウワン)」っつてね、香港に行こうとしたら絶対にここに行け!」って言われる飲茶屋があるんですよ。飲茶屋なんてね、掃いて捨てるほどあるんですよ、香港はね。

でも「『添好運(ティンホウワン)』行け。」と必ず書いてあります。なぜなら「ミシュラン星付きで、最も安く大衆的に食べられる店」だということなんで、なんですかね…コスパで考えた時に一番いいって事なんでしょうね。

でも、あんまり日本人の方いませんでしたけど。そもそも正月に香港で過ごそうって日本の方、あんまりいないと思うんですけども。

で、「添好運」…行ってみたんですよ。ま…美味しかったですよ。美味しかったですけど、水道通り沿いにある「鍋家(コウヤ)」と変わりませんでしたからね、あんまりね(笑)。「鍋家」の方が美味いんじゃないかな?と思うぐらいでしたけども。

ま…それはともかく。

相席になるんですよ、やっぱり。ああいうエネルギッシュな街ではね、もう相席なんか当たり前で。

で…向かいに座ったね…人が、相当変わった方が(笑)…やっぱ香港ってのは、ワタシも一時期「ソウル病」と言いましょうか…明洞に行きつけで、すっかり香港バンコクにお見限りって時期があったんですけど。ソウルばっかり行っちゃって。

香港はね…一時期よく行ってたんですよね。久しぶりに行ったんですけど、やっぱ変わんない…革命は起こんないなっていう気はしましたけどね(笑)。それはともかく、面白い人がいることは変わんないんですよね。

コンバット風の格好でね、なんての…ランボーみたいな格好してるんですよ。軍式のチョッキにTシャツみたいな感じで。髪型も…狼カットっていうんですかね(笑)…ランボーみたいな髪型してるんですけど。

手に…それを握り締めて入って来たんですけど。

何を握り締めて入って来たかわかります?…銃とかじゃないですよ。サバイバルナイフとかでもないですよ。何だと思います?

生野菜なんですね(笑)。生野菜のね…サラダが作れるさ…ビニールでパックされたさ…自宅でサラダが作れるセットみたいなのあるじゃないですか。スーパーマーケットで売ってるやつね。あれをね、持って入って来たの。

こう…健康を考えてるんでしょうね。飲茶だけじゃ野菜が足りない!って。そりゃあ、飲茶に生野菜なんか無いですからね(笑)。

スゴかったですよ、ほんとに。ガンッ!って座って、まず自分の席のとこに、外から…ま、明らかに持ち込みですけど、生野菜のパックをバンッ!って置いたの。

で、目の前にフィンガーボウルがあるんですよね。やっぱ飲茶は手で触っちゃったりする物もあるんで。

そのね…フィンガーボウルと、あと飲茶ですから一人一人お茶が入ったポットがあって、空になったらおかわりできるわけですよね。ま…中国茶が入ってるわけですけど。

で、いきなりね…そのボウルにね、ポットのお茶を全部ドボドボドボ…って入れたの。

だから…一気飲みすんのかな?って思って(笑)、すごい楽しみに見てたんですけど。そんなに…ワタシが考えるほど、つまんない事じゃなくて、もっと面白い事が起きるんですけどね、香港なんかだと。

ドボドボドボ…って全部お湯に入れて、どうしたと思います?…クイズ2問目ですけどね。

箸、それから醤油だの何だのを…ほんとはね、飲茶ってのは醤油なんか付けちゃいけないんですよ。日本の奴らはハーガウに醤油付けやがる。」なんて言われるんですよね。ハーガウってのは海老蒸し餃子ことですけどね。飲茶の王道ですよね。あれはもうそのまま食わなきゃいけないん…ですけど、いちおう置いてあります、もう観光食堂でもあるんで。

その…箸、小皿醤油などの…広東弁ではオテショとかいうんですけどね、そういった物を全部、そのドボドボって注いだ湯呑みの中に投げ込んで、洗ったんですよね。潔癖症だったの。

潔癖症のランボー(笑)…がですね、生野菜を食いながら…ムシャムシャ!…生野菜→飲茶、生野菜→飲茶!っていうね、往復。餃子一個食っては生野菜を食ってってことを交換(笑)。しかも自分で洗った…食器は全部自分で洗って。

しかもですね、マイ箸を持ってたんですね。カバンの中からマイ箸を取り出して、マイ箸で食って(笑)。すごいマイペースな人だな…って思って(笑)。

その人がワタシの目の前に座ったんで。それは楽しかったですけどね。はい。

Letieres Leite & Orkestra Rumpilezz

Letieres Leite & Orkestra Rumpilezz

2017-01-04 「JBL E25 BT」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

ネックストラップ式のイヤホンという物が、いつのまにか売り場からほぼ無くなっている。

コードジッパー式というのが便利だったので、SONYのMDR-NX2というのを、ダメになっては同じ型を買い替え、生産終了になったら中古で定価より高くなっているのを買ってまで愛用していたのだが。

おそらくiphoneをそのまま挿して首から下げて「落として壊れた!」とか、無茶なクレームが寄せられたりしたのだろう。

そりゃその重みに耐えられる機器で使いなさいよという話なのだけど。

ウォークマン専用とかでかろうじてネックストラップ式が残っているようだが。

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仕方がないので、Radiusの安いやつとかも使ったりしてたのだが、コードがプラプラ邪魔だったり、値段が安いだけに音があまり良くなかったりで。

最近まで使っていたのが、よくわからないメーカーのヘッドセット。これを首から下げて使ってた。

いちおう磁石でくっつくようになってるのだけど、すぐ外れて、やっぱりプラプラしてストレスたまる。

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そこへ、最近JBLから5000円ぐらいのワイヤレスイヤホンが発売されたらしいというのを知り。

見た感じだと、首に回して、今までとおんなじ感じで使えそうだと思ったので。

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JBLのE25 BTというのを購入。

Bluetoothでペアリングして使うのは、今までのヘッドセットと同じ。

首に回してるだけなので、耳から外してる時にはそのまま首にかけたままだと、失くしそうなので外してるけど。

本体がシンプルでポケットとかにしまいやすい。

何と言っても音が良い。

この価格帯にしては十分なのではないだろうか。

音がクリアなので、ボリュームをそんなに上げなくてもいいので耳疲れしない。

これはいい買い物だったんじゃないかな。