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2017-05-16 「サンライズのペッパー君。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第311回放送は、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」第2シーズン特集。

松尾衡監督と小形尚弘プロデューサーゲストに迎えて、菊地先生が手がけたサウンドトラック盤から、いち早く数曲を紹介。

制作秘話など、いろいろ聞くことができました。お三方のトークの一部を文字起こししてみました。

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菊地 はい、「菊地成孔の粋な夜電波」。ジャズミュージシャンの…まあ、こうしてですねえ…夢思わなかったですけど、「ガンダム」…ま、世界的なコンテンツ…「国民的」ってさっき言っちゃいましたけど、「地球的コンテンツ」と言っていいと思いますけど。

松尾監督小形P (笑)。

菊地 機動戦士ガンダム」の音楽を担当させていただくとか、夢思わず。しかし、アニメ経験はテレビに関しては「ど根性ガエル」で終わっているので。

松尾監督 (笑)。

菊地 ロボットに関しては甚だ心もとなく。こないだ新宿ソフトバンクで、なんかいろんな事を…解約したり契約したりしにソフトバンクに行ったら…

小形P はい。

菊地 Pepperペッパー)君とかいうロボットがいて。

小形P はいはいはい。

菊地 接客してるんですけど。そのペッパー君と話しに来るため…だけの女性がいて、ペッパー君と話して…

松尾監督 (笑)。

菊地 多分、指紋認証があんでしょうね。こう…認証して、ちゃんと名前も呼ばれて、ペッパー君と話し、ペッパー君の手を握ったり…ちゃんと手を握ったりしてくれるんですけど。

松尾監督 うん。

菊地 労わってくれたりして。

小形P はい。

菊地 一緒に写真撮ったりすると、ペッパー君がツンデレたりとかですね。

松尾監督 (笑)。

菊地 非常に楽しそうにしている人を見て、心が動かされてしまい…

小形P (笑)。

菊地 ナンパしようかな(笑)。

松尾監督 (笑)。

菊地 でもナンパして、ペッパー君に殴られたらどうしよう…といった程度の、ロボット認識…菊地成孔が…

松尾監督小形P (笑)。

菊地 TBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。

小形P いちおう、うちの会社にもペッパー君います。

菊地 いますね。

小形P ずっとうなだれてますけど。うちのペッパー君は。

菊地 それはペッパー君が欝になったとか…

小形P そういうことじゃないんですけど。

松尾監督 でも、あれ…いろんな人に声掛けるんですよ。

菊地 ですよね。

松尾監督 で、会議室にいるんで、いろんな人が仕事の会議が始まると、無視するじゃないですか。

菊地 はいはいはい。

松尾監督 そうすると…あいつ、なんか日記を書いてるんですけど。

菊地 ええ〜っ!?

松尾監督 ちょっとね、ダークな日記を書いてたりする時あるんですよ(笑)。

菊地 (笑)。

小形P それは会議の内容がダークだって事ですか?

松尾監督 いや、そうじゃなくて、「今日も誰も返事してくれない。」みたいな。

小形P あ、そんなことが。

菊地 すごいな。そこまでするのペッパー君って。

松尾監督 そう。それで夜中になると充電してるんですけど、ステーションの所で。

菊地 はい、はい。

松尾監督 首がガクッと折れた状態で、うなだれた状態に見えるんですよ。いつも。

菊地 (笑)。

松尾監督 そしたらサンライズペッパー君は元気がない。」って書かれて(笑)。

菊地 (笑)。

小形P 元気がないですねえ。

菊地 サンライズ」なのに(笑)。

松尾監督 そう。

小形P ロボット会社のはずなのに、元気がないんです。

松尾監督 元気がない。

菊地 なるほど(笑)。ソフトバンクペッパー君は凄かったですよね。

松尾監督 それはやっぱりその女の子のおかげですね。

小形P ああ〜。うーん。

菊地 あのね、別に他意は何もないですけど、綺麗なかたでしたよ。

小形P あ、普通に?

松尾監督 ああ〜。

菊地 全然。オシャレな綺麗なかたが…

小形P おばちゃんとかじゃなくて、若い綺麗な…

菊地 若い。30代じゃないかな。

松尾監督 ああ〜。

小形P へえ〜。

菊地 軽〜く何かに疲れた…OLって感じでした。

松尾監督小形P (笑)。

菊地 そこを見事にペッパー君が突いていくんでね。相当デキんなコイツ…っていう。歌舞伎町で働けんじゃないの?ってぐらいのペッパー君でしたけどね。

松尾監督 (笑)。

菊地 さすがですけども。まあ、そんな…菊地成孔が(笑)…お送りしておりますが。今週は「機動戦士ガンダム サンダーボルト」第2シーズン、オリジナルサウンドトラック特集ということで、松尾衡監督、小形尚弘プロデューサー、お二人をお迎えしております。後半もよろしくお願いします。

松尾監督小形P お願いします。


(中略)


菊地 えーっとですね、今回から歌が…さっきの「串本節」は、ちょっとあまりにも曲球…というか。

小形P はい。

菊地 60年代…いわゆる1960年代〜70年代までの「昭和歌謡」と呼ばれているもの…

小形P うん、うん。

菊地 ま、80年代からガラッと変わっちゃうじゃないですか。

松尾監督 うんうん。

菊地 打ち込みが入ってきて。

小形P はい。

菊地 50年代、60年代、70年代までは、昭和歌謡…だいたい同じなんで。そこら辺の昭和歌謡でまとめてみました…っていう感じでいってんですよね。他のは昭和歌謡風ということなんですけど。この番組でも全部流しちゃったのもあるから、ちょっとダイジェストで聞いてみますね。「骨砕かれても」っていうね。

小形P はい。


(中略)


菊地 とまあ、そんなわけで…作品的にはこれは…まだ絵が出来てない(笑)まま…話すのもなんですけど、どうなっていく感じなんですか。

松尾監督 あ、ストーリーとしてですか?

菊地 そうですね。

松尾監督 ストーリーとしては、前にあった連邦軍ジオン軍ってのの戦争は終わったんだけど、まだその生き残ってるジオン軍たちが、まだまだ戦いをやめないでやってる…と。そこに南洋同盟っていうお坊さん達の集まりが…

菊地 お坊さんですね。

松尾監督 そう。それが出て来て、三つ巴の戦いが始まるぞ!…っていうとこまで

菊地 ああ、なるほど。「…とこまで」ですね。

松尾監督 そうそうそう。

菊地 お坊さんの曲も作りましたからね。

松尾監督 作りましたね。

菊地 お坊さん…ヤバいですよ、お坊さんの曲がね…ちょこっと聞きますけど。

松尾監督 (笑)。

2017-05-08 「音楽は万能薬。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第310回は生放送。

今後の番組の予定、TABOOからのリリースラッシュの報告からも、菊地先生のワーカホリックぶりが窺えますが、そんな音楽人生すべて捧げているからこそ説得力を持つ、真摯なメッセージが最後に述べられました。

トークの一部を文字起こししてみました。

French Kiwi Juice

French Kiwi Juice

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えーと…うわ〜、こんな時間だ、もう。

今日、ラジオ整体」しようと思って、整体の準備と整体用の音楽も持って来たんですけど(笑)…それどころじゃなくなっちゃった。

えーと…「ラジオ整体」、久しぶりにね、この時間帯こそやるべきですよね、「ラジオ整体」ね。

やります、必ずね。えーと…6月になっちゃうかな。

というのは、今月…来週からのコンテンツをお話しますね。

まず来週…次週はですね、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」第2シーズン、サントラ特集です。はい。

大変御好評いただいた「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の第1シーズンのO.S.T.ですが、第2シーズンが完成しました。

負けず劣らず…ちゅうか、まあ…

「1」やって「2」やってね、「1」がインパクトあって良かったから、「2」はちょっと掠れたよな…って事に、かすんだよな…って事になんないように頑張りましたんで。

松尾衡監督と小形尚弘プロデューサーという方が来ます。なんか他人行儀に言っちゃいますけど(笑)、松尾さんと小形さんですね。もうダチに近い関係ですけど。

お二人…監督とプロデューサーゲストで来まして、ワタシが作ったO.S.T.を聞きますね。この番組ですでにO.S.T.何曲か流してますけどね。はい。それが来週です。

再来週…〈ソウルBAR〉やります。〈ソウルBAR〉と言っても、今回はなんとソウル to ソウルというか、SEOULソウルBAR…つまり、大韓民国R&Bソウル、若干のヒップホップを合わせた、要するに〈ソウルBAR韓国版ですね…をやります。

これはまあ…そもそも韓国音楽聞かないって方…「韓流最高会議」じゃないですよ。〈ソウルBAR〉のSEOUL版ね。分かりづらいですけど(笑)…分かりづらくねえか、分かりやすいですよね。ええ。…をやります。

その次が、高い確率で「けもの」特集。そしてその次がジャズドミュニスターズ」の特集ということになりますね。

ジャズドミュニスターズの曲も、先週から小出しにしてますけど、本日やっとロサンゼルスからマスタリングが上がって来ました。

ジャズドミュニスターズの1枚目は、トム・コインという、ニューヨークの「スターリング・サウンド」という所のボス…ですよね。伝説のマスタリング・エンジニアにやってもらい、2枚目もやってもらうつもりだったんだけど。

ヒップホップはなにせマスタリング音楽ですからね。なんですけど、制作中にトム・コインが亡くなったんで。西海岸の方の、ヒップホップ専門の所にマスタリングに出しまして。非常に素晴らしい出来になっております。

ま、その時に細かくお話しますけども。アルバム全体に、だいぶいろんな方が入ってます。なにせOTOGIBANASHI’SのBim君が入ってますからね。

というわけで、来週が「ガンダム」、再来週が〈SEOULソウルBAR〉、その次が「けもの」、次「ジャズドミュニスターズ」。よっぽど何か天変地異でもない限り、この序列は変わりませんので。

その次あたりが、さすがにもう特集は飽きた(笑)…ってことで、フリースタイルになると思うんですけど。その時に「ラジオ整体」やりましょうか。1か月待たせることになっちゃったな(笑)。

ジャズドミュニスターズ」の特集の途中に整体入れてもいいですけどね。途中で整体して、身体整えてから聴いたほうがいい特集になりそうな気もしますけどね(笑)。

まあ、とりあえず来週は「機動戦士ガンダム サンダーボルト」第2シーズンのサントラ特集になります。

番組でもお馴染みの吉田沙良さんの歌唱も入っておりますし、ジャズサイドのほうのピアニストは、大西順子さんから第2作は桑原あいさんに変わってます。非常に素晴らしいです。

ま、来週もお楽しみにという感じでしょうか。

えーと、もう時間だな。残念だったな〜、整体。

メールを読んで、お別れしましょうかね。

メールを読んで)

そうですね。音楽は…まあ、宗教にだいぶ使われましたけどね。利用…っちゃあいけないんだけど。

宗教は、建築美術音楽も…もうバンバンに使って行われる営為ですから。

まあ…なんていうんですかね、キワキワですけど、ワタシは衣服や建築も好きですけど、やっぱり音楽は宗教に先んじてたと思いますね。音楽それ自体が宗教だと考えています、本当に。

(中略)

ワタシとて、切れば血が出る人の子ですから、いかに若い若いと言われましても、五十と四にもなりますと、いろいろと人生の艱難辛苦ありまして。

まあ…そうですね。生放送だし、いきなり読んじゃったから、いい答えがね…模範解答が何だか自分でもちょっとよくわかんないんだけど。

あのね…少し興奮する事ってのは、癒されてる事と同じなんですよ。

ちょっとでも副交感神経が動いちゃって、「あっ、いいなぁ〜。」とか思ってる感じが、「いや、これじゃ落ち着かなくなっちゃうよ。」っていうふうに、この方…多分思い込んじゃってると思うんですよね。

あのね…何でもそうだけど、スイカの塩と同じで、多少の興奮は癒しと直結してるどころか、癒しをさらに癒し足らしめますので。

スロウダウンしたいい曲を聴いたり、あるいはちょっと毒気のある曲を聴いたりして、逆療法って事もありますね。

なんで、音楽はワタシはほんとにですけど、本当に真剣に申し上げますが…万能薬だと思ってるので。

え〜…ま、ガザに行って…ね、もちろん目の前で包帯と針と絆創膏が必要だって事は分かります。子供たちは自分で買わなければ、自分の傷も手当てできないという惨状の中にガザはあります。

なので、「まずは包帯と針だよ。」…その事は分かります。話として、よく分かります。ですけども、子守唄も必要です。絶対に。

ここにヒエラルキーを付けて、「針は絶対。歌なんか二の次でいい!」と平気で言ってしまう医師を、ワタシは信用しません。

ですので、音楽は万能です。ので…

はい、今日最後に1曲…そうですね、ちょっと毒気のある曲…ジャズドミュニスターズのアルバムから1曲(笑)…聴いていただきたいと思います。

JAZZ DOMMUNISTERS feat. BIM from OTOGIBANASHI’S、そしてI.C.I.で、ジャズドミュニスターズのアルバム「Cupid, Bataille, Dirty Microphone」より…もうほぼほぼアルバム最後の曲です。「Night Drive」。

(曲)

DOMMUNIST II

DOMMUNIST II

はい…私の下手くそなラップが流れてるところですが、この曲は…え〜…また来週!(時間切れ)

2017-05-01 「漢さんと新宿について語る。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第309回は、人気企画「ホーリー・ヒップホップ・アワー(4H)」。多忙のMoeさんに代わって、MC漢 a.k.a. GAMIさんをゲストに迎えて、OMSBと3人で現在のヒップホップシーンについて語り合われました。

トークの一部を文字起こししてみました。

ヒップホップ・ドリーム

ヒップホップ・ドリーム

 (ゴホン!)

N/K はい、「菊地成孔の〜」(笑)…今…

 失礼しました。

N/K 大丈夫です。CM明けと同時に、漢さんの咳が入りましたけどね。

OMSB (笑)。

N/K はい、流石でございますけども。「菊地成孔の粋な夜電波」、ジャズミュージシャン菊地成孔がTBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。今週は、たった今…そうですね…BIG咳をしていただいたMC漢さんと、SIMI LABのOMSB’Eatsをお迎えしての「4H(Holy Hip-Hop Hour)」です。後半もよろしくお願いします。

OMSB よろしくお願いします。


(中略)


メールを読んで)

N/K これって…あ、中学か。中学ねえ…

 それ中学校選択科目に「ヒップホップダンス」があって、ヒップホップ学校で教えられるという事について)なんですけど、これ2年ぐらい…3年ぐらい前からの話ですよね。

N/K そうですね。

 この…国でいちおう正式に…何つーんすか、義務教育で「ヒップホップダンスを教えます。」っていう。これ何なんですかね?

N/K いや、何でしょうね。

OMSB いきなりですよね。

 いや…だから、そういう世代に突入しただけだと思うんですよね、僕は。ヒップホップとかダンスが好きな人が、そういう年をとって偉くなって、そういう近場の人に入って、そういう「ダンスさせようよ。」とか。

OMSB はいはいはい。

 ただそのレベルじゃないかと思うんですけどね。なんか狙いがあります?…だってヒップホップダンスやって。

OMSB 確かに(笑)。

N/K ねえ?…まあ、レゲエダンスってわけにいかないから(笑)とか、そういう事もあるだろうけどね。

OMSB (笑)。

N/K ジャズダンスってのも、ちょっと現実的じゃないからね。

 必修みたいなやつですよね、だって。

N/K 必修ですね。

OMSB 必修…そこが不思議っちゃ不思議ですよね。

N/K やっぱ何て言うか…他の国のダンスカルチャー…ユースが普通に踊るっていうのに比べて、著しく遅れてるっていうのもあるのかもしれないですね。

OMSB ああ〜。

N/K 日本人ってね、このメールにもあったけど日常的にダンスを踊らない国民世界1位」なんですよ。

 そうでしょうね。

OMSB ああ〜。

N/K もう他の国の人とかって、なんか…世界中で演奏してて分かるけど、普通に踊りますよね。

OMSB うんうん。

N/K なんてことない、それが当たり前だという感じで。

OMSB なんもないとこっていうか、BGMがかかればノッちゃうし…みたいな。

N/K …かかれば踊る。

 うん、うん。

N/K キューバの人なんか、車が走ると踊ってるからね。

OMSB (笑)。

 我々の遺伝子で持ってるのは…落ち着いているんだと思います。

N/K ガラパゴスですよね。

 遺伝子が。

OMSB (笑)。

N/K なんか今…ミドルスパンぐらいの動きありますよね。ブラスバンドってあったでしょ?…あるでしょ、今も。吹奏楽

 はい。

N/K あれもね、ある年から全部ジャズになったの。

 ええっ?

N/K うん。だから今ビッグバンド部…ジャズビッグバンド部って言い換えてもいいかもしんないぐらい

 ほぼジャズなんですか。

N/K ジャズなんか演んなかったですよ。

OMSB ええ〜っ。

N/K だいたいクラシック吹奏楽にアレンジしたやつとか、あと吹奏楽用の曲とかね。

 それ何年ぐらい前までですか?

N/K それは…そうですね、「スウィングガールズ」って映画がずいぶん前にあって。

 へえ〜。

N/K あのあたりからビッグバンド…要するにジャズが毒抜きされた。ま、毒抜きの話です、結局。デドックスっちゅうか。

 うんうんうん。

N/K ジャズは悪ぃ音楽だ」っていうのが、ずーっとあったんだけど。

 はいはいはい。

N/K ま、実際ね…ロックジャズヒップホップも「悪ぃもんだ。」っていうのから始まって、「いや、悪くない。」ってなって。ま、ロックはまだ悪さ加減が残ってるとこあるけど、ジャズは早々と…やっぱ学校でお勉強しないとできないから。

 オシャレなイメージすらあるけどね、ジャズって。

OMSB そうっスね。

 なんかヒップホップじゃないけど、共通する…なんか歴史とかを聞いてると、いろんな黒さも見えてくるっていう。

OMSB そうですね。

N/K そのうち多分ね…今んとこダンスだけだけど、ラップとかもそういう事になって。

 ああ〜。

N/K 「ちゃんと日々考えてる事を、ライムして、フロウして、まとめましょう。」って(笑)。

 なりますよね、でも。

N/K ね?(笑)。

 なんなきゃいけないですよね。ダンスを投入して…ジャズも投入してるなら。学校に。

OMSB ま、頭の回転良くなりそうですけどね。

N/K 頭の回転良くなるだろうね。

 マイナスは無いんだよね、これ。受けるのが。マイナスは無いですよね、このダンスジャズも…この音楽やることも、多分ラップやることも。時間があれば。

N/K うん。とまあ、そんな…もう今、リスナー…特に鎖ファンは今か今かと待ち受けていると思いますが、漢さんから一曲。

 はい。

N/K いってみますかね。これ…「新宿ストリート・ドリーム」。はい。これ感動するよね。これ一回ステージで一緒にやらせていただきましたけど。

 はい。ありがとうございました。

N/K はい、じゃあ御堪能ください。ま、そうだな…だから今の話の流れじゃないけど、日曜8時だと、この番組…数字的に全国ネットしてるんで、何十万人か何百万人か聞いてるんですよ。

 はい。

N/K ほんとはまだ…ヒップホップの「ヒ」の字もない…まだまだ「ラップってのは…」、何つったらいいのかね…「犯罪者がやってる」ぐらいのイメージの人が…

OMSB (笑)。

N/K いっぱいいると思う。田舎のおじいさんとかおばあさんとかね。

 ええ、ええ。

N/K そういう人に聞いていただきたいですね。MC漢で「新宿ストリート・ドリーム」。


(曲)

新宿ストリート・ドリーム

新宿ストリート・ドリーム

N/K はい、MC漢で「新宿ストリート・ドリーム」でした。

OMSB イエ〜!

N/K すごいですね、これ。

OMSB いいッスね。

N/K 胸に迫るものがあるよね。

OMSB あるッスね。

N/K 新宿の話だけ、二人でしてくれよ。」っていう企画が、どっかから来るんだと思ってたけど、全然来ないですね。

 はい。届いて来ないですね(笑)。

N/K 全然来ないね(笑)。

OMSB (笑)。

N/K あの…「ヒップホップ・ドリーム」読んじゃうと、漢さん生まれた時から…最初、高田馬場でしたっけ。

 はい、そうです。

N/K それからずっと新宿にね。で、僕2004年から…まあまあ、元々それこそ新宿は前衛ジャズから…オーバーグラウンダーからアンダーグラウンダーまで、ジャズ現代音楽聖地でもあったんで…

 はい。

N/K ま、通いは通ってましたけど、実際住んで暮らしたのは2004年からなんで。まだ13年とか、そのぐらいですけど。

 うんうん。

N/K その間でも、だいぶ変わりましたよねえ。

 変わりましたね。ほんとに変わりました、すごい。

N/K 変わったですよね。

 はい。2004年ぐらいまでだったら、まだこう…ちょっとした無法チックな…ワーワーワーワーやってても大丈夫そうな雰囲気が多々あるっていうか。今よりは。

N/K そうですね。

 うん。まあ、でも…変わりますよね。

N/K 変わりますよね、うん。ま、それこそ「ヒップホップ・ドリーム」に見事に活写されてるんだけど、昔は大久保通りってのはマルチカルチャーだったよね。

 そうです。

N/K それが完全にリトル・コリアになっちゃって。

OMSB はい。

N/K あれ、オレ調べたんだけど、手打ちがあるんだよね。韓国の海外渡航法と日本入管法がウインウインで、同じ年にクラッチしてるんですよ、あれ。

 うんうん。あー、なるほど。

N/K んで、来やすくするようになってて。

OMSB あー。

 そうですね。元々ただ…リトル・コリアって今は言うけど、別に在日の韓国人の人の街でもないんですよね。新宿は。

N/K そうそう。

OMSB へえ〜。あ、そうなんですね。

 むしろ少なかった。うん。

N/K だから逆に言うと、根無し草っつーか、ほんとの最近は半島の人より大陸の人のほうが多いですよね。

 多いです。歩いてても。歩いてると確実に多いですよね。はい。

OMSB ふーん。

N/K アパホテルが建っちゃって、そこに大陸の人泊まってるからさ。

OMSB はいはいはい。

N/K もう要するに…何つったらいいの…オセロゲームみたいに、角取られるとバーッと一気に乗っ取られちゃうようなリトル・コリアなんですよ。

 そうですね。なんかある意味で言ったら、平成になって今…ま、昭和ってある意味「見て見ぬふり文化」もあったじゃないですか。

N/K 完全にそうですね。

 あのいろんな…犯罪って意味ではなく、「えっ、それ有りだったの?」って、今だったら思う事たくさんあるじゃないですか。いろんな面で。

N/K たくさんありますよね。

OMSB うん、うん。

 なんで…そういう雰囲気がもう今無いじゃないですか、街に。

N/K ま、インターネット以降は無いですよね。

 なんで、そういう中では…やっぱ広まりやすいんですかね、隙間というか…ああいう街も含め。ああいう場所に目を付けた…早かったですもん、だって。

N/K そうですね。

 はい。一気に。

N/K ですよね。「どこら辺までを新宿とするか?」っていうのも、いろいろ人によって違うと思うんですけど。

 そうですね。

N/K 例えば、「もう東新宿新宿じゃない。」とかさ。

 うん。

N/K あれは東新宿って言ってるけど、渋谷区ですからね。「違う!」とかいろんな事言うけど(笑)。

 ま、でも言っても歌舞伎町…ま、歌舞伎町はそうだけど、歌舞伎町だったり西新宿の高層ビルを中心に、半径2キロぐらいは新宿って言ってもいいかなっていう距離感ではあるんですけどね。

N/K そうですね。

 ただ渋谷方面に向かって、甲州街道に2キロって言ったら、渋谷に着いてますからね。

N/K 着いてますもんね(笑)。だから意外とひしめき合ってるんだけど。

 狭いですもんね。

N/K あと地面がフラットですよね。

 うんうん。

N/K 渋谷行くと坂ができるから、サンフランシスコとかロス…西海岸っぽくなるけど、ニューヨークぽいですよね。全部フラットで。

 そうですね。

OMSB ああ〜。

N/K スクエア越えると違う言葉聞こえてくるんだ。」みたいな。

 ええ。

N/K ただ、まあ…ずーっと昔からありますからね。「青龍刀事件」とか、あの時期からね。

 そうですね(笑)。

N/K 半島の人たちと大陸の人たちのあれは。

 すごいですよね(笑)。

N/K すごいですよね、ほんとにね(笑)。

OMSB (笑)。

N/K 今もう銀座行っても大陸の人ばっかりですもんね。

 別にそこに関しては何もないんですけど…

N/K ないんだけどね、うん。

 本当にここ…俺らのほうが少なくないか?って感じですよ。街歩いてて。

OMSB ああ〜。

N/K ほんと。

 言葉も含め。雰囲気も。

N/K あのね、フランス人の友達とかに聞くと、特に年寄りに聞くと、パリがやっぱそうで。

 へえ〜。

N/K 60年代になると、日本だとジャルパックとかさ。「ジャルパック」ってオムス知らないでしょ?(笑)。

OMSB いや、わかんないッス。

N/K 何の事かわかんないでしょ。農協旅行とか知らないでしょうね。

OMSB わかんないです。

 (笑)。

N/K 要するに、日本人の団体がカメラ提げてね、眼鏡かけた人たちがバーッとまとめて外国に行くってのが始まる時期があったの。

 うんうん。行きましたねえ。

N/K 兼高かおる世界の旅」って番組があって(笑)。

OMSB (笑)。

N/K それで、パリって街はさ、フランス人よりフランス人じゃない人が多くなっちゃって、基本的に。

OMSB はいはい。

N/K さて、ビストロとかどうすんの?…教会とかどうすんの?ってなった時に、パリがとった態度っていうのがあって。

 うんうん。

N/K ま、それは…観光客に「観光客のお国の言葉のメニューがありますよ。」っていうことで、ある店に全部…ゴキブリホイホイみたいにさ。

 ええ〜っ。

N/K 観光食堂っつーんだけど。

OMSB はいはい。

N/K そこに詰め込んじゃって。はたから見ると判んないんだよ。

 ああ〜。

N/K パリはめっちゃくちゃ意地悪ぃから。京都に似てて二枚舌なんだよね。

OMSB (笑)。

N/K だから表から見ると判んないの。だけど、もうパリの奴らは知ってるって。「あそこは観光客が行く所だからさ。」って、土地の人間は行かないっていうふうにして。

 なるほど、なるほど。

N/K で、観光客には判んないっていうふうに詰め込んだんだけど、あんな意地の悪い事、絶対日本人しないよ。

OMSB (笑)。

 そういうのはしないですよね。

N/K しないですよね。だから…どうやって捌いて行くのかな?ってのはホントに。トイレ見ると判るんだよね。トイレの使い方違うから。

 うん。そうなんですよね。

N/K 「うわ〜、やっちゃった〜。」っていう…銀座の…名前出さないけど、銀座の有名な地上波でバンバン特集されてるようなトイレ行くとドカーン!ってなってたりして(笑)。

OMSB (笑)。

N/K あらゆることがはっきり言えないんだけど(笑)。

OMSB ああ〜。

N/K まあ、バレバレで。で、店の人もちょっと疲れてるんだよね。大陸の人疲れしちゃって。あの人たちパワフルだからね。接客も疲れるんだと思いますけどね。

 それですよ。

N/K まあまあ…話は尽きないですけどね。面白いな、これ。またやりたいですね。

OMSB だいぶ面白いッス。

N/K だいぶ面白い(笑)。

9sari

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毎日パンチライン ([実用品])

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2017-04-26 「音楽が最良の薬。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第308回はフリースタイル

番組の最後に、めずらしく弱音を吐くほど精神的にまいっていた菊地先生の憂鬱な気分を吹き飛ばしたという曲を紹介する時のエピソードを語られた部分、文字起こししてみました。

Dreams (Feat. Kia Bennett)

Dreams (Feat. Kia Bennett)

DOMMUNIST II

DOMMUNIST II

えー、もうお別れの時間ですね。すごいなぁ〜。

なんか…日曜8時だと思うと、時が経つのも早いですね。なんかダラダラ感がまったく無いっていうね。

え〜…先日、あの…私、銀座で小生意気にも買い物なんかして参りまして。

銀座で買い物?…わぁ、オッシャレー。」とか思われるかもしんないですけどね。

まあ、実際銀座も様変わりしました。ワタシがガキの頃から…ね。

ワタシ、銀座マクドナルドの1号店が出たっていうのがニュースフィルムで流れる時、たいてい一家で写り込んでますからね。あれ並んだんで(笑)。今でも憶えてますけど。

ワタシの親父は、銀座で最初にコカコーラが発売された時に、コカコーラ飲みに行って、不味くてペッて吐いたんですよ(笑)。「なんだ、これ?薬みたい。」っつって吐いたらしいんですけどね。

だから、銀座日本で初めて輸入された物を、こう…飲んだり食ったりする家族なわけですけどもね(笑)。

で、銀座で買い物なんかして。ただ、まあ…ちょっとね…

この歳にもなると…っていうことで御勘弁いただきたいんですけど。まあ、いつでも明るく楽しく元気にいたいもんですけどねえ、もう…そん時は調子悪くてね。

まあ、メンタルの調子、特に悪くてね。まあ、なんつーんですか…どん〜よりしてまして。んで、メンタルの調子が悪いところにもってきて、疲れてたんですよね。

こう…なんつーか、年々きびしくなってきますよね。

「そうだな…『粋な夜電波』がワンシーズン終わって、ひと心地ついたら、なんか…死んじゃおうかしら?」っていうね(笑)。縁起でもない…「やめてよ!」っていうくらいの落ちっぷりで、どんよりしながら銀座の街を…

ま、この話、まだオチありますからね。

いろいろこう…歩いてましたの。何を見てもね…

ま、どうしてどんよりしてたのか、誰とどんな買い物してたのか、こういった事はすべてご想像にお任せしますけどね。

ま…ダメでね。どんよりしちゃって。

「オレなんかもう…どうでもいいや。」っていう…かなり…何て言うんですかね、大人になった気分ってのもありますけどね。

ワタシ、50になるまでガキみたいだったんで。50になってから、いろいろこう…世の中の黒さ(笑)、暗さ、絶望…ね、ペシミズム…そういったものに生まれて初めて触れたのかな?みたいなところもね。「いや、そんなはずないんだけどなぁ。」みたいなところもありまして。

買い物しながら、こんな…銀座で買い物なんてウキウキしかしなかったんですけど、どんよりしながら…物選んだりして。

まあ、どうしよう…って思ってたら、この曲が流れてきたんですよ。

たわいもない話です、ほんとに。本ッ当にたわいもないです。

そしたらこの曲が流れてきたの。したら、全部問題が解決したんですよね(笑)。

音楽が本当に最大の薬だと思いますよ。

あの…ほんとに極端に言うと…っていうか、実質そうなんだけど。4分28秒の曲ですけどね、ジョン・ケージ全然関係無いですけどね。4分28秒の、何てことのない…今から聴きますけどね。

この曲に命を救われたな…って気分ですよ。ほんとに。

もうそっから先はね、口笛ピューピュー吹いちゃって。もういい調子で。はい。

で、うち帰ってから「あの曲何だったろうな〜?」っつって検索して、ピュッて見つけ出して買って、今日持って来ました。

え〜…今日最後の曲です。

えーとね、一部の…クラブミュージックなんか好きな方は、「もう当然だよ!」っていう曲だと思いますけどね。

大ヒット曲です。PREPで「Cheapest Flight」。最もチープなフライトって事ですね。

飛行機代って、ほら…幅があんじゃん。だから「安いチケットで行こうぜ!」って感じです。めちゃめちゃアガります、これ。

では。

(曲)

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FUTURES

FUTURES

もうね、高邁な思想だとか、美味しい料理とか旨い酒とかね、あの〜…なんとかかんとかの教えとか、何にも要らないですよ。

こんで充分です、こんで。

もうワタシ、これで…銀座のルミネの中で軽く踊り出しちゃったりして。で、隣に来てた…観光で来てたアメリカ人と一緒に、指鳴らして踊っちゃったりなんかしてね。すべての問題が解決しました。

え〜…ジャズミュージシャン菊地成孔がお送りしてまいりました「粋な夜電波」。お別れの時間となります。来週もまた日曜夜8時にお会いしましょう。

みなさんのあと3時間しかない週末が、とても素晴らしいものになるように祈っています。

お相手は菊地成孔でした。ありがとうございました。

2017-04-17 「年寄りこそがユース!」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

日曜夜8時に放送時間が変更になった、TBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波」。通算307回目の放送は、レコーディングで超多忙な近況の報告、そして出来立てホヤホヤの新作をいち早くオンエア。

番組後半の「これからは年寄りがユースカルチャーだ!」という持論を展開したトークの部分を、文字起こししてみました。

THE KIDS(通常盤)

THE KIDS(通常盤)

22(日本ライセンス盤)

22(日本ライセンス盤)

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はい、どうも。「菊地成孔の粋な夜電波」。ジャズミュージシャン菊地成孔が、TBSラジオをキーステーションに全国にお送りしておりますよ〜。

えーと…全然なんか…メール読んで盤の説明してるだけで、日々の面白い話とか、何にもしてないですよね。

あの〜…それは何でか?っていうと、日々が全然面白くないから(笑)…なんですけど。しようがないっていうね。ええ。

もう、今ヤバいんですよ。

さっき言ったように、ワタシ、レーベルやってるんですけど。

こないだね、1枚…レーベルから…ワタシがやってるレーベルっつっても、ワタシの作品だけじゃなくて、私プロデューサーでいろんなバンド出るんですよね。

そうすっと、その…リリースするバンド全部に付き合ってるんだけど。プロデューサーだし、レーベルオーナーだから。レーベルオーナーっていうか、レーベル代表者だから。金出してないからオーナーじゃないな。

なんだけど、やっとこないだ1枚出たの。で、今やっと…それだって大変だったの。作るの。当たり前ですけど、アルバム1枚作るって結構大変ですからね。

で、終わって…なかなかいいもんができたんですよ。今日、最後にそっから1曲聞きますけどね。

で…いいもんできて、「やった、よかった〜!」と思ったら、もう次。

次…今ね、ジャズドミュニスターズっていう、ワタシがラッパーとして参加してるアルバムが…夜。

夜ってのは(笑)…だいたい夜帯に制作してるからなんですけど。

あと〈ものんくる〉っていうね、この番組ずっと聞いてた方には…吉田沙良さんですよ。吉田沙良さんが…月に1回来てたね、先月お休みでしたけど。

まあ…先月今月と、〈ものんくる〉レコーディングが忙しいんで、ちょっとこんな番組来て一緒にコントやってる場合じゃないっつんで。歌い込みに入ってるんでね、お休みしてますけども。吉田沙良さんがヴォーカルやってる〈ものんくる〉が昼。

だから、昼〈ものんくる〉の現場、夜…ジャスドミュニスターズの現場…っちゅう感じで、もう…間の移動とか、寝てるからね。とにかく(笑)…ええ、寝てる間に移動してますからね。で、帰ったら寝てますからね。ええ。

んで、毎日…翌日はレコーディングの準備して寝てますから。もう何も…特にね、私生活で面白い事が無いんですよね。

ま、あるとしたら唯一ね、やっぱ21世紀ですなあ…まず最初に起こった事が「ジェンダーの転倒」。女が男っぽくなって…昭和と比べてですよ。昭和と比べて、女が男っぽくなって、男が女っぽくなる…なーんてのは、この20年間ぐらいで、ゆっくりゆっくりやって来たから、皆さん…「まあ、なるほどな。」と。特に年配の方は「なるほどな。」と、こう…思われたと思いますけども。

まあ、最近はそれに引き続きまして、なんか役割の移動っていうことで…やっぱこれからはね、「年寄りがユースカルチャー」だと思うんですよね(笑)。

そんで、若者が老人化すると思うんですよ。もう完全にそうですね、やっぱりもう。

その「年寄りがユース」…「ユース」ってのはそのままヤングの…若者ってことですけど。

つまり、「自由奔放」「未完成」「デタラメ」…なんていうのが年寄りで(笑)。

若者が老人化してね、すごい…こう…賢者っていうかね、ちゃんとしっかりするようになっていく…という事を、毎日タクシーにいっぱい乗ることによって知る!…っていう話ですよね(笑)。

最近のねえ…まあ、ワタシだけなのかどうなのか、皆様からもお便り頂きたいところですけどね。ワタシの知る限りですけど。

ワタシね、一日…長沼が運転する事務所の車にも乗ります…乗りますけども、それ以外私用だとか、いろんな…長沼が打ち合わせで車転がせないっていう時はね、タクシー。

そうすっと、日にね…多いとね、12〜13回乗るんですよ、タクシー。で、その結果ですよね。

ワタシ…100%外食、タクシー日に12回っていう暮らし…ですね。で、貯金ゼロ!…っていうね(笑)。貯金0、子どもゼロっていう極端な暮らしを…人生を生きてるわけなんですけども(笑)。

そのタクシーの頻度からするに…最近とにかくワイルドパンクでヤバい…「もう、オマエらユースだろ!」ってのは、年寄りですよね。圧倒的に。

とにかくね、最近は…手挙げて、もう視界に入った瞬間にパッとハザードっていうの?…フォグランプか…を点けて、手挙げたら「乗せますよ。」っていうランプ点けるのがパッと早いのは、大抵若い運ちゃん…運転手さん。

そいで、「もう…点けろよ、オマエは。ギリギリだろ、ばかやろ。何やってんだよ!」って、昔だったら若者のデキない運転手だったんだけど、それ大抵お爺さんですからね(笑)。

反射神経がおかしくなって…まあ、老人に対してね、反射神経が悪くなってるって思うのは、まだ牧歌的な話で、違うんですよ。開けると、すげえシャキッとしてんの。

だから、余裕ぶっこいてんの、もう。なんか態度悪い若者みたいな感じの…遅いんですよね。

で…乗るとね、調子いいんですけど、なんか変わった人多くて。

いきなりね…ワタシ座るでしょ、一人で乗ること多いですから、乗りますわね…そうすっと、まあ…脇が空きますよ。そうすっと、そこに(笑)…何でしょうね、アレ。タクシーの車載のラジオがあるじゃない。AMラジオ…ま、それこそTBSとかね、よくかかってたりして。

この番組…収録ですから、オンエアの時にうっかり乗っちゃったりすると、テメエが喋ってんのを移動で聞くことになって、顔が真っ赤になったりするんですけど。ま、それはともかく…

あれの代わりに、もうちょっと個人運転手さんなんかね、個人タクシーさんなんかで、昔だったらオーディオに凝ってる方が…いい再生装置なんか付けてたりしたもんですけど。

いきなりタブレット、こないだ投げられて。ボンッ!て。

投げてきたのよ。投げてってワタシ目がけてじゃないですけど。ワタシの隣のスペースに、ポンッて放ったわけ。タブレットを。

ええ〜!?…って思って(笑)。タブレット放られたよ…。」って思ったら、そっから結構いい音で…つまりラジオを聞かせてくれたんですね。

タブレットってすごいね。いろんな機能があって。

で、何が流れてたかっていうと、ピーター・バラカンさんの番組だった!っていう(笑)。

これにはねえ…「俺を菊地成孔と知っての狼藉か?」っていう感じでしたけどね。ま、多分知らなかったと思うんですよね。

で…「この番組、いいですよ!」って感じなんですよ。うん。「私、音楽好きで、ラジオなんかも好きなんですけどね。この番組いいですよ、お客さん。」って感じで、ポイッて放ってきたの、タブレットを。いかにも「洒落てるでしょ?」って感じで。

で、バラカンさんの喋りが聞こえてきちゃってね。バラカンさんの選曲で…まあ、悪ぃはずないんですけど。バラカンさんの選曲だから。

「ああ…ありがとうございます(汗)。」みたいな感じで(笑)。なんとなく緊張したまま現場まで着いちゃって。タクシーの中で寝たかったんですけどね、眠れなかったですけどね。

あと、凄かったのありましたねえ。あの…ワタシがスケジュール手帳開いてたんだよね。

まあまあ…小忙しくしてますから。いちおう…小さい二人っきりとはいえ、会社代表取締役ですから、小忙しくしておりまして。

「この日、何時から何時…」かなんかで、見るじゃないですか、スケジュール帳。

そしたら…それ見て振り返りながら、読書かい?」って言った運転手さんがいて(笑)。

「お兄さん、読書かい?」って言われて。

お兄さんじゃねえよ!って。「下手したら俺の方が上だぞ、テメエ!」って思いましたけど(笑)。

まあ、五十絡みのね…五十絡みが今一番厄介ですよね。厄介なお年頃ですよ、ほんとに。まあ、あいつらがユースですよね。ほんとに…いつまでたっても大人にならないで。

かと思うとね、60代、70代が落ち着いてるかっつーと、結構六〜七十代、奔放になっちゃって。なんかもう…絶対年寄りの方が、これからユースカルチャーだよっていうね。

だから、年寄りに向けて番組やったり音楽作ったりしたほうがいいな!って。

若者…若い運転手さんとかって、すごいしっかりされてて。シャキシャキシャキシャキ…ちゃんとね。行き先とかもね、だいたい…ロンドンの運転手さんみたいですよね。ほんとにもう、ちゃんとわかってる方が多いですよね。

「若者は危なっかしくて、若者は仕事ができねえ!」なんていうところは…一般の…ワタシ、堅気やった事無いんで。実家が水商売で、テメエが水商売ですからね。堅気のこと、全然わかんないんだけど。まだ、若者が危なっかしい…とかあるんですかね?

ヤシマ君、全然危なっかしくないよね。(番組ADの)ヤシマ君が下手したら(ディレクターの)戸波さんよりずっとしっかりしてるからね。言っちゃあなんですけどね。ええ、7年目だから初めて言える事っていうところもありますけどね。戸波さんの笑いが引き攣ってますけども(笑)。

昔…昭和なんかだと、若者が全然ダメで上司がカリカリしたりしたもんですけどね。なんか今では逆になっちゃって。

相当ゆるいですよ。60ぐらいの人ですかね、「この辺り、ちょっとよくわかんないんで〜。」って平気で言う人いて(笑)。

「…おじいさん!」って思って。とにかくしっかりしてくださいよ、おジイさん!」って思って。「御老体!」って思ったんですけど。まあ…「御隠居!」っていうね。

「ここら辺、よくわかんないんで。教えてもらえますか〜?」って言われて、「はい、わかりました。」(笑)。

そんなこと、若者で言う人いないですよ。恥ずかしいもん、若者は。SNSやってるから。

恥ずかしいとかね…対人関係の中で、実際リアルで恥ずかしいっていう事を避けますよね、若者はね。

だけど、もう…ジジイは、のうのうと、いけしゃあしゃあと、面の皮厚いですから

もうね、いろんな話があるんですけど(笑)…やっぱ410円時代がね、拍車をかけるんだろうと思うんですよ。あの…ジジイが適当になることが。

ま、これはすべて良い意味で言ってますけどね。

あの…昔の御隠居みたいなね、感じではなくなってきて、年寄りがどんどんどんどんパンクになっていくと思いますよね。

ま、その事をタクシーで知っている…男がやっている番組だと思っていただければ、ほぼほぼ間違いないと思いますけどね。

2017-04-01 「シーズン12最終回は生放送。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第305回は、シーズン12最終回、そして生放送。

眠くてたまらない状態で口からでまかせのスリリングな生放送が、これがまた面白いのなんの。

番組後半のトークの一部を文字起こししてみました。

INdiGenaJazz

INdiGenaJazz

SERENADE TO SWEDEN

SERENADE TO SWEDEN

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はい、どうも。「菊地成孔の粋な夜電波」でございます。ジャズミュージシャン、そしてですね…

ま、「子どもの頃だからしょうがないだろ!」って話なんですけれども…

ま、ガキの頃、ウチが水商売だったんで…お客さん同士がね、いろんな話してて。で、まあ…お客さん同士っつったって、銚子っていう港町の水商売なんで、まあまあまあ…柄はあんまり良くないんですけども。

そこの客の言う事ですからアレなんですけど、腕組みしながらね…客Aがね、

「やっぱ朝日は左寄りだからな、ちょっとな。」「産経はなんだ、右だ真ん中だ…」って話して。

で、朝日って朝日新聞のことだな。」って、こう…ペテンの利くガキだったんで。ガキって4歳ぐらいの話ですよ。なんで、朝日ってのは新聞のことだな。」って。

で、朝日新聞をじーっと見て、文字が左に寄ってるかどうか、ずーっと確認してたんですけど、どう見ても真ん中走ってるんですよ、字はね。「おっかしいな、おっかしいな?」っつってね。

「客は左寄りだっつってたわりには、文字…真ん中だな。」って思っていた菊地成孔(笑)…

TBSラジオをキーステーションに…「もう生放送だから言ってしまえ!」という感じで、全国にお送りしております。

今週は、金曜最後の生放送。4月からは日曜夕方夜8時…「夕方夜」っておかしいよな…日曜夜8時に引っ越します。初回は4月9日になります。

「金曜の12時になっても始まらないな。なんで始まらないんだろう?」って思ってる方は、ある日気が付くでしょうね。日曜になったら偶然、夜8時からこの番組が続いていたことに。

といったような感じでですね、初回は4月9日になりますが、その4月9日に何が起こっているか?…渋谷のeplusカフェでのイベントがあります(笑)。2回目の「リアルジャズバー〈菊〉」。出張ラジオということでですね、ライブイベントをやっていますね。

ライブイベントっつっても、演奏しませんよ。番組と同じ事を、eplusカフェっていう渋谷カフェでやってるんですけど。

チケットはおかげさまで完売いたしました。ありがとうございました。一体何が面白いんだか、自分でもよくわかりませんけども(笑)。


(中略)


そんなことを言ってる間に、番組も終わりに…今日のね、放送も終わりに近づいてきました。

えーとね、もう一枚…あ、でもこれ同じだ。「古谷さんのコントが良かった。」って方、すごい多いですね。

古谷さんは…もう来ませんよ!(笑)。だって4月からテレビやるんだもん。

本人からメールもらって、すげえ遠巻きに「まだ出してください。」っていうのを、個人メール宛にいただいてるんですけど。

個人メールに仕事の話振られても答えられませんから、ニコニコありがとうございます。」って返してますけどね。

遠巻きに遠巻きに「また菊地さんと声のセッションがしたいです♡」とかね。読んじゃったらいけないですけどね、私信をね。

とかなんとか、いろいろ(笑)。「菊地さんと一緒にラジオドラマをやったら、男友達にものすごく羨ましがられました。男モテもするのですね♡」とかいうメールが来たりして。

なんかまだ…「もっと出してください」オーラ出てるんですけど、そのうち頼んでも出てくれなくなるに決まってるんで(笑)。

そんな…フラれるとわかってる女の誘惑に負けるわけがないじゃないですかね。ジャズミュージシャンですからね!

はい。というわけで(笑)…あと特に話すことも無いですね。話し始めると番組終わっちゃいますかね。

何持って来たんだろう、今日…。(ノートをめくる)あー、だめだこれ、長いな。

あまおう」って何の略か?…っていうね。

「あまい」「まるい」「おおきい」「うまい」らしいですよね。

これがもう「こんな『あまおう』はイヤだ!」ってノートに書いてあって。

ほとんどこれ寝ながら書いてるんで、字がグチャグチャなんですけど(笑)。

「こんな『あまおう』はイヤだ!」…「あおい」「まずい」「おっちょこちょい」「うるさい」って書いてありますけどね(笑)。

こんな「あまおう」の(笑)…こんな「あまおう」のパフェ嫌ですよね。

青くて不味いんですよ。それが、おっちょこちょいでうるさいの。それがクリームの中にいっぱいのってたら、誰も頼まないですよね、そんなもんね。

はい。ま、この程度の事しかノートに書いてないままスタジオに来るな!っていうね。プロのDJとは言えないだろ!って話なんですけども。

まあ、その通りです!…はい。責任を取って日曜日に移動させていただきます(笑)。

2017-03-26 「ラジオからテレビ、そして宇宙へ。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

TBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波」第304回は、古谷有美アナウンサーと一緒に生放送。

コントでは度々登場されていた古谷アナの素顔が垣間見えたフリートーク。

子供の頃の夢を語り合った部分を文字起こししてみました。

フリースタイル

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D

菊地 メールを読んで)「古谷さん、宇宙飛行士になりたいそうですが、いけそうですか?」だそうです。

古谷 ああ〜…行きたいですね、宇宙に。

菊地 宇宙に行きたいんですか?

古谷 はい。小さい時、一番初めに…将来なりたいもの…で思ったのが、宇宙飛行士でした。

菊地 でも、あの…ほんとに…まあまあ、後付けっちゃ後付けですけど…

古谷 はい。

菊地 宇宙飛行士ですよね。

古谷 (笑)…ちょっとその詳細を…。

菊地 宇宙飛行士で女性の方とかいますよね。

古谷 ああ、はい。山崎さんとか。

菊地 だとか、あと外国の方とかね。

古谷 ああ、はい。

菊地 なんかに共通するものがありますよね。髪が…まあまあ、髪の毛はどうにでもできるけど。

古谷 ちょっと…アゴがシャープなところとかですか。

菊地 いやいやいや(笑)。

古谷 菊地さん、目を合わせて笑ってくださいよ。目を逸らすっていうのは「そうだな。」って認めてることと一緒ですよ。

菊地 違いますよ(笑)。顎の部分は…見えないです、これで。

古谷 ああ、うまく隠れて…。

菊地 そう…うまくっていうか(笑)。そんなに気にすることですか、それって。

古谷 大きく頷くじゃないですか。

菊地 いやいやいや。その…あれですよ。外国行ったらセクシーだってことになりますよ

古谷 ああ〜。

菊地 外国行ったら禿げもセクシーですからね。

古谷 そうかあ。シャクレ族とハゲ族…。

菊地 そうそうそう。しゃくれと受け口の問題はね、こないだも話題になりましたけど。あ、違うか…あれオフエアだ。全然気にすることないと思いますけどね。

古谷 ありがとうございます(笑)。

菊地 まあ…そうですか。宇宙…これ今後も…あ、TBSアナウンサーとかなると…

古谷 はい。

菊地 可能性がゼロでは無くなってくるのでは?

古谷 そうなんですよね。昔、秋山さんという記者の方が実際に宇宙に行かれてますので。

菊地 行ったよね。はいはい。

古谷 アナウンサーでも、もしかすると…宇宙からリポートっていうのもありえなくはない…

菊地 ありえますよね。

古谷 はい。

菊地 まあ、そうですね。一年後とは言わないけど、10年後になったら、かなり楽に行けるようになってるはずで。

古谷 うん。

菊地 そしたらもう…あるんじゃないですか。

古谷 なんか「宇宙での声の響きは…」…あ、声響かないか(笑)。

菊地 響かないとか、そういう問題じゃないと思いますけどね。

古谷 アナウンサーならではの、なんかそういう…ね、宇宙実験要素があればいいんですけどね。

菊地 はい。なんでその…宇宙飛行士になりたいんですか?(笑)。

古谷 なんで?…いや…

菊地 オレ、絶対なりたくないけどね(笑)。

古谷 多分それは…生まれ育ちが北海道なんですけど…

菊地 はい。

古谷 やっぱり夜、星をよく見ていたので。

菊地 ああ〜。

古谷 そこに結構大きな要因があると思います。

菊地 あまりにも美しい話ですねえ。

古谷 ねえ。

菊地 北海道で見える綺麗な星を見ていたら、宇宙飛行士になりたい少女が育ちましたとさ。」っていう。

古谷 それなのに東京テレビ局で、こんな真夜中に…

菊地 コントで)「セックス」とか言ってるんですよね。

古谷 はい。

菊地 (笑)。

古谷 言わされてるんですよ、もう〜。

菊地 すいません、すいません。どうもすいませんでした。

古谷 (笑)。

菊地 なるほど。そうですか。へえ〜。

古谷 はい。

菊地 でも、これは全然…見果てぬ夢とかじゃないですよね。いずれにしても。

古谷 そうだといいなあ…と本当に思います。

菊地 もう、あれじゃないですか。宇宙飛行士の格好とかして写真撮ってたらいいんじゃないですか。

古谷 いいですか。あ、でもちなみに今、自分がやっているSNSトップ画像は宇宙飛行士の格好です

菊地 (笑)。もうやってんだ。

古谷 はい。

菊地 古谷さんって「こうしたらいいんじゃないですか?」って言うと、もうすでにやっていること多いですよね(笑)。

古谷 ええ〜?、なんかありましたっけね(笑)。

菊地 先手先手が…そうですか。

古谷 菊地さんの夢は何でしたか?…小さい頃の。

菊地 小さい頃の夢ですか?

古谷 はい。

菊地 小さい頃の夢は…そうですね、呑み屋をやる事かな。

古谷 (笑)。

菊地 はい。家が呑み屋だったんで。

古谷 ああ〜。

菊地 呑み屋をやりたいですね。いまだにやりたいですね。

古谷 でも、まだやってないん…ですよね。

菊地 やってないですね。

古谷 そうですよね。

菊地 あの…キャバレー持ちたいですね。

古谷 ああ〜。

菊地 はい。キャバレー持って、バンド入れて、踊り子さんも入れて、お客さん入れて、美味い食いもん出して、美味い酒出して…毎日楽しみたいですよね。

古谷 ああ〜。じゃあ、最近話題になった「ラ・ラ・ランド」という映画の中で、主人公の男の人が…

菊地 ああ、ライアン・ゴズリングね。

古谷 はい。ライアン・ゴズリングのあのお店のね、「Seb’s」っていう…ああいった感じで。

菊地 あれは、あの…昔伝説だったジャズの店を…が今落ちぶれちゃって、ジャズが駄目になったんで。で、落ちぶれて今、インチキなバーになってるんですよね。ラテン・バーに。

古谷 そう。「トルティーヤなんかを出す!」って言うような。

菊地 そうそうそう。それを「ちゃんとした格式のあるジャズ・バーに戻すんだ!」っていう意欲で、ライアン・ゴズリングが動く映画ですよね。まあ、何とか頑張って観れば…っていう感じですけど

古谷 (笑)。

菊地 あんまりよくわかんない映画でしたけどね(笑)。

古谷 菊地さん出すんだったら、お店の名前何がいいんでしょうね。

菊地 そうですね。まあ、店の名前っていうか、そうですね…特にジャズがやりたいわけでもないんですけどね。

古谷 へえ〜。

菊地 とにかく店は出したいです。デカイのを。

古谷 はい。

菊地 グランド・キャバレーっていうのが、今日本に無いんで、あんまり

古谷 ああ〜。

菊地 昭和はあったんですよ。

古谷 はいはい。

菊地 ものすごい広い、だだっ広いのが。あの…なんか来た。(スタッフプリントアウトした物を持って)来ましたよ〜。

古谷 あっ、それは…私の写真ですね。

菊地 (笑)。

古谷 宇宙飛行士の服装をしている…

菊地 すげえな、これ!

古谷 ほんとにごめんなさい。これですね…

菊地 これって相当な予算掛かるでしょ。

古谷 本物の宇宙飛行士の格好、宇宙服なんです。

菊地 だって書き割りとかじゃないですもんね。

古谷 じゃないんですよ。あの…でもこれ、実は誰でも撮ることができた写真で…

菊地 はいはい。

古谷 六本木美術館で「宇宙芸術展」という展覧会が、一時期開催されてまして。

菊地 なるほど。

古谷 その中で「どうぞお写真撮ってください。」というブースがあったので。

菊地 ああ、なるほど。

古谷 でも見てください、この表情。浮かれてますよ〜。

菊地 これは古谷さんとはちょっと思えないぐらいの…浮かれが出てますよね。そうそうそう(笑)。

古谷 今、やってますけど、その顔。

菊地 はい、その顔になってますよね。

古谷 はい。

菊地 へえ〜。普段のクール・ビューティじゃないですね。

古谷 いや、普段クール・ビューティではないですよ。まったくもって、もうほんとに。

菊地 そうですか(笑)。

古谷 ありがとうございます。写真をわざわざ。

菊地 というわけで、まあ…古谷さんには「テレビから宇宙へ!」と(笑)。ラジオからテレビテレビから宇宙へと羽ばたいていただくという…

古谷 そうですね。電波が飛んでいるエリアに実際に行ってみよう!」ということですね。

菊地 なるほど(笑)。面白い!

古谷 「粋な夜電波」なんで。

菊地 そうですね。

古谷 キャッチしてきます!

Inspiring Love

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