Hatena::ブログ(Diary)

djapon の 『FEEDBACK DIALY』 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2016-09-18 「沙良さんのフォロワーを2万にするために。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第277回は、マンスリー・ガールフレンドとして「ものんくる」の吉田沙良さんをゲストに迎えての放送。

のんびり屋の沙良さん相手に今年の夏を振り返る、なごみトークの一部を文字起こししてみました。

Ology

Ology

D

FOR ALL WE KNOW

FOR ALL WE KNOW

D

沙良 Twitterのフォロワー数が約2000弱のシンガー吉田沙良です。

菊地 それを2万にすべく策を練っているプロデューサー菊地成孔です。

沙良 ふふ…どうしたらいいんでしょうか。

菊地 まあ…エロしか無いですよね。あの世界は。

沙良 それは…具体的には何をすればいいんですかね。

菊地 わかりませんか?

沙良 すいません。まったくわかりません。

菊地 でしょうね。

沙良 あの…私、なんらかの欠陥が…

菊地 え〜、来週はですね…

沙良 あっ…。

菊地 (笑)…来週は…今シーズンの最終回ということで、「(金曜)ロードクショー」。久しぶりに自分の本を読みたいと思いますけどね。そして、再来週…シーズン12の1回目が〈ソウルBARという…かなり変わったかたちで。〈ソウルBAR〉によってシーズン12が開始さ…今言ったばっかりですけどね(笑)。ただ、それ逆さに言っただけですけど。

沙良 (笑)。

菊地 というかたちになっております。ま、そしてシーズン11のマンスリー・ガールフレンドを務めていただいた吉田沙良さんは、今月で卒業していただき、シーズン12の…(笑)…

沙良 今、聞きました(笑)。

菊地 冗談ですよ。吉田さんさえ良ければ、シーズン12の続投も…お願いできますでしょうか。

沙良 えっ…よろしくお願いします。

菊地 はい。

沙良 ぜひ!…びっくりしたー。

菊地 あの…がんばりましょう。

沙良 はい。

菊地 2万になるように。

沙良 よろしくお願いします。

菊地 エロしか無いですけどね、あの世界は。

沙良 エロって何したらいいんですかね。

菊地 (笑)…まったくわかんないですよね。

沙良 まったくわかんないです(笑)。

菊地 はい。なんらかの欠陥があるという事はないと思いますけども。

沙良 (笑)。

菊地 さて、そんな感じでですね。一個告知がありましてですね。はい。例えば、エロといえばこういう事だという言い方もできますが。

沙良 はあ。

菊地 えと、「モーションブルー」…我々よく…一緒にも出たことありますし、吉田さんの「ものんくる」のほうでも出た事がある、BLUENOTE系列の横浜店ですね。

沙良 はい。

菊地 あそこで、「モーションブルー」開店以来、初めてのディナーショーをやりますね。ま、晩餐会と呼んでますけども、これはワタシがプロデュースする…えと、文言読みますね。菊地成孔ペペ・トルメント・アスカラールと共に提供する『晩餐会 裸体の森へ』ということで、2016年の11月29日、そして間1日置いた12月1日と2DAYSでですね、ワタシがトータルプロデュースする…それはつまり、料理も酒もワタシがプロデュースする…もちろん音楽もプロデュースするディナーショーで…

沙良 おおー。

菊地 最初に食事を召し上がって頂いて、食後酒の乾杯と共にライブが始まるという事をやります。

沙良 お〜…エロいですね。

菊地 エロい…ですねえ。

沙良 これがエロですか(笑)。

菊地 これがエロだと思いますね。ワタシはなんかこれ…プライヴェートは違うんですけど、音楽表現とかが、もうなんかエロくなっちゃってるんですね。

沙良 うーん。

菊地 この日は、相当美味しいです。ワタシのほうで提案させていただいた、フレーバリー・シャンパンっつって、ま…シャンパンじゃなくてスプマンテですけど…要するにイタリアシャンパンですけど、半分飲んでいただいたところで、フレーバー・エキスを入れるんですよ。そうするとすごい変わった味になるんですね。

沙良 へえ〜。

菊地 それで「うわっ、何だこの味。びっくり!」って言ってる間に演奏が…一音目がガーッと始まるっていうかたちになっております。

沙良 へえ〜。

菊地 もうすでに「モーションブルー」や関係各位のウェブサイトには、広告だけは載っておりますが、この日のメニューの内容、それから何でこういう事をするのかというワタシと店からの挨拶…。それと、ドレスコードがあるんですよ、この時ね。

沙良 ほう。ドレスコード?

菊地 いちおう晩餐会ですから。ドレスコード…これはまあ、敷居が高いっていうよりは、むしろ最近流行りの遊びのドレスコードですね。

沙良 ふうん。

菊地 女子はなんかヘッドアクセがあったほうがいい、とか。

沙良 はい。

菊地 その程度です、はい。

沙良 ふうん。

菊地 詳しい情報は「モーションブルー」や関係各位のウェブサイトには…ま、今夜行った方は撮影や料理の内容の拡散もOK…フリーと致しますんで。飲み食いが好きな方、ペペ・トルメント・アスカラールの音楽が好きな方…ちょっと値段のほうはね、料理の値段とライブの値段が一緒になってますので、普段よりお高くなっておりますが、ま…たまにはこういった遊びも。こういう世の中ですから、贅沢な遊びをちょっとやってみようかな、というふうに考えております。え〜、こちらの告知も終わりまして、吉田さんは…どうですか。今後のご予定は。

沙良 「ものんくる」はですね、10月に2本ライブがありまして。1本は9日…10月9日に「ARK HiLLS CAFE」…アークヒルズという場所でジャズフェスがあるんですよ。

菊地 ジャズのフェス!

沙良 朝の10時から夜の10時まででした…かな?…で、トリでライブします。で、今年ツアーしたんですけど、行けなかった所で、ちょっと悔やまれているのが大阪があって。

菊地 はい。

沙良 行きたかったんですけど行けなかった…ところに、「ZA FEEDO」っていうバンドレコ発ツアーに対バンで出させていただく事になりまして。

菊地 はいはい、なるほど。

沙良 10月の13日に大阪に行きますので、是非ちょっとチェックしてみてください、大阪の方。

菊地 結構…常に活発ですねえ。

沙良 そうですかね。

菊地 はい。なんか…吉田さんとこう…半分、生活者みたいな感じで…

沙良 生活者(笑)。

菊地 暮らしてるだけ…っていうイメージですけどね。

沙良 はい、それ…ですけど。

菊地 ね?…お会いするとそういう感じですけど。話聞くと、すごい活発に…

沙良 そうですかね。

菊地 うん。デモテープもね、今鋭意制作中で、アルバム制作にも向かっております。ま、来年度になりますが、TABOOレーベルから「ものんくる」の新譜も出るのだ、という感じで。

沙良 はい。

菊地 えー…夏ももう終わりですねえ。

沙良 終わります…ね。もう終わったような気分です。

菊地 ですよね。今年の夏はいかがでしたか。

沙良 夏ですか?

菊地 はい。海とか行かれました?

沙良 海…行かなかったですね。花火大会は見ましたね。

菊地 なるほど。浴衣で行くんですか?

沙良 いや、もう普通に…家から見ました(笑)。

菊地 なるほど。家から…家から見れるからね。

沙良 はい。

菊地 今年は水着も浴衣もない夏!

沙良 なかったですね。

菊地 かなり、女子としてはさみしい夏ですね(笑)。

沙良 そうですね(笑)。なんか…キャンプとかもしなかったし、バーベキュー…か、とかも友達と「しよう!」って言って、しなかったし。

菊地 はい。

沙良 なんか…寂しい夏…でした。ねえ?

菊地 吉田さんが言うとホントに寂しそうですね(笑)。

沙良 (笑)…でも、「COTTON CLUB」が楽しかったので。はい。

菊地 そうですね。結局ライブですよね。

沙良 そう、ライブで夏してます!

菊地 ライブね。そうなんですよ。だってボクも1回もプール行ってないもん。

沙良 (笑)。

菊地 ま…もう、入れ墨入れちゃったから、なかなか入れないですね。

沙良 入れ墨…超カッコいいですねえ。

菊地 あー、ありがとうございます。これはヒンドゥーの神様ガルーダ…ま、神様を乗せる鳥ですけどね。

沙良 すごいカッコいいです。

菊地 ヴィシュヌ神の乗り物です、これは。

沙良 へえ〜。

菊地 まだ、出来てませんけどね。来月完成しますけども。え〜…入れちゃえば?…吉田さんも!

沙良 入れたいですね(笑)。

菊地 入れたいですか。吉田さんのこっから…なんかブワーッと出てたら凄い迫力ですよね。

沙良 いや、腕とかは入れたいですよね。カッコ良さそうですよね。

菊地 レディー・ガガみたいじゃないですか、それこそね。

沙良 うーん。

菊地 カッコいいですよ。手足長いから。素敵ですよ。

沙良 いやいやいや。

菊地 自己更新っていうか、ちょっと吉田さんにドープな部分が出てきたな!っていう。

沙良 フフフ…そのうち入れるかもしれない。

菊地 おっ!ヤバいですねえ。死ぬほど痛いですよ。

沙良 何年後でしょう?

菊地 (笑)。ま、5〜6年待ってからだって遅くないですもんね、吉田さんはね。

沙良 そうですね。

2772

2772

D

南へ

南へ

歴史は夜作られる [DVD]

歴史は夜作られる [DVD]

2016-09-10 「タリーズの嵐。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第276回放送はフリースタイル

大阪ツアー帰り直後でお疲れモード、選曲台本も用意していないと言いつつ、得てしてこういう時のほうが神回になるという、ジャズミュージシャンとしてのインプロビゼーション力(りょく)を発揮されたような、かなり面白い放送となりました。

久々のWBO話…菊地先生が街中で採取した面白い人の会話を再現された部分を文字起こししてみました。

D

え〜…おっとっと…「菊地成孔の粋な夜電波」。ジャズミュージシャンの、そしてですねえ…

ま、あまりの…一瞬の嵐って言うんですかね、タリーズの嵐」なんですけどね。

タリーズ(TULLY'S)で巻き起こった嵐が(笑)…ま、小さな嵐なんですけどね。

3人組の女性が…まあ、何て言うんですかね、「セックス・イン・ザ・シティ」の…あれ、「セックス・イン・ザ・シティ」でいいんだよね?…「セックス・イン・ザ・シティ」の亡霊っていうかね…3人組の女性が、ワタシがでタリーズソイラテ飲んでたら…

…あ、そうだそうだ。「イン・ザ・シティ」じゃねえや。「セックス・イン・ザ・シティ」じゃダメじゃん(笑)。…「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」じゃない。えと…「セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and The City)」です。すいませんでした。謹んで訂正させて頂きます。ここは使ってください。

えーと…「セックス・アンド・ザ・シティ」の亡霊って感じなんですよね。3人組の女子が…まあ、「女三人かしましく」というところでしょうけれども。

まあ…カエル顔、イルカ顔、サル顔…みたいな感じでね。おひとかた、澤穂希選手に似た感じだったんですけど。そんな感じだったんだけど、全員すごいオシャレなんですよ、とにかく。

で、3人で並んで座ったわけ。こう…一人が対面にいる2対1とかじゃなくてね。3人で並んで座ったの。

最初から3人で並んで座って何やってるかっていうと、着席した瞬間から写真の見せ合いっこしてるんですよ。

でね(笑)…今からワタシが喋る事が、その3人の会話のすべてですよ。

だから、あまりに嵐のようにやって来て、嵐のように過ぎ去ってしまったんで。まあ、嵐っていうか…スコールっていうかね。最近、雨…ね、日本もだんだん東南アジアみたいな気候になるんだっつって、雨がドサッと降ってザッと止むっていうのがね。昔ながらの情緒纏綿たるしとしと雨ってのは、もうなくなるらしいですけども。ま、それはともかく。

なので、会話全部…1回聞いて暗記しちゃったんで、帰った後、急いでノートに…忘れないように書いたのを今から読みますね。

え〜…

「ねえ、アタシ、そう…アタシの超カワイイ写真、超カワイイ写真見てくれる?」っつって。

「えっ、何なになに?」っつって。

「いや〜、アタシってさぁ、超ブサイクなんだけど、恋してる時だけはカワイイんだよね。」

ウケる〜!って。で、

「この写真、超かわいくない?…◯◯君と写ってるから。」っつって。

「ああ〜。」

「超カワイイでしょ?」とか言って。

「ちゃ…違う違う違う。アタシの超胸盛れてる写真、見てもらっていい?」って(笑)。澤穂希選手にちょっと似た…あ、もう選手じゃねえか、引退されたのかな?…澤穂希さんに似てる方が言ったんですよ。で、2人が覗き込むわけ。

とにかく1人が写真出して2人が覗き込むわけ。で、

「超〜盛れてるじゃん!…ほんとにA?」とか言って。

パッド入れました。超すごいやつ、ガッツリ入れてます!」っつったら、3人目が、

「ウチの?」っつったんですよ。

つまり、パッド作ってる会社の方なんですよね。おひとかたはね。要するにアパレル関係なんでしょうかね。そういうお友達なんでしょうか。

「うわ〜、全然Aに見えねぇ〜。

「いや〜、とにかくね、盛ったもん勝ちだよね。でもね、あまりに盛り過ぎちゃったんで、インスタに載せられない…(笑)…すいません、先に読みながら笑っちゃいましたけど。

「…あんまり盛り過ぎて、インスタに載せられない。」っつって。

要するに、その写真だけデカいんで、胸が(笑)。で、2人で手叩いてウケてるんですよね。

「で、ねえねえ。これ見てくんない。これZARAなんだけど。」っつって。

「あー、超カワイイじゃん!」

「いいよね、いいよね?」

結局ZARAよね〜。

「そうよね〜。」

「あ、8時40分だ!」…時計見て。

「20分あるじゃん、あと。」っつって。

「行く?」

「行く。」

「行こうか。」っつって。

キャー!…帰りと反対方向なんだけど。って言いながら3人で帰って行きました。

これが(笑)…会話のすべてですよね。

え〜…ベバレッジはどうなったかっていうと、皆さん手に持って外に出られたので(笑)。

ま、帰られた後には何も残りませんでしたけどね。

はい、そんな事もあったりするんですけども…そんな菊地成孔(笑)…

そうだった、そうだった…そんな「タリーズの嵐」を目撃した菊地成孔が、TBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。

ま…楽しそうで結構ですよね。ほんとに。

インスタグラム(Instaram)ってのもね、ワタシはSNS全般が、何て言うか…性に合わないっていうか気に食わないんで、あんまりやらない…ていうか全然やらないんですけど。

インスタグラムっつーのは面白そうだなっていうね。面白い写真上げて面白い事書きゃいいんでしょ。

それをこう…全然知らない人が見たりして「面白え。」とか言うんですよね。それは良さそうかなって気もしてんですけど。

なかなかね、始められ…あれ、ガラケーじゃできないんでね。ガラケーでできるインスタグラムないですかね?

D

(※追記:「(ZARAに)いく?」「いこうか?」のくだりが『陰陽師』みたいだな、と思ったり。)

2016-09-04 「チアシードで意識高い系ダイエット。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

f:id:djapon:20160827072226j:image

先日の健康診断の結果で、中性脂肪の値がとんでもないことになっていたので。

ダイエット…というか、さすがに食生活を改善せねば。

昼はほぼ毎日カップラーメンだし、夕食は主食ビールなもんで。

f:id:djapon:20160827073214j:image

なんか流行ってるらしい、チアシード…試してみることに。

f:id:djapon:20160904094406j:image

水分を含んで種が膨らむから、少量で満腹感が得られる…という話だったけど、別にこれで腹いっぱいにはならないな。

朝、チアシード混ぜたヨーグルトのみにしたら、昼飯前には腹グーグー鳴ってるよ。

f:id:djapon:20160827164327j:image

おやつコーヒー菓子パンから、りんごにしてみてる。

…続かないだろうなあ。

Kentai ケンタイシェーカー500ml

Kentai ケンタイシェーカー500ml

2016-09-03 「ポストモダン・アルゼンチンタンゴの決定版。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「粋な夜電波」第275回はフリースタイル

番組の最後に、身内の不幸があったばかりの今の心境を語られてシリアスなムードにもなりましたが、いつも通りの楽しい話と最高の音楽を紹介する回でした。秋以降の番組の継続も決定し、嬉しい限りです。

ディエゴ・スキッシの新作を絶賛とともに紹介された部分を文字起こししてみました。

ティンバ

ティンバ

まあ、どっちかっていうと今の話は…大阪の話ですね。

あの〜…来たる…これ、番組の最初のブロックで告知するのって、すごい珍しいんですけど、ま…せっかくのフリースタイルですから、珍しくてもいいかって感じなんだけど。

えーとね…6日ですね、9月の。大阪で…ま、詳しい事は検索して下さい(笑)。

大西順子さんと菊地成孔さんのタンデム…タンデムというのは双頭…二つの頭と書きますが…双頭セクステットっつって、大西順子さんのジャパニーズトリオと、ワタシのダブセプテットからホーン…ワタシと駒野逸美ちゃんと類家心平君。で、類家心平君がこの日仕事で出れないので、大阪で結構ブイブイ言わしてる名トランぺッターの方がいて、その方に合流してもらって、大西さんのナンバーとワタシのナンバーと、チャールズ・ミンガスのナンバーと、えーっと…あれですよ、名前ど忘れしちゃった。ま、ま、いいや。

…あ、そうそうそう(笑)。今サブから「ジョージ・ラッセル?」って、信じがたいツッコミが入りましたけども(笑)。ジョージ・ラッセルですね…の曲しか演らない。要するに、アルバム「Tea Times」のレコ発ではない、というライブをやります。

というのは、アルバム「Tea Times」のレコ発の日程が決まりまして。これはまだ言っちゃいけないのかな、言ってもいいのかな?…ま、10月ですよ。10月にあるんですね。

それが…ま、何てことはない…「何てことはない」って言っちゃいけないな(笑)…当然至極の如く「ジャズの歌舞伎座」、ブルーノート東京青山で3日間にわたって行われますので、これに関する情報に関しては後ほどという感じで。直前になったら大西さんに来てもらおうかな…と思いますが。

なにせ演奏大阪に行くのが久しぶりということで。

内容はともかく、大西さんと、前の日も次の日もせっかくだからっつんで、新譜の販促のためのキャンペーンとかやったりすると思いますし、終わった後サイン会とかも、大西さんと二人でさせていただく予定ですので。関西方面の方で、なかなかライブに…「東京でばっか、あなたライブやってるので、ライブが聞けないわ。」っていう方は…「聞けへんわ。」って言うんですかね(笑)。よくわかりませんけど。

大阪弁は…UA大阪弁しか知らないんで、ワタシ(笑)。あれが大阪弁なのかどうかもよくわかんないですけどね(笑)。

「去ねさらします〜。」とか言いながら帰りますね、UAは。

ま、それはともかく(笑)…そんな事もありますので、久しぶりで大阪でライブやりますので是非お越し下さい。


はい、次の曲いきましょうか。

ディエゴ・スキッシの新譜がヤバいです。

この番組のある程度の階級の方ならば御存知だと思いますが。Diego Schissi Quinteto…「キンテート」は英語で言うと「クインテット」=五重奏団ですね、日本語で言うとね。5人で演奏しているわけですけども。

簡単に言うと、ポストモダンアルゼンチンタンゴの覇者ですね、ディエゴ・スキッシはね。

もう活動歴長いですけども、ディエゴ・スキッシの日本でのブレイクスルーから、ずーっとこの番組は追い掛けてますので。

新譜が出ました。これはほんっとに素晴らしいです。決定的じゃないですかね。

ワタシはまあ…勝手に、こう…ラテンミュージックポストモダン化させていくというミュージシャンシップの中で、自らがやっております「ペペ・トルメント・アスカラール」という楽団の活動をやりながら、ディエゴ・スキッシを始めとしたポストモダン中南米音楽のグループには目を光らせているつもりですが、今回は本当に「やられた!」という感じですね。

是非アルバムのほうもチェックしていただきたい…というか、今、ワールドミュージックというのはタコツボ化してますから、むしろこういう物に興味なくて初めて名前聞くっていう方で「やられた!」って思った方に手を出していただきたい…っていうのが、この番組の狙いですよね。もうすでにディエゴ・スキッシをチェックしてる人は、これ買って「すげえ、すげえ!」って言ってるに違いないですから。

はい、ではディエゴ・スキッシ・キンテートで、最新作より1曲目を聞いていただきましょう。大変な素晴らしいサウンドです。「Pelea 82」という曲です。

(曲)

D

はい。もう一回申し上げます。Diego Schissi Quintetoで、アルバム「TIMBA」より1曲目の「Pelea 82」という曲ですね。「はちじゅうに」は日本語ですけどね(笑)。はい。

まー、やっぱ凄いですね。とうとうディエゴ・スキッシ…というか、まあ…そうですね、同時多発的なんですけど、ディエゴ・スキッシも…と言いましょうか。

ノイズノイズじゃない音っていうのを、アコースティック・オルケスタで混ぜて使う…という時代に入りましたね。

普通の楽器演奏するけど、脇にノイズ出す機械がいてピーとか言ってるってのは、もう20世紀の話ですから。アコースティック楽器ノイズ出して、ノイズじゃない譜面に書ける楽音出して…っていうのが、ガッツリ混じってて、それがこう…押しては引き、引いては押しっていうふうになるのがね、ワタシこれから来ると思ってたんですけど。

このクオリティがね、この曲がいいだけじゃないですから。このクオリティがほぼ全曲にわたって…14曲入りなので。是非このアルバムはチェックしていただきたいと思いますね。

はい。


そうですね…こないだ骨董通りを(笑)…青山に「骨董通り」ってのがあるんですよね。で、ブルーノートに向かってく通りなんで、まあまあ…よく通るんですけども。

女性2人…別にギャルとかじゃないんですよ、「ポケモンGO」をやりながら…もう「ポケモンGO」ブームってのも下火になってきたのかな?…よくわかりませんけど。ま、ワタシの観測定点では…新宿御苑では下火になってきたんで。全国的に下火になったかどうかは知りませんけども、そん時はまだ「ポケモンGO」流行ってまして。

信号待ちの所でね、骨董通り骨董通りって言うけど…。」…あ、女子2人ね、「ポケモンGO」やりながら…骨董通り骨董通りって言うけど、骨董屋無いよね?」って言ってて(笑)。

ま、心の中で「昔、いっぱいあったから『骨董通り』って名前になってる…っていう想像力が無いのかな?」って思いながら聞いてたんですけど(笑)。

「ひとつも無いよねえ。」とか言って。「うん、そうだね、無いよねえ。」って言ったら、一人が…

骨董通りに今…悲しむべきというか現代的なことと言いましょうか、「コメ兵」があるんですけども。

「あっ、『コメ兵』のことだ!」っていう事で、2人で納得して…青になってね、信号が。

で、納得したわ青になったわで、意気揚々と「ポケモンGO」をいじりながら、骨董品屋っていうことを「コメ兵」と…。

「コメ兵」は質屋なんですけども(笑)。

そんなことを青山の辺りでね、見ている菊地成孔がお送りしておりますけども(笑)。

Xl Middleton & Eddy Funkster

Xl Middleton & Eddy Funkster

ALEKE [12 inch Analog]

ALEKE [12 inch Analog]

(※追記:「見慣れない服を着た君」、そして「雨のハイウェイ」が、こんなにも違う意味に捉えられ…目から鱗の時、音楽の魔法に再びかかった瞬間でもありました。「輝いた季節は君の瞳に何を映すのか」…故人に思いを馳せる言葉として、こんなに愛の込もった言葉はなかなかないと思いました。)

D

2016-08-28 「夢の島では最後?のワーハピ。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

f:id:djapon:20160828134243j:image

World Happiness」観に行くのは2年ぶり3度目。

f:id:djapon:20160828141349j:image

曇天でいつ雨が降り出すかわからない天候だったけど、あまり暑くなくていいかも。

f:id:djapon:20160828141951j:image

Ykiki Beatを観に前方へ。ほんとに一周して80年代後期のマンチェスターみたいなルックスとサウンド。こういう若者が普通に出てくる国になったのね、日本

f:id:djapon:20160828172229j:image

スカパラはもう全員が男前過ぎて。思わず「カッコええ〜。」と何度も口から漏れました。

途中からガモウさんが小藪に見えてきて、ちょっと面白くなっちゃったけど(笑)。

f:id:djapon:20160828172527j:image

そして、コムアイ。白馬に乗って登場(笑)。

f:id:djapon:20160828172531j:image

完全に、戸川純〜YOU〜的なサブカルクイーンの席におさまったかと思ったら、お茶の間にも進出。コムアイの今後も目が離せません。

f:id:djapon:20160828181927j:image

水カン〜電気の流れでみたら、同じようなテクノサウンドが続いて、いい感じにトランスするんじゃないかと期待して前方に押しかけて観ていたのだが、なんのなんの…電気はやっぱり格が違う。一音一音の強度がものすごくて…やっぱすごいな、電気グルーヴ。圧巻。

あ、スチャダラもね、すごいよかった。スチャダラ電気はもう余裕ですね。どんなステージでも余裕でお客さんをアゲられる。もちろんスカパラも、余裕。

META待ちの間に雨がどんどん強くなってきて、そんな中絶叫する大森靖子のことが嫌いになりました(笑)。

META FIVE…しっかり観たかったけど、雨が強くなってきたので、途中で帰ることに。無念。

東京五輪の関係で、夢の島陸上競技場は使えなくなるみたいだけど、会場を代えてもワーハピは続いてほしいなあ。

2016-08-25 「くるりの新曲…タイトル長いやつ。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

f:id:djapon:20160825230932j:image

くるりの岸田氏がツイッターで「面白い!」と絶賛していた本、「響きの科学」が気になったので買いに有隣堂

f:id:djapon:20160825230856j:image

あ、ていうか、岸田氏お薦めの本どころか、まだ新譜買ってなかったわ。

なんだっけ、タイトル長いやつ。

めずらしくヒップホップみたいなのをくるりがやってるんだけど、すごくいいんだなこれが。

f:id:djapon:20160825231105j:image

隣のタワレコで初回盤買いました。特典ディスクの「Now and Then」のライブ盤が欲しかったので。

f:id:djapon:20160825231113j:image

くるり音楽的に常に新しいことに挑戦していて好きだなあ。

昔の曲も(メンバーも変わるから)常に新鮮に聞けるし。

2016-08-13 「夫のダミ声を真似していたベティ。」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

菊地成孔の粋な夜電波」第272回は生放送。

一時期マイルス・デイヴィスと婚姻関係にあったベティ・(メイブリー・)デイヴィスの発掘音源がオフィシャル・リリースされたことを受けて、急遽特集が組まれました。

「発掘音源から探る世紀の三角関係!」と題して、ベティとマイルス、それにジミ・ヘンドリックスという伝説の三角関係に関する逸話が紹介された、聞き応えのある回になりました。

シンガーとしてはダミ声の印象が強いベティの本当の姿に迫った、その解説の一部を文字起こししてみました。

Betty Davis(1st Album)(import)

Betty Davis(1st Album)(import)

D

はい。というわけで、先週に引き続いて生放送…にもかかわらずマニアック音楽企画。

時間までにレジュメ滑り込めるか、ハラハラしながら金曜の夜を御過ごしになるのも、たまにはよろしいのでは?

今夜の「菊地成孔の粋な夜電波」、ベティ・デイヴィスマイルス・デイヴィスジミ・ヘンドリックス…見事に韻が踏まれている三人の伝説の三角関係について、復刻盤から読み取る…というレクチャーごっこをしてみたいと思います。

音楽夜話をひとつ、お楽しみください。


(中略)


え〜…ま、そうですね。「マイルスジミヘンは知ってるけど」あるいは「マイルスジミヘンは知ってるけど」、ベティ・デイヴィスなんか全然聴いた事ねえや。」っていう方が、そうですね…まあ…少なく見積もっても80%ぐらいだと思うんですけども。

今夜の主役…というか、フォーカスポイントベティ・デイヴィスになります。

もう1曲、先ほどのベティ・デイヴィスの…実質上のファーストアルバムと言われているアルバムですね、これね。このアルバムは73年の作品です。

ちょっと時系列がね、あっちゃこっちゃ行くんで気をつけてくださいね。

73年にベティ・デイヴィスの1stアルバムが出ます。73年というのは、ジミ・ヘンドリックスは亡くなっています。それから、マイルス・デイヴィスベティ・デイヴィスは離婚しています。

マイルスも離婚し、ジミヘンも亡くなった後、ベティ・デイヴィスは1stアルバムをリリースします。

そのベティ・デイヴィスの声は、もうマイルスの真似をしている(笑)…というぐらいの、ダミ声なんですよね。

で、このアルバムは非常に豪華で、ベティ・デイヴィスはとにかく…いろんな才人が周りに集まってくる人いますよね。単なるパーティーピープルじゃなくて、ひとつのミューズ(女神)ですよね。

だから、ジミヘンだけじゃないんですよ。マイルスとの結婚中に、ジミヘンと長い不倫…長いっていうか、マイルスとの結婚生活自体が1年半ですからね(笑)。さほどの長さじゃないんですけど、ジミヘンと付き合ってたっていうね。

でも、マイルスマイルスで…まあ、アメリカの婦人団体なんかからは、ブラックリスト載ってますから。マイルスDVですからね、はっきりと。

なんで、マイルスにはぶん殴られるわ(笑)…ベティ・デイヴィスもちょっとビッチでジミヘンと…。ジミヘンの才能と淋しさみたいなものに惹かれたんですかね…付き合ってた、と。まあ、すべては噂ですけどね、どっちもね。なんか裁判の記録があるとかではないんですけれども。一般的にはそう言われています。

そんなベティ・デイヴィスですけれども、マイルスとも離婚し、ジミヘンも亡くなった後、誰と一緒にアルバム出すかっつーと、これがスライなんですよね(笑)。…しかもですね(笑)…楽しいな、こういうの。細かい話をするのは。あんまりしないから。

スライ&ザ・ファミリー・ストーンを脱退したばっかりの、ドラムスのグレッグ・エリコって人がいて、この人もスライ&ザ・ファミリー・ストーンリズムの要だった人ですけれども。まあ…アルバムによりますけど。脱退したんですよ、73年に。

彼がこのアルバムをプロデュースしておりまして、で…ラリー・グレアム、これもスライ&ザ・ファミリー・ストーンのメンバーですけども。ラリー・グレアムはグレアム・セントラル・ステーションってバンドをやってたんですけどね。

グレッグ・エリコがプロデュースで、参加ミュージシャンラリー・グレアム並びにグレアム・セントラル・ステーションの面子たち。いわゆる「ベイエリア関係」のオールスターたちですよね、音楽好き的に言うと。

今日、「何の話かわかんない。」って方も、ゆるゆる聞いてていただければ…という感じですよね。


(中略)


はい。…とまあ、このダミ声ぶりですけどね。

もうだいぶ時間が経っちゃったんで、気がつかなかったっつーか、「もう聞き忘れちゃったよ。」って方がいてもしょうがないんですけど。

元々喉がポリープでやられちゃってて、何歌ってもダミ声…ハスキーどころじゃないですね、もうダミ声でいいと思いますけど…ダミ声のままなんだ、という感じじゃないですね。この73年の「Betty Davis」は。

箇所によっては全然ダミ声じゃないんで。要するに、力むっていう時にあえて演舞的にダミ声を出してるんですよね。

これがさっきワタシが本で読んだ、「マイルスの遺産」っていうか、マイルスはまだ当時死んでないですけども、「マイルスベティ・デイヴィス関係的な遺産」っていうかね…ではないかな?と思うんですよ。

というのも、こういうアルバムが…これをかけることが今日の主眼なんですけども。

今年、発掘音源として登場しました。

これ、ブラインドフォールでメンバー当てられる人…いますかね?

ブラインドフォールだよ。今は検索がありますから、サーッと検索して「はい、コレコレコレ!」ってやっちゃう人がいるけど、まあ…そういう野暮ったい事はやめてください(笑)。

「Betty Davis/The Columbia Years 1968-1969」ということで、コロンビアというレコード会社…これはマイルスがいたレコード会社ですけども。ここで実はベティ・デイヴィスアルバム1枚録っています。

が、発売されず、シングルが1枚出たのみだったんですね。

The Columbia Years 1968-1969

The Columbia Years 1968-1969

(中略)

D

二重の驚きがありますよね。音楽ファンであればあるほど。

まず一つの驚きは…ブラインドされていない驚きですけど、のちに…まあ…二流のファンクシンガーソウルシンガーロックシンガーとしてのベティ・デイヴィスのパブリックイメージからは考えられないくらい、可愛い・優しい声ですよね。

さっきも言ったように、ベティ・デイヴィスのダミ声が、演技だったという事が歴然とします、これで。

と同時に、まあ…結論めいた話を先にしちゃうのもどうかと思いますけども、このアルバムは結局出なかったわけです。コロンビア上層部が「発売に値しない。」と判断したんですよね。

なので、ひとつのベティ・デイヴィスの…屈辱体験になったかはわかりませんけど、こういうちょっとアンニュイな声でファンクサウンドに乗せて歌うっていうのは、ワタシ悪くないと思うんですよね。今だったらすごいいい、と思うんですけど。当時ダメだったんでしょうね。

それでまあ…これ68年から69年にかけてレコーディングされてますから、その4年後になりますけども、まだこの曲が録音された段階では、マイルスとも夫婦関係でしたし、ジミ・ヘンドリックスも生きてまして、ちょっと浮気なんかもしてました。

で、このアルバムは出ず、4年後にスライのメンツと一緒に、ダミ声を押し出すことで、キャラを立てた…という流れになってるわけですね。

ほんとに音楽は面白いな、と思うんですけども(笑)。