ゴジラ対へドラ

冒頭からアシッドな風の背景*1に、公害そのもにに対し、自然を返せ!的なメッセージソングが流れる。


こないだから、過去のゴジラ映画を数本観ましたが、結構異色。
おそらく、ゴジラ映画って「ゴジラが活躍」するものと「ゴジラをだしに、言いたいことを言う」ってものの2種類があるのかな?と思っていますが、そういう意味では圧倒的な後者。

で、タイトル通り「ヘドラ=ヘドロ=公害」がモチーフなんで、その手のキーワードがいっぱい出てきて、そりゃそうだよねー、と思っていたんですが、途中???なシーンも登場。

それは

富士山のふもとで若者たちがロックで踊ってお祭り騒ぎをしているんですが、時折「地元の老人?オトナ?」と思われる人たちのカットが入るのです。
コレって、「公害」以外に、何かのメッセージなのかもしれないけど、「ただ気持ち悪い」感じで、暗鬱な雰囲気をさらに醸し出しているのです。

オハナシとしてはもちろん最終的にゴジラが「飛行」もしてw勝つんですが、なんとも不思議な感じのゴジラ映画でした。

*1:ドロドロしたものをモチーフにした007オープニング風とも?