代々木→代々木上原の連絡乗車券

代々木から代々木上原への片道乗車券です。


新宿を接続駅とするこの区間には10円の乗継割引が設定されています。
JR東日本0.7km 140円、小田急電鉄3.5km 160円の合算から10円を引き、290円が発売額です。

かつて乗継割引が適用されている連絡乗車券は、マルスシステムに運賃が登録されている区間でも自動改札機に対応しない120mm券で発券されていましたが、いつの間にか改修されたようで85mm券で発券されるようになりました。
2014年4月の運賃改定に合わせて変更されたのでしょうか。

この区間は自動券売機でも連絡乗車券を発売していますが、ICカード乗車券で乗車するとJR線133円、小田急線154円で合計287円に乗継割引が適用され277円です。紙の乗車券より13円安価となります。連絡乗車券を窓口で買う需要はほとんどないかもしれません。

なお、代々木駅のみどりの窓口は11月14日で営業を終了します。



新宿を接続駅とするJR東日本小田急電鉄の連絡範囲は以下のとおりです。
JR東日本(※):東海道本線、山手線、赤羽線南武線鶴見線武蔵野線横浜線根岸線横須賀線、相模線、伊東線中央本線 東京〜塩山間、東北本線 東京〜宇都宮間・尾久・北赤羽〜北与野間、常磐線 日暮里〜友部間、高崎線総武本線 東京〜八日市場間・秋葉原錦糸町間、京葉線外房線 千葉〜蘇我間、成田線 佐倉〜成田空港間
小田急電鉄小田原線江ノ島線
東日本旅客鉄道株式会社 旅客連絡運輸取扱基準規程別表(以下、連基別表)の前文により、連絡範囲が特定都区市内の中心駅を含む場合はその特定都区市内各駅が連絡範囲です。それを踏まえ過去の連基別表は、特定都区市内に含まれない駅・路線名のみを表示(中央本線の場合、吉祥寺〜塩山間。東京〜西荻窪間は表示せず)することに加え、全区間が特定都区市内に含まれる路線、例えば山手線・赤羽線鶴見線根岸線などは連絡範囲に現れることはありませんでした(東京メトロ線・東京臨海高速鉄道線などを除く)。
しかしながら、いつ頃の連基別表からか一部の連絡会社線においてはこれらの駅名・路線名についても明記されるようになっています。なお、特定都区市内中心駅が連絡範囲として記されている場合は今までの表記に近い形となっています。例えば流鉄線は「東京都区内、横浜市内、東北本線 川口〜大宮間・戸田公園〜北与野間、常磐線 松戸〜取手間、総武本線 市川〜千葉間、京葉線」です。今までであれば「東京、横浜、東北本線 川口〜大宮間……」のようになっていました。
今回より連基別表の表記に倣った記述とします。


上記の内、乗継割引が設定されているのは以下のとおりです。
JR東日本:山手線 原宿〜高田馬場間、中央本線 信濃町東中野
小田急電鉄小田原線 南新宿〜代々木上原