誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

理工系に興味のある中高生対象のライティングの授業を担当することになりました(単発)

 筑波大学にGFESTという理工系・科学技術に興味のある中高生をサポートするプログラムがあるのですが、そこで(アカデミック/テクニカル)ライティングの授業を担当することになりました。とりあえず今回のみです。
 プログラムのメンバー対象なのですが、一応当日のプログラムは以下のようになっています。

このプログラムがどういうことをやっているのかというのは次のページを見るのが一番イメージがわくのではないかと思います。国立研究開発法人科学技術振興機構のグローバルサイエンスキャンパスというプロジェクトなのだそうです。

何をやるか

 事務局の方と打ち合わせも行ったのですが、実際にはアカデミックライティングの概論のもう少し手前の辺りの話をやることになりそうです。事実と意見の区別とか、論理的とはどういうことかとか、根拠や証拠を示すとか…(実際には大学の授業でもやりますけどね)
 パラグラフライティングの導入ぐらいやりたいところですが、75分1コマで1回限りというライティングの授業としてはかなり厳しい設定なので、無理かもしれません。文章や段落の構造の話ぐらいでも盛り込めれば良いのですが。
 こういう単発型の授業の経験があまりないのでまたちょっと準備に苦戦しそうです。

なぜ引き受けたのか

 夏休みも仕事まみれでこれ以上お仕事を増やせるような状態ではないのですが、こういうプログラムに人文系の研究者・教員として関わることができるのは重要だと思いますのでやることにしました(私が断っても、もっと適任の他の人文系の方に話が行っただけのような気もしますが)。
 恥ずかしながら私自身、このお話をいただくまでこのプログラムの存在自体を知りませんでした。内容を知ってかなり驚いたのですが、かなり手厚いというか豪華なプログラムですよね。最近この話ばかりなのですが、もうほんとに忙しすぎるのでなかなか自分が関わらない組織の取り組みに触れる機会も時間も無いのですよね。そういう意味でも良い機会だと思いました。