単衣:背縫い・脇縫いの始末2  


3日休んで縫い縫い再開です。
この3日の間に、和裁教室でのテキスト・ノートをもう一度見返しました。
すると・・・「薄物は背縫いなどの始末は絹布と同じ」とありました。

うぅ・・・背伏やっぱりつけないといけないかしら・・・。
悩みましたが、折角なのでつけることに。
で早速近所で入手してきました。

でも今日は背伏までいけませんでした。
絹布と同じということは脇の縫い代も耳ぐけではなく、トンネルぐけ
なのですよね。
くけ・・・すっごく少しずつしか出来ないんです、私。


まずは脇の縫い代を前身頃側に5厘のきせをかけて倒してアイロン。
その縫い代を開くときに、後ろ身頃側の縫い代を前身頃の縫い代に3分のきせを
かけるようにして開きます。


上の左側が後ろ身頃、左側が前身頃になります。
折ったきせ山の少し下を脇縫いに沿ってもう一度2枚の縫い代だけ縫います。
それから両側の縫い代の耳を3分折ってくけますが、その前に折り山をシロモで
とめます。
全体では下のようになります。



シロモ面倒くさいですが、そうしないと待ち針でとめまくらないとヨレたり、
ツレたりしてしまうので、しょうがないです。
でもこうすると、くけはいくらか楽になります。

くけでは糸が見えにくいので、日が暮れたら作業終了。
4箇所ある脇のくけのうち、1箇所しか出来ませんでした・・・。
糸が見えにくい分、汚いくけの糸目も見えにくくていいのですがね。