カクテル入門(1)


夏。夏こそカクテル。風呂上がりに、キンキンに冷やしたカクテルを一杯、なぁんて、けっこうオトナの雰囲気ですよね。でも正直、カクテルって敷居が高い面があります。バーに飲みに行くと高いし、道具を揃えると高いし。そこで当ブログでは、一般家庭にありそうな物を使って、お気軽カクテルを作ってみることにしました。タイトルに(1)と付けましたが、連載するかどうかは未定です。
カクテルっていうと、やっぱりシェイカー振って作るイメージですよね。本当はもっとお気楽に、ビルドとかステアでも十分美味しいカクテルが作れるんですけど、今回、あえてシェイクで行きます。シェイクして作って、気分はバーテンダー。何より、気分にひたって楽しみましょう。
道具はこれ。お茶の空き缶、名付けて「お茶缶シェイカー」。茶こしは「ストレーナー」と呼んでください。メスカップは100ml用。この小さなメスカップが以外と珍しいです。ない場合は計量スプーンで代用できます。

お茶缶はシェイカーとして使用する前に、よく洗って下さい。水を半分くらい入れ、洗剤を一滴。蓋を閉めて、10回くらい振ります。(シェイクの練習になります。)洗剤をきれいに洗い流し、できれば乾燥させておきたいところです。


材料を揃えます。今回は、ジンとオレンジジュースをシェイクして「オレンジ・ブロッサム」というカクテルを作ります。お好きなジンを1本用意してください。(1本あれば良いんですけど、カッコつけて並べてみましたw)

左後方に、ジュースも見えます。ジュースは、本当は生絞りが美味しいんですけど、100%のであればOK。


さあ、作りましょう。氷が溶けないように、ささっと作ります。


氷をシェイカーに入れます。フタが閉まる程度に、たくさん入れます。


ジンを計ります。今回はオーソドックスに40ml。スプーンだと、大さじ一杯で15mlです。


ジンをシェイカーに入れます。氷がどんどん溶け始めるので、ここから本当に急いで。


オレンジジュースを計ります。20ml。カクテルの多くは、合計60mlになるように作ります。2/3とか1/3とか表記されている場合、60mlをかけ算して下さい。


オレンジジュースをシェイカーに入れます。急げ、急げ!


フタをしめて一安心。


ここでシェイク。シェイクについてはいろいろな人がいろいろな本でいろいろな事を語っていますが、私は『手早く、激しく』をモットーにしています。10回もシェイクすると、手に冷たさが伝わってきます。そしたら終了。(両手を使うので画像が撮れません。一番大事なところなのにねぇ…)


グラスに注ぎます。ここでストレーナー登場。氷がグラスに入らないようにするための物です。

グラスは、逆三角形のカクテルグラスがあれば最高ですが、なければワイングラスでも。脚付きのものが良いですね。格好だけじゃなく、グラスを持つ時には脚を持つんです。手の体温で飲み物がぬるくならないように、ってことです。


オレンジ・ブロッサムのできあがり。

オレンジ・ブロッサム (Orange Blossom)

  • ジン…2/3
  • オレンジジュース…1/3
  • シェイクして、カクテルグラスへ

感想→残念。水っぽい…。作ってる途中でこんなに画像撮ったりしていたから、仕方ないですね…。あと、ジン2/3はちょっと強いですね。1/2、1/2くらいが良いかもしれません。





せっかく道具も出したし、氷もまだあるので、もう一杯、今度はオリジナルを作ってみました。界隈の皆さんにはお馴染みの、「アシラサワー」をヒントにしたショートドリンクです。

アシラ№1

  • 焼酎…1/3
  • オレンジジュース…2/3
  • シェイクして、カクテルグラスへ

感想→まあまあかな。比率はいろいろ試してみるべきだと思いました。その時の気分で変えてみるのも、自分で作ることのメリットです。


オリジナルカクテルを作る時は、最高の比率を求めて何度も試行錯誤するものですが…試飲しているうちにどんどん酔いが回ってきて、そのうち寝てしまう…っていうのがパターンです(笑)。今宵もそのパターンにはまり、さっきまで寝ていました。
さっさと寝なくちゃいけないところですが、せっかく画像も撮った事だし…と、こんな深夜に更新したところです。うひょー、早く寝なくちゃ…。