2006-03-04 それをやりにおれが生まれてきた。そのことだけを考えればよい。
弥生 壬辰 夕月
■本日観た映画
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: DVD
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小説が原作の『県庁の星』を観てきました。
どこかで観たような展開の映画ですが、邦画としては面白い部類に入ると思います。
但し、労働経験(学生のアルバイトも含む)が無いと、面白さが充分に理解できないかもしれません。
逆に、現在社会人の方は非常に話に入りやすいと思います。特に、(経営者が無能な)スーパー勤務経験者は共感を得られると思います。
内容は、こんな都合良く物事上手く運ぶわけが無いと思えるような展開が有る他は、実際にあっても可笑しく無いようなお話です。
まあフィクションですので、この辺りのご都合主義的展開を排除して、リアリティを追求しすぎると、エンタテイメントとして成立しなくなるので、あの結末に不満は全く無いです。
しかし、原作がそうだったのか知りませんが、非常に官民共に害悪ばかりクローズアップされていましたね。前半部分は思わずコメディかと思ってしまった程です。
各地の都道府県庁のお役所仕事に不満を持つ人は多く居ると思いますし、実際私もそう感じますが、ここまで悪し様に描かれていると、逆に県庁職員を擁護したくなってしまいます。「確かに官僚的な仕事しかしない人間もいるが、そうでは無い職員だって沢山いますよ」と。
一方、メインの舞台になるスーパー勤務の方も、典型的な「労働者」ばかりでしたね。
現状の問題点に対する改革案を、「以前からこうだった」と理由で受け入れないスタンスは、実際に私も観たことがあるので、思わず「あるある」と頸を縦に振ってしまいました。
職場にマニュアルが無かったり、パートに仕事を丸投げしてしまう経営者等、実際に有る事ですが、その厭な部分を上手く映像に出来ていたと思います。
後、個人的な嗜好の話になるかとは思いますが、こういった「お仕事」の物語に恋愛的要素を絡めるのはどうかと思います。メインのテーマ一本に絞ったほうが良いと思うのですが、世間一般の他の方達は色恋沙汰が絡んでいるほうが好みなのでしょうか?
恋愛を観たければは恋愛映画を観れば思うのですがどうなのでしょう?
以前も書きましたが、私はメディアミックス作品は、原作よりも劣化するものだと思っていますので、この『県庁の星』も、きっと原作は映画以上に諧謔に充ちた傑作なのだと推察します。
一度、原作も目を通してみたいものです。
■本日購入の書籍
と言う訳で、
- 作者: 桂望実
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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