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書痴の歳時記

2009-10-03 猫宏美さん21歳ね!?

ゲゲゲの鬼太郎』5−23追記 12:49

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第二十三話「美食家!?さざえ鬼」に登場する妖怪は章題にあるように「さざえ鬼」です。

原作漫画では「さざえ鬼」に登場しています。この話が今回の原作になっており、大分アレンジされていますが、概ね原作に沿った展開です。食通といったキャラクタ設定や、プレスして鬼太郎を食べてしまう点、食べられた鬼太郎が毛穴から脱出するシーンなど、全て原作にあります。

個人的には、下駄までおいしく食べるところがポイントが高いです。

アニメでは、一期第三十三話「さざえ鬼」、三期第十四話「不老不死!?妖怪さざえ鬼」、四期第十七話「海奇!妖怪さざえ鬼」に登場しています。いずれも鬼太郎を食べようと画策しています。


原典は鳥山石燕の『画図百器徒然袋』の「栄螺鬼」です。

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絵画に添えられた解説文は下記のとおりです。

雀海中に入てはまぐりとなり、田鼠化して鶉となるためしもあれば、造化のなすところ、さざえも鬼になるまじきものにあらずと、夢心にもおもひぬ

中国の諺に「雀海中に入って蛤となる」というものがあります。古代中国の俗信では、晩秋に雀が集まって騒いでいるのは、海の中へ入ると雀が蛤に変化すると考えられていました。その俗信から、物事が大きく変化することのたとえとしてこの言葉が生まれました。

石燕は、この諺に引っ掛けて、雀が蛤になるならサザエも鬼になるだろうと考えて、栄螺鬼を作り出した模様です。

つまりは鳥山石燕のオリジナル創作妖怪と言う訳です。サザエにまつわる妖怪譚はあるにはありますが、この栄螺鬼は直接関係がないようです。


第二十九話「ネコ娘妖怪バスツアー」に登場した妖怪狂骨、第九十八話「おやじ大充血!勇者鬼太郎」に出演の妖怪文車妖妃は既に解説済みなので割愛します。

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