進撃の巨人を読んでみたこと
眠い。帰ってきたらとっとと寝ればよいのでしょうが、それなりにうだうだしてから寝るじゃないですか。そうすっと2時くらいになっちゃって、朝が眠い。おはようございます。
進撃の巨人を読んだんですよ。少し。少し前に。そんでああこれはなあ、いつか書かないとなあ、と思っていたのです。
全部はもちろん読んでいないし、アニメも見ていないし映画も見ていないわけです。主人公が巨人になるところまでは読んだかな。
ええと、俺はこの漫画好きじゃないです。別にもうこれ以上読みたいとは思わない。
まず、絵が好きじゃなくて。なんかごちゃごちゃしていて。絵がごちゃっというと藤田和日郎さんもそうなんですけど、藤田さんのはごちゃっとしているというより線が太いイメージで、俺は好きなんです。ですけど、これはあまり。スキじゃないというか読みにくい。
あと、キャラの名前が覚えられなくて辛い。これは多分年齢のせいです。
それと、ミステリーとしては長すぎる。ということですね。段々明らかになっていくそれが、全編を通して長すぎちゃって、最初どんな話だったっけとか、伏線が小さすぎて、回収されているタイミングでもはや覚えていないです。インパクト弱いんですよね。
あとはそう、巨人という設定そのものがインパクト強すぎちゃって、単なる「外敵」というものと戦う物語であるのに、巨人にフォーカスが行っちゃうんですよ。見ている側(俺)の。
なので、結局なに? っていうところで止まっちゃって、入り込めない。
まだ連載中でこれから色々と明らかになっていくんでしょうが、ちょっとおじさん付き合っていられないなという感じでした。
主人公たちの活躍を手に汗を握って見守るということもできず、彼らの苦難に涙することもできないです。
人死にすぎです。あの状況で人間界が壁の内側だけで保たれているのもよくわかりません。あとなんか主人公の1人がスーパーマン過ぎて笑えません。
まるで黒子のバスケを読んでいるかのような超能力は、読んでいて萎えるものがあります。
描きたいものがあって物語があるんだろうなあとは思うんですが、描けていないんじゃないかなあといった感想であって、そういうことを思った時に、よくあれで売れたな、話題になったな。ということを思いました。
ファンタジーとしては面白いのでしょうけど、それって好き嫌いが別れる所だと思うんですよね。
そんでもってなんでこれ俺、今書こうと思ったのか自分でも不思議だったんですけど、ファンタジーって書いたところで「ああ、SEKAI NO OWARIを聞いたからだな」って思いました。両方共ファンタジーで、世界観が似てるんじゃあないですかね。