フォトリーディング勉強法

フォトリーディングで最初にすることは、目的を明確にすることです。

私の場合には、「大学合格」という明確な目標がありましたが、さらに、「何のために大学へ行くのか」「どんな人生を歩みたいのか」を明確にすることで、モチベーションが高まりました。

また、試験の目的は合格点をとることであり、決して満点をとることではないことを知ることによって、ゆとりをもって、試験に臨むことができるようになりました。

次に「みかん集中法」という、画期的なリラックスモードに入るやり方を学んだおかげで、いつでも、どこでも、緊張せずにリラックスしながら集中できるようになりました。

これは、試験会場において、とても役立ちました。

もちろん、それ以外においても、電車の中、バスの中、トイレやお風呂、食事中でも、瞬時に集中モードに入れるので、細切れ時間をとても有効活用することができました。



フォトリーディング勉強法のやり方

まず、各科目ごとに、メインとなるテキストと、そのテキストに準拠した問題集を2冊用意します。

この問題集は、同じ問題集で、仮にA問題集、B問題集としておきます。

最初にテキストをフォトリーディングします。

次に、A問題集に、解答集を見ながら、答えを直接書き込んでいきます。

そのあと、休息時間をとって脳の中で情報が整理する時間をとります。

そのあと、B問題集をノートに解答していきます。

そして、できた問題には○、できなかったものには、×を、B問題集に書き込んでいきます。

できなかった×がついている個所を、テキストに戻って読み込みます。

ポイントは、テキストをフォトリーディングした後、いきなり、テキストで活性化をして読み込むのではなく、問題集を解いてみて、できなかった個所を集中的に見ていくということです。

そのほうがテキストで理解してから問題集に入るよりもずっと効率が良いのです。

その後は、A問題集をフォトリーディングしB問題集を解いていきます。

そして、できた問題には○、できなかったものには×をB問題集に書き込んでいきます。

できなかった×がついている個所を、テキストに戻って読み込みます。

後はその繰り返しです。

すると、B問題集に○がどんどん増えてきます。

B問題集の両面ページが○で埋まったら、思い切ってそのページは破ってしまいます。

なぜなら、そのページは理解しているので、もう必要ないからです。

すると、B問題集は、やるごとに、どんどん薄くなってきます。

それが、モチベーションを高め、やったという達成感を感じることで、ますますやる気になるのです。あとは、英単語集や、歴史用語集などは、毎日、パラパラとフォトリーディングをしました。

フォトリーディングのなんといってもいいところは、覚えようとしなくていいところです。ですから、ゆとりをもってパラパラめくるだけで、無理なく、ストレスなく、自然と知識が吸収できるのです。

超丸暗記法

 英単語カードは文房具店や100円ショップで売られているが、この手法では専用の英単語カードではなく、厚めの紙を英単語カード大の大きさにカットしたものでも代用できる。また覚えるべき対象は英単語に限らない。

 準備は、普通の英単語カード作成と変わらない。英単語を暗記するなら、オモテに英語を書き、ウラに日本語の訳語を書く。1つのセットはカードを70枚程度にするとよい。

 暗記手法だが、通常の英単語カードのようにリングで綴じたものをめくるのではない。まず、リングからカードを外して、カードの束をテーブルに1つの山にして置く。これを1枚ずつめくる。トランプや花札をめくる感じだ。

以降の手順は次のようになる。

1. 第一段階は単語と日本語訳を見て、一通り記憶します。
2. 日本語訳を隠して英単語だけで訳が言えるか確かめ、言えなかったものにチェックを入れる。
3. チェックが入ったものだけを一回りさせ、それでも訳が言えなかったものにさらにチェック入れていく。
4. 5〜6個ぐらいチェックがついた単語もスラスラと訳が出てくるようになれば第一段階は終了です。
5. 第二段階は英単語の方を隠し、日本語訳だけを見て英単語をすべて言えるようにする。
6. 第三段階は一通り覚えたと思ったら、今度は単語の順序をアトランダムに入れ替えて同じ作業をします。

さらに、就寝前にすべての単語に目を通して寝ることも忘れずに。睡眠中は忘却率がきわめて低くなるため、この就寝前の確認作業はとても効果的なのです。

シュリーマン記憶術

 ハインリッヒ・シュリーマン(1822−1890)については、ドイツの一寒村に牧師の子として生れ、貧困の中から商人として巨万の富を築き、その富を使ってトロイアなどエーゲ文明の遺跡を発掘した立志伝中の人物として知らぬ人はいないであろう。

 彼の成功物語は「古代への情熱」(岩波文庫など)の第1章で自ら語っているように、数奇なロマンに溢れたもので、伝記文学としても白眉のものといえる。

 彼はいかにして、巨万の富を築くのを可能にできたのか。その大きな理由はその類まれなる「語学力」にあった。10数カ国語を自由自在に駆使し、他の商人よりいち早く情報を把握してビジネス・チャンスを次々に掴んで富を築いて行ったのだ。

 彼は多くの外国語を極めて短期間に習得した語学の達人と言われている。
 そこで今回は特に彼の語学習得法の秘密に焦点を当てて述べてみたい。

 彼の勉強法は、「古代への情熱」第1章に述べられている。

(1) 非常に多く音読すること。

(2) 決して翻訳しないこと。

(3) 毎日1時間あてること。

(4) つねに興味ある対象について作文を書くこと。

(5) これを教師の指導によって訂正すること。

(6) 前日直されたものを暗記して、つぎの時間に暗誦すること。

[ICレコーダーで記憶しよう

勝間和代さんに影響されて

SONY ステレオICレコーダー 2GB ICD-SX88

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を思い切って買ってみました。約一週間使ってみて思ったことは3個あります。

1音質がいい
2倍速が簡単に切り替えられる
3録音がボタン一つで簡単


?ステレオハイクオリティーモード(STHQ)で初めて録音したとき感動しました。

?−75から+200%まで即座に切り替えられるのでいちいちmp3などを編集しなくてもいい。速聴におすすめです。

?録音するのがめんどくさかったらなかなか使わなくなってしまいますから、これは重要。

Vocabulary Treeの作り方 その2

Vocabulary Treeの作り方 その2

前回は、Vocabulary Treeを作る手順を、大まかに説明しました。

今回は、実際に「THE E-MYTH REVISITED(MICHAEL E.GERBER著)」からVocabulary Treeを作ってみましょう。

 

まず、前回のメールでお話した手順で準備を進めます。

A4の紙を用意して、単語力を増やす分野を決めます。
 

う〜ん、これを読んでいるあなたは、どんな分野の単語を勉強したいかな?

決めました!それでは、「マーケティング」で行きましょう!
 

分野が決まったら、「THE E-MYTH REVISITED」のContents List(目次)を見て、この分野が学習できそうなチャプターを探しましょう。
 

第1章から、ず〜っと、見ていきまして...。

ありました!第17章に

「Your Marketing Strategy」

という題名を見つけました。

この題名なら、マーケティングに関連する単語が、たくさん見つかるはずです。
 

次は、「マーケティング」に関連するグループを3つ考えます。

えーと、マーケティングマーケティング....。

そう!マーケティングといえば、まずはお客さま。『顧客』ですね。

次に、この章の題名にもある『戦略』、そして3つ目として『ツール』を設定しました。

これに「その他」を加え、4グループにしました。

 

チャプターとグループが決まったので、早速、A4の紙にマインド・マップを描く準備をします。

 

さて、ここまで書けたら、洋書は一端置いておき、あなたの頭の中にあるマーケティング用語を書き出しましょう。日本語でOKです。書いたら辞書をひいて、単語も書きましょう。

私が書き出した用語は次のとおりです。

 

『顧客』グループ

・コミュニケーション(Communication) ・利益(Benefit)

・ターゲット(Target) ・満足(satisfaction) ・顧客リスト(client list)
 

『戦略』グループ

・低予算(Low cost) ・プランニング(Planning) ・テクニック(Technique)

・USP(USP) ・価格(Price)
 

『ツール』グループ

・小冊子(booklet) ・口コミ(word of mouth) ・広告(Advertising)

・新聞(Newspaper) ・お客様の声(Testimonials)
 

『その他』グループ

・感情(Emotion) ・約束(Promise)

・誠実(Honesty)・ロイヤルティー(Loyalty)

 

なかなか思い浮かばない方は、その分野の日本語の本を参考にすると簡単です!

実は、私も神田昌典さんの本を参考にしながら考えました(笑)
 

上記を書き込んだのが、次の図です。

前回も書きましたが、知っていた単語と、始めて知った単語は色を変えておくと、後から見たときに復習がし易くなります。

 

今回はここまでです。

あなたも是非、自分の勉強したい分野の洋書を購入して、Vocabulary Treeにトライしてみてくださいね。次回は、「THE E-MYTH REVISITED」の第17章から、実際に単語を拾ってみます。
お楽しみに。
 

※「THE E-MYTH REVISITED」日本語版:「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 世界文化社

Vocabulary Treeの作り方

Vocabulary Treeの作り方

洋書を読むときに「もっと単語が解ればなぁ」と感じる方は多いはずです。

今回は、単語力をつけるノートの書き方をお話します。Vocabulary Treeです。

 

洋書1冊につき、1枚メモを作るだけで単語力がどんどん身に付きます。

特に、特定分野(例えばマーケティングコーチング、その他どんな分野でも!)の本を
何冊か続けて読み、Vocabulary Treeを作ると効果的です。

読み進む度に「あ、この単語は前の本でも出てきたぞ」と、実感できるでしょう。

 

前回のContents Map同様、今回もマインド・マップの形で描いていきますが、Vocabulary Treeは、洋書を理解するためではなく、特定分野の単語力をつけることが目的です。

みなさんが学習したフォトリーディングの手順や、マインド・マップの描き方とは、手順が多少違う箇所もあります。ご了解下さい。

 

さて、今後、何回かに分けて具体的なVocabulary Treeの作り方を解説します。

このシリーズで使う洋書は、「THE E-MYTH REVISITED(MICHAEL E.GERBER著)」です。
海外でベストセラーになり、日本語訳も既にある洋書です。

(英語初心者でも、洋書と和書の両方を持っていれば、ツリー作りもカンタンですよね)
 

今回は、Vocabulary Treeを作る大まかな手順を紹介します。

実際の洋書でチャレンジする前に全体像を把握しておきましょう。
 

【準備をする】

1.フォトリーディングする
  ・まずは選んだ洋書を読みましょう

 

2.学習する分野を決める
  ・どんな分野の英単語を学習するか決めます

 

3.学習する分野の単語力が得られそうな章(部分)を選ぶ
  ・コンテンツリスト(目次)などから推測して章(部分)を選びます

 

4.白紙を用意して基本情報を書く
  ・用紙の上に洋書のタイトルと学習分野、真ん中に章の名前とページ、日付を書く

 

5.目的に関連するグループを日本語で3つ以上、中心の周りに書く
  この時「その他」という項目も一緒に書き込む
  ・例えば、学習分野が「起業」だとすると、関連するグループは「市場調査」
   「集客」「マネジメント」など。最後に「その他」を入れておきます
 

6.各グループに対して、5つ以上、関連する言葉を日本語で書く
  ・例えば、「市場調査」に関連するのは「消費者」「卸業者」「分析」など
 

7.日本語で書いた言葉の下すべてに、英単語を書き込む
  ・わからない場合は辞書を引いて英単語を書き込みます
 

ここまでで、Vocabulary Treeの準備は終了です。
 


 

次は洋書から英単語を見つけていきます。
 

【洋書から英単語を拾う】
 

8.選んだ章(部分)から気になる単語を拾う
  ・ラピッド・リーディングの要領で気になる単語を指で探していきます
   この時、単語の意味が解る、解らないに関係なく、気になるものを探します
 

9.見つけた単語にはマークを付ける
  ・蛍光ペンや赤ペンなどで直接洋書にマークしていきます
   何回も出てくるが意味が解らない単語にもマークします
 

10.マークした単語をVocabulary Treeに書き込む
  ・この時、意味の解らない単語は辞書を引き、日本語訳も書きます
    

11.既知の単語、知らなかった単語は色を分ける
  ・書き込む際には、意味が解らず辞書で調べた単語は赤、既に知っている単語は青など、色を変えて書き込みましょう。後からみた時、単語学習の足あとになります
 

12.できたVocabulary Treeを別の紙に清書する
  ・洋書から拾った英単語は、関連するグループのエリアに置いていきます   
   色や、絵などイメージを入れて記憶に残るように描いていきます。
 

以上で、Vocabulary Treeの完成です。
 

将来、同じ分野の洋書を読む前に眺めて、復習をしましょう。

次の読書がスムーズになるはずです。
 

言葉で書くと、大変そうですね。

でも、実際にやるととても楽しく、集中して単語の勉強ができます。
 

次回は、実際に「THE E-MYTH REVISITED」を使ってVocabulary Treeを作ってみますので、理解しやすくなると思います。ご興味のある方は、amazon.co.jpなどで購入しておくと良いでしょう。お楽しみに。
 

※「THE E-MYTH REVISITED」日本語版:「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 世界文化社

Contents Mapの作り方

Contents Mapの作り方

今回は自己啓発関連の洋書、「MAXIMUM ACHIEVEMENT」(著:BRIAN TRACY)を例に、基本的なマインドマップの作り方を練習してみましょう。

「MAXIMUM ACHIEVEMENT」は、自己啓発関連の有名な洋書です。

 

さて、この本の表紙を見ると、見出しに大きく書かれているのは、Strategies and Skills That Will Unlock Your Hidden Powers to Succeedという文章です。

 

成功する=Succeed、あなたの隠されたパワー=Your Hidden Powers、という言葉から
この本は、人生を成功させるために必要なことが書かれている、と考えて良さそうです。

 

本の内容に入ってみましょう。パラパラと本をめくると、CONTENTS(目次)があり、さらにめくっていくと、22ページにTHE SEVEN INGREDIENTS OF SUCCESSという小見出しをみつけました。

 

INGREDIENTSは、材料、成分などの意味ですから、人生の成功について大切なことが書かれているようです。また、7つ、と数が決まっているのも良いですね。

後のページから7つのキーワードを探していけば良いのです。

 

そこで、マインドマップの中央には、7 INGREDIENTS OF SUCCESSと書いてみました。
 

このセクションのページをめくっていくと、小見出しになっている7つの項目が次々に出てきました。

Peace of Mind

Health

Loving Relationships

Financial Freedom

Worthy Goals

Self-Knowledge

Personal Fulfilment
 

あとは、この7つの項目の中にあるキーワードを付け足して行きましょう。

私が作ったマインドマップをご紹介します。参考にしてみてくださいね。

 

今回は、本の内容のみをマインドマップにしてみましたが、この内容に沿ってあなたが既に知っていることや、考えていること、実践していることなどを書き出してみるとさらに良いでしょう。あなただけの“人生の成功法則”ができあがりますよ。

 

さて、次回はVocabulary Treeについて解説します。お楽しみに。