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文芸評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』 このページをアンテナに追加 RSSフィード

哲学者=山崎行太郎の政治ブログ
『毒蛇 山荘日記』

2007-11-22

池田信夫君、逃げないでね(笑)。君の日本語は大丈夫か?

池田信夫という「イナゴ並みの無名評論家」(笑)が、大江健三郎『沖縄ノート』裁判に対する曽野綾子の誤字・誤読問題をめぐる僕の冗談半分の冷やかし記事に、真面目に対応して再反論してくれたようなのだが、その再反論なるものが、実は誰にもわからないように、コメント欄の片隅で、ボソボソと書いてみました、というようなものなので、池田大作君じゃなかった、我等が池田信夫君の名誉のために、誰の目にも触れるように、改めてここにしっかり引用しておく。池田信夫君、これで、「イナゴ並みの無名評論家」(笑)を脱して、そろそろ有名になれるかもよ……(笑)。というわけで、以下は、池田信夫ブログ(http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/ec0ed69b8abf25fb6e59671cf0c11beb)のコメント欄から……。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/ec0ed69b8abf25fb6e59671cf0c11beb

大江氏の弁明 (池田信夫)


2007-11-22 16:49:00

山崎行太郎という自称評論家が、予想どおり「反論」しているが、対談記事ではゲラをチェックする人もいるし、しない人もいる。曽野氏は非常な高齢だから、校正は目に負担なので、おそらくざっと見ただけだろう。他のメディアでは正確に表現されている。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/071023/edc0710230343000-n1.htm

So what? この誤字が論旨とどういう関係があるのかね。きみの誤字脱字だらけの記事こそ、ちゃんとチェックしたほうがいいんじゃないの。こんなイナゴ並みの無名評論家の話はどうでもいいが、重要なのは11月20日の朝日新聞の「定義集」というエッセイに書かれている大江氏の弁明だ。

<私は渡嘉敷島の山中に転がった三百二十九の死体、とは書きたくありませんでした。受験生の時、緑色のペンギン・ブックスで英語勉強をした私は、「死体なき殺人」という種の小説で、他殺死体を指すcorpus delictiという単語を覚えました。もとのラテン語では、corpusが身体、有形物、delictiが罪の、です。私は、そのまま罪の塊という日本語にし、それも巨きい数という意味で、罪の巨塊としました>

つまり「罪の巨塊」とは「死体」のことだというのだ。本当にそのつもりだったとすれば、彼の日本語感覚は相当おかしいし、そんな解釈は公的には通らない。また赤松氏を「悪人」と書いたことはないというが、「屠殺者」とか「アイヒマン」とか、もっとひどい悪罵をつらねている。これが日本軍の「タテの構造」をさす記述であって個人のことではないという話も、原文にはなく、法廷で初めて出てきた話だ。「日本軍のタテの構造」が「屠殺者」であるというのは、どういう意味かね。日本語をまともに理解も記述もできない人物が「作家」や「評論家」として営業しているのは困ったものだ。

この反論は、「イナゴ並みの無名評論家」である池田信夫らしく、なかなか威勢はいいのだが、中身がそれにともなっていないから、生来と思われる無知蒙昧を晒している上に、さらに恥の上塗りになるだけなのだが、それにまったく気づいていないようなので、ちっとも反論になっていない。「誤字と校正ミス」を指摘されると、たかが「イナゴ並みの無名評論家」の分際で、あれは「サピオ」編集部のミスだと責任転嫁の大見得を切ったものの、普通、対談であっても著者や発言者が最低でもゲラ校正ぐらいはするもので、責任は本人にあるだろうと指摘されると、今度は、「曽野綾子さんは高齢だから…」とか、「対談記事ではゲラをチェックする人もいるし、しない人もいる。」とか言って逃げようとしているわけだが、はっきり言って、言い訳がみっともない。池田信夫君としては、格好つけて、「サピオ」なんて、ゲラの著者校正もろくろくしない、その程度のいい加減な雑誌だよ、とでも言いたいのかもしれないが、「サピオ」編集長の塩見健さんは、僕も何回も会った事のある人だが、それなりに男気のある人だから、今頃は、池田信夫ごときドシロートにコケにされてかなり怒っていることだろう。さて、池田信夫馬鹿さ加減が濃度百パーセントで爆発しているのは、僕が教えてあげたにも関わらず、いまだに「罪の巨塊」と「罪の巨魁」の区別とその解釈の違いの波紋の大きさが、まったく理解できていない点だろう。いまだに、≪So what? この誤字が論旨とどういう関係があるのかね。≫だと。何が、So what? だよ(笑)。それじゃ、墓穴の掘りまくりだろうが。俺のブログ記事でも読み直せよ。目が覚めるから。ところで、池田は、「大江健三郎の弁明」に八つ当たりしているが、「大江健三郎の弁明」を批判しているところも、そもそも、池田が、大江健三郎の『沖縄ノート』を読んでいないが故に、議論になっていない。アイヒマンの話も、ぜんぜん、わかっていない。ハンナ・アレントのアイヒマン論がらみで、大江健三郎はアイヒマンの名前を出しているわけだが、池田信夫君はハンナ・アレントなんて、もちろん、知っているよね(笑)。大江健三郎は、赤松某旧帝国軍人を、「アイヒマン」のような極悪人だと批判しているわけではなく、ナチスの罪に対する贖罪意識から、後世のドイツの青年達にまで波及するだろう罪を償うために、自ら望んで堂々と公開処刑を要求した「アイヒマン」、そういう「アイヒマン」にも遠く及ばない愚物として批判しているわけだが……。池田君にはちょっと難しかったかな、この論理展開は……。さて、池田君、反論する時は、いつものように「正々堂々」と反論してね。コメント欄の片隅あたりで、ボソボソと反論するなんて、君に相応しくないよ。なーんて、冗談だけど……。So what? (笑)



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