文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小沢潰し」に失敗した検察官僚たちの正体と、その「正義の味方の嘘八百」を暴き出せ!!!


約一週間、「西松建設献金問題」に対する新聞やテレビの「小沢一郎報道」は、前もって仕込んでいたと思われる当局、及び裏の仕掛け人たちの素早いリークや情報操作によって、その過熱報道は、やや一方的な小沢一郎バッシングの方向へ操作されがちであったが、しかしその小沢一郎バッシングの過熱報道の渦中においても、さすがに今回は、そのミエミエの「国策操作」や「情報操作」に、あるいは「検察の暴走」に疑問を呈するマスコミ関係者は少なくなかったが、一週間たち、週刊誌がこの問題を取り上げ始めるに及んで、また新しい局面が切り開かれつつあるように思われる。発売された週刊誌を立ち読みしてみたが、一方的な小沢一郎バッシングと思われるものは、「週刊現代」だけで、ほかは、おおむね中立的、客観的、報道に徹しているように見える、というよりもやや小沢一郎よりというか、「検察」批判の色彩が強いように見える。中でも、あまりらもミエミエの国策操作を仕掛け、日夜、マスコミへの東京地検特捜部しか知らない秘密情報のリークと情報工作に励んだだろう検事たちの正体を暴露し、その経歴や人脈まで表に曝け出した「゛小沢首相゛を潰した七人の検事」が出色である。次期総理が確実視されているにもかかわらず、というより「それ故に」といった方がいいと思われるかもしれないが、今回の稚拙な「小沢一郎潰し」に動いた検察官僚として、すでにマスコミに顔が出ている東京地検特捜部部長・佐久間達哉氏、検事総長・樋渡利秋に加えて、最高検検事・大鶴基成、東京地検検事正・岩村修二、最高検次長検事・伊藤鉄男、東京地検次席検事・谷川恒太の各氏が写真入りで出ている。余談だが、学歴のところに東大法学部卒のなかに、中大法学部卒というのが、何人かいるのが目を引く。彼らは、内心はひそかに目立ちたいと思っているだろうが、普段はあまり表に出る機会のない職業だから、ここぞとばかりにテレビ写りを意識したような、田舎芝居風のケバケバしい、派手なイデタチで登場したのだから、週刊誌の誌面に写真入りで出ると言うことは、これらの検事たちにとってもまことに名誉なことだろうと思う。これは皮肉ではない。日本社会の表舞台に立つ「政治家」や「実業家」に対する彼らの「ルサンチマン(怨恨)」の根本動機の一つがそこにあるからだ。この「西松・小沢事件」からわれわれは何を学ぶべきかと言うと、それは、間違いなく、「企業献金」の問題でも、「政治とカネ」の問題でもまったくなく、文字通り、「検察とは何か」「東京地検特捜部とは何か」という問題だろう。司法制度改革や裁判員制度改革の前に、まずもって、検察官僚や東京地検特捜部の実態と、無能故に政権維持のために検察や東京地検特捜部に依存してしまう政治家たちと結託して政敵を潰す、という怪しいその役割こそ暴き出さなければならない。「検察政局」と書いている週刊誌もあるが、まさにピタリである。この調子で進むと、これからは、検察に平伏し、検察のご機嫌をうかがう政治家のみが、日本国の総理総裁になれるということになれるわけだが、はたして、これらの検事たちは、これだけ顔が割れてしまった以上、大丈夫なのか。







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