文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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東京地検特捜部の発足についてーー参考資料(「」ブログ2009/3/9)

すでに、ネットやブログの世界ではお馴染みになっていることだが、新聞やテレビなど、大手メディアには決して登場しない情報だと思われるので、もう一度、確認しておきたい。「東京地検特捜部の起源と実態」についてである。以下は、某ブログに、「2009/3/9」の時点で、「第一次小沢事件」に際して、掲載されていた記事である。今でも、そのまま通用することは、この情報が正確であることを物語っているように思われる。

 ここで参考までに、東京地検特捜部の発足について述べてみる。



 東京地検特捜部の前身は、敗戦国日本の隠匿された軍需物資をアメリカが接収する為に、実質GHQが創設した組織である。
 東京地検特捜部は、47年(昭和22年)に「隠退蔵物資事件」を契機に、東京地検で特捜部の前身「隠匿退蔵物資事件捜査部」 通称「隠退蔵事件捜査部」が発足した。

 「隠退蔵物資事件」とは敗戦後、軍需物資の燃料・アルミ・銅・貴金属・食料約2,400億円相当(現在の貨幣価値に換算して数十兆円)が行方不明となった。
 この事件について、47年3月、日本自由党世耕弘一が「日銀の地下倉庫に隠退蔵物資のダイヤモンドがあり、密かに売買されている」と発言した。

 この発言を契機に、連合国軍最高司令官総司令部経済科学局長のマーカット中将の指揮の下、日銀の地下金庫を捜索してダイヤモンドや貴金属類を押収し、衆議院不当財産取引調査特別委員会は実態を調査することになった。
 不当財産取引調査特別委員会が調査を開始したところ、その金の一部が大物フィクサー・辻嘉六に渡り、大物政治家に金をばら撒き、政界への発言力を増して、自身に有利な事業展開を図ったことが判明した。
 この事件を契機に、GHQの指揮下にあった検察庁に、隠匿退蔵物資事件捜査部(現・特別捜査部)が設置されたのだ。

 東京地検特捜部から発動される指令を制御する背後組織は今も昔も変わらない。東京地検特捜部の本質は、CIAの出先機関ということだ!
 ここで歴代の政治家と過去の東京地検特捜部が扱った汚職事件とを組み合わせてみる。

 ・田中角栄  逮捕       ロッキード事件
 ・竹下 登   失脚       リクルート事件  
 ・金丸 信   失脚&逮捕  佐川急便献金&脱税(国税庁との連携)
 ・中村喜四郎  逮捕      ゼネコン汚職 
 ・小渕恵三  不慮の急死? (真相解明が必要)
 ・鈴木宗男   逮捕       斡旋収賄
 ・橋本龍太郎 議員辞職    日歯連贈賄事件 
 ・小沢一郎            西松不正献金事件 
 ・二階俊博            西松不正献金事件 

 アメリカの支配者ユダヤの方針は、「民族主義者(愛国者)を潰せ!」である。
 田中角栄元首相は、中国との国交回復をし、更には日本独自の中東外交を展開しようとした。だから抹殺されたと思う。
 アメリカの意に反する者は簡単に潰されるのだ。

 それに恐れをなした国際主義者(売国奴政治家)は、アメリカに媚を売ることしかしなくなった。
 例を挙げれば、清和会の流れを汲む岸 信介、福田赳夫、森 喜朗、小泉純一郎らの元首相連中は、立場が安泰している。
 見事なほど対比しているではないか!! (中曽根康弘もそうだが...。) 

 昭和47年の総裁選を巡る攻防から始まった“三福戦争”は、時代と共に派閥が成長し、各々経世会、清和会と変わっていった。
 批判を承知で思い切った発言をすれば、政権交代が叫ばれる中での政争の大元は、民族主義者(愛国者)と国際主義者(売国奴)との戦いとも言える!
 そしてまた旧田中派の流れを汲む愛国政治家が抹殺されようとしている。


■参考資料。以下は「SN」氏のコメント投稿の再録です。重要な内容が含まれていると思われます。ご一読ください。

SN 2010/01/29 12:51


大きな流れとしては、同意致します。
今回、小沢議員を抹殺するような明らかな官僚の検察機関を使った一連の計画的な秘書逮捕の直接の流れを時系列で俯瞰して見るならば小泉政権時から点と線で繋がる検察と行政の相関がはっきりと浮かびます。
まず原田、松尾、但木、樋渡という小泉政権時からの検事総長ライン。
このラインの中では1999に提唱された裁判員制度導入があります。
恥ずかしいことに松尾は裁判員制度は初めどういうことかよく解らなかったと新聞で答えています。
つまり裁判員制度は金融処理を司法で早く処理するための目的で国民不在に決定されたロードマップであったこと。樋渡は単に司法界のまとめ役でしょう。
そんな中で検察にとって予期せぬ出来事がありました。
三井環の人事に端を発する裏金告発です。
この件で原田明夫検事総長と次の総長の松尾邦弘後藤田正晴の事務所に行って検察の裏金づくりを、三井環内部告発された加納駿亮の福岡高検検事長の昇任人事を官邸(小泉)呑んでもらうように頼む為に頭を下げています。
そうした流れで原田明夫検事総長の指揮の下、三井環は逮捕されました。
三井環は法務関係者から無罪が濃厚と言われいました中で大阪地裁公判中に猶予なすの実刑とする判決文が事前に外部に渡るなど、公正な裁判では考えられない事が起こっています。
検察は三井環が無罪になる事を何より恐れ、入念に司法との談合が行なわれたことに対する心ある法務官僚の間接的な内部告発でしょう。
それから但木敬一検事総長に継がれます。
但木は2008年に退任する時に仕事として防衛費疑惑事件と佐藤元福井県知事と木村元和歌山県知事の逮捕を上げています。
但木のした仕事は防衛費疑惑でフィクサーであった秋山直紀の1億3000万の脱税と収賄、それに繋がる久間自民党議員の収賄逮捕を特捜部長に逮捕許可を出しませんでした。
今や冤罪逮捕とされる佐藤元知事や小沢秘書逮捕の対極にある悪質で充分な証拠が揃っているにもかかわらず。
佐藤元知事は全国過疎地域自立促進連盟会長を兼任して地方の為に改革を是とする有志でした。木村元知事もそうです。
二人の知事は小泉の東京一極集中政策の政策を批判する東大法と京大法卒の地方利権を確保しようとする官僚にとって手強い知事でした。官僚が利益確保の為におかしな処理でやろうとした箱もの処理と郵政改革を犠牲にして担いだ小泉=官僚行政の敵であるのは間違いありません。
但木敬一総長が先輩の原田や松尾と並び得るいかに悪質な総長であったかよく分かります。
そうして2008年7月に樋渡に受け継ぎます。
樋渡は手を伸ばせば難無く届くキヤノン疑惑やかんぽ疑惑を全て無視して就任5ケ月で小沢民主党代表秘書を今や無罪同等と公判で証されつつある無茶極まりない逮捕をしてマスコミとともに小沢議員を代表辞任に追い込みます。

正義を標榜する戦後歴代検事総長の極めて豪華な民間天下りも驚くべきものがあります。
一年ごとにトヨタ自動車日本郵船住友商事セイコー資生堂...の監査や取締役を渡り歩く様は正義とは掛け離れた俗物の象徴のように思えてなりません。

歴代検事総長の派手な天下りに関して戦後から例外はありません。



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読売新聞・日本テレビの正体……社主・正力松太郎は、米CIAの手先(スパイ)だった。


「小沢事件」報道の先陣を切っているのは、明らかに読売新聞である。僕は、今年も、正月元旦は鹿児島県薩摩半島の山奥にある実家に帰省し、世間から隔絶した日常を送っていたが、たまたま初詣の帰りに買い込んだいくつかの新聞を読み比べるまでもなく、ちょっと「変だな?」と思ったことがあった。それは、読売新聞の第一面に、「小沢スキャンダル」がデカデカと出ていたからである。新政権発足後、はじめての正月元旦の新聞のトップに、政権政党の幹事長のスキャンダル記事が出ていることの意味が、その時は、僕にも、まだわからなかった。おそらく、それは小沢一郎幹事長自身にも寝耳に水の話で、民主党議員たちを集めての、政権交代後はじめての「小沢邸新年会」も控えており、表面的には別に問題にもしなかったかもしれないが、その一方で、心中は複雑だったのではないかと思われるけれども、やはり小沢側近の一人である平野貞夫氏(元参議院議員)も反省しつつ、話していたことだが、小沢一郎サイドに、政権交代後の危機管理能力ということに関して「油断」があったのかもしれない。しかし、それはともかくとして、読売新聞は、元旦の新聞のトップに「小沢スキャンダル」記事をデカデカと掲げることによって、小沢一郎及び、民主党政権に「宣戦布告」していたのである。それならば、何故、日本国民が仕事の手を休め、新年を祝っている正月元旦の日に、読売新聞だけが、トップページを使ってまでも、わざわざ宣戦布告しなければならないのか。明らかに、読売新聞を動かしているのは日本人ではないと考えないわけにはいかないだろう。というわけで、改めて「読売新聞とは何か」、そして読売新聞の支配下にある「日本テレビとは何か」について考えてみたい。有馬哲夫、春名幹雄等によって、すでに多くの研究書や暴露本が刊行されているから、多くの人は知っていることだが、読売新聞、及び日本テレビは、「正力松太郎」という社主であり経営者であった人物とともに、戦後、一貫して「米CIA」と深い関係にあった。それを知るには、正力松太郎という人物が、どういう人物だったかを知らなければならないが、まず次のことを確認しておこう。「A級戦犯」としてGHQ連合国軍総司令部)に逮捕された正力松太郎は、特別の使命を帯びて、戦犯刑務所・巣鴨プリズンを出所したと言われている。つまり、正力は、無罪放免と引き換えに、GHQ連合国軍総司令部)の工作員(スパイ)となり、新聞やテレビを通じて、日本国民の中から湧き上がるであろう反米思想や反米活動を抑制し弾圧すべく、情報工作活動を行なうという使命を帯びて、巣鴨プリズンを出所していたのである。ちなみに、公開された「米国公文書」によって、スパイ・正力松太郎のコードネームは、「ポダムpodam」、そしてCIA・米軍の日本支配組織としての読売新聞、日本テレビプロ野球読売巨人軍のスパイ組織暗号名は「ポハイクpohike」だったということも、確認されている。むろん、スパイ活動の使命を託されている読売新聞といえども、普段は、平凡・凡庸な国民のための新聞として、政治的中立性を装いつつ活動していることは言うまでもない。しかし、政治的に緊急事態となれば、つまり今回のように、「政権交代」、「民主党政権誕生」、「民族独立派政治家・小沢一郎の登場」、そして「日米関係見直し」…ということになれば、普段のおとなしい国民のための新聞という姿をかなぐり捨てて、本来のスパイ活動の先陣を切ることになる、というわけであるが、今年の正月元旦の読売新聞は、まさしくそうだったということが出来るだろう。(続)





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月刊日本主宰「佐藤優講演会」のおしらせ

月刊日本主宰 佐藤優講演会のおしらせ



来る1月29日、明治記念館において、佐藤優氏の講演会を行います。
参加希望の方は、月刊日本まで御連絡下さい。


演題は天皇論」を予定しておりますが、他にも現下の政局についての言及もある予定です。


  場所 明治記念館 千歳の間
  日時 平成二十二年一月二十九日(金)午後六時〜
  会費 千円(資料代)

連絡は
gekkan.nippon@gmail.com
03-5211-0096 (月刊日本

まで。